アニメ『薬屋のひとりごと』第6話あらすじ/ネタバレ感想!「これ、毒です」毒見約、猫猫の言葉に会は騒然となる。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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園遊会が始まると、凍えながらも妃の侍女たちが人知れず衝突。玉葉妃、梨花妃の侍女たちが衝突すると、人知れず猫猫が不敵な笑みを浮かべます。

徳妃・里樹妃や、阿多妃の侍女たちもいがみ合いが起きていましたが、それは妃たち同士の深い理由がありました。

食事の席になり、毒見役である猫猫がスープに口をつけてうっとり。そんなにそんなにうまいのかと思いきや…

「これ、毒です」

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アニメ『薬屋のひとりごと』第5話のあらすじと振り返り

松茸を見つけた猫猫はヤブ医者と一緒にこれをこっそりこれを堪能していると、1人の宦官が呪いを解く薬を処方してほしいと飛び込んできました。聞けば宦官は夜、夜に見覚えのない木簡を燃やしたところ、炎が色を変え、宦官の手に赤い痣を作ったのでした。

これを炎色反応によるものだと見抜いた猫猫は、手の呪いはかぶれによるものだと判断して薬を処方して解決させました。が、この件が気になる壬氏は、高順に腕に火傷があるものを探すよう命じ、さらなる調査を続けようとします。

後宮では年に2回行われる園遊会の準備が始まり、猫猫もこれに参加することとなります。寒さに備え、下着にポケットをつけて懐炉入れにしようとすれば、同僚の侍女はもちろん、壬氏や高順も作ってほしいと言って彼女の元を訪れ、ついには後宮お抱えの食事係とお針子が、猫猫に作り方を習いに来ます。

日々の仕事をしながら準備を進め、いよいよ園遊会当日。猫猫は綺麗な着物を見に纏い、他の侍女たちと同じく、玉葉妃から高価な飾り物をもらいます。そして化粧を施されるのですが、乾かした粘土でつけたいたソバカスが取れてしまい、わざと醜女になるような化粧をしていたことがバレてしまいました。

玉葉妃や侍女たちはもちろん驚き、壬氏に至ってはすぐに自分のお気に入りの薬屋だと気づくことはできないほどです。路地裏に連れ込まれないよう、人攫いに遭わないようにと醜女のメイクをしていると聞かされた壬氏は心を痛め、簪を彼女に渡して去っていきます。猫猫がその簪の意味を知ることがないまま、園遊会が始まるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『薬屋のひとりごと』第6話あらすじと感想

衝突する侍女たち。梨花妃の侍女が騒ぐと、猫猫は不敵な笑みを浮かべる

園遊会が行われている間、猫猫たち侍女はやることもなく、ただ寒空の下、火鉢の前に居続けます。幕からこっそり顔を出しては、妃たちや会の様子を見てみると、猫猫は皇太后の若さに驚きます。皇太后には帝の他に弟君、2人の御子がいて、弟は病気がちでなかなか外に出てこないと聞かされます。

そんなことをしていると、梨花妃の侍女と桜花達が衝突。上級妃の侍女同士の代理戦争が始まっていました。

玉葉妃の侍女は地味だと笑われ、梨花妃の侍女たちは醜女の侍女を雇っているのは恥だと言われて我慢のならない桜花。自分のことを言われていると理解する猫猫ですが、苛立つことなどしません。水晶宮では仲良くしていたのにと回想を巡らせますが、猫猫は妓楼で当たり前に言われる上段でその侍女を脅していました。

KAMUI

お父様に言いつけてやるに対して、「なら言いつけられない体にしてやろう」って脅しはヤバいです猫猫

この場をおさめるため、猫猫は桜花を取り押さえる侍女たちの後ろから、鼻元を隠した状態で梨花妃の侍女に微笑みかけます。そしてそこにいた侍女こそが自分に恐怖を与えた猫猫だと気づいた梨花妃の侍女は、このくらいにしてあげると言って逃げ帰っていくのでした。

