ドラマ『競争の番人』第1話あらすじ/ネタバレ感想!公取に異動になった刑事・白熊楓(杏)と、公取の第六審査で働く審査官・小勝負勉(坂口健太郎)

競争の番人

出典:競争の番人公式ページ

犯人を取り逃がした白熊楓(杏)は、公正取引委員会(公取)の第六審査に異動になります。

其処で、白熊は変わり者の審査官・小勝負勉(坂口健太郎)と出会い‥。

白熊の教育係になった小勝負は、白熊にテキストとボールペンを渡しました。

第1話では、談合の疑いがある建設会社と、カルテルの疑いがあるホテルを立入検査する事になります!

ミルトモ 編集部

ドラマ『競争の番人』は、公正取引委員会を題材にした新川帆立さんの小説が原作になっています。東大法学部を首席で卒業して公取に就職した小勝負勉と、警察官から公取に異動になった白熊楓。立場も性格も違う2人は、公取でどんな仕事をするのでしょう。小勝負と白熊が、公取で働くことになった本当の理由は?小勝負と白熊だけでなく、第六審査で働く仲間たちの活躍にも注目です!
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【ネタバレあり】ドラマ『競争の番人』第1話あらすじと感想

公取に異動になる白熊楓(杏)

白熊楓(杏)は、階段から落ちそうになる乳母車に気を取られ、犯人を取り逃がしてしまいました。

それを問題視された白熊は、公正取引委員会(公取)の第六審査に異動になります。

荷物を抱えて第六審査の部屋に入ると、そこには誰もいません。

実は、第六審査の審査官たちは、入札談合(入札者同士が事前に話し合い、取り決めをしておく事)の疑いがある大手建設会社に立入検査をしようとしていたのです。

桃園千代子(小池栄子)から説明を受けた白熊は、立入検査に参加する事に‥。

ミルトモ 編集部

公正取引委員会は、独占禁止法に違反する行為を取り締まる機関です。刑事である白熊は、そこでどんな仕事をするのでしょう。白熊が公取に異動になったのは、犯人を取り逃がしたせいではない気がしました。

ブツ読み

書類を持って逃げだす豊島を追いかける白熊。

豊島が逃げ込んだ部屋には、小勝負勉(坂口健太郎)が居ました。

小勝負は「証拠隠滅は検査妨害」と豊島に言います。

桃園は豊島を事情聴取し、他の第六審査のメンバーたちは、留置した資料からお金の流れや談合と絡んでいる人物を調べる(ブツ読み)ことに‥。

白熊の教育係になった小勝負は、テキストとキャラクター付きボールペンを白熊に渡しました。

ミルトモ 編集部

資料に目を通す作業は大変そうで、見落としが起こらないのか気になりました。一方、公取は国の行政機関の中では立場が弱い機関のようです。国の機関で働く職員たちは優秀な人達ばかりと思っていましたが、その中でもランクがあるのでしょうか?それにしても、豊島の逃げ方が怪しすぎて、直ぐに不正がバレてしまいそうです。

公取の第六審査

公取には、第一から第五審査まであり、重要事項は委員長と4人の委員が決めることになります。

第六審査は、本庄聡子(寺島しのぶ)が公取の可能性を広げるために立ち上げた部署でした。

第六審査長・本庄を筆頭に、キャップ・風見慎一(大倉孝二)、主査・桃園、小勝負と六角洸介(加藤清史郎)で構成された第六審査。

20歳で司法試験に合格した小勝負は、東大法学部を首席で卒業した逸材です。

白熊は、そんな小勝負と組んで仕事をすることに‥。

紺野守里(石川萌香)は、公取でデジタル関係の分析チームに在籍しています。

一方、小勝負と同じ大学の同期である出向検事・緑川瑛子(大西礼芳)は、小勝負が就職先として公取を選んだのを不思議に思っていました。

ミルトモ 編集部

小勝負が公取を選んだのには理由があるのでしょうか?掴みどころがない小勝負と元刑事の白熊は、どんなバディを見せてくれるのでしょう。緑川が、小勝負たちとどう絡んでくるのかも気になります。

