今回は、数ある韓国時代劇ドラマ・映画の中でも、これだけは外してはいけないというおすすめ作品を厳選して紹介していきたいと思います。
- 胸が熱くなるようなドラマに飢えている!
- 朝鮮時代の話を詳しく知りたい!
- 韓国時代劇に興味はあるが、何から見たらいいかわからない!
かとリーニョ
ぜひ、初めての時代劇選びや、次に観る作品選びなどに参考にして頂ければ幸いです。
超おすすめ韓国時代劇【ドラマ】
『チョン・ドジョン』
- 朝鮮開国の立役者チョン・ドジョンがメインに描かれた珍しいドラマ
- 主役のチョン・ジェヒョン他、韓国時代劇の王道の俳優勢ぞろい!
- 「正統派韓国時代劇」と言うべき傑作!
朝鮮王朝建国の立役者、チョン・ドジョンの生涯を描く珍しい作品。
高麗王朝末期、新たな国を作るためにある1人の男が立ち上がります。
その名はチョン・ドジョン。
高麗の凄腕の武将イ・ソンゲに目を付けたドジョンが、イ・ソンゲを新しい国の王に擁立するまでの歴史を変えた壮大な革命には、数々の想像を絶する事件・ドラマがありました。
「国は民のためにあるべきだ」
この考えをかたくなに曲げず、強い信念を持ち続けた、ただの官僚に過ぎない男が新たな国を建国するという話です。
かとリーニョ
チョン・ドジョンは夢半ばで最期を迎えてしまいます。
そしてチョン・ドジョンが「新たな国の主」として選んだ人物がイ・ソンゲ。
彼は民から愛される武将として有名でしたが、それをドジョンはすでにリサーチ済み。
その彼が唯一国に反抗した事件が威化島回軍。
この事件によりイ・ソンゲは王宮でのクーデターを起こし、朝鮮王朝を建国するキッカケを作ります。
チョン・ドジョンは、夢半ばにして最期を迎えてしまいますが、その遺志を継いだのがイ・ソンゲとソンゲの5男イ・バンウォン。
続けて紹介する同じ歴史上の出来事が別角度で描かれている『六龍が飛ぶ』と合わせてご覧頂くと、違いが楽しめるかと思います。
『六龍が飛ぶ』
- 朝鮮王朝ができるまでの歴史が刻まれている
- 劇中で繰り広げられる剣戟は、歴代の時代劇の中で最高のクオリティ
- 激動の時代を生き抜いた6人の英雄の夢と希望と現実の狭間がリアルに描かれる
高麗時代末期、国境付近を治める武将イ・ソンゲの5男に生まれたイ・バンウォンが、父イ・ソンゲの遺志を継ぎ朝鮮王国を建国し自らが王になるまでを壮大なスケールで描いた超大作。
「新たな国を作る」と豪語する人物チョン・ドジョンに出会い、心の師匠と仰いでついていくバンウォン。
その中で、同志タンセ、プニ、ムヒョル、ヨニにも出会い、彼らと共にチョン・ドジョンの暗号に導かれ、6人の勇者たちが揃います。
そして「新しい国」を作る目標に向かって行くのですが第27代まで続いた「朝鮮王朝」の幕開けは、決して順風満帆ではありませんでした。
かとリーニョ
「韓国時代劇史上最高のシーン」と呼ばれるほどの、キル・テミとタンセとの決闘シーンは手に汗握る胸熱な名場面です。
かとリーニョ
ユ・アイン、キム・ミョンミンを始め、次世代スターと言われるユン・ギュンサンやピョン・ヨハン、子役から活躍している女優シン・セギョン、その他、大御所俳優も多数出演しており、韓国ドラマ好きな方には最高の1作だと思います。
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『宮廷女官チャングムの誓い』
- 韓国時代劇といえばこれ!の監督イ・ビョンフンの話題作
- 宮廷料理人から王様に使える最高の医女になるまでの波乱万丈
- イ・ヨンエやチ・ジニ、今や「大御所」と言えるキャストが勢ぞろい
朝鮮王朝第10代王燕山君の母ユン氏の毒殺に関与したとして殺害された武官ソ・チョンスと宮中の陰謀を知ってしまった女官パク・ミョンイとの間に生まれた娘ソ・チャングム。
