『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の物語を描いた、マーベル・シネマティック・ユニバースのオリジナルドラマシリーズ『ロキ』。
前回第2話ではTVA(時間変動機関)のエージェントとして活動を始めたロキが、分析官のメビウスと共にミニットメンを殺害する「変異体」のロキを追跡することに。
そして、意外な姿で正体を表した「変異体」のロキの目的とは!?
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ロキ』前回第2話のあらすじと振り返り
分析官のメビウス(オーウェン・ウィルソン)に見染められてTVAのエージェントとして活躍することになったロキ(トム・ヒドルストン)。
さっそくあらゆる時代でミニットメンたちを殺害する「変異体」のロキの居場所を突き止めるために、様々な仮説を明らかにしていきます。
歴史上の様々な災害に身を隠す変異体のロキが、2050年のアラバマでの巨大ハリケーンに出現することを突き止めたロキとメビウスは、完全武装のミニットメンたちを連れて現場へ向かいます。
そこでロキは、次々に他人に乗り替わる変異体の自分に遭遇し、共闘してTVAを乗っ取りタイムキーパーを排除しようと提案しますが、変異体はTVAやタイムキーパーには興味がない様子。
大柄な男に乗り移った「変異体」に苦戦するロキでしたが、その間に本体が次々と盗んだ装置のセットを完了し、そしてついに正体を表したのです。
女性の姿をした変異体のロキ(ソフィア・ディ・マルティーノ)は「あなたなんか眼中にない」というと、タイムドアを次々と起動し、その中に消えていきました。
そして、メビウスの制止を振り切ったロキも、変異体の後を追ってドアの中へ消えていったのです。
マルコヤマモト
【ネタバレ】海外ドラマ『ロキ』第3話あらすじ・感想
変異体を追うロキ
仲の良さそうな女性2人がレストランでマルガリータを飲みながら、注文した食事を待っています。
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2人は食事を待っている間、「冷たいものを食べたときに頭がキーンとする現象」について話していました。
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どうやらレストランでの出来事は変異体がC-20に見せていた幻覚で、そのなかで「タイムキーパーの護衛は何人?」「エレベーターの特徴は?」と質問をし始めました。
初めは戸惑っていたものの、C-20はタイムキーパーへ繋がるエレベーターが金色であることなど、TVAに関する重要事項を答えてしまったのです。
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タイムドアを利用して変異体が移動した先は、TVA本部。
神聖時間軸が大量に分岐し始めたことで、ほとんどのミニットメンが出払っているなか、変異体はエレベーターを目指して移動。
続いて到着したロキもロッカーから取り上げられた短剣を取り出して、すぐさま変異体の後を追いかけます。
ミニットメンたちと戦いを繰り広げ、エレベーターの前に辿り着いた変異体に追いついたロキは、彼女を仲間に引き入れようと戦いながら説得を続けます。
「私に従え!タイムキーパーに会うぞ!」
そこにラヴォーナが現れ、ロキと変異体もろとも剪定しようと迫ってきました。
その瞬間に変異体はロキを人質に取り、タイムパッドを起動させて別の時代に移動。
元に戻ろうと考えた変異体でしたがタイムパッドが充電切れを起こし、2人は2077年、惑星衝突による消滅直前のラメンティス1号星に取り残されてしまったのです…!
惑星ラメンティス1号星
惑星衝突による消滅を控えたラメンティスにて、空から降ってくる隕石を避けながら移動を開始する2人。
変異体は一瞬の隙をついてロキの心を乗っ取ろうとしますが、全く効果がないことに驚きます。
ロキは変異体が自分の心を乗っ取ってタイムパッドを奪い去ろうとしていると考え、魔術でタイムパッドを自分の心の中に隠しました。
「あなたが現れたことで長年の計画が邪魔された」とロキに噛み付く変異体でしたが、とにかくタイムパッドを起動させないことにはこの惑星から脱出できないため、2人は渋々協力しあって電源を探すことに。
変異体は「自分のことをロキと呼ぶな」とロキに注意し、現在はシルヴィと名乗っていると、ようやくその名前を明らかにしました。
ここでシルヴィに対して「ロキらしくない」と話すロキに対して、「ロキらしさって何?」と答えるシルヴィ。
それに対してロキは「独立心や権威、そしてスタイル」と答え、TVA転覆を目論むシルヴィに対して「私ならやらない」と否定します。
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惑星衝突まであと12時間が迫り、2人は死を覚悟して街に残ることを選んだ女性から、住人たちを脱出させようとする「箱舟」の存在を教えられます。
大きな電力がある場所ならタイムパッドを起動させられると考えた2人は、警備員を騙して箱舟が出発する街の中心部へ向かう列車に乗り込んだのです。
愛とは?
