『レ・ミゼラブル』あらすじ・ネタバレ感想!海外ドラマ版はヴィクトル・ユゴーの物語がより濃密に描かれた傑作

海外ドラマ『レ・ミゼラブル』

出典:『レ・ミゼラブル』公式ページ

これまで数々の映画化や舞台化されたヴィクトル・ユゴーの名作『レ・ミゼラブル』。

2012年には、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイと豪華キャストでミュージカル映画化され、大ヒットしました。

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そんな『レ・ミゼラブル』ですが海外ドラマ版も実はあります!

ジャン・バルジャンの壮絶な人生を描くことはこれまでと変わりませんが、海外ドラマ版は別名「歌わないレミゼ」と称され、これまでのイメージを大きく一新した作品となっています。

ポイント
  • 海外ドラマ版『レ・ミゼラブル』は、別名「歌わないレミゼ」。ミュージカルが苦手な人でも楽しめます!
  • 映画版にはないコゼットが産まれる前のフォンティーヌが描かれる。リリー・コリンズが可愛すぎる。
  • 全8話で濃密に描かれるストーリー重視の『レ・ミゼラブル』に、もう一度泣かされる!

それではさっそく海外ドラマ『レ・ミゼラブル』をネタバレありレビューしたいと思います。

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『レ・ミゼラブル』主要キャスト

ドミニク・ウェスト / 役:ジャン・バルジャン

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  • 貧しさでパンを盗んだ罪で19年間もの間投獄される。
  • 出所後に1人の司教と出会い、人生が変わる。

デヴィッド・オイェロウォ / 役:ジャベール

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  • トゥーロンの徒刑場の看守。
  • ジャン・バルジャンを執念深く追い続ける。

リリー・コリンズ / 役:フォンティーヌ

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  • パリでお針子として働く娘。
  • パリに遊学に来ていた青年フィーリックスと出会い、恋に堕ちるが…。

エリー・バンバー / 役:コゼット

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  • フォンティーヌの娘。
  • テナルディエの宿に預けられひどい虐待を受ける。

アディール・アクタル / 役:テナルディエ

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  • ワーテルローの戦いで死体から金品を奪っていた時に、偶然ポンメルシー大佐の命を救う。
  • フォンティーヌからコゼットを預かるが、それを理由にフォンティーヌに度々金をたかるようになる。

ジョシュ・オコナー / 役:マリウス

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  • ポンメルシー大佐の息子。
  • 戦争で負けた父に批判的な保守派の祖父ジノルマンに育てられる。

【ネタバレ】『レ・ミゼラブル』全話あらすじ

第1話「19年の投獄生活を終えた囚人24601号」あらすじ・ネタバレ

1815年イギリスとの戦争に敗したフランス軍。

ワーテルローの戦いの終結後、戦地の死体から金品を奪っていたテナルディエは、偶然にも生き埋めになっていたポンメルシー大佐の命を救うことになります。

「この戦争に生き延びることができたら自分を訪ねてこい」ポンメルシー大佐とテナルディエは戦地で別れます。

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結局は、ここから全てが始まり、全てが終わるんですよねぇ。

一方、貧しさからパンを盗んだ罪で19年間投獄されている囚人24601号は、刑期を終えジャン・バルジャンの名を返されます。

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しかし、19年ぶりに外に出たジャンに世間の目は冷たく、生活するために働くことも、宿を取ることもできず、街を浮浪者のように彷徨うことに。

街を彷徨うジャンは、ある老婆から教会へ行けと言われ、そこで1人の司祭と出会います。

司祭は、恐ろしい外見のジャンを温かく迎え入れ、食事や寝床を用意してくれました。

しかし、翌日ジャンは教会にあった銀食器を盗み、逃亡してしまいます。

パリの街でお針子として働く美しい娘フォンティーヌは、ある日友人と一緒に行ったパーティーでフィーリックスという青年と出会います。

友人からは「彼からしてみればただのお遊びだ」と忠告されますが、フィーリックスを信じ、あっという間に恋にのめり込むフォンテーヌ。

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恋って…そういうものですよね。とにかくフォンテーヌが可愛すぎて罪です。どうなるか分かっている状態でクソ男フィーリックスに何もかも許すフォンテーヌがもどかしい。

第2話「全てはお遊びだった…フィーリックスに捨てられたフォンティーヌ」あらすじ・ネタバレ

銀食器を盗んだジャンはすぐに逮捕され、司祭のもとに突き出されますが、司祭はこの銀食器はジャンにあげたものだから問題ないと彼の釈放を求めます。

それどころか、「これを忘れていったよ」と燭台までもジャンに渡した司教。

ジャンはお礼も言わずに教会から逃げ出し、さらに道で出会った少年から小銭を奪います。

しかし、すぐ後悔し少年に小銭を返そうと追いかけますが見つかりませんでした。

この日から心を入れ替えたジャンは、名前をマドレーヌと変えて、4年後モンフェルメイユの市長に!

