真のリーダーとは…聞かれたら誰が思い浮かぶ?
ビシッと統率してカリスマ性がある「進撃の巨人」のリヴァイのような人か、
「NARUTO-ナルト-」のはたけカカシみたいに優しく強く包み込みながら導く人か、
はたまた、どこまでも仲間ラブな「ワンピース」のルフィーか…
各々、抱く理想は違うはず。
十の巻は、くノ一の班長たちが主役です!
いろんな上司像を見ることができる考え深い回がはじまります。
目次
アニメ『くノ一ツバキの胸の内』前回第9話のあらすじと振り返り
「ヘビと男」
ハナ先生が突如はじめた“班対抗おかずヘビ争奪ゲーム”!
ヘビに記されたおかずが増量されるという、オイシイ特典に釣られ皆必死です。
「男ヘビを捕まえろ!」
ゲーム中、なぜかこのよくない単語が下級生の間でブームに!
ツバキ(夏吉ゆうこ)はNG発言をやめさせようとします。
リンドウ(小原好美)から「ヘビは男のちんちん似!」と聞かされて…
ツバキは恥ずかしさで戦闘不能になっちゃうのでしたw
「成果とは」
ギャル班員2人がだらしないという理由で、班長のスミレ(ファイルーズあい)発案で“山ごもり”していた酉班が更生して帰ってきます。
アザミ(朝井彩加)&タンポポ(井上ほの花)は、リーダー不在の隙に愚痴りまくり。
なんと、透明化を使ってそれを聞いていたスミレ…ちょっぴり凹みます。
すると、ギャル達は不満はあれどスミレを尊敬していて大好きだと本音を明かします。
それを聞き、術を解いたスミレは最高の笑顔をみせるのでした。
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十の巻は、リーダー論がテーマ。
後輩から慕われる班長たちの姿に、今回も胸アツです!
【ネタバレあり】アニメ『くノ一ツバキの胸の内』第10話あらすじと感想
私、ちゃんと子班のリーダーをできてる?
「私って、ちゃんと子班のリーダーをできているんだろうか?」
悩める子班の班長・タチアオイ(一ノ瀬加那)の心の内が聞こえてきます。
子班は3名。
急がば進め!がモットーの楽観的な性格を持つヒグルマ(峯田茉優)。
急がばまわりたい…死んじゃうよ?が口癖なネガティブ思考気味なハギ(近藤玲奈)。
下級生たちをうまくまとめることができているか、最近のタチアオイは不安です。
例えば…班行動を決めるとき、まずタチアオイは2人に何がしたいか意見を尋ねます。
ヒグルマの突発的な思いつきと、物事を全て悪い方向に考えてしまいがちなハギ…
真逆な2人の意見がまとまる訳もなく…
結局、最後は「どうする?」と2人がタチアオイに委ねます。
すると、彼女は2人の折衷案を考えて提案…それをヒグルマ&ハギが受け入れて決定!
この流れが子班の班行動決めのお決まりパターンです。
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私ってリーダーっぽくない…
“すり合わせ”しかできない自分を、タチアオイは情けなく感じています。
理想のリーダーはこの人!自信がない子班の班長・タチアオイが見つけた目標。
「猪の罠を張り、安全に木の実を集めつつ…うさぎでも出たら捕まえるのは?」
きょうも、肉を食いたいヒグルマと安全に木の実拾いをしたいハギとの中間をとる班長。
自己主張弱めなリーダー・タチアオイはガチで悩んでいます。
言っている自分自身がこれでいいのか不安なのに…
いつもヒグルマとハギは反論なしでタチアオイの案に同意してくれます。
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「班を引っ張っていかなくちゃ…でも、どうすればいい?」
考えるタチアオイに、戌班のやりとりが聞こえてきます。
「のんびりしたい!」とサザンカ(根本京里)。
「魚釣りしたい!」とアサガオ(鈴代紗弓)。
「ダメ!今日は、あなたたちの苦手を克服するための連携の特訓です。」
ツバキ(夏吉ゆうこ)は、有無をいわさず2人に特訓を命じます。
シュンとしつつも、ツバキの言うことを戌班全員が素直に受け入れていた!
「なんだかすごくリーダーっぽい!あんな風に皆を率いていけば…」
ツバキの班長っぷりは、タチアオイが思い描く理想のリーダー像そのものでした。
ツバキ風を実践してみたら…ドジっ子リーダーの気付き!
さっそく、ツバキ風を実践!