カルテルの疑い

ウエディング費用のカルテルが疑われる3つのホテル(クラシカルホテル、温泉郷 絆、ホテル天沢)を、小勝負と白熊が調べることに‥。

天沢グループは、色々な企業に出資し、ホテル天沢以外の事業も手掛けているようです。

レンタカーを走らせホテル天沢にやって来た小勝負と白熊は、結婚式を挙げたいカップルの振りをして話を聞くことにしました。

その頃、談合で事情聴取を受けた豊島は、全てを話してスッキリしていました。

ミルトモ 編集部

カルテルとは、企業間で価格などを取り決め、企業間の競争を制限する事です。今回はウエディング費用でしたが、生活必需品がどこも高い値段で売られていたら困ってしまいます。そんな中、カップルの振りをする小勝負と白熊のやり取りが面白かったです。

棚上げになった案件

2021年11月25日。クラシカルホテル社長・安藤が刺され(犯人の身長:170cm~175cm)意識不明に。

一方、クラシカルホテルにいる天沢グループの専務・天沢雲海を見かけた小勝負と白熊は、雲海を尾行する事にしました。

そこに、刃物を持った石田(フラワーショップ石田の店主)が現れ、白熊が石田を捕らえます。

石田は、11月25日に起こった事件の容疑者としても取り調べを受けますが、小勝負と白熊は、石田が犯人であることに疑問を感じています。

一方、雲海に公取の動きがバレ、今回の案件は打ち切り(棚上げ)になってしまいました。

ミルトモ 編集部

小勝負は、面倒なことは白熊に任せ、自分一人で調査しているように見えました。白熊は小勝負に遊ばれているような‥。それでも、対象者を尾行するなら、白熊のようなスキルも必要だと思いました。

弱い者の立場

フラワーショップ石田は、仕事を失わないためにホテル天沢の言いなりになっていました。

石田の妻・七瀬から話を聞いた小勝負は、ホテル天沢に頼らない方法を提案するのですが‥。

小勝負は「弱くても戦わなきゃいけない」と言います。

一方、談合を告白した豊島が、飛び降り自殺をしていたことが分かりました。

ミルトモ 編集部

豊島の葬儀にやって来た国土交通省・藤堂(小日向文世)を見た時の、小勝負の態度が気になりました。藤堂と小勝負の間には、何か因縁があるのでしょうか?車の中で、藤堂と雲海が話していたのも気になります。

立入検査拒否

2021年12月7日。小勝負たちはホテル天沢への立入検査が許され、納入業者いじめと価格カルテルの件を調査する事に‥。

しかし、雲海は立入検査を拒否。六角が、立入検査が許可されたと嘘を言った途端、パソコンを持って逃げだすホテル長・長澤。

追い詰められた長澤は、橋の上からパソコンを投げ捨てました。

小勝負はそのパソコンを川から見つけ出し、六角がパソコンの中を調べています。

そこに、雲海がやって来てパソコンを返すよう言うのですが‥。

テレビには、「いじめられているのはホテル側」と話す雲海の姿がありました。

ミルトモ 編集部

公取による立入検査を拒否するなんて出来るのでしょうか?雲海は、罰則が発動された事が無いと言っていましたが‥。一方、殺人未遂容疑をかけられた石田が、本当の事を言わないのは何故でしょう。

ドラマ『競争の番人』第1話まとめ

公取はあまり身近な存在ではありませんが、会社を経営する人達にとっては気になる存在ではないでしょうか。

実際、不正を暴かれた会社はどれだけあるのでしょう。

談合を告白した豊島と、不正をごまかし逃げ切ろうとする雲海。

石田が、雲海の言いなりになっているのも気になります。

第2話は、殺人未遂事件の犯人が誰なのかと、雲海の不正を暴くことが出来るのかに注目したいです!

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