列車に乗り込んだ2人は富裕層たちが集まるラウンジに潜入。
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休みなしで移動を続けたシルヴィは少し疲れている様子。
テーブルについて少し落ち着いた2人は、身の上話を始めました。
ロキは母・フリッガが自分が養子でありながら大切に育ててくれたことや、立派な人だったことを語りましたが、シルヴィは自分の親のことをあまり知らないようでした。
ロキはフリッガに教わった魔術で、手のひらから花火を出してシルヴィに見せました。
対するシルヴィは自己流で魔術を覚えたようです。
2人の元にシャンパンが運ばれてきますが、「乾杯、世界の終わりに!」というと、2杯ともロキが飲み干しました。
ここで2人の話題は少々込み入った「愛」という話題に。
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シルヴィに対してロキは、「愛とは」の後に言葉を続けられず、困ってしまいます。
その後テーブルで寝落ちしてしまったシルヴィは、目が覚めて驚愕。
ロキがラウンジの人々やスタッフを巻き込んで歌を披露していたのです!
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その時、シルヴィは男性が1人車両から出て行ったのを見逃しませんでした。
やばい状況であるにも関わらず酔っ払っているロキは、シルヴィに対して「愛は短剣だ。遠くからも近くからも力を発揮する武器であり、自分の姿を映し出す美しいもの。傷つけるまでは…。掴もうとすると消える。」と自分の短剣を見せて説きますが、「ひどい例え」と一蹴されてしまいます。
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その時、案の定男性からの通報を受けた警備員たちがロキとシルヴィを攻撃し、ロキは割れたガラス窓から列車の外へ放り出されてしまいました。
TVAに関する重大な事実が明らかに…
放り出された衝撃でロキの心の中に隠していたタイムパッドが破損し、2人は惑星から脱出不可能になってしまいます。
思わずヒステリーを起こし大声で叫び出したシルヴィは、その後ため息をついて座り込んでしまいました。
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惑星衝突による死と絶望が迫るなか、ロキは箱舟を助けて住民もろとも脱出させる計画を思い立ち、さっそく実行に移すことに。
箱舟の出発地である街の中心部に向かう最中、シルヴィは自分の魔術について話し始めます。
シルヴィが人の心を乗っ取るには肉体的な接触が必要ですが、逆に精神が強い人間だと苦労するということ。
そして相手の記憶にしがみつくことで心を乗っ取り、さまざまな情報を聞き出していたのです。
ここでシルヴィは誘拐したTVAの司令官の話を例に挙げ、彼女からタイムキーパーの情報を聞き出した際、司令官がTVAに入る前の記憶に潜り込んだというのです。
「TVAに入る前の記憶!?」
メビウスやミス・ミニッツから「TVAはタイムキーパーによって創造された」と聞かされていたロキは「みんな知らない!」と言って驚きます。
シルヴィによるとTVAはデタラメで、職員たちはすべて変異体であるということ。
マルコヤマモト
ロキとシルヴィはお互いを信頼し合うことを確認し、この世の終わりに立ち向かうことを決意。
しかし、街の中心部にたどり着いた2人は、箱舟の出航を目前に暴徒化した人々の姿を目の当たりにします。
2人に残された時間はわずか5分ほど。
割れた惑星が次々と空から降り注ぎなかなか箱舟に辿り着けないどころか、警備員に発見された2人は再び追われる羽目に。
警備員たちの攻撃を交わしつつ箱舟に向かう2人でしたが、乗船直前に箱舟に大きな隕石が衝突!
その光景を見たロキは絶望し、シルヴィは「やっぱり」と諦めたように振り返り歩いて行きました。
マルコヤマモト
海外ドラマ『ロキ』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
#マーベルスタジオ 最新作
『#ロキ』第3話配信スタート‼️時間の流れを揺るがす危険な存在を追うTVAと、その任務に協力していた #ロキ💥
彼がついに対面を果たした、
時間軸を脅かす人物の真意とは❓物語の続きを今すぐ#ディズニープラス で観よう⚡
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— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) June 23, 2021
マルコヤマモト
別時代に移動したロキと変異体・シルヴィが消滅寸前の惑星から脱出するために大奮闘。
今までの『ロキ』のなかで最もロキらしいロキが堪能できる、ファンサービス満載のシーンや台詞が盛りだくさんでした。
ロキも今回で名前が明らかになったシルヴィも可愛すぎてウハウハしていましたが、「TVAがデタラメでタイムキーパー全員が変異体」であるという、かなり重要な事実が明らかになりました。
第3話が終わって中盤に差し掛かった『ロキ』ですが、今回はシルヴィとの物語がメインでメビウスの出番は無し…。
マルコヤマモト
第4話ではロキが「ある人物」と邂逅することが公式で発表済み。
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