ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』 第2話 いきなりバディ解消!? 心太朗の過去が明らかに!

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皆実(福山雅治)は着任早々、吾妻(今田美桜)を勝手に人材交流企画室の新メンバーとして迎えるなど、その勝手な行動が面白くない心太朗(大泉洋)。
そんな中、東京郊外の河川敷で女性の絞殺体が発見されます。先に駆けつけた佐久良(吉田羊)班にまじり、遺体を検死して死亡推定時刻や死因を見事に推測してみせる皆実。
一方、心太朗は遺体の状況や匂いからかつて自分が担当した殺人事件と酷似していることに気がつきます。

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ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』前回振り返り

全盲のFBI捜査官・皆実広見(みなみひろみ 福山雅治)は、どんな事件も必ず最後に解決させる“ラストマン”と呼ばれていました。
皆実は日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で来日。その皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室 室長の護道心太朗(大泉洋)。彼は犯人逮捕のためには手段を選ばないことで、周囲に敵も多い“一匹狼”でした。
キャラクターが正反対の2人は無差別連続爆破事件を捜査することになり、心太朗は皆実の身勝手さに四苦八苦。しかし皆実の能力で事件は無事解決しました。

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【ネタバレあり】ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』第2話あらすじと感想

新たな事件

皆実(福山雅治)は、着任早々、人材交流企画室のメンバーに吾妻(今田美桜)を迎えるなど、自分勝手な行動をするため心太朗(大泉洋)は呆れ返っていました。

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心太朗は、もう捜査をするつもりはありませんでした。

その時、河川敷で女性の絞殺体が見つかったという情報が入ります。

皆実に促され、心太朗はなりゆきで現場に向かうことに。

現場に先立って到着していた捜査一課の佐久良(吉田羊)班は、二人の姿を見て明らかに嫌な顔をしてみせます。

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前回の事件で少しはイメージが良くなったと思いましたが、まだまだのようです。

皆実は被害者の遺体のそばに行くと、おもむろにシートの中に手を突っ込み、遺体を触り始めました。
その様子に鑑識や心太朗たちは怒り出しますが、皆実が死亡推定時刻や殺害された場所のことなどを言い当てたため、何も言えなくなってしまいました。

12年前の事件

被害者はベルトのようなもので絞殺され、遺体からはローズの香水の香りがしました。

「あいつだ・・・」

心太朗たち捜査一課のメンバーには心当たりがありました。

12年前、ある風俗店で働く女性が同じ状況で殺害され、遺棄されました。
警察は容疑者として悪徳と有名な医師・青柳を早くからマーク。
しかし、決定的な証拠が出ず、捜査は行き詰まってしまいました。

しかし、しばらくしてある防犯カメラに殺害直前に被害者と青柳が一緒にいるところが映っていることがわかりました。
心太朗は半ば強引に青柳に自供させ、青柳は懲役14年の実刑を言い渡されました。

moyoko

その青柳は3ヶ月前に出所しているということです。

ジャーナリストの家

しかし・・・と皆実は一つ疑問がありました。
10数年の懲役を経て出所した人が、すぐに、しかも同じ手口で殺すでしょうか?

moyoko

普通に考えれば、ありえないですが・・・。

しかし、ローズの香水にことについては、警察でも一部の人間しか知らない情報です。模倣のしようがないのです。

moyoko

心太朗は青柳の仕業だと思っているようです。

心太朗は、皆実を連れて当時の事件を取材しているという記者の家を訪ねます。

そして、部屋に入るなり、中にいた青柳を引きずり出し、「お前がやったんだろう!」と恫喝しました。

moyoko

記者はその様子を撮影しています。まずいですね。

しかし青柳は自分はやっていないし、12年前の事件だって無理に自供させられたのだと主張します。
記者の新城も、取材によれば当時心太朗が逮捕のために証拠をでっちあげた疑いがあると言いました。

moyoko

手段を選ばない心太朗ならやりかねないのか、それとも・・・。

犯人は別にいる?

その後の捜査で、今回の被害者は、以前の事件の被害者と同じキャバクラで働いていたことがある友人同士だということがわかりました。
そして、青柳は事件当時、新城と共に生配信をやっており、アリバイがありました。

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本人や映像に加工した形跡はなく、間違いなくその時間に配信されていたそうです。

青柳が犯人だと考えている心太朗は、適当に引っ張って詰めようと言いますが、一課長は、青柳は以前心太朗に無理に自供させられたと主張していることから、訴えられたら面倒だと及び腰です。

皆実は、もし今回の事件の犯人が青柳でないなら、12年前の事件も含めて別に犯人がいる可能性を指摘しました。

そして、誤認逮捕だけでなく、真犯人は警察しか知らない情報を知っていることから、警察内部にいる可能性もあると言います。

moyoko

この時、課長が気まずそうな顔をします。もしかして課長が・・・?

