生きずらいな、そう感じたことは?
私なんか…から解放されたくないですか?
このドラマは、衝撃的なある夫婦の夜の営みシーンからはじまります。
現代の悩める女性にエールを!!
この秋、テレビ東京はMEGUMI企画・プロデュースの新感覚女性応援ドラマを放送します!
原案はふちいく子の人気エッセイ「くすぶり女のシンデレラストーリー」(梓書院)。
モラハラ夫に25年耐え続けている2児の母(西田尚美)と、
恋愛でも仕事でも“1番になれない”令和世代OL(香音)。
違う道を歩んできた年齢の異なる2人が出会い…
それぞれの人生を1歩先にすすめるため、タッグを組みます。
愛憎渦巻く中、もがきながら進む主人公たちに…
共感したり、勇気づけられたり。
そして、最後は明日を生きるパワーをもらえるような力強いドラマです。
第1話「○○より○○って思う人生って、どうよ?」では、
モラハラ夫に悩む妻がついに動き出します!
目次
ドラマ『くすぶり女とすん止め女』のあらすじ
専業主婦から女性管理職へと羽ばたいた伝説の女性・ふちいく子の
経験が詰まったエッセイをドラマ化!
ドラマをより輝かせるのは、世の女子たちが憧れる女性・MEGUMI。
これは、社会の理不尽に抗う…
ふたりのカッコイイ女たちによるシスターフッドドラマです。
ヤバい夫(勝村政信)のモラハラに25年耐え続けている主婦がいます…
彼女の名は、山本郁子(西田尚美)。
あまりの酷さに離婚を夢見るも…
経済力もないし、1人で2児を育てていく自信もない。
もう1人、社会の片隅で悩める女子がいます。
彼女の名は、工藤ほのか(香音)。
仕事も恋愛も万年2番手で、やりきれない気持ちを抱えて生きています。
“生きづらさ”にぶち当たる郁子とほのか。
このふたりが出会い、溜まった“うっぷん”を仕事にぶつけていく…!
襲い掛かる試練に真っ向から抗う2人のカッコイイ物語がはじまります!
ドラマ『くすぶり女とすん止め女』登場人物
山本郁子(西田尚美)
49歳の専業主婦で2児の母。
25年間、モラハラ夫から虐げられてきた…
別れを告げるため、自立を決意!
PR会社で働きはじめる。
しかし、その会社にはあの人が!!
工藤ほのか(香音)
25歳でPR会社勤務。
一見、器用に立ち回る彼女だが…
仕事やパートナーの関係で悩みを抱えている。
八田 誠(渋谷謙人)
営業二部の部長。郁子のよき理解者。
郁子の持つポテンシャルに気づき、自分の働くPR会社にスカウトした。
本間隼斗(中川大輔)
マッチングアプリで、ほのかが出会ったランキング“2位の男”。
いつも愚痴を聞いてくれる優しい一面あり。
物事や人に対して、偏見がなくフラットに受け取るタイプ。
鳥森秀一(杢代和人 原因は自分にある。)
マッチングアプリ“1位の男”。
甘いマスクのイケメンで、不思議な色気がある男性。
若くして空間デザイナーとして成功。
仕事もプライベートも順風満帆である。
綾乃(大久保桜子)
八田の過去を知る、元取引先の相手。
武とも関係ありの謎多き女性。
ちーママ(MEGUMI)
ほのかのよき相談相手。
ほのか行きつけのスナックのちーママ。
悩みがフッと軽くなるような言葉をかけてくれる人。
山本 武(勝村政信)
郁子の夫。
日常的に経済DVやモラハラを行う。
PR会社営業一部の部長。
妻が秘かに離婚を考えていることを、彼はまだ知らない…
挿入歌を担当し、エンディングにもカメオ登場(重盛さと美)!
このドラマを歌とダンスで盛り上げてくれるのは、重盛さと美。
エンディングテーマは、MUNEHIRO feat.重盛さと美 「survival song」。
挿入歌も、重盛さと美feat.友達「AAAANNNN」です。
エンディングダンスにもカメオ登場!