KAMUI

猫猫…やべぇ…。梨花妃の侍女からはもう恐れられる存在であることは揺るぎませんね。

徳妃・里樹妃と淑妃・阿多妃の侍女たちも例外ではないが…その理由がヤバい

火鉢の前で暖まりながら、梨花妃の侍女におすそ分けする懐炉石を温めていると、今度は里樹妃と阿多妃の侍女たちによる代理戦争を目の当たりにします。

齢十四の徳妃・里樹妃と齢三十五で古参の淑妃・阿多妃。2人の関係は元嫁姑のため、侍女たちの関係は良くないのです。

先帝の妃と今の帝の妃という関係であったが、先帝が崩御した際、先帝妃は一度出家したのち今の妃になったのです。崩御したのが5年前であることから阿多妃は30歳、里樹妃は9つの頃の話。今の帝は9つの少女を妃にしたのかと呆れるのですが、実のところ先帝の妃は当時9つの里樹妃なのです。これにはさすがの猫猫も驚きますし、その幼姑からは睨まれてしまいます。

KAMUI

皇太后も若いということは、先帝は若い女性が好みという範疇を越え、ロリコンということでよろしいでしょうか?

本来であれば、妃同士着物の色は被らないようにするべきですが、里樹妃が玉葉妃とかぶる桃色の着物を着ていることから、空気の読めない子なのかと猫猫は考えるのでした。

KAMUI

徳妃は本来、白の衣を着るのが良いらしいです。それなのにピンクを選んじゃうのは玉葉妃への対抗心かなにかと思われても無理はないですね。しかも楽しくなさそう…壬氏にはめちゃくちゃキラキラしていらっしゃったのに。

意味も知らず増える簪

寒空に震えるのは梨花妃の侍女も同じ。そこで猫猫は玉葉妃や同僚の侍女たちに許可をもらい、彼女達に懐炉を分けようとしました。「寒いなら持っておくと良い」と言って差し出すも、侍女たちはたちまち逃げて行ってしまいました。

そんな時、宦官が女性に簪を渡しているところを目にします。これは花の園に隠れた優秀な人材を確保するのだと桜花は説明しますが、猫猫は興味を示しません。

KAMUI

違う意味もあると聞かされても、猫猫は全く気に留めませんね。

意味を理解することなくふらりと歩いてみると、見知らぬ宦官が猫猫に簪を渡してきました。男の腰元には複数の簪。そこで猫猫は、恥をかく侍女がいないようにみんなに配っているのだろうと考えながら貰います。

参加賞だと思ってサンゴの簪を手にする猫猫。そんなところに今度は梨花妃がやってきて、猫猫の頭に簪をさして帰っていくのでした。

手には宦官・李白の簪、右髪には壬氏にもらった簪、そして左髪に梨花妃からの簪をさす猫猫を見た侍女たちは、これは玉葉妃が拗ねるどころじゃない…どうするのだろうと不安を抱くのでした。

KAMUI

上級妃2人からの簪はスゴイ…。猫猫モテモテですね。

宴の毒見でうっとり。その理由は…

李白、梨花妃、そして壬氏の簪をすべて腰に挿し、猫猫は自身の役目である毒見の仕事を始めます。怯えながらも毒見をする侍女たちに対し、猫猫は好んで毒を食らいたいと思っているため、たたずまいが非常に堂々としています。

どうせなら河豚が良いなと考えていると、帝の好物であるナマスの毒見が目の前にやってきました。普段の食事でもナマスは出てきますが、今回は青魚ではなくクラゲが入っていたことから、配膳が間違えられたのだろうなと、猫猫は考えます。

そのときふと目に入って来たのは、青魚を嫌々食べる里樹妃、そしてその姿を見てニヤリと笑う彼女の侍女の笑み。嫌なものを見たなと、猫猫は目を伏せます。

毒見役が怯える姿をみて楽しいなど思わない李白でしたが、スープをのんでうっとりする猫猫の姿を目にして驚きます。どれだけウマいんだろうと想像したのも束の間、猫猫の口から発せられた言葉は…。

