『ラスト・シンデレラ』は、2013年4月〜6月期の木曜夜10時枠で放送されていたドラマです。
キャッチコピーは「女の本音 VS 男の本音、ちょっとエッチな大人の恋物語。」
篠原涼子が主演を務めて、脇には三浦春馬と藤木直人とイケメン2人が固めた豪華な作品となっています。
それではさっそくドラマ『ラスト・シンデレラ』をレビューしたいと思います。
目次
『ラスト・シンデレラ』キャスト
篠原涼子 / 役:遠山桜
- ヘアーサロン「HAPPY-GO-LUCKY吉祥寺店」で副店長
- 今は仕事一筋だが、恋をすることを忘れてしまい恋の仕方も見失っている。
- 40歳を目前に自堕落な私生活を送っていると、女性ホルモンが減少してしまいヒゲが生えてきてしまったことをきっかけに、また恋をしようとする気持ちが出てきた。
三浦春馬 / 役:佐伯広斗
- 24歳のBMXライダー。
- 吉祥寺店で、立花凛太郎を指名している千代子の兄。
- 血は繋がっていないが、ある事をきっかけに千代子には逆らえない。
- 桜とは最初は遊びだったが次第に彼女のまっすぐさに惹かれていく。
藤木直人 / 役:立花凛太郎
- ヘアーサロン「HAPPY-GO-LUCKY吉祥寺店」の店長で銀座店では絶大な人気がある。
- 桜とは同期でライバルなのだが、本当は桜のまっすぐな心が心配なうえに、彼女に対してはある気持ちを抱いているのになかなか気づいていない鈍感。
- だが、次第に自分の気持ちに気づき、広斗と対立していく。
菜々緒 / 役:大神千代子
- 23歳で、幼いころから桜や凛太郎の知り合い。
- 美容室では凛太郎のことを指名しており、本当は凛太郎に恋愛感情を抱いている。
- 広斗とは、兄と妹なのだがなぜかその事実は周りに隠している。
飯島直子 / 役:長谷川志麻
- 44歳で、桜さんや美樹さんよりも年上なのだが恋愛に関しては自分からぐいぐいいける積極的なタイプなのだが離婚歴ありで、言いたいことは我慢せずに言うタイプ。
- スポーツクラブで働き、あるとき美樹の夫とは知らずに公平と出会ってしまう。
- 実は本当の恋を知りたくて一番もがいているのは彼女なのかもしれない。
【ネタバレ】『ラスト・シンデレラ』あらすじ・感想
桜(篠原涼子)の葛藤
仕事に毎日一生懸命で、美容室では桜さん(篠原涼子)のことを信頼している人は多いです。
後輩も説教グセがなかったら本当にいい人と話していますが、桜さんはもう何年も副店長のままで、店長には昇進できずに悔しい思いをしてきていました。
桜さんは次こそは店長になれるのではないかと、仕事にももっと熱心になっていたのですが、同期の凛太郎(藤木直人と)が店長として配属されることになり悔しくて涙してしまうのです。
恋は10年ほどしていない桜さんに、凛太郎はズケズケとデリカシーの無いことばかりを言います。
そして、ある日桜さんが洗面台に行くと女性にはないはずのヒゲが生えてしまっていました。
ミルトモ 編集部
毎日頑張ったとしても自分の力は評価されず、苦しく悔しい思いで桜さんもいっぱいいっぱいになっていました。
ですが、凛太郎の指名客である千代子(菜々緒)に招待されたパーティーで、広斗くん(三浦春馬)と出会いすべてが変わっていきました。
広斗くんと一緒にいると、桜さんの心は暖かく優しくなれて、10年という長い月日を埋めていきましたが、ある日桜さんにまた悲しい事実が判明してしまいます。
果たして、桜さんと広斗くんは本当に結ばれるのか?