チャングムが亡き母ミョンイの遺志を継ぎ、水剌間の最高尚宮になり、奴婢に身分を落とされても、医女として宮中に舞い戻り、初の女性の「王の主治医」になるまでの波乱万丈のサクセスストーリー。
かとリーニョ
とにかく、陰謀・いじめ・身分の格差・そして王と武官からの密かな恋など、毎回次が気になりました。
陰謀がひどすぎてテレビに向かって怒ることもあり、本当に波乱万丈な物語です。
作られてから10年以上経っても地上波やBSでも再放送されるほどの名作。
かとリーニョ
逆境に負けずに、前に進み続けるイ・ヨンエを演じるチャングムと、彼女をいつも支え続けるチ・ジニを演じるミン・ジョンホが日本でも大人気になりました。
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『七日の王妃』
- 朝鮮王朝時代たった7日間のみ即位した王妃がいたという衝撃の実話
- 「ロマンスメーカー」と呼ばれるようになったヨン・ウジンの出世作
- キャリアの長いイ・ドンゴンの人生初の時代劇
朝鮮王朝時代、たった7日間だけ即位した王妃がいました。
朝鮮王朝第10代王燕山君時代、燕山君を支える重鎮の娘チェギョンは、かなり世間知らずの天真爛漫な少女。
そんなチェギョンは王子の身分を隠していたヨクという少年と出会い、お互いに恋心を抱きます。
ですが、ヨクは異母兄弟の兄・燕山君の代わりに王になることになっており、燕山君は常にヨクを牽制していました。
また兄弟ともにチェギョンのことを愛することになってしまい、ヨクとチェギョンがある事件を起こした結果、燕山君は結婚を約束した2人の中を引き裂いてしまいます。
成人してからのチェギョンは、心のどこかでヨクを忘れられずにいました。
街を歩いていると、ヨクにそっくりな男が現れ動揺を隠しきれないチェギョン。
かとリーニョ
「共演した俳優とすぐ噂になり、芸能界でもモテモテ」と言われる女優パク・ミニョンと、この作品で「ロマンスメーカー」と呼ばれることになったヨン・ウジンの美しく・切なく・涙があふれる恋愛シーンも見どころです。
そして俳優人生初の時代劇で「朝鮮王朝の暴君」と言われる燕山君を演じたイ・ドンゴン。
かとリーニョ
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『チェオクの剣』
- ワイヤーアクションなどが用いられ、従来の時代劇を超えた「フュージョン時代劇」として評され、現代時代劇の前身と言われる作品
- 若かりしイ・ソジンや、ハ・ジウォン、時代劇ドラマ初出演のキム・ミンジュンが有名人になった話題作
- 「茶母廃人」と呼ばれる熱狂的ファンを多く生み出した
良家に生まれ、優しく幸せに生まれ育ったチェヒ。
ですが、朝廷の権力者でもあった父が謀反の罪にとらえられ、家族は離散してしまいます。
兄チェムと共に逃げるのですが、離れ離れになってしまい、チェヒは官婢となりそこでファンボ・ユンという地方長官の息子と出会い、兄妹のように育ちます。
そして、成人したユンは捕盗庁の従事官に抜擢され、チェヒはチェオクと名前を変え、捕盗庁の茶母として側でユンを支えます。
チェオクに恋心を抱くユンですが、反乱軍の首長チャン・ソンベクが現れ、反乱軍にもぐりこんだチェオクはソンベクに恋心を抱いてしまいます。
ラストはユンがソンベクに斬られ、ソンベクは1人追いつめられるのですが、チェオクはユンの変わりにソンベクに剣を向けるのです。
ですがソンベクの死に際、チェオクとソンベクの2人がの兄妹であることが明かされるのです。
かとリーニョ
とにかく、最後に明かされる事実を知ったチェオクとソンベクのシーンに大号泣!
