ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』 第8話 バスジャックに巻き込まれた皆実たちを心太朗は救えるか!?

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皆実(福山雅治)がアテンド役として心太朗(大泉洋)を指名したのは、刑務所にいる心太朗の実父・鎌田(津田健次郎)に会うためでした。

自分だけがそのことを知らなかったことに心太朗は傷つき、人材交流企画室室長の任を降りてしまいます。

皆実は、吾妻(今田美桜)と共に、41年前の事件を知る人物に会いに行くことに。

そこで、バスジャック犯と遭遇し、突然拳銃を発砲した犯人から吾妻をかばった皆実は、肩を撃たれてしまいます。吾妻は隙を狙って心太朗に助けを求めますが・・・。

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ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』 前回振り返り

お台場付近のふ頭で白骨化した遺体が発見されました。

遺体は3年前から行方不明の資産家の老人のものだということが判明。容疑者として浮上したのが40歳差の妻、亜理紗(岡本多緒)でした。亜理紗は後妻業の女と見られており、さらにアメリカ大使館からはスパイの疑いまでかけられていました。

しかし皆実(福山雅治)は「彼女は犯人ではない」と断言します。人の中身を見る天才は被害者と亜理紗の間に本当の愛があることに気が付いていたのでした。

事件解決後、打ち上げをしようと皆実の部屋を訪れた心太朗は、41年前の事件の捜査資料を見てしまいます。そして、自分の実父が皆実の両親を殺害したことを知ってしまったのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』第8話あらすじと感想

バディ解消

皆実(福山雅治)の部屋にあった41年前の強盗放火事件の資料を見て、自分の実父・鎌田(津田健次郎)が、皆実の両親を殺害したことを知ってしまった心太朗(大泉洋)。

皆実は、心太朗をアテンド役に指名したのは、心太朗を利用して鎌田に会うためだったことを認めます。

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しかし、心太朗がバディとして最適だと思っているのも嘘ではありません。

皆実は、鎌田が本当に犯人なのかという疑問を抱いていました。
しかし、今の心太朗にはそんなことはどうでも良く、皆実のことが信じられなくなっていました。

心太朗は護道家に行って京吾(上川隆也)にこの事実について問い詰めます。

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自分だけ真実を知らなかったことに、心太朗は傷ついています。

泉(永瀬廉)は、皆実は心太朗を巻き込むことをやめて、一人で捜査しようとしていたと心太朗に伝えますが、心太朗は聞く耳を持たず、人材交流企画室室長の任を降り、皆実とのバディを解消してしまいました。

拳銃を持った男

心太朗の代わりに室長代行に任命されたのは佐久良(吉田羊)でした。
泉から事情を聞かされた佐久良たちは、心太朗に同情し、皆実と距離を置きます。

しかし、吾妻(今田美桜)だけは「最後まで皆実さんの目になる」と、皆実と行動を共にすることを決めます。

そして、皆実と吾妻は41年前の事件の第一発見者であり、火災現場から皆実を助け出してくれたという“恩人”を訪ねるため御殿場に行くことに。

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ちなみに、この人物は元捜査一課課長で、心太朗と佐久良の恩師だということです。

ターミナルでバスを待っていると、皆実にぶつかってきた男がいました。
皆実は、その男が拳銃を持っている可能性があると、吾妻に男を追わせます。
そして、2人は男が乗り込んだ新潟行きのバスに一緒に乗り込みました。

その後、後部座席にいた男(京本大我)に声をかけると、男は突然発砲してきました。
とっさに吾妻をかばった皆実は、左肩を撃たれてしまいます。

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出血がひどく、とても苦しそうにしています・・・。

バスジャックの男は運転手に命じて高速を適当に走らせ、乗客にSNSで自分の顔写真と共に「#バスジャック」「#シミズタクミ」と拡散するようにと言います。

皆実が男の気を引いているうちに、吾妻は心太朗に「みなみうたれる」とメッセージを送りました。

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きっと、心太朗ならこれだけでわかってくれるはずです!

