アニメ『殺し愛』第8話あらすじ・ネタバレ感想!一人敵地に赴くリャンハ……その時シャトーの心は?

出典:殺し愛公式ページ

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賞金稼ぎと殺し屋の歪な関係を描くラブサスペンス『殺し愛』。

命を狙われたリッツランに続き、ジムの身にも危険が迫っていました。

仲間たちを危険にさらした罪悪感から自暴自棄に陥ったシャトーは、リャンハの前で衝撃の行動をとります。

そんな中、客船は港町・バロセラへ到着。

リャンハは自ら取引材料となり、ジノンに投降。

彼とその仲間であるニッカに身柄を預け、ある場所へ移送されます。

シャトーの仲間に危機が降りかかり、敵の前に身を差し出すリャンハ……敵陣の出方が気になりますね。

早速、アニメ『殺し愛』第8話をレビューしていきたいと思います。

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アニメ『殺し愛』前回第7話あらすじと振り返り

大型客船・アルテミシアにて、連絡が取れなくなったリッツランとリャンハを探すシャトーのもとに、リッツランの回線から連絡が入ります。

そこから聞こえたのは居場所を伝えるリャンハの声で、同時に医者も呼んだ方がいいと告げられると、シャトーの気は動転していきます。

リッツランは瀕死の状態であり、か細く息はしているものの時間の問題でした。

回線を切ったリャンハは、上の階のデッキからこちらを見ていた敵・ジノンの存在に気が付き、即座に追いかけますが逃げられてしまいます。

ジノンとほぼ入れ違いで現場に辿り着いたシャトーは、リッツランの状態を見て言葉を失いました。

リッツランがヘリコプターで救急搬送された頃、リャンハと合流しようとしたシャトーのもとにジノンが現れ、リャンハを売るよう依頼されます。

一度は自分の手に負えないと断ったシャトーでしたが、リッツランを瀕死に追い込まれたうえに、母のアンナまで人質に取られており、悩んだ末リャンハに銃口を向けることに。

拳銃を持つ手が震えているシャトーを見て、リャンハは「君の味方だ」と告げます。

シャトーは無意識のうちにリャンハに頼ってしまっていることや身内を危険にさらしている罪悪感から、自分のこめかみに銃口を突き付けました。

それを間一髪のところで阻止したリャンハは「ごめんね」と呟きながら、シャトーの動脈を抑えつけて意識を奪うのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『殺し愛』第8話あらすじ・感想

思い出す記憶

リッツランの意識が戻り、ホークはジムに連絡します。

ジムはシャトーたちが乗っている客船の寄港地・バロセラに向かっている最中でしたが、リッツランの無事を知って一安心。

ホッとしたのも束の間、信号待ちで停車したところへバイクが近寄ってきます。

バイクに乗ったフルヘルメットの人物は車の窓をノックすると、車内で振り向いたジムに発砲しました。

一方、客船はバロセラに到着。

船から降りたリャンハのもとにジノンが駆け寄って来ます。

ジノンは一緒にいるはずのシャトーの行方を問いますが、リャンハは彼女が引き渡しに応じたうえで自分一人が来たことを告げ、「これで取引は成立だろう」と言いました。

その頃、気を失ったままのシャトーは、船内の倉庫のようなところに隠されていました。

寝かせられているシャトーは、幼い頃の夢を見ます。

車の後部座席に乗せられた幼いシャトーは、運転席でハンドルを握る青年――ソン・リャンハに、名前を聞かれます。

ずっと泣きじゃくっていたシャトーは、涙ながらに「シャトー・ノーブル」という名を伝えます。

すると、青年は「君の味方だよ」「必ず君を安全なところへ連れて行く、約束するよ」と言うのでした。

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この「ソン・リャンハ」を名乗る青年は第7話に登場したドニーの教え子のような存在の彼でしょう……「君の味方」という台詞は現在のリャンハと同じですが、どんな関係なのでしょうか。