かとリーニョ
時代劇には珍しいロック調の主題歌や挿入歌も話題になりました。
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『大王世宗』
- 韓国に興味のある方は、知っておいて頂きたい朝鮮王朝最高の聖君の話
- ハングルの原型となる「訓民正音」がどのようにできたかが描かれている
- 世宗=キム・サンギョンというイメージができた話題作
朝鮮王朝第3代国王・太宗の3男として生まれたイ・ドこと忠寧大君。
幼い頃から寝ずに書物を読み、民の暮らしぶりが見たいと街によく繰り出し、民と同じ目線で物事を考える一味変わった王子だった忠寧大君。
兄である世子を援助することで、自分も政治に関われ満足だと思っていた中、周囲のうわさで「聖君になるのは忠寧大君だ」と言われるようになります。
また外敵を処刑せず助けたことにより、太宗の怒りを買った忠寧大君は僻地へ追いやられることに。
僻地で失望していた自分を再び奮い立たせ、横暴な兄・世子との戦いに勝ったのち無事に「世宗」として王になります。
王になるもなかなか思うように自らが望む理想の政治ができないことに悩む世宗。
ですが、世宗を信頼し支え続ける「集賢殿」の学士たちのおかげで、幾度もの危機を乗り越え「聖君」として立派な功績をあげていきます。
世宗の功績といえば、有望な儒学者や官奴に特権を与えたり、天文学や雨量計、印刷技術、火薬の製造、そして「ハングル(訓民正音)」などの学問の発展に力を注いだことです。
その功績の苦労や裏話を大長編の全86話で綴っています。
かとリーニョ
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『根の深い木』
- 韓国のミステリー小説「景福宮の秘密コード」が原作
- 『大王世宗』との描かれ方の違いをチェック!
- 世宗=キム・サンギョンかハン・ソッキュか?
朝鮮王朝第3代国王太宗の3男として生まれたイ・ドこと忠寧大君は、1418年に世子になってからたった2か月で王に即位します。
ですが、相変わらず軍の権限は父王にして上王の太宗が握っていました。
そして世宗の妻であるシム氏の父シム・オンが太宗の陰謀で殺害されてしまうのですが、そのシム家の奴婢として仕えていた使用人の息子トルボクが幼馴染の娘タムを連れて逃げ出します。
トルボクは、シム氏の死を世宗のせいだと思い込み、世宗への復讐を決意し名もカン・チェユンと変え、王宮に入り込み武官として世宗に近づきます。
そんな中、世宗は朝鮮独自の文字創製に乗り出すのですが、そのプロジェクトのメンバーが次々に謎の死を遂げていきます。
世宗はカン・チェユンに密命を出し事件捜査を依頼、そしてカン・チェユンは謎の組織「密本」との闘いに巻き込まれるのです。
そしてさらに、文字創製の一員としている女官で口のきけないソイという娘が、チェユンが探していたタムであることに気づきます。
『大王世宗』はキム・サンギョン演じる世宗の生涯を描くヒューマンドラマですが、『根の深い木』はハン・ソッキュ主演でミステリー仕立てとなっています。
キャストもかなり豪華で、奴婢上がりの武官カン・チェユン役にチャン・ヒョク、チェユンが探している女性役にシン・セギョン、世宗の護衛役に今や映画で大活躍のチョ・ジヌン、他にも時代劇には欠かせないそうそうたる大御所俳優が出演しています。
さらに、ハン・ソッキュ演じる世宗の青年期役で、まだ初々しいソン・ジュンギが出演しています。
かとリーニョ
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『逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン-』
- イケメン若手俳優ユン・ギュンサンの初主演の時代劇
- 『トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~』のキム・ジソクが初時代劇で演じる暴君「燕山君」に注目
- 韓国では国民的ヒーローとして圧倒的な人気を誇る「ホン・ギルドン」をモチーフに新な角度から描いた話題作
時代は朝鮮王朝第10代王燕山君の統治下、暴君で名高い王に1人立ち向かい政権を崩壊させた男がいました。
その男は今の時代も”英雄”と言われ続けるホン・ギルドン。
かとリーニョ
奴婢として生まれたギルドンですが、自分に不思議な能力があることに気づきます。
ギルドンの父・アモゲもその能力に気づいており、「絶対使うな」と念押しされるギルドンですが、結局父が亡くなったのをキッカケに能力を使ってしまいます。
その能力を人助けに使い、恐れられるどころか英雄として慕われるようになるギルドン。
離れ離れになった兄や妹を探すためギルドンは冒険に出ます。
さらに行商の途中で出会った美しい女性チャン・ノスク、さらにギルドンを心から慕うガリョンと、2人の女性から愛されるギルドンの恋の選択にも注目です。
かとリーニョ
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『善徳女王』
- 韓国史上初の女性の女王となった善徳女王ことトンマン王女の波乱万丈な半生を描く
- 善徳女王と敵対するミシルに注目
- 「善徳女王のF4」と呼ばれたユシン、アルチョン、ウォルヤ、ピダムが人気に!
