いい出会いが集まると、いい心がたくさん繋がっていく…
大切な人たちと笑い合うその瞬間、
ふと“ここにある確かな幸せに気づく”ことがあります。
第9話「霧島〇〇計画」では、そんな幸せを感じる1日のできごとが描かれます。
組長と愛妻の出会いのエピソードも明かされる、超ハートフル回です！
目次
アニメ『組長娘と世話係』の第8話あらすじと振り返り
元若頭・葵塔一郎（CV.前野智昭）が、桜樹家へやってきました。
堅気に戻るきっかけとなった愛息・洸輝（CV.向井莉生）と手を繋ぎ…
葵は緊張しながら門をくぐります。
思い返せば、7年ほど前。
霧島透（CV.細谷佳正）をかばって、葵が刺されてしまう事件勃発！
その頃、妊娠中だった葵の妻・沙苗（CV.三澤紗千香）。
彼女は、その出来事がきっかけで精神が不安定になってしまいます。
「命を懸けて守るものは1つしかいらない。大切な人を守れ！」
桜樹一彦（CV.竹内良太）はこう言って、葵を組から送り出しました。
そしていま…葵はもう会うことは叶わないと思っていた恩人・一彦と再会！
一彦から友好的に迎えられた葵。
嬉しくて、葵の目から熱いものが込み上げてくるのでした。
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「幸せは長くは続かなかった…」という不穏なラストセリフに心がザワついた第8話！
第9話は、なぜかそわそわする組長娘からのスタートです。
【ネタバレあり】アニメ『組長娘と世話係』第9話あらすじと感想
ヒミツ計画進行中！組長娘のそわそわがとまらない！！
数日前から落ち着きがない、桜樹八重花（CV.和多田美咲）。
霧島透（CV.細谷佳正）は、その変化を感じ取ります。
しかも、今日は特にそわそわしっぱなしの八重花。
「きょうはお仕事そと？夜はお家にいる？」
やたら霧島のスケジュールを気にしてくるから謎です。
どうして聞いたのかを尋ねてみたのですが、その理由をお嬢は教えてくれません。
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不信感を抱いた霧島は、周りをよく観察してみます。
なんだか今日は桜樹家全体が“そわそわ”している…たしかに感じる疎外感。
霧島は、八重花から隠しごとを教えてもらおうと再度チャレンジします。
すると、それを杉原恵（CV.石川界人）率いる舎弟軍団が全力で阻止してきます。
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自分自身のことには気づかないくせに、まわりの変化には敏感な男・霧島。
度重なる妨害行為に、世話係がマジギレ寸前！？
八重花に近づこうとする霧島を、すかさず杉原が呼びにきます。
ホラー映画を見ていたら金平大地（CV.堀総士郎）が声が出なくなったとか言って、八重花と霧島を引き離そうとします。
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ヒミツ計画死守のため、舎弟たち全員で時間稼ぎに奮闘します。
「何か隠してんだろ？」
霧島について回って監視してくる杉原、明らかに様子がおかしい。
「お前はどこ行くんだ？」
「とりあえず、客間以外なら…」杉原は致命的なワードを発してしまいます。
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客間に向かう霧島に大ボスが立ちはだかります！
ラスボス・桜樹一彦（CV.竹内良太）が現れます。
一彦に連れ出され、霧島は客間から組長部屋へ。
たいしたことではないのに舎弟たちを詰めたことを、組長の前で反省する霧島。
「下のものに感情的に当たるのはよろしくない…それを八重花の近くで見せることもだ！」
一彦の喝が入ります。
話が終わると、早々に立ち去ろうとする霧島。
それを、一彦が羽交い絞めして止めます。
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時間稼ぎに必死なのが微笑ましい！
すべては大好きな世話係のために…ついに、サプライズ計画実行！
組長に羽交い絞めされたまま、霧島の前の襖が開けられます。
「お誕生日、おめでとう！私も霧島をお祝いしたくて…」
そう言いながら、笑顔の八重花がクラッカーを鳴らします。
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サプライズで、霧島透のお誕生会がはじまりました！
自分の誕生日をお祝いしてくれたお返しにと、八重花がずっと温めてきた計画。
客間のテーブルには、霧島が好きなチョコ菓子やホットケーキが並べられています。
その光景にグッときて胸いっぱいになった霧島。
「嬉しいです…」と、ひと言いうのが精いっぱい。