心太朗の正体

どんなに疑われても、心太朗は青柳が犯人だと信じていました。

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心太朗には、悪人の顔がわかるのです。

翌日、心太朗には甥の泉(永瀬廉)がお目付け役につくことになりました。

心太朗と泉が皆実のホテルに行くと、すぐに佐久良から「新城の動画を見ろ」と連絡が入ります。

動画では、心太朗が青柳を恫喝している様子が流されていました。
さらに、心太朗は実は護道家の養子であり、本当の父親は強盗殺人犯だと暴露されたのです。

moyoko

なかなかヘビーな生い立ちです。

動画が終わった後、皆実は冷静にその場にいた人間に指示を出し、心太朗と共に特別捜査本部に向かいました。

気まずい空気の中、皆実は12年前の捜査の中で違法捜査をしていることを指摘しました。
すると、心太朗は過程はともかく決定的な証拠が見つかったから悪くないと開き直りました。

皆実は、目が見えないため人を見た目ではなく中身だけで判断すると言います。
その皆実が感じるのは、心太朗は“人殺しの息子”として、自分の中に悪が潜んでいることを恐れているということです。

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正義に固執するのは、それ故かもしれませんね。

「だとしたら?」

「バディは解散です」

皆実がそう言い渡したタイミングで、心太朗は新城への暴力行為を問題視され、自宅待機を命じられました。

倉庫の中

やることがなくなった心太朗は、河川敷の現場に足を運びます。
その時、背後に人気を感じたため振り返ると、何者かにスタンガンで気絶させられてしまいました。

moyoko

真犯人でしょうか!?

心太朗が目を覚ますと、そこは殺害現場であろう倉庫の中でした。見上げると、青柳が彼を見下ろしていました。

「お前が変わってなくて安心したよ。」

青柳は、塀の中でずっと心太朗への復讐のことだけを考えていたと話します。
今回の殺人は、心太朗が新城への口止めのために金を渡していた彼女が死ねば、心太朗の悪事をあぶり出してくれるだろうと思ったからです。

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青柳は話しながら心太朗にガソリンをかけていきます。やばいです!

すると、入り口の方から人影が見えます。
人影は白杖をついていました。

実は、皆実は最初に青柳に会ったときから、青柳が犯人だと確信していました。

現場でローズの香りを感じた時、量からしてどこかに飛んでいるだろうと思いました。
そして、新城の家の玄関の靴箱に新城の靴とは違うサイズでほのかにローズの香りがする靴を発見します。
その後転んだふりをして青柳の足を触った時に、その靴と青柳の足のサイズが合致したのです。

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しかし、青柳にはアリバイがあるのですが・・・。

青柳は、新城の自宅で生配信をしていたように装っていましたが、皆実の耳は誤魔化せませんでした。
動画から聞こえる音は、新城の部屋よりももっと広い場所にいるように聞こえました。
つまりこの倉庫から配信していたのです。
青柳は、一度画面から外れた瞬間に、被害者を殺害し、そのまま何食わぬ顔で配信を続けたのです。

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とんだサイコ野郎ですね。

追い詰められた新城はナイフで皆実に襲いかかりますが、すぐに皆実に組み伏せられてしまいます。
青柳は心太朗に火をつけるとわめき出したため、皆実は威嚇射撃をしました。
すると、青柳は心太朗を盾にしました。

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皆実は涼しい顔をして心太朗に銃を向けます。

銃につけられたレーザーポインターが、青柳の右肩を捉えました。

「Shoot!」

心太朗が叫ぶと、皆実は確実に青柳の肩を撃ち抜きました。

皆実の確信

今回も、皆実によるアメリカ式少しグレーな部分はあったものの、無事事件を解決することができました。

心太朗の父親のことは、もちろん最初から知っていました。
捜査本部で喧嘩をしたのは、心太朗を泳がせて青柳たちに拉致させ、靴に仕込んだGPSで倉庫の場所を追跡するためでした。

心太朗は、これまでずっと自分がいつ父親のように悪の側に行くかわからないと思いながら生きてきたと言います。

皆実は、心太朗の父親が本当に殺人犯なのかと疑問を持っていました。

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冤罪の可能性があるようです。

心太朗は、捜査資料を読んだり、父親に会うこともせず、事件に関わらないようにしてきました。

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“そっち側”に引き込まれそうで怖いのです。

皆実は、自分のことを中身を見るプロだと言いました。
そして心太朗に対して「あなたは変態クソ野郎ではない。正義感を持ったごくまっとうな人間です」と断言しました。

心太朗は、今回のことで皆実をとことん利用することに決めたと言います。
皆実と一緒にいれば、多少の無茶な捜査が許されるからです。
そして今まで以上に手錠をかけまくると誓いました。

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それが心太朗の生きがいなのです。

皆実は、元々心太朗を利用するつもりでした。
こうして、二人は正真正銘のバディになったのです。

ドラマ『ラストマン —全盲の捜査官ー』第2話 感想&まとめ

今回も、盗聴や射撃など、日本ではグレーな捜査がありながらも、皆実はラストマンとしての務めを果たしました。
そして、心太朗の生い立ちも明らかになり、この父親のことが物語の鍵になってきそうな気がします。
ちなみに、課長が挙動不審だったのは、被害者が勤めていたキャバクラの常連だったからというオチでした!

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