そんな中、チンフン王が崩御し、ミシルは後継者のチンピョン王を意のままに動かそうとしていましたが、チンピョン王の妻マヤが子どもを身ごり双子を産みます。
生まれながらにして過酷な宿命を背負うことになった双子のうち、姉のミョンミョンは姫として、妹のトンマンは一般市民として生きます。
果たして2人の運命はどうなるのか?ミシルの陰謀とは何か?
とにかくコ・ヒョンジョン演じるミシルが『善徳女王』のキーマンです。
かとリーニョ
そして何よりも、一躍有名となったのがトンマンと恋愛関係になる貴族・ピダムを演じるキム・ナムギル。
このドラマで日本のファンを確実に増やし、いまだに「キム・ナムギル=ピダム」として人気があります。
新羅時代に活躍した文化的教育機関としての青年組織制度「花郎」の面々も豪華で、オム・テウンやチュ・サンウクなどイケメン俳優が揃い「ファランの4人」=”F4”として話題を呼びました。
かとリーニョ
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『トンイ』
- 韓国時代劇といえばこの人!イ・ビョンフン監督の作品
- 革命家の娘から王の側室となった、その生涯を描く
- ハン・ヒョジュやチ・ジニの年齢差と身分の差のある恋愛模様にも注目
朝鮮王朝末期第19代王粛宗の時代、革命家の娘トンイは父と兄が無実の罪で殺害され、天涯孤独になってしまいます。
そこで、身を隠すために命からがら宮中に入りんだトンイは、掌楽院の奴婢としてしばらく身をひそめますが、持ち前の推理能力とフットワークの軽さで監察府の女官へ昇進。
そしてトンイは王・粛宗と親しくなるのですが、やがて2人に恋心が芽生えます。
朝鮮王朝時代の3大悪女として知られるチャン・ヒビンも登場。
かとリーニョ
それを見破るトンイ。
トンイは、粛宗の側室「淑嬪崔氏」がモデルとなっており、実際は粛宗時代の王宮の高官の良家の娘だったとされています。
淑嬪崔氏は、このドラマではトンイを演じるハン・ヒョジュの人柄を生かし明朗快活な感じで描かれていますが、陰謀をたくらむ女性だったり、心配性で気弱な女性だったり、ドラマによって描かれ方が様々です。
かとリーニョ
また王の粛宗もチ・ジニが親しみやすく愉快な王様として演じていますが、この当時は朝鮮王朝時代で最も派閥闘争が激しい時代でしたので、実際はこのドラマのようにコミカルな人柄ではなかったのでは?とも言われています。
そして最後にトンイの息子は、朝鮮王朝第21代王「英祖」になるのです。
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『イ・サン』
- 朝鮮王朝最後の名君として有名な正祖の生涯が描かれる
- 日本で一躍有名となった俳優イ・ソジンの代表作
- イ・サンと身分の違うソンヨンとの愛の行方にも注目!
かとリーニョ
朝鮮王朝第21代王・英祖の孫として育ったイ・サン。
イ・サンの父は、朝鮮王朝最悪と言われる事件「米びつ事件」の被害者”思悼世子”です。
思悼世子は王朝内の派閥争いに巻き込まれ英祖の怒りを買い、米びつの中に8日間閉じ込められて餓死させられてしまったのです。
イ・サンは悲惨な事件を二度と起こさぬようにと、8歳の時から英祖が英才教育を始め、厳しく育てられてきました。
幼い頃から派閥争いに巻き込まれ、何度も命を狙われてたり、罪人の息子は王の子にはなれないと暴言を吐かれてきましたが、無事に正祖として王の座を勝ち取ります。
王に即位してからのイ・サンは「大王世宗以来の名君」と言われるほど、国土回復・外交安定化を図り、彼の統治時代は後に「朝鮮ルネッサンス」とも呼ばれるようになります。
そして、ハン・ジミン演じるソンヨンとのラブストーリーも素敵です。
かとリーニョ
イ・サンを支える人々に、ホン・グギョンやチョン・ヤギョンなど、朝鮮王朝後期に活躍する有名な人物が登場するのも注目です。
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『秘密の扉』
- ハン・ソッキュ&イ・ジェフンが演じる英祖、思悼世子のやり取りに注目!
- 朝鮮王朝最悪の「米びつ事件」へと導かれる真相はいかに!?
