『リーサル・ウェポン』といえば、名優メル・ギブソンの代表作です。
アクション大作なのは間違いないですが、コメディタッチな描写や家族との触れ合いを描く人間ドラマもあり、見応えはバツグンです。
- メル・ギブソンの代表作
- 相棒のダニー・グローバーにも注目
- アクション大作!
それではさっそく『リーサル・ウェポン』をレビューしたいと思います。
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『リーサル・ウェポン』作品情報
作品名 | リーサル・ウェポン |
公開日 | 1987年6月13日 |
上映時間 | 110分 |
監督 | リチャード・ドナー |
脚本 | シェーン・ブラック |
出演者 | メル・ギブソン ダニー・グローヴァー ゲイリー・ビジー ミッチェル・ライアン トム・アトキンス メアリー・エレン・トレイナー |
音楽 | マイケル・ケイメン エリック・クラプトン |
【ネタバレ】『リーサル・ウェポン』あらすじ・感想
伝説の始まり、最終兵器、リッグス
『マッドマックス』で、全世界の男たちを魅力したメル・ギブソンの大出世作です。
今までで、『リーサル・ウェポン』シリーズは全4作の製作がされており、今作は全世界から愛されるシリーズ第1作目です。
第2作目からはジョー・ぺシ扮するレオが登場してコメディ色が強くなるのですが、この第1作目はメルギブソン扮するリッグスが3年前に妻を事故で亡くし、自殺願望がある自暴自棄な主人公を演じているので少しシリアスなタッチの作品となっています。
リッグスの最高のパートナーとして大活躍する相棒はアメリカ・ロサンゼルス警察本部捜査第一課に所属する部長であり刑事で、家族からもとても愛されている良き父親です。
無鉄砲に敵に突っ込んでいくリッグスに対して最初は困惑、反発しますが、徐々に打ち解けていき高級マンションから飛び降りた売春婦の自殺事件を二人で捜査していきます。
この映画の魅力は、二人の凸凹コンビが反発しながらも事件を解決する姿にあるでしょう。
バディムービーは数あれど、これほど相性のいい二人を見たことありません。
事件を捜査するうちに二人は打ち解けあいそこに爆発、カーチェイス、銃撃戦などのハードアクションが加わり最高の作品になっています。
スタッフもキャストも超一流
『オーメン』や『スーパーマン』の監督でもあるリチャード・ドナーが監督です。
第4作目まで、全てドナーが監督しておりキャストとの息もぴったりのため安心して見れます。
そして最近はパッとしませんが、『ダイ・ハード』『マトリックス』など、派手な視覚効果を満載にしたアクション映画を多数製作しているジョエル・シルバーが製作者なので、アクションも筋金入りでかっこいいものになっています。
そして、音楽をエリック・クラプトンが手掛けているため、トランペットの心地よい音楽が随所に流れて気持ちいい感じになっております。
最初のジャジーな感じのオープニングクレジットから、高級アパートから売春婦が突然飛び降りるシーンはびっくりすると思います。
そしてなんといっても本作『リーサル・ウェポン』の見どころは、現在は私生活のせいでハリウッドから嫌われ、最近は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『マチェーテ・キルズ』などで悪役の印象が強くなってしまったメル・ギブソンですね。
彼は俳優としてもカッコいいですが、監督としても『アポカリプト』『ブレイブハート』などで傑作を生みだしている多才な才能の持ち主ですね。
『リーサル・ウェポン』では自殺しようとしている男に説得しようと近づき、男もろとも二人でマットの上に飛び降りて事件を解決するという両津勘吉もびっくりな刑事を演じています。
そして、当時はまだ若いのでアクション面でもキレキレで銃を構える姿も様になっています。
無鉄砲で喧嘩早く、妻を亡くして悲しみに暮れる役を上手く演じています。
そしてその相棒はメル・ギブソン演じるリッグスとは対照的な落ち着いていて家族を大切にする黒人刑事ロジャーをダニー・グローヴァーが演じています。
深みのある演技でこんなに優しそうな笑顔をする俳優を見たことありません。
この対照的な主演二人が魅力たっぷりで敵が印象が薄くなっているほどです(笑)
ちなみに敵はヘロインを捌き大金を稼ぎ私腹を肥やしている悪人のマカリスター将軍です。
中二病のような展開になんなんだこの映画は?その右腕のジョシュアがすごい腕っぷしが強く、リッグスを追い詰めます。
ラストの大雨の中、リッグスとジョシュアの半裸で格闘するシーンは銃撃とはまた違うファイトシーンで迫力抜群です。
銃撃戦や格闘など派手なシーンが多いのですがなぜかほっこりしてしまうのは、主演二人のコンビが仲が本当によさそうだからでしょうか。
1980年代で約30年前の映画ですが全く古さを感じさせませんでした。
『リーサル・ウェポン』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
以上、ここまで『リーサル・ウェポン』について感想を述べさせていただきました。
- メル・ギブソンが若い
- 1980年代を代表する最高のバディムービー
- 主演二人の友情に熱くなる
▼動画の無料視聴はこちら▼