『ラ・ラ・ランド』のあの美男美女カップルが、同じくカップルとして出演してる今作。
笑って、泣けて、心が温まる。
よくあるこのフレーズを完璧に再現したラブコメ＆ファミリームービーです！
それではさっそく『ラブ・アゲイン』をレビューしたいと思います。
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目次
『ラブ・アゲイン』作品情報
出典:映画.com
| 作品名 | ラブ・アゲイン |
| 公開日 | 2011年11月19日 |
| 上映時間 | 117分 |
| 監督 | グレン・フィカーラ ジョン・レクア |
| 脚本 | ダン・フォーゲルマン |
| 出演者 | スティーヴ・カレル ライアン・ゴズリング ジュリアン・ムーア エマ・ストーン マリサ・トメイ ケヴィン・ベーコン |
| 音楽 | クリストフ・ベック ニック・ウラタ |
【ネタバレ】『ラブ・アゲイン』あらすじ・感想
ラブコメとファミリームービーの完璧な融合
笑って、泣けて、心が温まる。
映画紹介で使い回されたこのフレーズは、そのままラブコメやファミリー映画の条件にもなりますよね。
この条件は、『ラブ・アゲイン』に関しては、余裕で超えてきます。
『ラブ・アゲイン』は、主人公のウィーバー一家3世代の恋騒動が、抜群にうまくまとまっています。
主人公キャル（スティーヴ・カレル）とエミリー（ジュリアン・ムーア）の夫婦愛。
もう一人の主人公ジェイコブ（ライアン・ゴズリング）とハンナ（エマ・ストーン）の恋物語。
それからキャルの息子ロビー（ジョナ・ボボ）による、子守ジェシカ（アナリー・ティプトン）への叶わぬ恋模様。
それぞれ違う世代の3つの恋愛模様がひとつの映画で楽しめて、そのどれか（あるいは全て）に自分を重ねて見ることができるはず。
最終的には、全てがその人なりのハッピーに落ち着いて、心が温まるのもお決まりですよね！
なんだか忘れてた懐かしい気持ちを喚起させられると同時に、今ある幸せを大切にしなきゃ！って思わせてくれる秀作です！
家族と見ても、カップルでも見ても、友人と見ても、楽しめること間違いなしですね。
人物描写が丁寧で、どんどん話が繋がっていく物語展開で最後まで飽きない！
登場人物が多いのに、それぞれがすごーーく丁寧にキャラ設定されています。
たまに登場人物が多すぎて、それぞれのキャラを掴みきれず置いていかれちゃう感覚になる映画や物語ってありませんか？
『ラブ・アゲイン』は、全くそんな風にはなりません。むしろ、どの人物にもなんとなく自分と重なる部分があったり、悪いやつとは言い切れず、愛着を持っちゃうんですよね。
デイビットの恋に恋い焦がれちゃってる感じも、バーニーの娘が大事すぎる不器用パパな感じも。
なんか、わかるわかる〜って気持ちになっちゃう。カッコよすぎるヒーロー的人物（今回ならジェイコブ）がいる映画はもちろん面白い。
けど、自分の凄く人間臭い部分が反映されてるキャラが出てくる映画は、深みがあって心に残るんです。
そんな群像劇的にも見ることができるこの物語、中盤からどんどん絡み合っていって、終盤に向けてどんどん面白くなっていきます。
その終着点が、全人物が一堂に会する裏庭の場面。最高です（笑）
それぞれがそれぞれの想いを持って集まるから、滑稽なんだけど心が温まる。
最後の最後まで新しい展開が用意されていて、本当に楽しく見ることができます。
笑いながら楽しく見たいけど、ちょっと自分の人生に温かい影響与えてくれる映画ないかなーなんて思ってるなら、絶対『ラブ・アゲイン』ですよ！
とは言っても、マジで美男美女。
物語の序盤はナンパがメインを占めるので、どんだけ居るねん！ってくらい美女が登場してきます。
そして女性を落とすために鍛えられたキャルとジェイコブは、次々ナンパを成功させていきます。
正直、男性はここまでを見るだけでも明日への活力をゲットできるのでは？と思っちゃいますよ。
そして何と言っても、ジェイコブとハンナが、美男美女すぎます。
『ラ・ラ・ランド』のあの美男美女カップルですよ。
時系列は『ラブ・アゲイン』の方が古い映画ですが、『ラ・ラ・ランド』を鑑賞して、この二人のこともっと見たい！って思った人、たくさんいるはずです。
そんな二人が、また見ることができるんですね〜。特にジェイコブのかっこよさは際立ちまくりです！
服装はもちろん、鍛えられた身体！テンポ良くて面白い会話！オシャレすぎる住まい！そして友達を傷つけた奴を迷わず殴っちゃう性格！全て完璧です（笑）
モチベーションUPのための手段としても、私は映画鑑賞の時間を大切にしていますが「いい男になりたい！」と自分を駆り立ててくれるモチベーション映画としては、ジュード・ロウ主演の『アルフィー』と並び殿堂入りレベルですね。
ただ、そんな完璧なジェイコブが恋に落ちたのがキャルの娘であるってこと。そして本当の恋に落ちた時に師匠として仰ぐのがキャルという物語展開は、心が温まるし素敵ですよね。
『ラ・ラ・ランド』や『ファースト・マン』とすっかり売れっ子のライアン・ゴズリング。かっこよすぎます！
『ラブ・アゲイン』まとめ
今日は若手実力派エマ・ストーン30歳の誕生日！今や、賞レースの常連となっている彼女。『ラブ・アゲイン』では真面目な学生・ハンナを、『L.A. ギャング ストーリー』でギャングのボスの愛人・グレイスと、全く異なった役柄を好演！ pic.twitter.com/gUAHTMXkpg
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2018年11月6日
きっと人生のどのタイミングで見ても、楽しく見ることができるこの映画。
イケメンすぎるライアン・ゴスリングと可愛いすぎるエマ・ストーンを見るだけでも価値あり！
心を温めたい時には、ぴったりの作品です。
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