2006年に放送され韓国や日本でも話題となった作品です。
今や大人な色気を放つ俳優となったチュ・ジフンが皇太子を熱演、数々の作品を経てラブコメには欠かせない女優となったユン・ウネの初出演・初主演作です。
- 韓国にはない皇室を舞台に繰り広げられるラブコメディ
- 世界23ヶ国で放送されて、視聴率は脅威の28.8%を記録した大ヒットドラマ
- 普通の女子高校生がある日突然皇太子妃に!?なんてありえないストーリーが面白い!
それではさっそく韓国ドラマ『宮 -Love in Palace-』のキャスト紹介、あらすじをネタバレありでレビューしたいと思います。
目次
『宮 -Love in Palace-』主要キャスト
チュ・ジフン / 役:皇太子(イ・シン)
- 王位継承順位、第1位の皇太子
- 容姿端麗、博識で嫌味な奴
- 嫌々チェギョンと結婚するが、いつしかチェギョンの明るさに癒されるように。
ユン・ウネ / 役:シン・チェギョン
- ごくごく普通の女子高生
- 裕福な家庭ではないが、両親と弟に囲まれて幸せに育った
- 明るく前向きだけど、恋となると臆病者
キム・ジョンフン / 役:義誠君(イ・ユル)
- 王位継承順位、第2位
- 父を交通事故で亡くし、当時皇太子妃だった母と共に宮殿を追われ海外で育った
- 優しくて育ちのいいお坊ちゃまみたいだけど…。
ソン・ジヒョ / 役:ミン・ヒョリン
- シンの元恋人
- 世界的に有名なバレリーナを目指す高校生
- シンのプロポーズを自ら断ったが、なんとかシンの心を繋ぎ止めようとする
【ネタバレ】『宮 -Love in Palace-』あらすじ・感想
皇室の政略結婚
仁化14(2006)年、現在の王様が病気になったことからストーリーは始まります。
王室の未来のために皇太子シン(チュ・ジフン)の結婚の準備が始まり、前王様が決めていた許嫁がチェギョン(ユン・ウネ)です。
しかし、シンには密かに付き合っている恋人がいました。
バレリーナとして世界を目指すヒョリン(ソン・ジヒョ)です。
シンは結婚の話が出て、顔も知らない許嫁と結婚するのは嫌だとヒョリンにプロポーズしましたが振られてしまいます。
それを同じ高校に通っていたチェギョンが偶然目撃してしまうんです。
これが後々の2人の関係の大きな壁となります。
シンもチェギョンも結婚を嫌がっていましたが、高校生の彼らが親に歯向かうのには限界がありましたね。
そして反抗虚しく結婚することになる2人。
いがみ合いながらも少しづつ距離が縮まっているように見えましたが、まだ高校生の2人なのでやきもきさせられます。
見栄を張ったり、素直じゃなかったり…。
Tomomo
シン(チュ・ジフン)とチェギョン(ユン・ウネ)の間に…。
シンとチェギョンの間には2人が近づこうとすると必ず邪魔をする存在がありました。
まずはシンの元恋人のヒョリン(ソン・ジヒョ)ですね。
プロポーズを断ったクセに、いざシンが他の誰かのものになって惜しくなったのでしょうか、シンと付かず離れずの距離を保ちながらその存在は確実に2人の邪魔でした。
チェギョンはシンがまだヒョリンのことを好きだと思っているので、ヒョリンの存在が見え隠れするとシンの本当の気持ちに気づけないんです。
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そしてもう1人、ユル(キム・ジョンフン)です。
ユルの父が死んでいなければ、ユルは皇太子だったはず。
皇太子だったら、自分がチェギョンと結婚したはずと、チェギョンに想いを寄せるユルはシンを妬みました。
宮殿に挨拶に出向けばチェギョンに会って励ましたり、散歩に連れ出して気分転換させたりと純粋にチェギョンを想っているように見えましたが、少しずつその想いが歪み始めてしまいます。
シンはまだヒョリンを想っている、チェギョンなんか眼中にないんだとチェギョンにとって残酷な言葉を事ある毎にチェギョンに浴びせては、チェギョンが今以上にシンに傾かないようにしていました。
Tomomo
エンディングはハッピーエンド
喧嘩したり、仲直りしたりしながらお互いの存在に惹かれ始めた2人でしたが、終盤に向けて別れは少しずつ近づいていました。
まずはチェギョンが公開生放送で「離婚しようと思った」と発言してしまいます。
数百年続く皇室の歴史の中で“離婚”という言葉はあまりにも大きな傷でした。
怒った殿下に許しを請いますが、チェギョンの立場はどんどん悪い方へと向いていきます。
そして続けざまに起こったのが宮殿の放火事件です。
ユルの母である皇太后妃の策略にシンがハマってしまい、シンは放火の容疑者となります。
そんな中、シンとチェギョンはお互いの気持ちを確かめ合い2人で乗り越えようとします。
しかし、次から次へと起こる問題に、殿下は皇太子妃のチェギョンを外国へ行かせるという決断をします。
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チェギョンが外国へ行くことになり、その責任が自分にあると思ったユルが放火したのは自分だと名乗り出たことでシンの容疑は晴れますが、シンは皇帝の座を姉に譲りチェギョンとの幸せを選びました。
単身マカオに留学したチェギョンは水を得た魚のように幸せそうでした。
そして、シンの本当のプロポーズを受け、2人が結婚した所でエンディングです。
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『宮 -Love in Palace-』まとめ
『宮 -Love in Palace-』は、2006年に放送された作品です。
当時は、韓国ではもちろん日本でも話題になりました。
チュ・ジフン、ユン・ウネにとっては代名詞のような作品だと言えると思います。
2人の名前を世に広げた作品でしょう。
韓国にはない皇室が舞台という斬新な発想、時代劇と現代ドラマが融合したかのような映像や衣装、音楽。
何度見ても最初から最後まで楽しめる作品です。
まだ観たことない人には、ぜひ1度試してほしいです!
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