Disney+で独占配信されている韓国ドラマ『時速493キロの恋』のご紹介です。
バドミントンの世界で活躍する選手の葛藤や苦難、成長、恋を描いた作品です。
事故で選手生命を絶たれた選手、その原因を作った選手、国家代表なのにバドミントンが楽しくない選手、そしてスター選手を姉に持ち日陰で育ってきた選手。
それぞれが抱える問題や、その問題への向き合い方が繊細に描かれています。
問題にぶつかった時に避ける人、正面から向き合う人、一人で解決しようとする人、誰かに助けを求める人などそれぞれだと思いますが、自分だったらどうだろうと考えさせられるストーリーです。
それでは早速韓国ドラマ『時速493キロの恋』をネタバレありでレビューしていきます!
・ヒロインには『禁婚令ー朝鮮婚姻禁止令ー』のパク・ジュヒョンです。
・バドミントンの試合シーンが白熱していて見応えがあります!
目次
韓国ドラマ『時速493キロの恋』の主演・注目キャスト
【チェ・ジョンヒョプ】(役:【パク・テジュン】)
・バドミントン実業団の選手
・姉が有名なバドミントン選手のためずっと日陰で育った
・運動が好きというより、運動しかすることがなくてやっている感じ
・ポジティブなのかネガティブなのか性格も曖昧、才能も曖昧
【パク・ジュヒョン】(役:【パク・テヤン】)
・バドミントンの天才少女と呼ばれるも3年前にいなくなった
・元国家代表選手のメンバー
・テジュンの姉ジュニョンと過去にトラブルがあった
・自分のせいでジュニョンが引退したとして幸せになってはいけないと思っている
【キム・ムジュン】(役:【ユク・ジョンファン】)
・実業団ユニスの選手で国家代表メンバー
・テジュンの姉ジュニョンの元カレ
・テヤンとは親友と言えるほど仲が良かった
・無愛想で無作法、でも心根は優しい
【ネタバレ】韓国ドラマ『時速493キロの恋』あらすじ・感想
バドミントンの世界で
バドミントンの実業団に所属しているテジュン(チェ・ジョンヒョプ)は、試合の途中で監督のやり方に嫌気が差し試合を棄権し、チームも辞めてしまいます。
その送別会で向かった店にはテヤン(パク・ジュヒョン)がいました。
テヤンは3年前、天才少女と呼ばれていましたが、賄賂を渡したとして姿を消していました。
そんなテヤンが強豪チームであるユニスの飲み会の席にいたのです。
テジュンとテヤンは幼いころに会ったことがあり、テヤンをバドミントンの世界に引き込んだのは、このテジュンなのです。
Tomomo
ユニスでのテヤンは3年前の賄賂問題があり虐められていました。
特に以前から面識があるようすのヨンシム(チョ・スヒャン)はテヤンにきつく当たっていました。
そんなユニスにテジュンが移籍して来ます。
テヤンのことを常に気にかけていて心配しているテジュン。
そんなテジュンに混合ダブルスのパートナーになってほしいとテヤンが言い出します。
最初は嫌がっていたテジュンでしたが、引き受けることに。
Tomomo
ペアを組むことになった2人は地方での大会に出場しますが、テヤンが怪我をしたせいでベスト4という成績しか残せませんでした。
そして、テヤンに他のチームへの移籍の話しが持ち上がります。
交際スタート
移籍問題の最中にテジュンはテヤンに告白してキスをしました。
「俺たち付き合おう。君も俺を好きだ」と。
恋愛を経験したことがないテヤンは照れるだけで返事はなく、他のチームへの移籍を決めて監督にそう言いました。
テジュンにだけ告げてテヤンは静かにチームを去ります。
Tomomo
テヤンの移籍の事の発端はユニスのチームメイト、国家代表でもあるジョンファン(キム・ムジュン)でした。
そんなジョンファンにテジュンがお願いをしてユニスの監督が動き、テヤンはユニスに戻れることになりました。
ユニスに戻ったテヤンとテジュンは晴れて付き合うことになります。
そんな時起きた集団食中毒事件。