朝鮮王朝第21代王英祖、その息子・思悼世子、さらにその息子イ・サン。
英祖の幼少時代は『トンイ』、英祖の孫イ・サンは『イ・サン』で描かれており、この2つのドラマをつなぐのが今作『秘密の扉』です。
『トンイ』や『イ・サン』は、比較的明るいトーンで描かれているのですが、『秘密の扉』はミステリー性を重視して描かれています。
本当はとてもいい父であった英祖、そしてはいい息子であった世子、いつから歯車が狂ってしまったのでしょうか?
2人が、王宮内の高官たちの派閥に巻き込まれたのも関係あると思います。
かとリーニョ
その後、世子は8日目に餓死した状態で発見されたのですが、そこまでは今作では表現されていません。
父王英祖は、母の身分が低かったので、見えないところで数々の屈辱を受けたようです。
最愛の息子・世子を自らの手で葬ってしまったことで、二度と悲惨な過ちが起きないように、孫のイ・サン(のちの正祖)は8歳の時から英才教育を始め、厳しく守り育てる英祖。
かとリーニョ
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『馬医』
- 韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン作品
- イ・ビョンフン監督自らオファーした俳優チョ・スンウ主演
- 「馬医」から「御医」になるまでのサクセスストーリー
朝鮮王朝第18代王顕宗の時代、朝鮮時代で一番身分の低い「白丁」から馬の獣医を得て、最終的に王の主治医まで上り詰めた実在の人物ペク・クァンヒョンを描く作品。
ペク・クァンヒョンを演じるのは、ミュージカルも映画もドラマもこなす演技派チョ・スンウ。
かとリーニョ
もともと、医官としてさらに両班の息子として生まれていたはずが、王宮内の陰謀に巻きこまれ身分の低い義父に育てられたクァンヒョン。
馬の医者である馬医として活動していた彼は、「人の命を助けたい」と思うようになり医官を目指すのですが、そこからが波乱万丈です。
さすがイ・ビョンフン監督作品だけあり、しっかりすれ違い系のラブストーリーも描かれます。
かとリーニョ
『宮廷女官チャングムの誓い』、『ホジュン~宮廷医官への道~』に次ぐイ・ビョンフン監督の医療系時代劇です。
チャングムやホジュンの時に決して許されることのなかった「外科医療」ができるようになっていることなど、朝鮮の医療の歴史も垣間見れる作品です。
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『武神』
- 『善徳女王』『イ・サン』に次ぐ韓国MBSの歴史大作
- 自身初の時代劇出演となった名優キム・ジュヒョクの話題作
- 八万大蔵経が作られて1000年記念として制作されたドラマ
かとリーニョ
キャストも、名優キム・ジュヒョクを始め、今や韓国時代劇には欠かせない俳優が多数出演。
『武神』の主人公であるキム・ジュンは、実在の人物であり高麗時代の朝廷の重鎮の家で雇われていた両親に生まれ、その後に僧となり、そこで武術・忍耐などを培い、のちに政権まで統括してしまう人材に成長していきます。
キム・ジュンを演じるキム・ジュヒョクですが、若き頃の仏教僧の姿から始まるので、見慣れない坊主頭に少し違和感を覚えますが、今作のハードなアクションシーンは新鮮で、ますますファンを魅了しました。
男臭い時代劇のように見えますが、しっかりとラブストーリーもあり、実際の歴史書で書かれていた「主君の愛人と密通していた」や「奴婢との密通が発覚するのを恐れ、夫を無実の罪で告発した」という史実もしっかり反映されています。
かとリーニョ
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『大祚栄』
- 134話と長編ですが、「ザ!韓国時代劇!」という王道の内容
- 中国の広大なセットと風景をバックに撮影された歴史大作ドラマ
- 「渤海」建国の立役者”大祚栄”の一代記
時代は朝鮮王朝よりもはるか昔、新羅・百済・高句麗の三国時代と言われていた頃。
その高句麗末期、テ・ジュンサン将軍の息子として生まれたテ・ジョヨンですが、戦乱の中で高句麗の武将ヨン・ゲソムンの命を受け、父ジュンサンと生き別れてしまい、ジョヨンは自分の素性も知らぬまま奴婢として成長することに。
見よう見まねで独学で覚えた武術・剣術を武器に、ヨン・ゲソムンを助けることになり、そこで母に会い自らの素性を知ることになったジュヨンは武将への道を歩みます。
敵国の娘と恋に落ちたり、その子どもが現れたりとかなり切ない恋愛模様も描かれるのですが、とにかく男気の感じられる「ザ!韓国時代劇!」と言える作品です。
