『この素晴らしい世界に祝福を!』声優/キャラ・あらすじ・ネタバレ感想!大人気の異世界転生ギャグアニメ

出典:BS11

『この素晴らしい世界に祝福を!』は、深く考えてはいけないギャグアニメ。

どんな魔物がいて、どんな経済で回っていて、どんな文化があるんだろう。

とにかく、そういった異世界に関しての疑問が沸いてこないように、見たままを受け取りましょう。少なくとも本編中では、その答えはあまり用意されていないです。

トラックにはねられ死亡、その後チート転生してハーレム展開という、放映当時は異世界転生にありがちだった展開を皮肉った内容が多いですね。

ポイント
  • ふざけ倒している
  • 考えるな!笑え!!!
  • 声優さんの演技が楽しい

それではさっそく『この素晴らしい世界に祝福を!』をレビューしていきたいと思います。

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『この素晴らしい世界に祝福を!』作品情報

作品名 この素晴らしい世界に祝福を!(第1期)
放送年 2016年1月〜2016年3月
話数 全10話+OVA
原作 暁なつめ
監督 金崎貴臣
声優 福島潤(佐藤 和真)
雨宮天(アクア)
高橋李依(めぐみん)
生天目仁美(ちょむすけ)
茅野愛衣(ダクネス)
諏訪彩花(クリス)
堀江由衣(ウィズ)
原紗友里(ルナ)
間島淳司(ダスト)
羽多野渉(キース)
花守ゆみり(リーン)
音楽 甲田雅人
主題歌 オープニング「fantastic dreamer」
エンディング「ちいさな冒険者」

『この素晴らしい世界に祝福を!』声優・キャラクター紹介

アクア(声優:雨宮天)

  • 一言で表すと、やんちゃな子供。
  • よく笑い、よく泣き、よく怒る。
  • 「駄女神」とか呼ばれていますが、そもそもダメじゃない人間があまり登場しない作品なので、その辺はどうでもいいです。

めぐみん(声優:高橋李依)

  • ド直球の見事な中二病キャラです。
  • アクアが小学生なら、めぐみんは中学二年生。
  • アクアよりも、精神年齢はちょっと上です。
  • 普通の中二病と違うのは、本物の魔法を使えるという点ですね。

ダクネス(声優:茅野愛衣)

  • 小学生、中学生、ときて、ダクネスは高校生ぐらいの精神年齢です。
  • とにかく、いじめられたり痛めつけられるのが好きな変態さんです。
  • 昔は、この手の極端なキャラ設定も多かった気がしますが、昨今では珍しいかもしれません。

【ネタバレ】『この素晴らしい世界に祝福を!』あらすじ・感想


抱腹絶倒、やっぱり面白い!

久しぶりに見ると、ベタですが面白いですね。

ヒロイン3人とも、かなりギャグ色が強めですが、彼女らに声を当てている声優さんが素晴らしかったです。

第1話の冒頭からアクアの声にはまったく違和感がありませんでした。

特徴的な「プークスクスクス」という笑い声には、さすがに違和感がありましたが、逆に耳に残ってまた聞きたくなりました。

めぐみんの際立った存在感は、元々のキャラ設定、キャラデザインが優秀だったのもありますが、声優の力もかなり大きいです。

登場時の「や、やめろー」の言い方で、なんかもっていかれた気がします。

もちろん、ダクネスのエロくなり過ぎない、ギャグとしての喘ぎも絶妙でした。

飛ばせないオープニング

Machicoさんの、明るく伸びやかな声で紡がれる、アップテンポなリズムと、笑顔と光に溢れた映像。

これからどんな冒険が待ち受けているのか、とてもワクワクできる、素晴らしいオープニングでした。

まあ、本編の”フリ”のようになっているのですが、「fantastic dreamer」は、映像と合わせてお気に入りの1曲になりました。

裏表がない平和な世界

現実の日本では、人が人と話すとき、よっぽど深い関係じゃない限りそこには建前や裏表が存在します。

そんな社会で疲弊した学生や社会人に見て欲しい。

みんな清々しいほどに裏表がありません。

悪い人は悪い人であることを、きちんと前面に出してくれますし、エグい裏切りの描写が存在しません。

個人的にはそこに一番癒されました。

裏表で言うなら、主人公のカズマが一番あるかもしれませんね。

ニートと冒険者、どちらの方が幸せか

第7話の「この凍えそうな季節に二度目の死を!」

ほぼギャグベースで進んでいた中で、唯一マジメにしんみりする話です。

冒険の途中で、命を落としたカズマが、死後の世界でこれまでの生活を振り返るシーンです。

持たざるが故に人を頼るしかなく、だからこそ、そこに人とのつながりと絆が生まれる。

カズマは、現代日本でニートをしていた20歳ぐらいの人間でした。

ニートができるだけの経済的余裕があったから、家族以外に頼る必要がなく、結果友達もおらず、彼女もいない生活だったわけです。

もちろん、異世界ではそこら中に死の危険があるからこそ、人に頼られ人から頼られる状況が強制的に発生するのです。

死んでしまえば終わりなので、どちらの方が幸せなのかは難しいところ。

とりあえずカズマに関しては、死後に転生できることを知っているため、異世界の方が幸せだと感じたのでしょうね。

死が終わりじゃないことを知っているのは、最強のチートですからね。

仏教での輪廻転生を信じた方が幸せになれる、という教えに通じるところです。

パンツは存在するが見えない!

この異世界にパンツは存在する。

だが、それを履いた瞬間、パンツが描かれることはなくなる。

たとえ、お尻がほぼ丸見えになったとしても、我々がパンツを見ることは決してないのだ。

な、何を言っているのかわからねーと思うが、私も何をされたのかわからなかった……。

などと、思っていたのですが、どうやらOVAとかになると見えたりするみたいです。

規制の関係でああいった表現だったんでしょうか?

逆にエロいですが…。謎ですね。

恋愛要素はない

この手の異世界転生物では、主人公とヒロインズの恋愛が主軸になることが多いです。

個人的には、主人公にイマイチ好感が持てないことが多いので、恋愛が主軸になると満足度が下がってしまいます。

『この素晴らしい世界に祝福を!』では、その辺の心配はいりません。

主人公の人格はクソですが、恋愛要素は限りなくゼロに近いです。

『この素晴らしい世界に祝福を!』まとめ

要点まとめ
  • 疲れた現代人の癒しになる作品
  • 爽やかなオープニングはフリ
  • スカートの下のパンツは描かれない
  • 恋愛要素はない

ここまでの解説と感想は第1期のものですが、第2期の放映もすでに終わっています。

どうやら、映画の公開も決まっているようです。

タイトルからすると、めぐみんがメインなのかな。

ゲームも発売されていますし、メディアミックスも盛んなので、もしかすると第3期もあるかもしれませんね。

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