いつも最後は、彼女の歌がスカッとストーリーを締めてくれます。
【ネタバレあり】ドラマ『くすぶり女とすん止め女』第1話あらすじと感想
モラハラ夫の“マシ”な所…
山本夫婦の夜の営みがはじまります。
妻の山本郁子(西田尚美)は、気が散るのであえぎNG。
なぜなら、夫の山本 武(勝村政信)がVRでAVを見ながらエッチしてるから。
VRゴーグルをして腰を激しく振る夫を、ただただ妻は声を押し殺して見上げます。
事が済むと、VR機材メンテをしながらモラハラ夫が辛辣なひと言を浴びせてきます。
「膣トレ、君もやりな。主婦って何も知らないんだな!」
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スーパーのチラシを見て、1円でも高い所で買ってしまっていると文句とたっぷりの嫌味を言われます。
武が書いた買い物リスト以外の購入品があると怒られます。
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家に帰ってくるだけマシ。買い物できるだけマシ。
さしこまれるこれらの文字と、“マシ”の破壊力がすごい。
モラハラが発動する直前、ご近所の目を気にして…武は窓を閉めます。
「君は、亭主にまがい物のハンバーグを食わせるのか?」
専業主婦の君に考える能力がないから俺が考えてやってるんだと言われます。
いつも夫は、威嚇するようにサンドバックを殴り倒します。
自己肯定感の低い郁子は、25年間黙ってこれに耐えてきました。
こんな酷い夫ですが、溺愛している娘の澪(河野彩吹)だけには優しいのです。
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殴られないだけマシ…彼女のガマンが伝わってきます。
くすぶり専業主婦(西田尚美)は、あるアカウントに出会う。
「もっと一緒にいたい…次、いつ会える?」
郁子は、武のスマホに綾乃という女からメッセージが届いているのを見つけます。
これでも、きっとマシなはずだと49歳の郁子は自分に言い聞かせます。
彼女は、29年前に短大を卒業。
お茶くみOLを半年し、武と結婚しました。
それ以来、専業主婦で2児の母。
郁子の人生は、ただいま絶賛“くすぶり中”です。
ある日、郁子はえるにーにょという人が「モラハラ夫から離婚して自立するまでの道」という漫画をSNSに投稿しているのを見つけます。
そこには、自立するための3ステップが描かれていました。
①金銭的な不安を解消する
②仲間を見つける
③夫のモラハラの証拠を集める
20歳若ければ、離婚を考えるのに…郁子は鏡を見てため息をつきます。
そこへ、全寮制の男子校に通っているはずの長男・明(込江海翔)がスーツケースを持って帰ってきました。
ママが守る…福岡の実家へ緊急脱出!
学校を辞めたい…
小さな声で母にそう言った彼の手には、1冊のスケッチブックが!
そこには、学校の人たちに書かれたであろう醜いイタズラ書きが多数。
「また、いつものおんな病か!なよなよしてっからダメなんだよ!」
偶然、忘れ物を取りにきた武が明に厳しい言葉を浴びせます。
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明の描いた絵を破って踏み潰し、武が言います。
郁子が口を挟もうとすると女は黙っていろと怒られます。
「君は1円も稼いでないんだから、子どもくらいちゃんと育ててー!」
物に当たりながら、そう言い捨てて武は仕事へ。
学校に戻るという息子の手を取り、郁子は決めます。
「明も、澪も…ママが守る!」
郁子は、子どもたちを連れて東京の自宅を飛び出し福岡の実家へ。
久胡商店という小さな駄菓子屋さんを営んでいます。
いくつになっても実家が頼みの綱です。
「高給取りで東京の立派な会社に勤めている旦那さんに盾つくとかありえん!黙って養ってもらうのが女の一番の幸せだ!」
母(仲野元子)はこう言って、娘の郁子を叱ります。
くすぶり女(西田尚美)とすん止め女(香音)
博打はしない。お酒はほどほどで…殴りはしない。
「そんな神様みたいな男は、九州にはいない!帰りなさい。」
母は、罰の悪そうな父の方を向いてわざと聞こえるように言います。
そして、全財産を飛行機代で使ってしまった郁子に、母の雷が落ちます。
武が浮気をしていることを話すと、母は“浮気は男の勲章!”と跳ね除けます。
その夜、鬼の夫から鬼の勢いの鬼メールがじゃんじゃん届きます。
そっと、父(小高三良)が2千円が入った封筒を郁子に渡してきます。
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自動販売機の“めんたいドームで一緒に働こう”という求人広告が目に留まります。
郁子は、野球場でVIP席の対応を行う派遣スタッフに合格!