そんな彼に、八重花は似顔絵をプレゼントします。
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夜は、黒崎香菜美（CV.小林未沙）が営む店を貸し切ってお祝いします。
「透くんは“いつもの”ね！」と、香菜美が出してきたのは揚げ出し豆腐。
八重花も霧島からお裾分けしてもらって…初めて出会った美味しさに感激します。
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霧島が料理名をすぐ忘れてしまうので“いつもの”ってことになったそう。
羊のメメとラム肉…若かりし霧島のうっかりエピソードw
香菜美が羊の縫いぐるみ“メメちゃん”を出してきます。
それは、八重花のために父・一彦が買ってあげたもの…
幼い八重花の唯一の遊び友達でした。
「これを買いに行ったのはてめえだぞ？」覚えていない様子の霧島に教える一彦。
一彦は、霧島は昔から話をちゃんと聞かないヤツだったと嘆きます。
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一彦に殴られたといううっかりエピソードが明かされます。
葵が笑い過ぎて死にかけたらしいw
一彦へお酌していると…香菜美は一彦に初めて会った日のことを思い出します。
姉の美幸（CV.中原麻衣）が、このお店に初めて男のひと（一彦）を連れてきたあの日。
姉カレとの初対面に緊張しすぎた香菜美は、一彦のおちょこに注いだお酒を溢れさせてしまったらしい。
その失敗談を懐かしみながら、一彦は美幸と出会った日を思い出していました。
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一彦がいけばな用の花を買いに行った花屋。
その店で、バイトしていた美幸と初めて会いました。
学生の美幸は両親を亡くしたばかりで、隣町からバイトに来ていました。
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組長と愛妻の出会い。なれそめ話！
「いけばなをされるんですか？ステキです！」
一彦にそう話しかけてきた美幸。
彼女も、いけばなをやってみたがうまくいかず辞めてしまったと話します。
「花を活けていたときは楽しいと思えた？それなら、うまい下手は関係ねえよ。」
少々強めの口調ながらも、キレイで優しい心が伝わってくる一彦の言葉遣い。
2度目に会ったとき、美幸はいけばなについて教えて欲しいと一彦に頼みます。
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このとき、店長から指摘されるまで美幸は気づきませんでした…
はたから見れば、2人がデートをすることになったことを！
ドキドキしながら迎えた喫茶店デート。
「何でも頼め。こういうときは、男が払うって決まりだ。」
そう言われても、デート経験がなく遠慮する美幸。
一彦は、美幸がいちごパフェを食べたがっていることを察して注文してくれます。
「喫茶店でパフェ、お母さんとお父さんがいた頃以来で嬉しい…妹にも食べさせたい。」
そう話す美幸に、一彦はお土産にこの喫茶店の焼き菓子を買っていっては？と提案。
言葉遣いは堅いけれど優しい人…そう感じた美幸は、どんどん一彦に惹かれていきます。
みんな一緒が一番だよねって思えた、尊い夜。
美幸は帰り道で気づきます…
全然花の話をせずに、普通にデートを楽しんでしまった！！
ピュアに謝る美幸があまりにも可愛くて、一彦は笑ってしまいます。
「俺はずっとこの街にいる。花の話なんていつでもしてやる。」
そう言って、一彦は“桜樹組若頭”と書かれた名刺を美幸に渡します。
それを見てもなお、美幸は「また一緒に喫茶店へ行っていいですか？」と聞きます。
一彦は照れながら「いつでも連れてってやる」と答えたのでした。
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肩書きなど気にしない美幸の大らかさに…きゅん！
一彦と美幸の出会い、葵と霧島透の出会い…
いくつもの出会いが重なっていまがあります。
美幸の事故以来離れていたみんながこのカウンターに並んで座っていることを…
香菜美は嬉しそうにします。
「きょうは霧島とお父さんがいるから、もっと美味しい！」
いつもと味付けは変わらないのに、八重花はきょうのたまご焼きを特別に感じます。
みんな一緒が一番だって、しみじみ思えた夜でした。
アニメ『組長娘と世話係』の次回に期待するもの
第9話は、まさに任侠ハートフルコメディーでした！
桜樹組の幸せそうな姿に癒されます。
それと同時に、嵐の前の静けさ＆穏やかさを感じて心がざわつきます…
第10話「わるいひと」では、何か起こってしまわないか心配です。