お見舞いに来たテジュンの両親でしたが、テジュンは寂しさを隠しきれず、一人だけ発症せず寮にいたテヤンの元へ向かいました。
Tomomo
テヤンが3年間過ごした海沿いに出かけた2人。
そこでテジュンは姉であるジュニョン(パク・ジヒョン)が怪我をしたのがテヤンのせいだったということを知らされます。
テジュンがジュニョンの弟だと知らないテヤンのために、テジュンはテヤンを抱きしめて顔が見えないようにして、声を殺して泣きました。
ジュニョンの帰国
海外に行っていたジュニョンが帰国します。
順調に復帰していたテヤンは再び自己嫌悪に陥り、プレーが上手くいかなくなります。
テジュンはそんなテヤンを変わらず傍で支え続けますが、テヤンはジュニョンの選手生命を奪った過去があり、このことがテジュンを苦しめます。
テヤンと親しくするなと言うジュニョンの気持ちも理解できて、自己嫌悪に苦しむテヤンの痛みも理解できるからです。
Tomomo
ジュニョンが引退した秘密が世間に公表されました。
練習で怪我をしたのではなく、酔ってスキー場で事故にあったと・・・。
苦しんでいるテヤンにテジュンはジュニョンが実の姉だと告白しました。
その後テヤンはSNSにジュニョンの怪我は自分のせいだと投稿し、ジュニョンが叩かれていたはずが一夜で矛先はテヤンに変わりました。
ジュニョンはテヤンを呼び出して、過去のことは忘れて他人になろうと言います。
Tomomo
ジュニョンと話した後、テヤンはテジュンに別れを切り出しました。
テジュンは別れたくなくて母やジュニョンを説得しようとしましたが、ジュニョンから「テヤンはこれからあと何回謝るの?」と言われ、仕方なく別れを受け入れました。
別れを受け入れられず辛い思いをしているテジュン。
そんなテジュンの膝に問題があることがわかり、入院することに・・・。
乗り越えた先にあるもの
幸いテジュンの怪我は選手生命にかかわるほどではありませんでしたが、控えている大きな大会には出場できなさそうでした。
別れたテジュンとテヤンはというと、2人とも未練たらたらで付かず離れずの距離を保っていました。
テヤンのお父さんがジュニョンと話をしたことで、ジュニョンとテヤンは無事和解しました。
テヤンのことを追い詰めた私が悪いと言ったお父さん、それを聞いてジュニョンはテヤンも自分と同じだったことに気が付いたのです。
Tomomo
テヤンと混合ダブルスで試合に出たいテジュンはリハビリに励みました。
そして、医者から試合出場の許可をもらいテヤンに一緒に組もうと提案します。
一旦は断ったテヤンでしたが、ジュニョンに許可をもらい引き受けることに。
順調に勝ち進んでいたテジュンとテヤンのペアでしたが、完治していなかったテジュンの怪我が悪化してしまい決勝戦を目の前にして出場を断念します。
しかも出場を止めようとしたテヤンが階段から落ちて負傷、2人揃って入院することに。
Tomomo
テジュンとテヤンの交際に反対していたテジュンの母でしたが、時間が経ちわだかまりが解けたのかテヤンを食事に招待しました。
これでやっと「俺たちやり直そう」とテヤンに言えたテジュンなのでした。
エンディングは一年前、怪我で銀メダルで終わった試合の決勝戦のシーンでした。
韓国ドラマ『時速493キロの恋』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ここまで韓国ドラマ『時速493キロの恋』をご紹介しましたがいかがでしたか。
スポコン、ラブコメかと思いながら軽い気持ちで観始めましたが、重い内容でしたね。
「うーん、うーん」とずっと考えながら観ていた気がします。
捉え方は人それぞれだと思うので、まずは観てほしい作品ですね。
日本で人気急上昇中のチェ・ジョンヒョプ、そしてこれから活躍が期待されている『わかっていても』のキム・ムジュン、この2人を観るだけでも価値はあると思いますよ。
おすすめの作品です!ぜひどうぞ!