ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』 第1話 全盲のFBI捜査官と孤高の刑事・・・無敵バディ誕生!

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全盲のFBI捜査官・皆実広見(みなみひろみ 福山雅治)は、どんな事件も必ず最後に解決させる“ラストマン”と呼ばれていました。

皆実は日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で来日。その皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室 室長の護道心太朗(大泉洋)。彼は誰よりも悪を憎み、犯人逮捕のためには手段を選ばないことで、周囲に敵も多い“一匹狼”でした。

つかみどころがなく飄々とした雰囲気の皆実に、心太朗はイライラ・・・。

そんな中、皆実は「世間を賑わせている無差別連続爆破事件を解決してみせる」と宣言。

こうして、心太朗は皆実の身勝手な捜査に巻き込まれて行くことになり・・・。

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ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』 見どころ

福山雅治さんが演じるのは、期間限定で交換留学生として来日したFBIの特別捜査官・皆実広見。過去の事故がきっかけで全盲ながら、鋭い分析力と、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる“ラストマン”です。

皆実のアテンドを命じられたのは、大泉洋さん演じる捜査一課の主任だった護道心太朗。

ある理由から犯人逮捕に異様な執着を持ち、捜査に手段を選ばない孤高の刑事です。

真逆の凸凹コンビには予想もしない運命が待ち受けていて・・・。

全盲の人たらしFBI捜査官と、犯人逮捕のために手段は選ばない一匹狼の刑事がバディを組んで難事件に挑んでいく痛快刑事ドラマです。

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【ネタバレあり】ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』第1話あらすじと感想


ラストマン

全盲のFBI(米連邦捜査局)の特別捜査官・皆実広見(福山雅治)は、日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で来日します。

皆実は、どんな難事件も必ず最後に解決させることから、“ラストマン”と呼ばれていました。
そんな皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)。彼は誰よりも悪を憎み、犯人逮捕のためには手段をいとわない、かつては捜査一課で検挙率ナンバーワンの刑事でした。

心太朗が人材交流企画室の室長としての最初の仕事は、心太朗の兄で警察庁次長の護道京吾が待つ、皆実の歓迎式典会場まで皆実をアテンドすること。

しかし皆実は日本に来る機内で暴行をしたとして、連行されていました。
心太朗が慌てて迎えに行った先は、なんと蕎麦店。

moyoko

久しぶりに日本で蕎麦が食べたいと言って、蕎麦を食べながら心太朗を待っていたのです。

皆実の飄々とした雰囲気に、心太朗は不信感を抱きます。
そして、式典会場までの交通手段はなんとヘリコプター!

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「アメリカっぽい」演出で式典を盛り上げました(笑)

式典では、皆実は勝手に「世間を賑わせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」と宣言。
心太朗は、皆実の身勝手な行動についていけません。
「お別れする日が楽しみです」

新たな事件

この爆破事件は、捜査一課の佐久良花(吉田羊)率いる佐久良班も追っている事件でした。
突然現れたFBI捜査官に、捜査一課の刑事たちは不満を隠しません。

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日本の事件は日本の警察が捜査するのだ、ということです。

皆実は早速様々なITツールを駆使して分厚い調書を読み上げます。
そして、捜査一課の見立てを真っ向から批判したため、捜査一課と皆実たちの間にさらに軋轢を生むことに・・・。

捜査一課は事件は組織的な犯行だと見ていましたが、皆実は強い意志を持った一人の人物が、爆発物を配り歩いていると推理しました。

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世の中を捨てている「無敵の人」に配って爆破させているというのです。

そんな中、新たな爆破事件が起きました。
皆実は、犯人は必ず現場にいるとして、現場にいる全員の個人IDを提出させるように要望しますが、日本では簡単にIDチェックは出来ません。

「では、私が見極めます」

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皆実は、人に声色や息遣い、匂いで人物像がわかると言います。

そう宣言した皆実は、心太朗とITに強い捜査支援分析センターの吾妻ゆうき
今田美桜)を連れて現場に向かいます。

皆実は、吾妻に頼んで、心太朗のスマホと吾妻のPCに皆実のAIツールと共有できるアプリを入れさせました。

「俺たちにあんたの目になれと?」

心太朗は、目が見えず、FBI捜査官である皆実にそこまで動いてもらう必要はないと言います。
皆実は足手まといなのはわかるし、今はテクノロジーの発展によって以前より動きやすくなっているけれど、後は周りが一緒に働いてくれるかどうかが大事なのだと訴えます。

「お願いします。助けてください」

moyoko

そう言われたら、助けないわけにはいきませんよね。

火薬の匂い

皆実は、「白杖を持った人には誰も警戒しない」と、心太朗を離れたところに置いて、1人で歩き始めます。

爆破現場には大勢の野次馬が詰めかけていました。
皆実は心太朗に「新しい爆発物が見つかった」と嘘をつかせて、野次馬を現場から離しました。

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周囲は大パニックになって、あっという間に人がいなくなりました。

皆実は、1人の若い男(宮沢氷魚)に目をつけます。
男は特徴的なデザインのリュックを背負い、身体からは火薬の匂いがしました。
急いで心太朗に連絡しますが、心太朗は嘘の情報を吹聴したことで捜査一課に拘束されていました。

