『この音とまれ!』第5話あらすじ・ネタバレ感想!想像を超える感動回に!ついに筝曲部が全校生徒に演奏を披露

アニメ『この音とまれ!』第5話ネタバレ感想!

出典:『この音とまれ!』公式ページ

今回、ついに箏の演奏当日を向かえます!

教頭との「全校生徒の前で演奏を弾いて聴かせ、見事に全員を感動させる」という約束を守るために、これまで武蔵や愛たちは必死に支え合って練習を積み重ねてきました。

はたして筝曲部は存続することができるのか!

▼動画の無料視聴はこちら▼

『この音とまれ!』第5話あらすじ

アニメ『この音とまれ!』第5話「響き届け 僕らの音」あらすじ①

アニメ『この音とまれ!』第5話「響き届け 僕らの音」あらすじ②

愛の過去を知ったさとわは呆然、動揺のあまり愛の前で涙を見せてしまうのだが……。

そしてついに全校生徒の前で『龍星群』を演奏する日がやってきた。

しかし生徒たちは全くの無関心。

ろくに聞く気がないばかりかヤジを飛ばしたりバカにして笑ったり。

それでも真っ直ぐに自分たちの決意を告げる武蔵、心を一つにする部員たち。

箏の音が、愛の想いが、体育館に響き渡る!

大事なものを守り、届けるために――

アニメ『この音とまれ!』第5話「響き届け 僕らの音」あらすじ③出典:『この音とまれ!』公式ページ

【ネタバレ】『この音とまれ!』第5話の感想

愛の過去を知ってしまったさとわ。後悔。そして謝罪。

第4話のラストで、部室にいち早くやってきた水原光太から愛の過去について聞いたさとわ。

愛の過去は、さとわが想像していたものとは全く異なるものだったのです。

彼女はずっと愛はただの不良だと思っていました。

しかし、それはただの偏見であり、家族の事情、箏を壊されたこと、お爺ちゃんの死、お爺ちゃんとこの筝曲部の繋がり、色々なことを乗り越えてここまでやってきたことを知ったのです。

言葉はなくとも、それを聞いた時のさとわの表情が全てを物語っています。

彼女は箏と真剣に向き合っている人間を傷つけてしまったのです。

光太が話し終わると、その瞬間にさとわは部室から飛び出していきました。

彼女はこれまで愛に言った失礼な、そして侮辱するような数々の言動を心から後悔したのです。

「彼のことを勘違いしていた。」

さとわの心の中は、この言葉でいっぱいなのです。

愛はそんな中途半端な人間ではなかった。

愛は今も爺ちゃんとの約束、自身の箏への想いを大切にして、この筝曲部に真剣に向き合っているのです。

今にも泣きだしそうな表情で走っている時、さとわは偶然にも部室に向かっていた愛とぶつかります。

素直になれなくて、泣いていることを認めないさとわは、愛にただの花粉症だと伝えると、愛はすぐにその場を去ろうとします。

しかし、ここでさとわはこれまで愛が自分にしてくれてきたことの数々を思い出すのです。

彼は自分が思い悩んでいるときに、決して見捨てずに支えて協力してくれました。

この瞬間、彼女の中で何かが吹っ切れました。

そんな変なプライドなんて守っている場合ではないのです。

さとわは振り返ると、泣きながら愛に自身のこれまでの失礼な言動を謝罪します。

知らなかったとはいえ、彼女が自身の行動を反省し、素直になれたのはさとわがこの筝曲部を通じて人として成長している証拠だと思います。

その気持ちはきっと愛にも伝わるはずです!

愛は少しさとわの素直さをからかいながらも、しっかりと受け止めてくれます。

結局さとわの蹴りが愛のお腹を襲うのですが、さとわは愛が奏でる純粋で真剣に箏に向き合う音を信じているのです。

音には奏でる人の本質が詰まっています。

愛の本気さはしっかりとみんなに伝わってきているんですね!

