『言の葉の庭』あらすじ・ネタバレ感想!美しい色彩と繊細な言葉で紡がれる珠玉のラブストーリー

映画『言の葉の庭』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:アニメ放題

新海誠監督の大ヒット映画『言の葉の庭』をレビューしたいと思います。

ポイント
  • 美しい色彩と繊細な言葉で紡がれる珠玉のラブストーリー
  • 映像美に癒し効果、まるで観る森林浴と言えるほど。
  • 視界から、音から、言葉から…五感がフル活動。ハマってしまう新海ワールド。
  • 雨の日の、約束のない待ち合わせに胸キュン
  • ラスト20分で知る切ない事情に胸が熱くなるでしょう。

これほどまでに「やさしさ」「あたたかさ」を感じる作品には、そうそう出会えないと断言します。

それはさっそく映画『言の葉の庭』のネタバレ感想を書いていきたいと思います。

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『言の葉の庭』作品情報

作品名 言の葉の庭
公開日 2013年5月31日
上映時間 46分
監督 新海誠
脚本 新海誠
原作 新海誠
出演者(声優) 入野自由
花澤香菜
平野文
前田剛
寺崎裕香
井上優
潘めぐみ
小松未可子
星野貴紀
主題歌 秦基博「Rain」
音楽 KASHIWA Daisuke

新海誠監督が初めて「恋」をテーマにした作品と銘打っており、“万葉集”を引用していることでも有名です。

「雨は3人目のキャラクターといっていいくらいウエイトがある」と新海監督が語っているほどに、本作の背景には雨が重要な要素を担っています。

【ネタバレ】『言の葉の庭』あらすじ・感想


靴や雨空、雨粒で観る心の動き

新海誠監督は『言の葉の庭』の中で、天気やファッションなど、ありとあらゆる方法を使って主人公・秋月孝雄の感情を描いています。

嬉しいときは光彩が画面に綺麗に現れ、虹がでて、雨粒が大きく跳ねていたり…靴が輝いていたり、靴の色が明るかったり。

悲しいときは曇り空で、雨がしとしと寂しく降り、靴の色が暗かったり。

心がざわつくときには嵐に…。

そして、衝撃的な場面では雷が鳴ります。

自然現象を操っての表現に注目してみるとおもしろいですし、「こんな表現や伝え方があるのか」と新海監督のアイデアに脱帽します。

その表現方法によって、主人公の孝雄とヒロインである雪野それぞれの気持ちがより近く感じられるのです。

6月、雨の日僕はいつもの場所にいく

秋月孝雄は靴職人を目指す高校1年生。

6月の雨降る朝、登校や出勤の人々、傘の群れに逆らい、孝雄は新宿御苑へと向かいます。

御苑内の日本庭園、そこにひっそり佇む東屋。

まるで外から隔離された秘密の隠れ家。

今日は先客が…謎のOL風女性はビール片手に雨宿り中です。

孝雄をその女性を見て一瞬バツの悪い顔しますが、謎のOL風女性は席を空けてくれました。

それが、雪野百香里との初めての出会いでした。

L字のベンチの端と端、雨の日に偶然会っただけのふたり。

平日の朝、学校をサボる学生と、平日の朝からお酒飲んでいる社会人。

孝雄は彼女を知っている気がして、どこかで会ったことがあるか聞きます。

孝雄の制服についている校章を見た謎の女性(雪野)はなにかに気づき「会った可能性はあるかもね」と返答します。

ラストシーンで、このやり取りが重要な伏線となります。

雨が好きだという孝雄が歩く道のりは、彼の目線で映像が進み、楽しい散歩気分。

実在している場所が出てくるのが新海映画の魅力でもあります。

高校生で新宿御苑の良さがわかる時点で、孝雄に少し興味が湧いてきます。

それにしても謎の女性(雪野)、平日の朝からビールなんて、どんな事情が…。

「気になる!」疑問と興味でいっぱい。新海ワールドへすっかり迷い込みます。

さあ、お察しのとおり、このふたりは恋に落ちます!