物語重視で歴史を忠実に描いていない作品も多い中、『大祚栄』は全編にわたりかなり忠実にその時代の出来事を再現しています。
かとリーニョ
テ・ジョヨンを演じるチェ・スジョンは、時代劇俳優として日本のファンには知られていますが、実は90年代に『冬のソナタ』のペ・ヨンジュンと共演した視聴率60%超えの現代劇『初恋』に出演しています。
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『ホジュン~宮廷医官への道~』
- 韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督の医療ドラマ
- 世界遺産「東医宝鑑」の著者として有名な人物ホジュンを描く
- 最高視聴率65%を記録した伝説のドラマ
韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督の作品で、出世作とも言える『ホジュン~宮廷医官への道~』。
妾の子として生まれ育ち、身分の差別・苦悩・苦難にも立ち向かい、王の主治医で朝鮮王朝最高の名医となった”ホ・ジュン”の生涯を描いたヒューマンドラマです。
幼い頃から頭がよく、一目を置かれるホ・ジュンでしたが、何せ身分の低さゆえ勉強も続けられず、挙句の果てに酒と女性に溺れる自暴な生活を送っていました。
そんな時、ダヒというお嬢様に出会いすぐにお互い恋に落ちてしまいます。
ダヒの父親は反逆者として追われる身ですがジュンは彼女をなんとか助けようと必死になります。
しかしジュンもダヒも故郷を追放されてしまいます。
そこから医師の道を志すホジュン。
かとリーニョ
ホ・ジュンを見ていると、今の自分の生き方が恥ずかしくなることがあります。
「謙虚に生きること」「どの患者も平等に扱うこと」「親や家族の大切さ」など、忘れかけている大事なことにこのドラマで改めて気づかされました。
『ホジュン~伝説の心医~』
- 不慮の事故で亡くなった名優キム・ジュヒョクの代表作
- 『ホジュン~宮廷医官への道~』との違いとは?
同じホジュンを扱いながらも『ホジュン~宮廷医官への道~』とは違う新たなテイストで制作された『ホジュン~伝説の心医~』。
基本は同じなのですが、ホ・ジュンが親しみやすく人間味のあるキャラクターとして描かれ、またダヒとの出会いやホ・ジュンの幼少の頃の場面なども若干現代的に変更されています。
その「親しみやすく人間味のあるキャラクター」のホ・ジュンを演じるのが、『武神』以来3年ぶりの時代劇出演となった名優キム・ジュヒョク。
『武神』以降、時代劇への出演は断っていたようですが、父である俳優のキム・ムセンが演じた役でもあったため「運命を感じた」と出演を了承。
かとリーニョ
また、このドラマでホ・ジュンのライバルのユ・ドジを演じるのは、ナムグン・ミン。
ドジとのライバル対決や、最後にドジに芽生えるホ・ジュンへの忠誠心は見ものです。
かとリーニョ
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超おすすめ韓国時代劇【映画】
『王になった男』
- イ・ビョンホンの初の時代劇映画
- 冷酷な王とコミカルな道化師の2役を演じたイ・ビョンホンに注目!
- 日本でアカデミー賞を受賞したシム・ウンギョンも出演
朝鮮王朝歴代王の中で、燕山君と同じく暴君と言われている光海君。
時は1616年、暴君に反感を持っていた者たちにより謀反の噂が絶えず、光海君は度々命を狙われる息をつく暇もない日々が続いていました。
そのため、光海君は「自分に似ている人物を探せ」との王命を出します。
かとリーニョ
そして宴の席で王そっくりの道化師ハソンが見つかり、光海君はハソンを王宮に呼び出し、影武者として王座に座らせます。
ハソンは時が経つにつれて本当の王のように堂々たる発言や人間味のある暖かな対応を見せ、そんな偽の王に側近たちや女官たちは忠誠心を見せるようになります。
段々と正体がバレ始めるハソンでしたが、彼を信頼する人間が助けてくれます。
中でも毒見女官サウォルは、身代わりに毒を飲んでハソンを助けます。
サウォルが亡くなったことに苦しむも本物の王ではないので何も動けないハソンは「本物の王になりたい」と言い出します。
かとリーニョ
かなり重い内容の映画かと思いきや、随所に笑いあり・涙ありでバランスがいいです。
かとリーニョ
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『バトル・オーシャン/海上決戦』
- 韓国映画興行収入歴代1位の作品
- 日本の歴史にも関わる「慶長の役」での鳴梁海戦を描く
- 日本でも爆発的人気のパク・ボゴムも出演!