何者

ジムを撃った人物は、ドニーの手下のトム(岡井カツノリ)でした。

彼はドニーから新たにシャトーを探すよう指示され、バロセラへ向かいます。

その頃、リャンハはジノンに連れられて「お迎えに来てくれている」仲間との合流地点に向かっていました。

そこで待っていたニッカ(森田成一)はリャンハと話してみたいと言い、ジノンに車の運転を任せるのでした。

後部座席に座ったリャンハは、隣にいるニッカに彼らの長であるドニーとの関係を問われます。

山ほど心当たりがあるため、どれかわからないと言うと、ニッカはドニーの本名を教えました。

ドナルド・バッハマン――その本名を聞いたリャンハでしたが、知らない名前だと答えます。

すると、ニッカはリャンハに銃口を突き付け、ドニーがここまで執心しているのは何故だと問いかけ、言いました。

「ソン・リャンハ、あんた一体何者だ?」

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少しは話が通じそうな敵が出てきたと思った矢先に銃口を突き付けてくるニッカ……ドニーの手下たちは手が早い!

一方バロセラでは、船内でシャトーを探す人影がありました。

シャトーに電話を掛けながら、着信音を頼りに居場所を特定。

ついに、気を失っているシャトーを発見するのでした。

只者ではない男

リャンハを移送中の車内では、依然としてニッカが声を荒げていました。

かつて所属していた組織を壊滅させたというリャンハの過去をホーから聞いていたニッカは、ドニーに取り入って再び組織の壊滅を目論んでいるのかと問います。

しかし、リャンハはドニーにもニッカたちにも興味はなく、仕方なく丸腰で付き合ってやっているという姿勢を崩しません。

ジノンが自分の手柄であるリャンハに手を出されるのを嫌がってナイフを構えていたこともあり、ニッカは渋々手を引きます。

それでも一発、拳銃でリャンハの頭を殴打しました。

リャンハが抵抗しようものなら発砲してやろうと考えていたニッカは、リャンハがおとなしく殴らせたことに拍子抜けします。

さらに、側頭部を狙ったのにもかかわらず、リャンハ自ら正面を向いて額を殴らせてきたことに気付き、場慣れした人物だと認識するのでした。

一方その頃、シャトーは船内で目を覚まします。

シャトーを見つけて起こしたのは、頭に包帯を巻いたジムでした。

彼は襲撃の恐れがあると言って、急ぎ脱出を促しました。

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ジムが軽傷で良かったのと同時に、シャトーを見つけてくれたのがジムで良かった……!

錯乱

どこかの屋敷に連れて来られたリャンハは、手錠と目隠しをされることに。

一方、船からの脱出を試みるシャトーはジムの怪我に気付き、彼が襲われたと聞いて衝撃を受けます。

その矢先、ドニーの指示で客船にやって来たトムがシャトーたちの前に現れました。

シャトーはトムのことをジノンの仲間だと察しており、トムもまたそのことを都合が良いと話します。

そこでリャンハが投降したと知ったシャトーは、目を見開いて驚きました。

そんな中、銃口を向けたままにじり寄ってくるトムの隙をついてジムが攻撃を仕掛け、シャトーが仕留めます。

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「後のことは僕が何とかしてあげる」というリャンハの台詞を思い出すシャトーの心情は如何に……。

しばらくすると、気を失って倒れたトムのライダースーツの中から、携帯が震える音が聞こえてきました。

発信者は「Dad」……シャトーは画面を見つめます。

そのDad――ドニーは、なかなか電話が繋がらないことを不思議に思いながらも、ノックされた部屋の扉に目を向けました。

そこにいたのは、ニッカとジノンに連れられてやって来たリャンハ。

目隠しをされた状態の彼に、ドニーは言います。

「ようこそ、ソン・リャンハくん」

アニメ『殺し愛』第8話まとめ

いかがだったでしょうか。

自身だけではなく身内の命が狙われ続け、リャンハが一人敵地へ向かったと知るシャトーの心はおそらく不安定な状態。

その一方でドニーと直接対面することになったリャンハは、次回どんなやり取りを繰り広げるのでしょうか。

物語も終盤に差し掛かる中、今回が初登場となったニッカは今までで一番話が通じそうな敵キャラ。

とはいえ「育ちが良くない」そうで、一度出た手は引っ込められないという本人の言葉通り、凶暴な面も持ち合わせていました。

オープニング映像ではリャンハやシャトーとトランプをしているカットがありますが、まさか味方サイドに加わるなんてことも……?

ニッカの動向に注目ですね。

次回第9話も楽しみです。

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