ですが…それは切なく悲しい禁断の恋なのでした。

ふたりの恋の行方、気になりますよね。

「鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか きみを留めむ」

初めて会ったとき、東屋を先に去ろうとする雪野。

遠くで雷鳴がなる中で、去り際に雪野が孝雄に残す和歌。

「鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか きみを留めむ」

これは万葉集、柿本人麻呂の和歌です。

意味は「雷が鳴って雨が降ってくれれば、あなたを私の側に留めておくことができるのに」

「雨が降ったら、君はここにとどまってくれるだろうか?」

なぜ孝雄にこの和歌を残したのか…『言の葉の庭』における重要なシーンのひとつです。

万葉集の和歌が持つ意味を理解し、ラストシーンで号泣する人が多いはず。

ストーリーが後に進むにつれて、雪野の心情がとても伝わる大切な言の葉なのです。

母は家出、兄は独立、孝雄はひとりぼっちに。

孝雄の家族は母親と兄の3人暮らし。

兄が独立し彼女と住むことを聞き、ヘソを曲げた母はひとまわり年下の彼氏のところへ家出してしまいます。

高校生の孝雄は、みんな家を出てしまうという家族バラバラ状態の中で過ごすことに。

普通なら動揺するこの状況。

特に悲しい素振りもみせない彼を見て、大人すぎて逆に心配になってしまいます。

「母よ、自由すぎないか…」と思いながら、この母の美貌にどこか納得してしまう私がいました…。

「兄よ、残ってやってくれ…」と思いながらも、彼女と住みたいなら仕方ないのかなぁとも思ったり。

この状況の中でも大人を責めることのない秋月孝雄の強さを尊敬します。

複雑な状況をサラッと会話のみで理解させてしまうのも新海マジックなのでしょうか。

いつの間にか秋月家の事情に詳しくなっています。

「また会おうね」ではなく、「また会うかもね」というもどかしさ

朝、外が雨だとうれしそうな孝雄

いつもの東屋へ楽しそうに水たまりを飛び跳ねます。

あの人(雪野)がいるかも…そんな期待が伝わってくるような足どり。

そこには、孝雄に気がつきビールを持ちながら微笑みかけてくる謎の女性(雪野)の姿が。

お互いのサボりについてのやりとり…二人とも核心に繋がる会話は避けます。

彼女を見て、「お酒だけって体によくない」と心配する孝雄。

雪野「あるよ、おつまみも。」

そう言いながら、手にいっぱいのありとあらゆる種類の板チョコをバックから出します。

そして、雪野は「どうせ人間なんてみんなどっかちょっとずつおかしいんだから。」とつぶやきます。

やっぱり、なにかある!

「人間なんてちょっとずつおかしい」という彼女にはなにか事情がある、と気になります。

それにしても、出てくるチョコの量に驚愕!

「よくバックにそんなに入ってたなー」というボリュームなのです。

なんと、このチョコにも悲しい理由がありました…

孝雄が先に帰ります。

孝雄「さすがにサボるのは雨の午前中だけにしようって決めてるんです。」

雪野「ふーん。じゃあまた会うかもね。もしかしたら雨が降ったら…。」

その日が、関東の梅雨入りでした。

「また会おうね」ではなく、「また会うかもね」というもどかしさ。

お互い名前も知らない、まして約束のない待ち合わせは、ここからはじまったのです。

ふたりとも本当は寂しかったのに言えずにいて…観終わった今なら痛いほど言えない気持ちも分かるんですよね。

梅雨入りを告げる孝雄の心の声…雨の日が多くなるのかな?そんな期待。

そして、孝雄はまた会える予感に純粋にドキドキするのです。

はじまったばかりの梅雨は、ふたりをあと何回めぐり会わせてくれるのだろうか。

「雨よ、毎日でも降ってくれ!ふたりがまた会えるように!」

そう願わずにいられなくなります。

ピアノ曲の中、セリフがないまま進むストーリーから目が離せない

関東の梅雨入りを告げる彼のつぶやきから、およそ2分。

美しいピアノの音のみ、ほぼセリフなしで映像が流れます。

雨に日の小さな東屋で、時間とともにどんどん近づいていくふたりの関係をワンシーンごと丁寧に描かれています。

雨の日、別々の方角から東屋に向かう2つの傘。

孝雄がスケッチ、雪野は文庫を読んで、座っているのはL字のベンチの端と端の席。

時間の経過とともに、胸キュンの映像が流れていきます!

雪野の飲み物は、ビールからコーヒーショップの紙コップに変わり…

孝雄はL字ベンチの端の方に座っていたのが、雪野に少しずつ近い場所へ座るようになり、距離が近くなっていくのです。

最終的に、ふたりはお互いなにもせず、ただただ笑って会話!

そして孝雄が作ったサンドウィッチを、膝が触れる距離でふたりで仲良く食べるまでに。

ほとんどが東屋のシーンなのに、ピアノ音のみ・セリフなし、映像だけ孝雄と雪野の【心の距離感】が変化する模様をわかりやすく描写する映像美と、ふたりの微笑ましい関係に思わず見惚れてしまうこと必至。

セリフなしでふたりの心の距離を絶妙に表現した2分弱は、圧巻の一言です。

気づけば雨を祈っている孝雄

募る恋する気持ちとは裏腹に、孝雄の日常はどんどん厳しくなります。

雨の日、午後に登校した彼は「お前何時だと思ってるんだよ」友達にからかわれ、担任の先生には「呼び出された理由はわかってるんだろうな?(担任の伊藤)」と説教されます。