ミルトモ 編集部
広斗(三浦春馬)と凛太郎(藤木直人)の対決
広斗くんは最初、千代子ちゃんに頼まれて桜さんに近づいたので、早く終わらないかと思っていましたが、次第に彼女のまっすぐな思いに惹かれていきました。
そして、凛太郎は自分の気持ちに気づかずに桜さんに関わっていましたが、凛太郎の行動は広斗くんから見れば明らかに桜さんに恋している様に見えていたみたいです。
それは間違っていなくて、凛太郎は桜さんが傷つかないようにと一生懸命自分ができることはしていたのです。
凛太郎は、広斗くんと少しずつ前に進んでいく桜さんのことを見ていて、もどかしくなっていったのか、次第に桜さんのことを幸せにできるのは自分なんじゃないかという感情になりました。
それからというもの、広斗くんと桜さんが幸せになればいいというのではなく、凛太郎は一緒にニューヨークに行って結婚しようと桜さんにプロポーズをするのです。
その頃、広斗くんは最初に自分が千代子ちゃんに頼まれて桜さんに近づいたことを桜さんに知られてしまって、関係がおかしくなってしまっていました。
ミルトモ 編集部
広斗(三浦春馬)の想い
広斗くんは、桜さんにどんどん惹かれていき、なんとプロポーズをするまでになっていました。
プロポーズを受けた桜さんは本当にうれしそうで、二人は幸せに向かっていくと思われましたが、そんな矢先、凛太郎に振られてしまった千代子ちゃんが、実は広斗くんは自分の兄であることを話してしまいます。
嘘をついて、桜さんに近づいたことも何もかもを千代子ちゃんが話してしまったので、桜さんは広斗くんのことを信用できなくなってしまいました。
でも、広斗くんは桜さんに気持ちを分かってほしくて、離れたくなくて必死に何度も話をしに行きます。
そして、毎日バラの花を一輪ずつ桜さんの家のポストに届けていました。
桜さんも凛太郎との間で揺れていましたが、最後にちゃんと話をしたいという広斗くんの想いに桜さんは答えようとしていました。
ですがある日、桜さんが広斗くんと過去に関係を持った女性の兄から襲われている所に出くわしてしまいます。
助けようとその場に行こうとすると、凛太郎が桜さんのことを守っていることを知り、広斗くんは自分には桜さんの側にいる資格はないのかもしれないと思ってしまいました。
そこで、広斗くんは桜さんと離れることで桜さんが幸せになればそれでいい、と会った時に厳しい言葉を桜さんに投げかけてしまいました。
でも、本当は自分が幸せにしたい、側にいたいと感じていて、仕事場で泣いてしまうのです。
最後は「ハッピーエンド」
美樹さん(大塚寧々)と公平さん(遠藤章造)は誤解が解けて仲良くなり、結婚式をやりたいという思いを叶えて、結婚式を行っていました。
桜さんは、広斗くんに振られてしまって傷心しながらも、凛太郎と一緒にニューヨークに行くことにして準備をしていましたが、凛太郎の嘘で広斗くんがBMXの大会でケガをしてしまったと言われてしまいます。
桜さんは、振られても本当の気持ちは広斗くんと一緒にいたいと思っていたので、会場まで駆けつけていきます。
ミルトモ 編集部
そして、自分は黙ってニューヨークに行こうとしていましたが、桜さんが最後にちゃんと話しておきたいと凛太郎がバスに乗る前に何とか間に合いました。
二人はありがとうと話し合い、凛太郎は桜さんに想いを告げてニューヨークで頑張ると話し、バスに乗って行ってしまいました。
長く想いに気づいていませんでしたが、桜さんはやはり広斗くんのことが大好きになっていました。
その一方で、広斗くんは会場に来てくれた桜さんに一喝されてしまい、気を入れなおしてBMXのライダーとして大会で優勝することができ、家族にも認めてもらえました。
桜さんは広斗くんと一緒にいたいという想いで、急いで広斗くんの元へ向かいます。
広斗くんは驚いて何も言葉が出ていませんでしたが、二人は想いを伝えあい、一緒にいることを決断しました。
ミルトモ 編集部
『ラスト・シンデレラ』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ラストシンデレラのラストシーンまとめてみた
終わり方最高すぎました。#ラストシンデレラ pic.twitter.com/bqEeACyJ1E
— かほたろ (@soccer23K) 2013年6月20日
『ラスト・シンデレラ』に出演が決まった篠原涼子さんはダイエットをして撮影に臨みましたが、本当に2児のお母さんとは思えないほどスタイルが抜群でした。
とても綺麗で、本当に引き込まれてしまって涙が何度も出ました。
スペシャルドラマとして、桜さんと広斗くんのその後をやってほしいと何度も思いましたが、まだ情報はありません。
今後、情報が出るかもしれませんが、本当に何度見ても引き込まれるドラマでした。
『ラスト・シンデレラ』ぜひ皆さんもご覧くださいませ。