フォンテーヌはフィーリックスとの交際を順調に続け、コゼットを出産しますが、ある日突然フィーリックスから捨てられてしまいます。

コゼットと一緒に途方に暮れるフォンテーヌ。

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シングルマザーになったフォンテーヌは、働き口を求めてパリを出て、豊かな街モンフェルメイユに向かいます。

その道中、テナルディエの宿で偶然出会ったテナルディエ夫妻にコゼットを預かってもらうことに。

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苦労の末、すでに外見は変わってしまいましたが、それでも美しい…。世が世なら私は絶対この時のフォンティーヌの髪形を真似ていたことでしょう。

モンフェルメイユの工場でマドレーヌ(ジャン)から採用されたフォンテーヌでしたが家族はいないと嘘を付いて採用されたことがバレて、工場をクビになってしまいます。

ジャベールはモンフェルメイユのマドレーヌ市長がかつての囚人24601号であると確信し、パリ市警に報告します。

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罪を絶対に許さないジャベールは、罪人の息子であったことを後に明かしています。

第3話「堕ちゆくフォンティーヌ。ジャンとの再会」あらすじ・ネタバレ

仕事を失ったフォンテーヌ。

コゼットへの仕送りだけはなんとか必死でしていましたが、それを逆手に取られテナルディエ夫妻から「コゼットが病気になった」と嘘を付かれて多額の金を要求されます。

仕事は見つからず、支払いができなくなったフォンテーヌは、髪や前歯を売って金を工面していましたが、それでも金の無心は収まらず、とうとう娼婦となってしまいます。

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しかし、髪も前歯もなく道端にボロ雑巾のように立っているフォンテーヌにまともな客はつかず…。

ある日、男から侮辱されたフォンテーヌは男に飛び掛かったところをジャベールに逮捕されてしまいます。

そこに通りかかったマドレーヌ(ジャン)は自分がクビにしてしまったフォンテーヌのあまりの変わりように愕然。

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さらにフォンテーヌから自分のせいだと罵られてしまいます。

そのまま意識を失ったフォンテーヌを病院に運ぶと、もうすでに命は短いと言われます。

「コゼットに会いたい」とうわ言を繰り返すフォンテーヌに必ず連れてくると約束するマドレーヌ(ジャン)。

しかし、その時ジャン・バルジャンが捕まったという噂を耳にします。

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ここで究極の選択を迫られたジャン。自分のせいで2人の人間がタイムリーに大変な状況に遭ってしまっています。

冤罪で捕まっている男を救うため、裁判へ行き「自分こそがジャン・バルジャンだ」と言って逮捕されてしまいます。

フォンテーヌはコゼットに会えないまま息を引き取るのでした…。

第4話「脱獄したジャンはコゼットをテナルディエ夫妻から買い取る」あらすじ・ネタバレ

自分の身代わりに捕まった男のために自首し、再び投獄されてしまったジャンでしたが、フォンティーヌから託されたコゼットのために死を偽装し脱獄します。

その頃、コゼットは相変わらずテナルディエ夫妻の宿屋で奴隷のように扱われていました。

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ジャンはテナルディエ夫妻の宿へ行き、コゼットを引き取ります。

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コゼットと親子になり束の間の幸せな生活をするジャンでしたが、ジャベールはジャンが脱獄し、生きていると確信。執念深くジャンを追いかけます。

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ヘビ男、ジャベール。もう本当に放っておいて欲しいですね。

ジャンはコゼットと共に修道院に逃げ込み、匿ってもらいます。

第5話「修道院から外の世界へ…!最悪な再会」あらすじ・ネタバレ

10年後、あの日以来修道院を出ずに暮らしていたジャンとコゼット。

思春期になったコゼットは外の世界に興味を持つようになり、ふたりは再び修道院を出て暮らし始めます。

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一方、ポンメルシー大佐の息子マリウスは、父が祖父から聞いていたような男ではなかったことを知り、家を飛び出し街で革命派の青年たちの仲間になります。

マリウスが暮らすアパートには宿を失ったテナルディエ一家が住んでおり、テナルディエの娘エポニーヌと出会います。

パリの公園でコゼットとマリウスは出会い、お互い一目惚れ。

しかし、ジャンはコゼットの恋に大反対します。

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コゼットの母・フォンティーヌが恋によってどんな人生を送ることになったのかよく知っているからですね。

エポニーヌは公園で気前よく施しをしていたジャンに近づき、家に来て欲しいと頼み、ジャンとテナルディエは再会してしまうのでした。

ジャンから金を奪った後に殺そうする企みを知ったマリウスは警察に相談し、ジャンベールは「その時が来たらこれで合図するように」とマリウスに銃を渡します。

第6話「マリウスとコゼットは惹かれ合う」あらすじ・ネタバレ

テナルディエの家で仲間に囲まれ殺されそうになったところにジャベールが踏み込みテナルディエは逮捕されます。

ジャンはかろうじて窓から逃げ出すことに成功します。

マリウスはジャンの屋敷に忍び込みコゼットと密会し、お互いの愛を確認し合うのでした。

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一方、テナルディエは脱獄し、ジャンの屋敷を襲う計画を立てますが、エポニーヌがジャンに知らせ、ジャンは急遽引っ越しをすることに。