直面する彼の現実と荒ぶるピアノの音色がリンクします。

音から感情が伝わってくるような演出。

「先生、雨の日の午前だけは許してあげて!」と、言ってあげたい。

「あの人にとって15歳の俺はきっとただのガキだということ。そして、靴を作ることだけが俺を違う場所に連れて行ってくれるはずだということ。」

この孝雄の心の叫びは、大人の女性に追いつきたい、背伸びした15歳の苦しみ。

膝をつきあわすほど仲良くなれたはずなのに、なぜかお互い名前も知らない遠いままのふたりが見えました。

思春期特有の先の見えない葛藤がこの中に詰まっていて、胸がキュッと締め付けられるような、切ない感情が湧き上がってきます。

ビールとチョコレートの謎

東屋で眠っている孝雄に「ねぇわたし、まだ大丈夫なのかな…」そうつぶやく雪野。

謎めいた女性・雪野の事情は、元彼との通話で少しだけ明らかになります。

元彼と思われる電話相手は、職場の元同僚

雪野「それでね、ちゃんと味がするの。そのひとのお弁当。」

元彼「よくなってきたんだな、味覚障害。やっぱり思いきって仕事を辞めてよかったじゃないか?」

雪野「別れたばかりで面倒かけてごめんね…。」

元彼「本当によかったな、そのおばあちゃんに会えてさ。誰ってほら公園の…その弁当を持ってきてくれるっていう人。お互いいい気晴らしだろ?」

ここでスマホの通話履歴画面がおもむろに映ります。

東病院 1日前 発信
実家  1日前 発信
伊藤先生 2時間前 発信
伊藤先生 1分前  通話

味覚障害により、ちょっと前までチョコレートとアルコールくらいしか味がしなかったということだったのです。

これで、ビールとチョコレートの謎が解けました。

味を無くしてしまうほどのつらいこととは…?雪野への謎は深まるばかりです。

そしてスマホの通話履歴から読み取れる元彼の登録名は「伊藤先生」。

ん…先生?ということは、雪野も元教師だったということですね。

もうひとつ気になったのは、伊藤先生が自宅のベランダで電話している後ろの部屋に、女性が食事の片付けをしている様子がずっと見えていたこと…雪野との恋愛は不倫だったのか、捨てられてしまったのか…。

雪野先生の過去に対して、いろいろな想像を掻き立てられるとともに、絶対幸せになってほしいという感情が強くなってきます。

なぜなら、間違いない事実は雪野が何かにとても傷ついて味覚を失ったということだから。

そして、梅雨が明ける

梅雨が明けて、まるで誰かがスイッチを切り替えたかのように晴れの日ばかりが続きます。

あの子が授業をサボる口実が減って良かった…なんて今さらみたいに考えたりはするけれど、でも本当は梅雨が…「明けてほしくなかった」。

雪野はひとり寂しそうに、「明けてほしくなかった」の部分だけ声に出すのです。

より協調されるこの言葉に心が締めつけられます。

晴れた日でも、雪野はあの場所で待っています。

孝雄も行きたいけど、あの場所へ行く口実がないまま夏休みへ。

梅雨明けを疎ましく思ってしまいました。

「雨の日じゃなくっても会ってほしい!」

このままふたりは会えなくなってしまうのか。見ているこちらが焦ります。

8月、雨の季節は終わった

8月。孝雄は夏休み、晴れにため息をつく雪野。

毎日バイトの孝雄、会いたい気持ちを抑え、夢に向かって日常をおくります。

孝雄「あの人がたくさん歩きたくなる靴を作ろうと、そう…決めた。」

この一言に、孝雄の決意が見えます。

雪野はいつもの場所でビールと板チョコの日々に戻ってしまいました…。

ひたむきに前進する孝雄と、逆戻りの雪野。

対照的なふたりの8月は、見ていてハラハラします。

このままだとすれ違ってしまうような不安感。

せっかく近づいた距離が遠くなってしまうような切なさ。

そして迎えた9月。すべての真実が明らかになります。

9月、明らかになる事実と禁断の恋。

“雨を待っている”ふたり。

神様はふたりを意外な形で再会させます。

学校で職員室から出てきた伊藤先生と雪野。そこを孝雄が通りかかり、雪野に気がつきます。

雪野は、孝雄が通っているの学校の元教師・雪野先生だったのです。

そこで孝雄は雪野先生が学校を辞めた理由を知ります。

  • 雪野が3年の女子たちと揉めたこと。
  • 誰かの彼氏が雪野先生を好きになり、それを逆恨みされたこと。
  • クラス全員で散々嫌がらせをし、親にまでデタラメな噂をバラまかれ、学校に来られなくなるまで追い込まれたこと。
  • 元彼の伊藤先生や学校は公にしないために、助けてくれずに事実を隠したこと。