朝鮮王朝第14代王・宣祖時代、日本の支配者・豊臣秀吉は明を制服する足掛かりとして、朝鮮出兵を計画していました。
そこで秀吉軍を相手にしたのが、朝鮮王朝無敵の水軍司令官として有名な李舜臣。
『バトル・オーシャン海上決戦』では、300隻の船で朝鮮へ攻め込む日本軍に、たった12隻で挑む李舜臣の熱き戦いが描かれています。
実はこの戦の前、李舜臣は王命に背いたとして反逆の罪で拷問を受けており、彼のいない水軍は豊臣軍を前に壊滅していました。
朝鮮の危機が迫る中、舜臣は再び水軍統制使に再任され指揮を取り、戦果を挙げます。
朝鮮と日本の偉大な人物を演じるのは、韓国映画界の重鎮チェ・ミンシクとリュ・スンリョン。
かとリーニョ
そして、リュ・スンリョンや共演のチョ・ジヌンが披露する日本語も見ものです。
さらに日本でも大人気の若手俳優パク・ボゴムも出演しています。
かとリーニョ
『尚衣院 -サンイウォン-』
- 時代劇では王様を演じることが多いハン・ソッキュの御針匠役が必見!
- 映画の中に出てくる美しい王室の衣類・装身具の数々に注目
- 王と王妃役を演じた若手俳優ユ・ヨンソク、パク・シネや、マ・ドンソクの韓服姿も見もの
韓国時代劇には珍しく時代設定が不明な朝鮮王朝時代。
王室の衣装や装飾品を管理しているのが「尚衣院」であり、そこで王の衣装などを担当する尚衣院の長である御針匠のチョ・ドルソク。
ドルソクは、先王が亡くなった際に次王のヨンポ(王の衣装)を作り、さらに王妃にも新な衣装を作れという命を受けます。
一方、町で自分の着たいもの・身に着けたいものを自由に斬新なデザインで作る巷で人気のデザイナー、ゴンジン。
ある時、ドルソクは王様の大事なミョンボク(国の儀式で着る韓服)を燃やしてしまい、王妃の無理な注文に対処できないドルソクの代わりにゴンジンが宮中に呼ばれます。
ゴンジンの個性あふれ能性を重視する斬新なデザインが王様にも気にいられ、狩猟服や宮中の女官や内官の服も仕立てることに。
かとリーニョ
さらに、ドルソクは両班になる機会を失ってしまってはいけないため、なんとかしてゴンジンの勢いを止めようとします。
そんなゴンジンは王妃に一目ぼれしてしまい、王様から見捨てられさらに廃妃の危機が迫っている王妃に、なんとか幸せになってもらいたいと、最後に実に美しい韓服を仕立てるのです。
最終的にゴンジンは、ドルソクの陰謀で処刑されてしまいます。
その後ゴンジンがドルソクへ作った両班の着物が見つかり後悔して涙ぐむドルソクの姿も泣けます。
かとリーニョ
なかなか変わった設定の韓国時代劇でおすすめです。
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『王の運命-歴史を変えた8日間-』
- 朝鮮王朝最悪の事件「米びつ事件」を「家族視点」から描いた映画
- 『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ、『バーニング 劇場版』のユ・アイン主演
- ドラマ『イ・サン』や『秘密の扉』との違いは?
朝鮮王朝第21代国王英祖の時代は映画はもちろんドラマでもよく描かれています。
メインになるのは英祖と息子の思悼世子の切なくなんとも残酷な物語です。
かとリーニョ
また、この映画は「家族視点」で描かれていることから、政治の争いなどは出てこず、ひたすら英祖と思悼世子のやりとりがメインです。
英祖はなぜ、思悼世子を苦しめることになったのでしょうか?