マリウスへ新しい住所を書いた手紙を遺すコゼットでしたが、エポニーヌが先にその手紙を見つけ盗んでしまいます。

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コゼットと永遠に会えないと失望したマリウスは、革命へと身を投じてしまいます。

第7話「マリウスは共和国軍としてパリで暴動に参加する」あらすじ・ネタバレ

革命軍はパリ市内のあちこちにバリケードを作り、臨戦態勢に。

ジャベールは暴動の首謀者がジャンであると思い込んで、革命軍の仲間のフリをして暴動に参加しますが、警官であることがバレてしまい革命軍から拘束されてしまいます。

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マリウスはコゼットとの失恋に自暴自棄になって暴動に参加しますが、そんなマリウスを銃弾から庇ってエポニーヌが死んでしまいます。

エポニーヌは息を引き取る間際に、コゼットからの手紙をマリウスに託すのでした…。

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エポニーヌはあんな夫婦に育てられたのに、いい子でしたね…ホント。

一方、コゼットの相手がマリウスだと知ったジャンは暴動に参加し、マリウスを見つけ出します。

ところが暴動が激化し、革命軍のリーダーは射殺、仲間がどんどん死んでいく中で、ジャンはジャベールが捉えられているのを発見します!

ジャベールを殺さずにこっそり逃がしたジャンは、倒れたマリウスを抱え地下道に逃げ込みます。

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恐らく、この暴動でマリウスのことを殺しても良いと思っていたジャン。しかしマリウスが少年を助けようと銃弾の嵐の中かけつける姿を見て、気持ちを変えたようです。そして、ジャベールはこれまでのことから自分を救ったジャンのことが理解できません。

第8話「コゼットとマリウスの結婚。姿を消したジャン・バルジャン」あらすじ・ネタバレ

マリウスを助け出したジャンはテナルディエとジャベールの助けを借りて地下道から脱出します。

ジャンはジャベールに逮捕されますが、ジャベールはジャンの前から姿を消し橋から身を投げるのでした。

コゼットとマリウスが結婚を許され、新婚旅行から帰ると、ジャンは姿を消していました。

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そんなふたりにテナルディエが現れジャンが人殺しであるといいますが、そのことでマリウスは自分を助けたのがジャンだったと知ります。

ジャンを見つけ出したコゼットでしたが、すでにジャンはその人生を終えようとしていました。

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ジャンは、コゼットに看取られ静かに息を引き取ります…。

『レ・ミゼラブル』感想

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これまでの数々の映像化よりもより、原作に忠実に再現された海外ドラマ版『レ・ミゼラブル』。

ヴィクトル・ユゴーの原作は1862年に発行されたもので、現代で生きている私たちからすれば「普通に考えておかしくないですか?」と思わず言いたくなるようなツッコミシーンも満載です。

ということはつまり、新しい解釈や現代風のつくりかえをせずに、あくまでも原作に忠実に描かれた結果なのでしょう。

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しかし、やっぱり名作。そういったことを飛び越えても胸にグッとくるものがあります。

私個人的な見どころポイントは、1話~3話に凝縮されています。

フォンティーヌがコゼットを産みシングルマザーになり、非業の死を遂げるまでがこれまでのどの映像化よりもしっかり描かれているからです。

2012年の映画『レ・ミゼラブル』を見た時には、フォンティーヌ役のアン・ハサウェイが「悲しい~♪」と歌って踊って、ミュージカルに疎い私はなかなか感情移入がしづらかったというのが正直な感想でした。

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しかし、ラストまで視聴した後は、バッチリ号泣しましたけど。

その点、フォンティーヌが堕ちゆく様を濃密に描く海外ドラマ版は、逆に目を背けてしまいたくなるほど、フォンティーヌに感情移入してしまいました。

髪や歯を夜のマーケットで売るシーンなんかは、海外ドラマ版は後戻りは絶対できない何か大切なものを失ったとてつもない恐怖や痛み、絶望、その先の覚悟にブルブル震えてしまいました。

あとは、ワーテルローでの戦いや、パリの六月暴動がしっかり描かれていたのも良かったですね。

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さすが安定のBBC!って感じです。

『レ・ミゼラブル』SNSの感想や評判は?

Twitterで視聴した方の感想をピックアップしてみました!

海外ドラマ版を見ている方は映画版も視聴済み、もしくはチャレンジ済みの方が多いように見受けられました。

映画を見た方もレミゼの世界観を深められるし、逆に映画版を挫折してしまった方の「再チャレンジ成功!」というコメントも多かったです。

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映画よりはショッキングで重暗いストーリーが前半は特に続きますので、多少の覚悟をして視聴をするのがおすすめですよ。

『レ・ミゼラブル』まとめ

時代を超えて、姿形を変えて何度も蘇る名作『レ・ミゼラブル』。

今回は海外ドラマ版をご紹介させて頂きました!

映画版『レ・ミゼラブル』ファンの方も、途中で挫折してしまった方にも是非おすすめしたい作品です。

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きっと新しいレミゼに出会えるハズです!

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