孝雄は怒り、首謀者の先輩たちのところへ行き、雪野に逆恨みして暴言を吐いていた女の先輩にビンタをします。

孝雄は男の先輩たちに殴られ、そのまま喧嘩に…。

雪野のために先輩に挑んでいった孝雄の男らしさに胸が熱くなります。

雪野先生のつらい過去は、言葉で聞くよりも壮絶だったに違いありません。

どんな日々を過ごしたか…大人たちの無力さも感じます。そして元彼の汚さ。

「負けないでほしい」そう思いました。

「鳴る神の 少し響みて 降らずとも 吾は留まらむ 妹し留まば」

「鳴る神の 少し響みて 降らずとも 吾は留まらむ 妹し留まば」

はじめて、晴れの日にいつもの場所で会えた雪野に、孝雄がこの和歌を読みます。

これは、雪野が最初に孝雄へ伝えた歌の返し歌なのです。

意味は「雨なんて降らなくても、君が望むならここにとどまろう」

「雨なんか降らなくてもここにいるよ」

粋ですよね。初めて晴れの日に会うこの庭で。

この返し歌を孝雄に読ませる新海監督のストーリー構成にしびれます。

まさに”言の葉”が”庭”で交わされた瞬間でした。

晴れていたのに突然の雷雨

突然の雷雨に後押しされ、ふたりは雪野の家へ。

雪野は濡れた制服をアイロンがけ、孝雄はキッチンでオムライスを作ります。

雪野「今まで生きてきて、今が…今が一番、幸せかもしれない。」

孝雄「雪野さん。俺、雪野さんが好きなんだと思う。」

と、幸せそうなふたりの心の声が共鳴し響きます。

告白をはぐらかし、雪野は「来週四国の実家に引っ越す」と話します。

あの場所でひとりで歩けるようになる練習をしていた、靴がなくても、と。

雪野「今までありがとう、秋月くん。」

初めて名前を呼んだのが告白と別れの会話のときという切なさがハンパじゃないです。

落ち込みながら部屋を出て行った孝雄。

しかし、一度は黙って見送るも、雪野はたまらず走って追いかけます。

靴も履かずに、裸足で。

彼はマンションの踊り場にいて、振り返り、雪野に自分の想いをぶつけます。

1分30秒にもおよぶ言葉で想いを一生懸命に投げかけます。

泣きながら、怒りながら、悲しみながら。

「やっぱりあなたのことが嫌いだ」

孝雄はそう言いながらも、本当は心で「好きだ」と言っているのが痛いほどに伝わってきます。

気持ちが伝わり、雪野は孝雄に抱きつきます!

孝雄の胸の中で号泣しながら「私、あの場所であなたに救われていたの。」と。

「やっと言えた!」ふたりの気持ち。

もどかしさが消え、雨粒が光になって降り注いでいました。

秦基博の主題歌「Rain」が見事にリンクする

エンディングテーマは、大江千里さん作詞・作曲の「Rain」を、秦基博さんがカバーし話題になりました。

1988年リリースの歌とは思えない色あせない名曲です!

この曲が流れながらも、ふたりのその後が描かれていきます。

雪野は、東京を旅立ちます。

孝雄は、長袖の季節に家出した母が戻ってきました。

外出の服が1枚ずつ厚くなるたびに、あの人はどうしているだろうか?と思い出すのです。

雪の季節になり、東屋へ向かう孝雄。

手紙を読んでいます。

差出人は雪野百香里となっていました。

白い雪景色の中、バックから取り出した春色のパンプス。ストラップには葉の飾り。

教壇に立つ雪野先生の姿。

ふと窓の外を見ます。

「いつか、もっと…もっと遠くまで歩けるようになったら会いに行こう」という孝雄の声で、物語は締めくくられます。

主題歌である「Rain」の歌詞が、このストーリーそのものなのです。

口ずさみながら、何度このエンディングを観たことか…新海誠の世界は、エンディングまで観る人を惹きつけて手放しません。

『言の葉の庭』まとめ

映画『言の葉の庭』まとめ

出典:RENOTE

要点まとめ
  • 万葉集を応用した孝雄と雪野のキャッチボールが胸キュン
  • 素性を知らないふたりが、ピュアに距離が近づく様子はまさに新海監督の真骨頂
  • 雪野の傷ついた過去、それをまっすぐに癒していた孝雄の関係に泣ける
  • これほどに切なく、応援したくなるような両想いには出会えない
  • 雨が降るたびに思い出せる映画。そして、ちょっと雨が好きになれるステキな映画。

新海誠作品の中でも、唯一無二のピュアラブストーリーとなっています。

ラブストーリー好きや、感動系が好きな方はハマれる映画だと思います!

以上、アニメ映画『言の葉の庭』について感想を書かせていただきました。

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