心太朗は、居合わせた佐久良と共にメッセージを受け取ります。
その直後、バスジャック事件が発生したとの連絡が入りました。

2年前の事件

皆実の出血は止まらず、息が上がってきました。
皆実は自分が動けるうちに、なんとか決着をつけたいと考えていました。
そのためには、手製らしい拳銃の装填弾数を知る必要があります。

その頃、警視庁は「清水拓海」という男が、2年前に幼稚園バスに子供を置き去りにして死亡させた罪で逮捕されたものの、その後不起訴で釈放された事件があったことを突き止めていました。
しかし、現在バスジャックをしている“シミズタクミ”と、逮捕された男では顔が違います。

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一体どういうことでしょう?

バスジャックのシミズは、バスからライブ配信を開始しました。
そして、2年前の幼稚園バスの事故の真犯人がこのバスの中にいるので、視聴者に予想してネット上に晒すようにと言いました。
視聴者数が10万人になった頃答え合わせをして、もし間違っていたら人質を殺すと言います。

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真犯人を暴くのが目的でバスジャックを?

でも、シミズは真犯人のことを知っているような口ぶりでした。
だとしたら、その場で復讐を遂げればいいわけで、バスジャックのようなややこしい事件を起こす必要がありません。

警察は2年前の事件を洗いなおすことにしました。

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心太朗たちは、まだ皆実たちがバスに乗っていることに気が付いていません。早く~!

シミズタクミと清水拓海

泉は車でバスを追っていました。
皆実は音でそのことに気がつきます。

吾妻は皆実に言われた通り、血がついたハンカチにメッセージを書いて車外に飛ばしました。
泉はバスから何か飛んで行ったことを瞬時に把握し、落下地点に向かいます。

「手製銃の装填弾数を調べてください。よろしくシンディー」

“シンディー”こと心太朗は、バスジャック犯のシミズの自宅に向かっている途中、無線で皆実のメッセージの意味をすぐに読み取ります。

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さすがシンディー!

その頃、佐久良班は幼稚園バスの運転手だった清水拓海は事件後幼稚園を辞めていたこと、そして当時幼稚園の近所に住んでいた同姓同名のバスジャック犯のシミズは子供を死なせた犯人だとして写真など個人情報を晒され、ネットリンチに遭っていたことを突き止めました。
そのことが原因で実家の印刷所は閉鎖に追い込まれ、シミズの母親は心労がたたって体調を崩し、先月亡くなってしまったということです。

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うわぁ・・・なんという災難・・・。

シミズの自宅である印刷所跡についた心太朗は、令状もなしに建物の中に入り、そこで拳銃の設計図を見つけます。

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装填弾数は4発だと判明しました。

答え合わせ

皆実の衰弱は激しくなってきていました。
吾妻は「具合の悪い人だけでも降ろして!」と言うと、ちょうどライブ配信の視聴者数が10万人に達したため、シミズは近くのPAにバスを止めさせました。

視聴者たちが予想した犯人はどれも的外れなものばかりでした。

「犯人はこいつだ!」

シミズは、バスの運転手に拳銃をつきつけます。

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乗客たちはここでシミズが言われなき誹謗中傷を受けていたことを知ります。

シミズは、運転手の清水に人生をめちゃくちゃにされたことを恨んではいますが、一番腹立たしいのは、このライブ配信を見て楽しんでいるネット民たちだと言います。

「たった一つの拡散で、俺や母さんは殺されたんだよ!」

シミズは、ネット民に対し、彼らが傍観者ではなく当事者だということをわからせるため、運転手の清水を殺そうと考えていました。

「お前の一言で人が死ぬ。一生後悔しろ」

その時、外から規則的なクラクションの音が鳴り響きます。

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心太朗と佐久良が到着しました!

