ハリウッドが一番元気だった頃に製作された映画『ラスト・アクション・ヒーロー』。
映画の世界に飛び込んだ少年と、彼が憧れるアクションヒーローのジャック・スレイターがスクリーン狭しと暴れまわります！
- 爆破爆破爆破！王道のハリウッドアクションムービー！
- シュワ＆シュワ！ダブルでお得の夢の共演！？
- 「こんなことが現実に起こればいいな…」今作は誰もが憧れる世界だ。
さらにはスレイターが現実の世界に飛び出して…？とスリリングな展開が描かれるアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ラスト・アクション・ヒーロー』をネタバレ解説します！
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目次
『ラスト・アクション・ヒーロー』作品情報
出典:映画.com
| 作品名 | ラスト・アクション・ヒーロー |
| 公開日 | 1993年8月28日 |
| 上映時間 | 131分 |
| 監督 | ジョン・マクティアナン |
| 脚本 | シェーン・ブラック デビッド・アーノット |
| 出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー オースティン・オブライエン チャールズ・ダンス アート・カーニー |
| 音楽 | マイケル・ケイメン |
【ネタバレ】『ラスト・アクション・ヒーロー』あらすじ・感想
映画の中に飛び込む少年！夢のある設定
みなさんにも「憧れの映画の主人公」が必ず一人はいるかと思います。
もし、自分の憧れの主人公と会うことができたら？
共に行動することができたら？
想像するだけでワクワクしますよね！
今作『ラスト・アクション・ヒーロー』は主人公の少年の身にそんな夢のような出来事が起こるのです。
主人公のダニーは、仲の良い映画館の映写技師であるニックに、ダニーの大好きな映画の新作『ジャック・スレイター4』の試写に誘われます。
自分が好きなシュワルツネッガー主演の新作が観れるということで、ダニーは母親が仕事に出ている夜、家を出て映画館へ向かいました。
いち早く新作を見れることで喜ぶダニーに、ニックは昔自分がマジシャンからもらった「魔法のチケット」を渡します。
ニックが言うことにはチケットは異次元のパスポートだというのです…。
いざ試写が始まり、ダニーはチケットを握りながら真剣に画面を見ていました。
すると、映画の中で悪役が投げたダイナマイトが突然スクリーンから飛び出してきたのです！
逃げようとしたダニーは眩い光に包まれて、次の瞬間！
ダニーが気づくと、そこは今スクリーンで観ていたはずのジャック・スレイターの車の中だったのです…！
魔法のチケットを手にしたことで、映画の中に入ってしまった主人公ダニー。
ハリウッド映画ならではの夢のある設定にワクワクが止まりません！
自分がダニーの立場だったら大興奮に間違いないでしょう。
豪華なカメオ出演者にも注目！
『ラスト・アクション・ヒーロー』には、映画の中にも現実にもものすごい数の俳優たちがカメオ出演しています。
遠目からでもはっきりと分かる装飾品のカメオから、そう呼ばれるようになりました。
全編通して探すのも楽しいと思います。
さすがハリウッド全盛期！予算も太っ腹！
思わず興奮しちゃうあの人も出演しています！
主なカメオ出演俳優は…
- マリア・シュライバー（シュワルツネッガーの妻）
- M.C.ハマー
- リトル・リチャード
- ジャン＝クロード・ヴァン・ダム
なんかが有名どころでしょう。
特に昭和後半生まれには眉唾もの（笑）
もう平成も終わり令和に入りましたが、あえて昭和の終わりを振り返ってみるのもまた良しですよ！
そしてジャック・スレイターを演じているアーノルド・シュワルツェネッガーも本人役として、プレミア試写会の場面で登場します。
映画から現実の世界に飛び出してきたジャック・スレイターを自分のそっくりさんだと勘違いする場面もあり！
二人のシュワちゃんが一度に観れる、ファンにはお得な作品です。
ジャックとダニー 映画と現実の冒険！
映画の中に入り込んでしまったダニー少年は、憧れの主人公ジャックスレイターと共に行動を始めます。
ジャックは始め、ダニーの言うことが信じられませんでしたが、映画の設定をよく知っているダニーが敵役であるベネディクトの居所と義眼の詳細を知っていることから、次第にダニーのことを信じるようになります。
また、ベネディクトは自分のことを詳しく知っているダニーに疑いを持ち、ダニーが手にしている「魔法のチケット」の存在を知り、手に入れようとダニーたちの追跡を始めるのでした。
チケットはベネディクトの手に落ちてしまい、スレイターを倒したいベネディクトは前作『ジャック・スレイター3』に登場した悪役リッパーを召喚し、現実の世界で本物のアーノルド・シュワルツェネッガーを抹殺するように命令をします。
また、ジャックとダニーも異次元への扉が開いたままだったのを見つけ、現実の世界でベネディクトたちを追いかけ始めました。
プレミア試写会に乗り込んだリッパーは、シュワルツネッガーを殺そうとしますが、駆けつけたジャックに阻止されます。
そしてリッパーはジャックとの決着をつけようと、ダニーをさらってビルの屋上で待ち構えます。
これは『ジャック・スレイター3』のラストシーンと同じで、このままの展開で行くとジャックが息子を失ったように、ダニーもリッパーと共にビルから落ちてしまうのです！
しかし、ジャックは雨が降っていることを利用し、発電機を壊しリッパーを感電死させました。
安心したのもつかの間、魔法のチケットを手にしたベネディクトが二人の前に現れたのです。
ベネディクトは魔法のチケットを使って、映画の中の悪役たちを現実の世界に呼び込もうとしていたのです。
ベネディクトの銃弾がジャックの胸を貫きましたが、ダニーの助けもあり、ジャックはベネディクトを撃ち殺しました。
『ラスト・アクション・ヒーロー』の気になる結末！死神の存在がキー？
ここからはネタバレが含まれますので、未視聴の方や知りたくない方はご注意ください★
魔法のチケットがベネディクトの手を離れ、ビルの下に落ちてしまいます。
しかし、すでにチケットが力を発揮しており、映画の中の「死神」が抜け出してしまいました。
ダニーは瀕死のジャックを助けるために、彼を映画館に運び込みます。
二人の前に死神が現れるのですが、二人のことは殺さず、ただ興味があると言って「チケットの半券を探せ」とアドバイスをしたのです。
ダニーは必死に半券を探し出し、ジャックを映画の中に帰しました。
映画の中では不死身のジャック、ベネディクトに撃たれた痕もすっかり消えていました。
ジャックは再びスクリーンの中で無敵の男として、ダニーの憧れの存在として活躍し続けるのです…！
『ラスト・アクション・ヒーロー』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
出典:ザ・シネマ
以上、ここまで『ラスト・アクション・ヒーロー』について紹介させていただきました。
- 派手なアクションと爆破で痛快爽快！何も考えず観ることができる作品
- アクション全開！シュワルツネッガーが最高だった頃を観ることができる
- 夢を持たせてくれるハリウッド映画。映画はこうでなくっちゃ！
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