皆実は仕方なく自分一人で男を追う事にします。
路地に入った男に声をかけると、男は皆実に暴行したのち、逃げ出しました。

幸い皆実の怪我は軽く済みましたが、心太朗は上層部に叱責され、責任を問われます。

moyoko

それは、兄の京吾がかばってくれ、事なきを得ました。

真犯人

一方、捜査一課は今回の事件で、防犯カメラに映っていた爆弾を置いた男を探し始めました。

moyoko

もちろん、皆実が目を付けた男のことは無視!です。

皆実は、勝手に退院してホテルで優雅に朝食をとっています。
呆れる心太朗に、皆実はさらに呆れさせることを打ち明けます。

実は、昨日暴行された際に、男のリュックにGPSを入れ、男を泳がせていたというのです。

moyoko

日本では、GPSを仕込むことは違法とされる場合があります。

2人は早速GPSが示す場所に向かいました。
すると、団地近くのごみ集積所にリュックが捨てられていました。

男は恐らく、帰宅途中にリュックを捨てたのだろうと見た皆実は、団地の中庭で指を鳴らし、音の反響で自宅を突き止めました。

moyoko

もはや超能力です!

皆実はまたも1人で交渉に向かうことに。
ターゲットの男、渋谷は出かけており、母親が応対しました。

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母親は病気のようです。

皆実は障害がある事を利用してなんとか部屋に上がりこみ、渋谷の部屋を見つけます。
そこには火薬のにおいが充満していました。

その時、皆実は渋谷の母親に背後から包丁を突きつけられてしまいました。

強い意志

その頃捜査一課は、爆弾を置いた男を捕え、男からネット上で知り合った人物から爆発物を譲り受けたとの供述を得ました。

moyoko

実行犯は、捕まる前に製造犯とメールのやりとりをしていました。

製造犯は、昨日目の見えない男と格闘したと話しており、さらに爆弾作りはもう止めて、最後の爆弾と共に自分も死ぬと話していたことがわかりました。

一方、渋谷家の外で待たされていた心太朗は、異変を感じベランダを伝って渋谷の部屋に辿り着きます。
ベランダから部屋の中をのぞくと、包丁を突き付けられた皆実が母親を説得しているところでした。

母親が言うには、渋谷は優しい子だが中学の頃にいじめに遭い、引きこもるようになってしまったのだといいます。
母親が病気をして働けなくなると、渋谷が母親の面倒を見ながら生活を背負うことになりました。
追いつめられた渋谷は、中学時代のいじめっ子たちに恨みを募らせるようになりました。

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そして、そのいじめっ子が警察官になったことを知り、恨みを爆発させます。

そして、その渋谷はまさに今、交番に向かっているというのです。

大立ち回り

皆実と心太朗は急いで交番に向かいます。

渋谷はいじめっ子の警官を拘束し、拳銃を奪っていました。
皆実は、渋谷の「止まらないと撃つ」という言葉を聞かずにどんどん近づいていきます。

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明確なターゲットがあれば、他に害が及ばないという考えもあります。

拳銃の所持を許可されている心太朗は、陰から応戦しようとしますが、皆実は絶対に撃たないで欲しいと訴えます。

心太朗は、上層部から発砲するように命令されますが、心太朗は、皆実には被疑者を制圧する力を持っていると思うと言って銃を降ろしてしまいました。

moyoko

目の見えない男がどうやって?と、皆信じられません。

皆実は前日とは打って変わって、あっという間に渋谷を組み伏せました。

moyoko

前日は、相手を泳がせるためにわざと負けたのですね。

人たらし

皆実は渋谷に、何故爆破装置を作って配ったのかと問いました。
渋谷は何も出来ない自分が、「人に感謝されたのが嬉しかったから」だと答えます。

心太朗は「だからなんだ!」と渋谷を叱りつけます。彼が作った爆弾のせいで大勢が傷つきました。

「自分だけ被害者面してんじゃねぇ!」

反対に皆実は、排除された人間でも、助けてくれる人はいると、渋谷を勇気づけました。

「世の中には、不必要な人間なんていないんです。」

渋谷が連行されると、佐久良は皆実に「1人で行動したいならアメリカでやってください」と文句を言いました。
すると皆実は、1人ではなく、佐久良班が爆弾を置いた男を見つけてくれたおかげで真犯人を捕らえることが出来たと、お礼を述べました。

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皆実の素直さに、佐久良は何も言えません。

心太朗は、FBI捜査官である皆実が犯人に優しい言葉をかけたことに驚きました。
すると、皆実は「あれは、マイクの向こうに向けて話したんです」と悪びれもせずに言いました。

「ああいうの好きでしょ、日本人は」

おかげで自分の好感度は爆上がりしたと、満足そうな顔をする皆実を見て、「もう絶対に捜査はしない」と心に決めた心太朗でした。

ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官ー』 第1話 感想&まとめ

福山雅治さん、大泉洋さんのスターコンビが久しぶりに共演するということで、制作発表時から多大な期待を寄せられた今作ですが、予想以上に満足度の高い内容で、80分があっという間でした!

長身ハンサムで、超能力ともいえる能力を持っている皆実さん、素敵です。

実は、2人にはまだ明かされていない関係性があるようなのですが、それが今後物語の軸になって行くと思われます。

皆実と心太朗の今後の活躍に期待です!

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