「予定変更!苦手を克服…手裏剣の練習をする!」
リーダーらしく堂々と告げるも2人から「手裏剣は苦手じゃない」と言われ…w
それでも意見を押し通します。
しかし、練習場に辿り着いてから…手裏剣を持ってないことに気づきますw
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諦めて、火遁の練習に切り替えます。
「これでリーダーできてる?」未だ正解が見えないタチアオイ。
すると、突然の雨に見舞われ3人は洞窟へ。
焚火を焚こうとしますが、もうへとへとで火遁は出なくて…
「2人を振り回して…私、リーダー失格だ」自分の不甲斐なさを痛感します。
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ヒグルマ&ハギが、もうちょっと自分を変えるよう心掛けると謝ってきます。
「大丈夫、私たちはタチアオイのことリーダーだと思ってる!」
タチアオイに元気でいてほしいという2人の言葉で、班長は涙腺崩壊!
「形だけマネしてもダメ…私は私のやり方を見つけなきゃ!」
タチアオイの決意を応援するように、空には大きな虹がかかっていました。
姉さまが大変!戌班班長のピンチに、ライバルが恩を売ってきた!?
ある日の未班部屋。
はやく片付けを終わらせて修業したい年下のトウワタ(富田美憂)がせっせと掃除中!
ハンモックでサボるベニスモモ(山根綺)は、手伝うよう促されますが雨が降るから修業はムリと拒否!
そこへ通りかかった申班のモクレン(羊宮妃那)も大雨予想をトウワタに告げます。
すると、突如モクレンがトウワタの前から消え…
どうやら彼女はリンドウ(小原好美)の術で戌班部屋へ呼ばれたようです。
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「モクレン大変!姉さまが風邪なの!」
サザンカが泣きべそをかきながら、布団で咳き込むツバキを助けるようすがってきます。
しかし、モクレンの医療術は風邪には使えず、風邪に効く薬草も現在在庫切れ!
サザンカ&アサガオが薬草のありかである“山のへそ洞窟”へ行くと言いだします。
天候悪化を懸念してツバキが止めるのを、部屋の外でベニスモモが耳にします。
「私が行くわ…はやいもの勝ち!ツバキに恩を売っておくのも悪くない!」
ベニスモモはすまし顔でサザンカたちに宣戦布告します。
やまのへそ洞窟でのできごと。
「借りは作りたくない!絶対にベニスモモより先に薬草をとって帰る!」
サザンカ&アジサイは意気込んで、ベニスモモの後を追いかけます。
山のへそに辿り着いた3人は茫然と立ちつくします。
土砂崩れで洞窟への入り口が塞がってる…
「掘るわよ…まったくツバキに貸しを作るのも楽じゃないわ。」
その言葉にカチンときたサザンカがベニスモモに襲い掛かるも、右腕1本で返り討ち!
アジサイも続きますが、左足1本でいとも簡単に倒されます。
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天候が悪化する前に早期決着をはかっていたのです。
サザンカ&アジサイはそれを知る由もなくて…
「力が余ってるなら掘る方に回しなさい!」ベニスモモに煽られ、懸命に掘る2人。
3人で掘り進み、ようやく洞窟の入り口が少しだけ見えてきました。
すると、ベニスモモが紙を中に入れて空気が通っているのを確認。
「時間がない。サザンカ、あんたならここ通れるでしょ?」
ベニスモモに横取りされるかもしれないけど、姉さまのためなら…
小柄なサザンカが洞窟内へ薬草をとりに入ります。
子守がてら遊んでた…奥ゆかしきリーダー・ベニスモモ!
「戦って奪われるのとただ奪われるのは違う…あんたに戌班の誇りまで奪わせない!」
ベニスモモに決闘を申し込んだサザンカ。
「暑苦しい…とりゃしないわ」とベニスモモ。
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気が緩んだ隙に、薬草が入った袋を奪われて戌班の負けが確定!
「これで貸し1つね?」
部屋に着くと、ツバキに袋を渡してベニスモモが言います。
急に笑い出したサザンカが「本物の薬草はここよ!」と首巻から薬草を出してみせます。
土壇場の大逆転劇に湧くサザンカ&アジサイ。
何も言わず黙って部屋を去ろうとするベニスモモにツバキが声をかけます。
「借りができましたね!」
実は最初から勝負するつもりなどなかったベニスモモ。
ツバキの心中を察してサザンカ達に付き添ってくれただけ…
最初からベニスモモに騙されて遊ばれたとサザンカたちは悔しがります。
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「もう!片付けほっぽらかしてどこに?」
未班部屋に戻ったベニスモモは、トウワタにお小言を言われながらハンモックへ。
その顔はまんざらでもないイイ顔をしていました。
アニメ『くノ一ツバキの胸の内』の次回に期待するもの
エンディング後のおまけ、モクレンリーダーのほんわかぶりにも癒されました!
それぞれが、自分に合った生き方を!…とても勇気づけられたお話でした。
十一の巻は、「もて術」と「モテたい」の2本!
“モテる”を初めて知るくノ一たち。
あかね組に空前の“ちょっと変わったモテブーム”が巻き起こる!
おもしろくなりそうです。