その音はモールス信号で『4』を表していました。

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皆実を撃っているので、残りは3発です。

心太朗は、シミズに「運転手の清水拓海さんは犯人ではない」と語りかけると、シミズは逆上して1発撃ってきました。

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残り2発。

実は、幼稚園バスの出来事は、不運な事故でした。
亡くなってしまった子は元々心臓に疾患があり、かくれんぼの最中にバスの中で倒れ、そのまま息を引き取ったのです。

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つまり、病死だったのです。

シミズは、清水が幼稚園と示談をし、事実を隠蔽したと信じ込んでいました。
心太朗から事実を聞かされても、「嘘だ」と言って発砲し、弾は心太朗の左腕をかすめました。

幼稚園は当時本当のことを隠していると非難されましたが、遺族と本人のプライバシーを守るため、病死の公表を控えていました。それが、悲しい事故の真相です。

シミズもまた、自分が被害に遭ったことで頭がいっぱいになり、真相を確認もせず噂と書き込みに踊らされていたのです。

「お前も想像力のかけらもない馬鹿なネット民と全く同じじゃねぇか!」

心太朗が挑発すると、シミズは最後の一発を心太朗の胸めがけて撃ち込みました。

弾がなくなったことを確認した皆実は、その瞬間シミズをできる限りの力を使って抑え込みます。
その間に泉がバスに突入し、シミズを逮捕しました。

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心太朗は、防弾ジャケットのおかげで無事でした。良かった!

帰国の時

1週間後、皆実は無事回復しました。
しかし、研修期間を短縮して、早めに帰国することが決まりました。

心太朗は、デボラ(木村多江)から、皆実が明日帰国することを知らされました。
デボラは、2年前から皆実に頼まれて心太朗について内定調査をしていました。

日本に行くことが決まった時、心太朗に会うのを本当に楽しみにしていたとデボラは言います。

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同じ事件で人生を翻弄された少年がもう一人いると知って嬉しかったのかもしれません。

心太朗が警察官をしていると知った時、皆実は「人生は素晴らしいですね」ととても嬉しそうだったと言います。

翌日、心太朗は皆実を送り出すためにホテルを訪ねます。

「この日を心待ちにしていました。」

皆実は、心太朗に「大切なのは自分の目で確かめることだ」と語りかけます。
鎌田は金銭目的で皆実家に侵入し、皆実の両親を殺害した後、放火しました。
しかし、その鎌田に育てられた心太朗のことを知った時、どうしても鎌田が犯行を犯したとは思えなくなったのです。

「この事件の裏には、もっと複雑な事情が隠されていると思います」

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現時点で鎌田が犯人ではない可能性は極めて低いですが、動機がはっきりしません。何か隠しているのかもしれません。

真相にたどり着いた時、今よりももっと辛い現実をつきつけられるかもしれません。
心太朗は、皆実に自分を恨んでいないのかと尋ねました。

「あなたこそが過去に縛られた男、ラストマンだったようだ」

皆実は、確かに事件によって自分の人生は大きく変えられ、犯人を恨んだこともありました。でも、今の自分にたどり着くまでに、そんなことを考えている暇はなかったのです。

今でも事件のことを忘れたことはありません。自分の目で見た最後の光景が、脳裏に焼き付いて離れないのです。

「だからこそ前に進みたい」と皆実は言います。
両親は何故殺されなければならなかったのか。それを知るために犯罪心理学を学び、FBI捜査官になりました。

「ですが、私一人では無理なんです」

皆実は、心太朗にもう一度自分の目になってほしいと頭を下げます。

心太朗はしばらく考えた後「アグリーです」と答えました。

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心太朗自身、41年前の事件に向き合う覚悟をしたのです。

「ラストマン同士、決着をつけましょう」

「さすがシンディー、私が見込んだ男です!」

二人は再びバディになりました。

ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』 第8話 感想&まとめ

皆実に裏切られたような気持ちになり、一度は解消してしまったバディですが、皆実と心太朗の絆は深く、離れていながらも見事事件を解決しました。
ネットにはびこる悪意については、身につまされるお話でしたね・・・。

そして、ついに二人で過去の事件に向き合う覚悟を決めました。
次回からはいよいよ最終章。皆実と心太朗を待ち受けているのはどんな運命なのか?
最後まで目が離せません!

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