韓国ドラマ『ホン・チョンギ』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想！運命で結ばれた二人のファンタジー・ラブロマンス！

2021年SBS演技大賞で4冠を成し遂げた韓国ドラマ『ホン・チョンギ』のご紹介です。
動画配信アプリLeminoで独占配信されていて、配信中は常に上位をキープしていた話題作！
原作は『太陽を抱く月』や『トキメキ☆成均館スキャンダル』を手掛けたベストセラー作家チョン・ウングォルです。
ファンタジー史劇ではありますが、主人公2人の純愛がとても素敵に描かれていました。
難しさはなくさらっと観て頂ける作品です。
それでは早速、韓国ドラマ『ホン・チョンギ』をネタバレありでご紹介します！

韓国ドラマ『ホン・チョンギ』の主演・注目キャスト

【キム・ユジョン】(役:【ホン・チョンギ】)

・元絵師の病気の父を抱える唯一の女性絵師
・幼いころは目が見えなかった
・父の薬代を稼ぐため高価な絵の模写をして売っている
・明るく元気で前向きな性格

【アン・ヒョソプ】(役:【ハ・ラム】)

・代々水の気を持つ家系に生まれた
・子供の頃、雨乞いの儀式で視力を失った
・父親を王家に殺された過去があり復讐を狙っている
・聡明で穏やかな性格だが「イルウォルソン」という裏の顔を持つ

【コミョン】(役:【ヤンミョン大君/イ・ユル】)

・第三皇子
・絵が好きなロマンチスト
・優しく明るい性格で第三皇子としての品格も持ち合わせている
・ひょんなことからチョンギと出会い、惹かれていく

【ネタバレ】『ホン・チョンギ』あらすじ・感想

運命で結ばれた二人

先王の時代からストーリーは始まります。
権力の為に自らの身体に魔王を宿していた先王は、息子に譲位した後、魔王の封印を試みます。
封印するための御容（オヨン/肖像画）を描いたのが霊妙な絵師ホン画工でした。
魔王の封印は成功しましたが、御容を描いたホン画工の娘が呪いをかけられてしまいました。
産まれたばかりのチョンギ（キム・ユジョン）は魔王の呪いにより視力を失いました。

時は進み9年後、世は大間伐により苦しい時代が続いていました。
国巫のミスは祈雨祭を執り行うことになりますが、それに利用されたのが水の気を持ったハ・ラム（アン・ヒョソプ）でした。
祈雨祭のため都を訪れたラムとチョンギは偶然出会います。
短い時間ではありましたが共に過ごした二人は、明日また会おうと約束をして別れました。
しかし、祈雨祭でラムは視力を失ってしまい、約束は果たされませんでした。

この祈雨祭の日、もう一つ事件が起こっていました。
魔王を封印した御容が燃えてしまい、魔王の封印が解かれましたが、三神の力で魔王はラムの身体に、魔王の目はチョンギに宿されました。
祈雨祭を終えて、目が見えなくなったラムと見えるようになったチョンギ、二人の運命はどうなるのでしょうか。

チョンギとラムの再会

さらに時は流れ、チョンギは絵師になり、ラムは宮殿にある書文観の主簿になりました。
それぞれが、それぞれの場所で平和に過ごしていましたが、お互いに忘れた事はありませんでした。
ある日、チョンギは高価な絵の模写をしたことで人に追われていました。
偶然、見つけて隠れたのがラムが乗った輿でした。
こうして再会したチョンギとラムでしたが、ラムの中に封印されていた魔王がチョンギとの再会により動き始めてしまいます。

そんな時、宮殿の不吉な気を感じた王は封印が解かれてしまった魔王を再び封印するため、霊妙な力を持った絵師を探すようヤンミョン大君（コミョン）に命令します。
第三皇子のヤンミョン大君は王の命令により絵師を探すため梅竹軒画会を主催します。
絵師として梅竹軒画会に参加したチョンギの絵は絶賛され、さらに本物の蝶が絵に止まるという神妙な状況も作り出し、チョンギは御容を描く霊妙な絵師として選ばれました。

無事に御容の製作が始まりましたが、新たな事実が明らかとなります。
それはラムの中に魔王が封印されていることでした。
捕らえられたラム、そんなラムを利用しようとする輩たちの思惑があちこちで密かに動いていました。

魔王の封印、そして幸せな結末

一度、御容が完成しましたが、魔王の封印は失敗に終わりました。
しかしファチャ（絵画の気を食べる鬼）とチャンギが契約したことにより、もう一度御容を完成させ、魔王の封印に成功します。
魔王の身体を宿していたラムは昔のように目が見えるようになり、魔王の目を宿していたチャンギは逆にまた目が見えなくなりました。
そして魔王の封印に成功したことにより世に平和は戻りました。
終盤の魔王封印はドタバタ劇でしたね。目まぐるしくシーンが変わって色々観ている方も忙しかったです。

最後は魔王の封印後、幸せに暮らすラムとチョンギの姿が描かれていました。
ヤンミョン大君は世子となり忙しくしている中、人里から離れたところで暮らす二人を訪ねます。
ラムとチョンギの間には子供も生まれていて、絵に描いたような幸せな家族でした。
運命の二人が、過酷な運命に抗うように幸せをつかみ取り、ハッピーエンドです。

韓国ドラマ『ホン・チョンギ』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ここまで韓国ドラマ『ホン・チョンギ』をご紹介しましたが、いかがでしたか？
そもそも出演者に惹かれて観始めたこちらの作品、内容も大満足でした。
ファンタジーが苦手な方には向いていな作品と思われそうですが、ファンタジーな部分は控えめに制作されていて、ラムとチョンギの純愛が描かれている作品でしたね。
「星空の下で君を思う」
さすが原作が小説なだけあって、設定や感情の動きなどが繊細でした。
2021年SBS演技大賞ではキム・ユジョンが最優秀演技賞、アン・ヒョソプが優秀演技賞、キム・ユジョン＆アン・ヒョソプがベストカップル賞を受賞しました。
さらに悪者を演じたクァク・シヤンがベストキャラクター賞を受賞しています。
また、OSTもかなり注目されましたね。
EXOのベッキョンやMAMAMOO、Aileeなど豪華な面々になっています。
ぜひ、音楽にも注目してご覧ください！！