かとリーニョ
”立派な国王”になってもらいたいという一心で世子に厳しくしてきた英祖と、人間らしく接してほしい願う世子のすれ違い。
普通の親子であれば修正可能な域だと思いますが、やはり一国の王ともなると普通の親子とは違うのでしょう。
英祖は、朝鮮王朝第19代王・粛宗の息子で母は王妃ではなく側室。
母が側室であったため英祖自身もかなり差別を受け辛い思いをしてきたことかと思います。
だからこそ、自分の息子には「王らしく」なって欲しいという願いが世子には非常に重荷になっていたのでしょう。
悲劇の親子を演じたソン・ガンホとユ・アインの演技が素晴らしいため、余計に切なく辛く、胸が苦しくなります。
王になることの大変さを感じ「王とは何か?」と考えさせられる作品です。
かとリーニョ
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『王の涙-イ・サンの決断-』
- 王の暗殺未遂事件「丁酉逆変」を始めて映像化した映画
- 大人気ドラマ『愛の不時着』のヒョンビン主演
- 『イ・サン』などの関連作品との違いなどにも注目
朝鮮王朝第22代王正祖の統治時代は特に朝廷内の派閥争いがすさまじい時期でした。
イ・サンの父は、祖父英祖に殺害をされた思悼世子であるため、正祖が王になることを断固として拒む高官たちがおり、幾度となく命を狙われていました。
正祖が命を狙われた「丁酉逆変」は、いまだに謎が多い事件でもあるのですが、朝鮮王朝史上唯一、王の寝殿にまで刺客が襲いかかってきた暗殺未遂事件として、しっかり記録されています。
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ヒョンビン以外にも、イ・サンを命懸けで守る側近ガプス役でドラマ『ジャスティス-検法男女』のチョン・ジェヨンが出演しています。
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また、ヒョンビン以外にも、チョン・ジェヨンや、同じ題材の『イ・サン』にも出演しているハン・ジミンの風変りな王后役など脇の役者さんの演技も作品の面白さを高めています。
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『朝鮮名探偵 』シリーズ
- 仮面俳優と呼ばれるキム・ミョンミン主演
- キム・ミョンミンとオ・ダルスのはちゃめちゃコンビに注目!
- 韓国版「シャーロックホームズ」のような探偵話が面白い!
朝鮮王朝第22代王イ・サンの時代に数々の事件を捜査するため、極秘裏に動いて事件の裏側にひそむ腐敗官僚を偵察していたのが『朝鮮名探偵』シリーズの主人公キム・ミン。
そのミステリー仕立ての内容とは裏腹に、キム・ミョンミン演じる探偵キム・ミンとオ・ダルス演じる相棒ソピルのはちゃめちゃコンビの掛け合いが最高に笑えます。
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この『朝鮮名探偵』シリーズは、3作目まであるのですが、どれも巧妙なトリックが非常に面白いです。
そして毎回ヒロインが変わるのですが、ハン・ジミンやイ・ヨニ、キム・ジウォンなどそうそうたる女優が出演し、事件のカギを握る役を演じています。
3作とも、数々の政治の陰謀や時代背景をうまく取り入れ、面白おかしく難事件を暴いていきます。
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超おすすめ韓国時代劇まとめ
今回おすすめの韓国時代劇23作をご紹介させて頂きました。
韓国時代劇は、ハードなアクションシーンや、実在した人物の波乱万丈の人生、さらに必ずと言うほど悪代官や悪女官がいたりと、「次が気になる!早く見たい!」と思わせる要素が多いのがハマってしまう理由なのではないかと思います。
今回23選選ばせて頂きましたが、かなり悩みました。
同じ人物でも、演じる俳優やドラマの内容によっては、「え!?あのドラマの時、いい王様だったのに」など感想が変わってきます。
韓国時代劇は作品によって見せ方が大きく違う上に関連のあるドラマが多く存在するため、作品を選ぶのに本当に悩みました。
だからこそ、確実にハマって頂ける作品を選べたと思います。
韓国時代劇がお好きな方で、まだご覧になっていたいドラマがありましたら、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
『チョン・ドジョン』『六龍が飛ぶ』『宮廷女官チャングムの誓い』『七日の王妃』『チェオクの剣』『大王世宗』『根の深い木』『逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン-』『善徳女王』『トンイ』『イ・サン』『秘密の扉』『馬医』『武神』『大祚栄』『ホジュン~宮廷医官への道~』『ホジュン~伝説の心医~』
『王になった男』『バトル・オーシャン/海上決戦』『尚衣院 -サンイウォン-』『王の運命-歴史を変えた8日間-』『王の涙-イ・サンの決断-』『朝鮮名探偵 』シリーズ