アニメの一つの王道ジャンルである、ラブストーリー、ラブコメ。
2次元だからこそ噓くさくなくみられる美男美女の胸キュンな恋物語を楽しめる名作アニメを厳選して9本紹介します。
目次
恋愛・ラブコメアニメおすすめ9選
『ハチミツとクローバー』
美術大学を舞台に、恋愛や将来に悩む学生たちの姿を描いた青春群像劇『ハチミツとクローバー』。
同じアパートで暮らす竹本祐太、真山巧、森田忍はそれなりに楽しく賑やかな毎日の中で、彼らの恩師の従兄妹であり新入生の花本はぐみと出会います。
後にはぐみの親友となる山田あゆみも加わって5人は行動をともにするようになりますが、それぞれに不器用な想いが絡み合い、やがて切ない展開を辿ることに。
ミルトモ 編集部
実写映画やドラマも製作されるほど根強い人気を誇る作品ですが、アニメ版はより原作に近い内容であり、原作ファンからも高く評価されました。
作中に登場する「人が恋におちる瞬間を はじめてみてしまった」というモノローグからも感じられるように、恋をすることによって生まれる緊張感や焦燥感、愛おしさ、ほろ苦さに溢れており、幅広い年代の人が楽しめる作品です。
『僕らはみんな河合荘』
一筋縄ではいかないピュアな恋愛と、下宿で暮らす人々の日常を描いた『僕らはみんな河合荘』。
高校生の宇佐和成は親の転勤によって、食事付きの下宿・“河合荘”で一人暮らしをすることになります。
そこには宇佐にとって憧れの先輩である河合律も住んでおり、何とか距離を縮めたい宇佐でしたが、彼女はいつも本に夢中なうえに無愛想で心を開こうとしません。
河合荘の住人は律以外も強烈な個性の持ち主ばかりで、宇佐は日々振り回されていきますが、元来持っている「人との距離をつかむのがうまい」性質によってコミュニケーションの輪を広げていきます。
爽やかでテンポの良いストーリーが魅力の本作。
ミルトモ 編集部
登場するキャラクターたちと同様に、個性的な声優陣によるアドリブも多用されているそうなので、どこがアドリブなのか考えながら観てみるのもおすすめです。
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『虹色デイズ』
男子高校生4人の友情と恋愛を中心に描いたラブコメディ『虹色デイズ』。
羽柴夏樹、松永智也、片倉恵一、直江剛はいつも行動をともにしている4人組で、部活動もなし、勉強もそこそこに、楽しい毎日を過ごしていました。
そんなある日、ひょんなことから違うクラスの小早川杏奈に恋をした夏樹は、友人たちにいじられつつも、健気に杏奈へのアピールを続けます。
ミルトモ 編集部
少女漫画ながら男子高校生の日常を描いた本作は、笑いあり涙ありで新しい視点から楽しめるラブコメディとなっています。
性格や個性がバラバラな4人は恋愛スタイルも違うことから、さまざまな恋愛観を見ることができるのも面白さの一つです。
また、4人組の声を担当した松岡禎丞、江口拓也、島﨑信長、内山昂輝はそれぞれハマリ役で、キャラクター性をより濃くする演技を披露しました。
ミルトモ 編集部
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
湘南・藤沢を舞台に送るラブコメディ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』。
高校2年生の梓川咲太は、同じ高校の一つ上の先輩であり、国民的人気女優でもある桜島麻衣に図書館で出会いますが、彼女は何故かバニーガールの格好をしていました。
しかし、他の利用客には彼女のことが見えていないようで、咲太は麻衣が都市伝説として知られる“思春期症候群”の一種である透明化現象に悩まされていると知ります。
図書館で野生のバニーガールに出会うオープニング、さまざまな形で現れる思春期症候群など、ファンタジックな要素を詰め込みつつ、高校生のリアルな悩みや葛藤を表現した本作。
ミルトモ 編集部
“青春ブタ野郎”の咲太が麻衣とともにどのような青春、恋愛を経ていくのか…切なくもユーモアに溢れた作品です。
美しく描かれた湘南の空と海が何気ないシーンを印象的にする、そんな特別感のある映像にも注目してみてはいかがでしょうか。
『四月は君の嘘』
中学生のピアニストとヴァイオリニストが互いの才能に触れ、成長していく青春アニメ『四月は君の嘘』。
母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生は、同級生でヴァイオリニストの宮園かをりと出会います。
かをりの情熱的な演奏と天真爛漫な性格は公生に大きな影響を与え、かをりもまた公生の才能に感化されていきます。
二人の若き音楽家の交流を瑞々しく描いた本作。
ミルトモ 編集部
かをりの“嘘”の正体が明かされる頃、ストーリーは様相を変えていきますが、最後まで二人のことを応援したくなる作品です。
