これまでのサメ映画で飽き飽きしてるとしても見るべき作品!
パニック映画の面白さがギュッと詰まった90分をご覧あれ。
- 美しすぎる舞台に映像、そして美しすぎるブレイク・ライブリー。
- 上映時間は90分未満!緊迫を保つ工夫たち。
- 実は登場人物と場所が限られている映画は面白い!
それではさっそく映画『ロスト・バケーション』をレビューしたいと思います。
目次
『ロスト・バケーション』作品情報
作品名 | ロスト・バケーション |
公開日 | 2016年7月23日 |
上映時間 | 86分 |
監督 | ジャウム・コレット=セラ |
脚本 | アンソニー・ジャスウィンスキー |
出演者 | ブレイク・ライブリー オスカル・ハエナダ ブレット・カレン セドナ・レッグ ジャネール・ベイリー |
音楽 | マルコ・ベルトラミ |
【ネタバレ】『ロスト・バケーション』あらすじ・感想
映像美が素晴らしすぎる!もはやブレイク・ライブリーのPV!
本編が始まって最初の10分間。
この10分間を見るだけでも価値があるんじゃないか?
そう思ってしまうほど、この作品の冒頭は完璧に心を掴んできます。
えだまさ
心地良い会話とリズム感、森の中から抜けて現れる楽園のようなビーチ、ブレイク・ライブリーの美貌が映えるショット、そして美しすぎる海中場面。
まるでブレイク・ライブリーのPVでも見てるような気分になります。
この文章を書いてる今も、また観たい!と思ってしまうほどの映像。
ぜひ、一度観てほしいです!
緊迫の90分!無駄の一切ない物語。
最近の映画では珍しく、上映時間はなんと90分未満!
なのに傑作と言っても過言ではない出来!
えだまさ
全てのシーンに意味があり、ダラダラしがちなドラマ部分(今作で言うと家族間の感情)も、かなり端的に大切な部分だけといった感じ。
これが新鮮でありながら、90分間ずっと緊張感を保たせている秘訣です。
えだまさ
場所と登場人物が限られる設定での物語は、主演次第でめちゃくちゃ面白くなる!
過去にも、映画や舞台がシンプルだったり少ない名作は生まれてきました。
例えば『アイ・アム・レジェンド』や『フォーン・ブース』『127時間』あたりが有名作品でしょうか。
こういった登場人物が少ない面白い映画を挙げるなら、実は他にもまだまだあります。
えだまさ
そして今作も、この法則をしっかり守ってくれた名作でした。
強いて言うのであれば、これまでは「男性の主人公」が多かったこの手の作品の中で、女性(しかもめちゃくちゃ美人!)が主人公というのでさらに鮮度は上がりました。
こういう映画が面白くなる絶対条件は「主人公を演じる役者の力量」です。
『ロスト・バケーション』のブレイク・ライブリーは楽勝でこの条件をクリアしています。
細々とした設定がない直球勝負なのがキモとなる。
上述の通りですが、この映画はとにかく無駄や細々とした設定はありません。
えだまさ
そういう細かい話はなしで、「美女vsサメ」と「ナンシーの家族物語」だけで構成されています。
まさに直球勝負。いっさい無駄な情報を与えないあたりが、逆にリアル感を煽っています。
『ロスト・バケーション』あらすじ・ネタバレ感想:まとめ
なぜかわかりませんが、サメって映画の永遠のテーマだったりしますよね。
もちろん始まりは『ジョーズ』。
そして『ディープ・ブルー』『ソウルサーファー』、『MEG ザ・モンスター』。
これまで数々のサメを題材とした映画作品が作られ、定期的に名作が生まれてきました。
今作『ロスト・バケーション』は、間違いなく現代の傑作サメ映画と言えます!
映像美から始まり、緊迫の90分、そして、ブレイク・ライブリーの美しさ、物語の洗練さ。
パニック映画が好きなら、観ない理由はありません!