『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』レビュー｜韓国発・最高のエールムービー！“自分らしさ”を愛するすべての人へ

人生は、ありのままのあなたでいい

2024年、韓国で公開され話題をさらった映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』が、ついに2025年6月13日（金）、日本公開を迎えます。本作は、他人の目を気にせず自由に生きる女性ジェヒと、自らのセクシュアリティを隠して生きる男性フンスが出会い、特別な友情を育んでいく姿を描いた物語です。

「普通に馴染めない」二人が見つけた、最強の関係とは？
世界中で共感と絶賛を集めたこの映画は、「誰かと違ってもいい」「自分らしく生きていい」と、温かなメッセージを私たちに届けてくれます。

🎥【予告編はこちら】

原題：대도시의 사랑법（英題：Love in the Big City）

公開日：2025年6月13日（金）
監督：イ・オニ（『アメノナカノ青空』『女は冷たい嘘をつく』）
出演：キム・ゴウン、ノ・サンヒョン
原作：パク・サンヨン著『大都会の愛し方』（亜紀書房）
上映時間：118分
配給：日活／KDDI
字幕翻訳：本田恵子

自由奔放で恋愛にも夜遊びにも全力投球のジェヒと、ゲイであることを隠して孤独に生きるフンス。
正反対の二人がある日出会い、特別な契約をきっかけに一つ屋根の下で暮らすことになります。

型破りで刺激的なジェヒと出会ったことで、フンスの閉ざされた世界に少しずつ光が差し込み始め、二人は互いの“らしさ”を認め合いながらかけがえのない関係へと進展。大学卒業後も変わらぬ絆を築いていたはずの彼らでしたが、社会に出た二人に予想外の試練が訪れます。

友情とアイデンティティ、そして未来への選択。
彼らが選ぶ「自分らしさ」とは――？

『破墓／パミョ』『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』など話題作に出演。
本作では百想芸術大賞で最優秀演技賞を受賞した実力をいかんなく発揮。恋にも人生にも真っ直ぐなジェヒという難役を、ユーモアと強さを込めて見事に演じています。

Apple TV+のドラマ『Pachinko パチンコ』で国際的な注目を浴びた新鋭俳優。
本作では繊細な内面を持つ青年フンス役を、静かな熱を帯びた演技で体現しています。彼の目線や沈黙に、心が何度も揺さぶられます。

映画のユニークな魅力のひとつが、ジェヒの“元カレたち”の存在です。
フンスとの友情を軸にしながら、彼女の恋愛遍歴もドラマティックに描かれます。

お母さん第一主義の“パピーちゃん”男。ベッドの下で見つかるジェヒとスカートを吸い込む掃除機――笑って泣ける修羅場です。

学園祭で発覚する“浮気の真相”に、ジェヒもフンスも呆然。観ているこちらも「ああ、だからフラグが立ってたのに！」と悔しさ倍増。

一見理想的な彼が、実はとんでもなくコントロールフリークだった……！ジェヒとフンスの絆にも影を落とす存在。

酔った勢いでタトゥーショップに突撃！？ジェヒとフンスの泥酔騒動も必見のコメディシーン。

本作は、第49回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に正式出品されるなど、国際的にも注目される一本です。

社会的マイノリティの生きづらさを描きながらも、登場人物たちの生き様にはユーモアと希望が満ちています。
「ありのままの自分で生きたい」——そんな願いを持つすべての人に響く、極上のエールムービーです。

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』は、ただのラブストーリーでも、ただのLGBTQ映画でもありません。
それは、現代を生きる私たちに「あなたはそのままで素晴らしい」と力強く語りかけてくれる作品です。

恋と友情と、自分自身をめぐる旅。
この夏、ぜひ劇場で、あなた自身の“愛し方”を再確認してみてください。

🎬 2025年6月13日（金）全国ロードショー！

＼＼『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』を見るならここ!!／／

31日間無料のU-NEXTポイントで映画館で見る