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『妖狐×僕SS』
妖怪の“先祖返り”が住まうマンションを舞台とした少し変わったラブコメディ『妖狐×僕SS』。
旧家の令嬢である白鬼院凜々蝶は、表向きは「厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンション」ですが、実際は「妖怪の“先祖返り”が住まうマンション」である“メゾン・ド・章樫(通称・妖館)”へ引っ越します。
そこで出会ったのは、入居者に必ず一人割り当てられる“SS(シークレット・サービス)”と呼ばれるボディガードの御狐神双織でした。
「先祖が過去に妖怪と交わり、その妖怪の血を濃く受け継いで生まれてくる者たち」である“先祖返り”という存在を描いた本作。
特殊な設定のもと、個性豊かな入居者とSSたちが賑やかに、時には襲いかかってくる妖怪と戦いながら、それぞれに交流を深めていく様子を描きます。
ミルトモ 編集部
凜々蝶役の日高里菜、双織役の中村悠一をはじめ、杉田智和や花澤香菜、宮野真守など妖館の住人たちを演じた豪華声優陣の好演にも注目です。
『君に届け』
「貞子」というあだ名がつくほど不気味がられている黒沼爽子。
クラスの中心人物で、明るく爽やかな風早翔太。
不気味がられていながらも、健気にみんなのために行動する爽子に気付き、そのフォローを始める翔太と、自分のことを気にかけてくれる翔太のやさしさに惹かれていく爽子の恋を描きます。
少し普通とは違うけれど、互いに互いを思いやれる優しい二人が織りなす恋愛模様は、無性に応援したくなります。
爽子が、翔太のことを好きな女子から嫉妬をうけるなど、人間ドラマ的な要素もありますが、基本的に優しい人に焦点があたっているので、どのエピソードも最後は爽やかな気持ちになれます。
ミルトモ 編集部
ストレスが溜まっているときに観ると癒されるので、とくに社会人にお勧めのアニメです。
古い作品なので、能登麻美子さん、浪川大輔さん、沢城みゆきさん、中村悠一さんなど、ベテランの域に入りつつある声優の昔の演技を見るのも楽しいですね。
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』
エリートたちが集う秀知院学園の、生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。
互いに惹かれあっている二人が、「相手に告白させる」ために、その優秀な頭脳から生み出される策を弄して頭脳バトルを繰り広げるアニメ…だったはずが、恋愛経験や人付き合いに疎い二人は、少しずれた恋愛頭脳戦を展開していきます。
さらに話数が進むにつれて頭脳戦の回数は減っていき、生徒会メンバーを中心とした青春恋愛コメディになっていくのが面白いです。
美麗な作画、個性豊かな生徒会メンバーの掛け合い、不器用ながらも徐々に距離が近付いていく御行とかぐや、昭和の香りのするOPテーマ、軽妙なナレーションでのツッコミなど、コメディ色の強いアニメですが、四宮家の話や会計の石上優の中学時代のエピソードなど、少し暗めのエピソードもあります。
ミルトモ 編集部
コメディとシリアスの緩急が特徴で、ドロドロした恋愛ドラマが苦手な人でも十分楽しめる恋愛アニメです。
『海月姫』
実家からの仕送りのみで生計を立てるニートばかりが住むアパート「天水館」。
ふとした縁から、自分たちを「尼〜ず」と呼ぶ住人の一人、倉下月海をお洒落に変身させることに夢中なった鯉淵蔵之介が、徐々に彼女に恋をしていく物語です。
海月オタクの月海を筆頭に、鉄道オタク、人形オタク、枯れ専(中高年男性好き)、三国志オタクなど、人生をオタク趣味に捧げると決めた女性たちと、ファッションに人生をかけている少年の異文化交流がとても楽しいアニメです。
ミルトモ 編集部
サンボマスターによるエンディングテーマの素晴らしさ、東村アキコさんらしい弱くて強い女性描写など魅力あふれる作品です。
ミルトモ 編集部
恋愛・ラブコメアニメおすすめ9選まとめ
- 『ハチミツとクローバー』
- 『僕らはみんな河合荘』
- 『虹色デイズ』
- 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
- 『四月は君の嘘』
- 『妖狐×僕SS』
- 『君に届け』
- 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』
- 『海月姫』
以上、ここまでおすすめの恋愛・ラブコメアニメを紹介してきました。
フレッシュで甘酸っぱい気持ちになれるだけでなく、アニメだからこそできる表現も多いので、アニメ好きな方だけでなく、恋愛ジャンルが好きな人もぜひ見てみてください。
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