学生に混じって29年ぶりのお仕事です。
「はやく動いた方がいいですよ。お…」
ちょっともたつく郁子に、PR会社の工藤ほのか(香音)が「おばさん」と言いかけて“すん止め”します。
ほのかは現在、本カノがいる男・鳥森秀一(杢代和人 原因は自分にある。)の2番手の女。
彼女の夢は1番になることです。
クレーマー(KAZUMA しずる)に、震える彼女(香音)。
車いすのVIP客・佳子(加藤美智子)が困っている所を見つけて、郁子は動きやすいようにドアを開けます。
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「これで負けたらお前のせいだからな!」
ほのかが必死になだめてはいますが、柴田のクレームはエスカレート!
「コイツ駄目だ…責任者呼べよ!」
何か代償を払えと、選手のサインや年間観戦チケットを要求してきます。
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その部屋に一緒にいた郁子は心配になります。
そして、モラハラをする際に武が“窓締め”するのを思い出し、郁子はVIP部屋のドアを開けます。
開いたドアから、横暴な柴田の言動が筒抜けです。
「また他人様に迷惑かけて…なにやってんの!」
さっきの車いすのお客さん・佳子が戻り、息子を叱ります。
うちの子がごめんなさいと、郁子に向かって佳子が謝ります。
妻は夫の所有物なんだよ!
「酔っぱらった時点で、クライアントじゃなくてクレーマーです!」
ほのかは、自分たちの給料にはクレーマー対応なんて含まれてないと郁子に話します。
「怖かったんですよね?震えていたから大丈夫でしたか?」
郁子が優しく声をかけるも、ほのかは何も言わず去っていきました。
7時間で7000円稼ぎました。
離婚にいくら必要かはわかりませんが、道のりはまだ遠そうです。
実家に帰ると、母の元へ武から送られてきた謙虚で丁寧なメッセージを見せられます。
冷静に話したいから帰って来てほしいと。
飛行機代を現金書留で送ってくるとのこと。
武は郁子の両親には迷惑料を包み、すっかりふたりを丸め込んでいました。
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帰ってくる場所があるだけマシ。
さしこみ文字に胸が痛みます…
帰ってきた郁子に、ネチネチする武。
挙げ句、モラハラ夫は郁子の至近距離でこう言い放ちます。
「妻は夫の所有物なんだよ!二度と勝手にどっか行くな!」
これはもう、マシじゃないかもしれません。
誰かよりマシって思う人生って、どうよ?
ほのかは、行きつけのスナックへ。
千鳥の番組前に立ち寄ったというエハラマサヒロがほのかの隣に座るも、興味なし。
ただただ秀一に会いたくて「家に行っていい?」とメッセージを送ったら…
本カノとのデート中らしく「いま携帯が触れない」と返信がきます。
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ママ(ふちいく子)から言われると、ほのかは「男ゼロよりマシ。」と答えます。
ちーママ(MEGUMI)が、ほのかにひと言。
「誰かよりマシっていう考え方、もうやめなさいよ。」
1番になりたくて仕方ないほのかは、このいい言葉をスルーします。
マッチングアプリで2番目に人気の男・本間隼斗(中川大輔)が、ほのかにいいねをつけました。
くすぶり主婦(西田尚美)とすん止めOL(香音)、再会!
郁子に、Radial PRの第二営業部部長・八田 誠(渋谷謙人)が電話をくれました。
めんたいドームのお仕事を担っている会社の人です。
あの時の一部始終を見ていた八田。
郁子のVIP対応を評価している彼が「わが社で働きませんか?」と、声をかけてくれました。
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郁子がそう言って断ると、八田は意外な言葉をかけてくれます。
「専業主婦も立派な仕事です!」
365日24時間マルチタスクをこなす主婦にとって…
1日8時間の週5日勤務なんて“たあいもないこと”と、彼は郁子を説得します。
「あなたは優秀な人です。僕にはわかります!」
八田は、郁子の左手をそっと両手で包みながら仏のような笑みを浮かべてこう言うのです。
郁子は、働いてみることにします。
意気込んだ郁子は、かなりバブリーな化粧をして初出勤!
会社で、くすぶり女とすん止め女が再会します。
しかも、郁子がほのかの下につくことに!
そして、驚くべきことにその会社にはモラハラ夫の武もいたのでした…!
ドラマ『くすぶり女とすん止め女』の次回に期待するもの
衝撃からはじまり、衝撃で終わる…そんな怒涛の第1話でした。
他人事とは思えない部分満載。
せっかく一筋の希望が見えたと思ったのに!
まさか、職場でまでモラハラされちゃうんでしょうか!?
第2話もきっと、驚きが待っていそうな気がします。