ドラマ『競争の番人』第7話あらすじ/ネタバレ感想!独り立ちする白熊楓(杏)と、夢と現実のギャップ

競争の番人

出典:競争の番人公式ページ

白熊楓(杏)が一人で担当することになった調査案件は、ネット通販会社・三ツ星マーケットを調べる事でした。

三ツ星マーケットは、自社オリジナルファッションブランド・アンカレントを再販売価格維持(販売店に対し、指定した価格で売るよう圧力をかける事)している疑いがあります。

調査をして証拠を掴んだ白熊とキャップ・風見慎一(大倉孝二)は、三ツ星マーケットを立入検査することに‥。

実は、三ツ星マーケットには、再販売価格維持以外にも隠しておきたい事があったのです。

三ツ星マーケットが他に隠している事は何だったのでしょう。

白熊は一人で案件を処理することが出来るのか?

独り立ちする白熊と、夢と現実のギャップに悩む人達の姿に注目です!

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ドラマ『競争の番人』前回第6話のあらすじと振り返り

私的独占が疑われる大手呉服店・赤羽屋を調べることになった第六審査。

実は、赤羽屋の社長・赤羽千尋(真飛聖)は、桃園千代子(小池栄子)にとって因縁のある相手でした。

7年前、私的独占が疑われる赤羽を調べていた桃園は、不正を立証することが出来ず、そのせいで多くの呉服店が閉店に追い込まれたのです。

桃園は、今度こそ赤羽の不正を暴こうとするのですが‥。

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【ネタバレあり】ドラマ『競争の番人』第7話あらすじと感想

再販売価格維持を調査する白熊楓(杏)

第六審査にはキャップ・風見慎一(大倉孝二)と白熊楓(杏)しかおらず、他のメンバーは担当している案件の調査で忙しくしています。

そんな中、風見は、新しい案件を白熊に渡し、「白熊さん担当してみない?」と言いました。

白熊は少し躊躇しますが、風見の言葉に乗せられ案件を引き受けることに‥。

その調査案件は、ネット通販会社・三ツ星マーケットが、自社オリジナルファッションブランド・アンカレントを再販売価格維持(販売店に対し、指定した価格で売るよう圧力をかける事)しているかどうかを調べる事でした。

白熊と風見は、他のネット通販会社を回り、三ツ星マーケットのブランド事業部長・黒崎美佐子(雛形あきこ)が値引き禁止のメールをしていた事を突き止めます。

ミルトモ 編集部

小勝負勉(坂口健太郎)だったら「白熊さんにはまだ早い」と言いそうではありますが‥。

もしかすると、白熊に独り立ちさせるため、風見がわざと白熊を煽ったのかもしれませんね。

再販売価格維持が独占禁止法違反になる事も初めて知りました。今回の調査案件は、直ぐに証拠が見つかったようですが‥。

白熊楓(杏)の立入検査

立入検査に入られた三ツ星マーケット社長・山辺は、自分たちがした事を認めて謝り「今回の事は大ごとにはしないで頂けませんか」と言います。

白熊は反省している山辺たちを見て、これ以上の調査は必要ないと判断しました。

しかし、小勝負は、「表面的なものに捉われちゃダメですよ」と白熊に忠告します。

そんな中、出向検事・緑川瑛子(大西礼芳)は一人で仕事をする白熊を見て喜び、昇進した白熊の恋人・大森徹也(黒羽麻璃央)は、結婚の話を進めたいと白熊に言いました。

ミルトモ 編集部

今回の立入検査は、今までとは違って全ての書類を持っていくことはありませんでした。

販売店に値下げをしないようお願いすることが、独占禁止法違反だと知っている人はどれくらいいるのでしょう。

そんな中、「人気というだけで人は変わる」という山辺の言葉が気になりました。

公平ではないランキング

アパレル会社で働く館山が、白熊たちに話しかけて来ました。
館山は、「もし、公正取引委員会が三ツ星マーケットの不正を暴いてくれたら、私たちの商品も、もっと皆さんに選んでもらえるようになると思うんです」と言い、自分のブランド商品を白熊たちに見せました。

館山は、三ツ星マーケットが人気商品ランキングを操作していると白熊に訴えます。

調査をした白熊は、売上が良い商品でもランキング上位に入らないことがあると気づき‥。

ミルトモ 編集部

館山は、三ツ星マーケットのアンカレントが売れているのは、アンカレントが人気商品ランキングの上位を占めているからだと思っています。

小勝負の言う通り、選んでいるようで選ばされている可能性もある気がしました。

しかし、館山のブランドが売れないのは、ランキング操作の問題だけではないように感じます。

高い一点物より、安い大量製品を好む人もいるのでは‥。そんな中、白熊を元気づける風見が頼もしかったです。

商品を売れるようにするためには‥

三ツ星マーケットと組む前の黒崎は、個人で自分のブランド・アンカレントを売っていましたが、全然売れませんでした。

そんな時、山辺に声を掛けられ、アンカレントは三ツ星マーケットのオリジナルブランドになったのです。

どう売るかを考えるのは山辺、黒崎は服のデザインを担当しています。

しかし、今のアンカレントは安くて万人向けの服になり、昔のアンカレントとは違っていました。

黒崎は昔のアンカレントを懐かしみ、三ツ星マーケットのオリジナルブランドになったのを後悔し始めています。

人気商品ランキングに書かれた低評価のコメントが、非表示になっている事も分かり‥。

白熊は、三ツ星マーケットからの抗議書にも負けず調査を進め、黒崎から重要な情報を得るのでした。

ミルトモ 編集部

黒崎も館山も「着てもらえたら良さが伝わる」と言っていますが、結局、黒崎は山辺と手を組み、館山のブランドは潰れてしまいます。

低評価のコメントが非表示になっているのも、不正ではないと思います。

わざと悪質なコメントを書く人もいるので‥。商品を売れるようにするには、良いものを作るだけでなく、それをマネージメントできる能力も必要な気がしました。

自分の夢に向かって

黒崎は三ツ星マーケットを辞め、自分の納得がいく服を作ることにしました。

館山も、もう一度夢に向かって挑戦することにします。

半年後の11月21日。緑川が検察の保管庫から持ってきた資料には‥。

ミルトモ 編集部

やはり小勝負には、公取に入った理由があったようです。緑川が持ってきた資料には、小勝負誠(小勝負の父)とラクター建設の名前があります。

さらに、本庄聡子(寺島しのぶ)の名前も‥。小勝負が何を調べようとしているのかが気になります。

ドラマ『競争の番人』第7話まとめ

公正な競争という観点から考えると、再販売価格維持より人気商品ランキングを操作することの方が悪質に思えました。

とはいえ、一生懸命作った商品が売れないのは、再販売価格維持や人気商品ランキングの操作だけが問題ではない気もします。

黒崎は自分が作りたい服を作るために今の立場を捨て、館山はもう一度夢に向かって歩き始めます。

2人がこれからどうなるか分かりませんが、選んだ道が悔いのない道であることを願っています。

一方、小勝負には、公取に入ってやりたいことがあったようです。

15年前、小勝負の家族に何があったのでしょう。

第8話では、小勝負の過去を知ることが出来そうです!

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