「これ、毒です」

KAMUI

あのうっとりは毒を飲んでか!紛らわしいでしょ!
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毒を飲んで笑顔の猫猫だが、壬氏は笑みも見せずに…

貴妃・玉葉妃に出されたスープに毒が入っていると気づいた猫猫は、口を押えたまま宴の外へ。本当ならば飲み込んで全身で毒を味わいたかったと悔いつつも、これをすべて吐き出した猫猫。ここに駆け付けた壬氏は彼女を医務室に連れて行こうとします。毒のスープの残りが欲しいと言い出して苛立つ壬氏。しかも、本当に毒が入っているのか確かめるために大臣が飲んで倒れて大騒ぎになっていると聞いた猫猫が、胃がひっくり変えるほどよく吐ける嘔吐薬を差し出してきたのでさらに呆れます。

KAMUI

壬氏も言っていますが、嘔吐薬というかもはやそれは毒!

襟が乱れ、新しい簪をさしていることから、宴の席から隠れ、宦官と秘密の関係を築いていたのではと想像する猫猫ですが、いつものキラキラさもなく幼い感じがしたことから、この方が良いと猫猫は思うのでした。

KAMUI

壬氏の猫猫を大事にしたいという雰囲気がすごく表れている瞬間かと!キュンってしちゃいます。

里樹妃のアレルギーを見抜いた猫猫は、彼女の侍女を脅す

医務室は大臣の対応で大忙しのため、壬氏の書斎で毒をすべて吐き出した猫猫。そして彼女は、壬氏に頼んで里樹妃と毒見役の侍女を呼びました。

壬氏に呼ばれたとして心をときめかせる里樹妃。その左腕をめくると、赤い斑点が広がっていました。人によっては好き嫌いとは別にどうしても食べられないものがあり、それは青魚であるものまで見抜いた猫猫。かくいう彼女も蕎麦が食べられず、何をやっても克服することはできないのだと語ります。

KAMUI

つまりアレルギー。毒は平気なのに蕎麦はダメって…不思議ですが、アレルギーの話までこの中華作品は出てくるとは驚きです。

今回は腕の発疹だけですんだものの、最悪の場合は呼吸困難に陥って命を落とす可能性もある。嫌いなだけだろうと思って無理矢理食べさせるのは毒を盛ると同じだと話す猫猫は、毒見役の侍女に対処法を認めた木簡を私ながらも、最悪の場合は医官でもどうにもできないことを忘れるなと脅すのでした。

KAMUI

あれ、続・恫喝ですか?怯える侍女が増えました。にしても、猫猫はどこまで上級妃の救世主になるのか。

里樹妃と玉葉妃の食事は入れ替えられたもの?犯人は一体…

毒を盛られたのは玉葉妃の食事ですが、ナマスの中身がいつもの青魚ではなくクラゲになっていたことから、玉葉妃と里樹妃の食事は入れ替えられたものだと考える猫猫。壬氏にもこのことだけを報告するも、侍女の言うことなのでといい、それ以上を話すことはありませんでした。

KAMUI

公の場で毒殺を謀ったものがいること、未だ見つからない腕に火傷の後がある者、謎は深まるばかりです。

アニメ『薬屋のひとりごと』の次回に期待するもの

ディザーPVから使われていた猫猫の美しいシーンがここでお披露目!うっとりした顔からのキリッとした表情で「これ、毒です」は痺れましたね。

このシーンを見て『薬屋のひとりごと』という作品が気になった人もいるでしょう。かくいう私も、このシーンをみて作品に興味を持ち、アニメがスタートする前に漫画をイッキ読みした人間なのでそい言い切りたいです!

さて、里樹妃を毒殺しようとしたのは誰か、そして木簡を燃やそうとした人物もまだ出てこないことから、早く次をと心待ちにしてしまいます。

続きが楽しみです。

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