そしてその頃、校長室では相変わらず教頭が小物感全開で校長に筝曲部について直訴しているのですが、ここで1つ気になる点があります。

実は、ここで初めて筝曲部の顧問が登場してきました。

しかも、彼は全く筝曲部の存続には関心が無さそうな態度を見せています。

はたして彼は、どんな形で筝曲部に関わってくるのでしょうか。

これまで顧問として全く関わってきていないだけに不気味さがあります。

全校生徒の前で演奏直前にお婆ちゃんから最後のアドバイス

間近に迫ってきた全校生徒の前での演奏会。

愛や武蔵、さとわは部室で厳しく練習をしています。

さとわは以前に愛が奏でてくれた綺麗な芯のある音をどうしても聴きたいようです。

しかし肝心の愛は、その音を全く無意識で奏でていたので意図的に出せないようでした。

その状況に呆れるさとわは、いつものように愛を侮辱し、武蔵がそれをなだめる展開。

この辺りは今までと全く変わらないですね。

一同は例の楽器屋さんで最後の仕上げをしています。

そして止まらずに初めから通して演奏し終えると、喜びを爆発させています。

ここに来て初めて通しで演奏しきった一同。

当然さとわは喜ばずに、それを当たり前のことだと言い放ちます。

確かに当たり前なのですが、この出来事は彼らにとって自信になるに違いありません!

やっとのことで最低ラインに達することができた一同。

お婆ちゃんの勧めもあって、一息入れることにします。

一通り弾けるようになった自信から、愛はお婆ちゃんに自分たちの曲の感想を求めるも、テストなら合格ラインだという評価に。

お婆ちゃんは続けました。

「曲で人を納得させるのはそう簡単なことじゃない。大切なのは気持ちの在り方。何のために弾くのか。誰にそれを伝えたいのか。大事な人に投げかける様に弾いてごらん。」

心に響いてくるようなセリフです。

誰に何を届けたいのかをはっきりさせるのは、彼らにとってまだぼやけている部分があると思います。

目の前の部を存続させることで精いっぱい。

大事なのはその先にあります。

そのことに気づかせてくれたお婆ちゃん。

この言葉が高校生の彼らをどう変えてくれるのでしょうか。

箏を通じて成長を描いている本作の面白い部分だと思います。

ついに本番当日!果たして演奏は成功するのか!

そして、いよいよ本番がやってきました!

一同は明らかに緊張した表情をしています。

そして体育館に箏を運ぶ時、さとわは自身が大事にしてきた大きな箏を愛に運ぶように頼みました。

以前は触らせてもくれなかったさとわですが、彼女の中で愛を認める気持ちが大きくなったのでしょう。

お互いを信頼し合っている今の彼らであれば、きっといい演奏を聴かせてくれるはずです!

しかし、体育館に集まった全校生徒を目の前にして、彼らはビビってしまいます。

そこは経験豊富なさとわが、しっかりとみんなをまとめていきます。

仲間を気遣えるようになったさとわは、やはり人として一回り成長しているのです。

そして、ここで教頭が念押しと言わんばかりに筝曲部との約束を暴露します。

最後まで嫌味で余計な一言の多い人間でしたね。

しかし、逆にこのことがきっかけとなって、筝曲部のメンバーの緊張は一気に吹き飛びます。

そう!いつも通りなのです。

教頭の嫌味も自分たちがこれから披露することも、周りから全く期待されていないことも。

だからこそ、今まで通りやればいいのです。

そしてステージに向かっていく一同!

その表情はどこか吹っ切れたような、いい表情をしています。

後ろには楽器屋さんのお婆ちゃんも見に来てくれていました!

お婆ちゃんはこの学校の校長とも知り合いのようですね。

実はお世話になったからこそ、お婆ちゃんにもぜひ聴いて欲しい。

その想いから愛が校長に許可を直々に申し出たのです。

本当に彼は恩を忘れない、いい子ですね。涙が出そうになる展開です。

これで演奏が上手くいけば文句ありません!

良い演奏をして、お婆ちゃんを感動させてほしいです。

しかしそんな話も虚しく、案の定期待されていないばかりか、中にはブーイングを飛ばす生徒までいます。

教頭もしめしめといった表情で彼らを見つめます。

そんな中、彼らの演奏は始まるのですが、彼らが箏を弾き始めた瞬間に場の空気が一気に締まりました。

全校生徒は信じられないといった表情で彼らの演奏に聴き入ります。

あの教頭ですら、信じられないといった表情です。

そのリズム、タイミング、そして圧倒的な迫力!

その全てが今までブーイングを飛ばしていた生徒を飲み込んでいったのです!

そして演奏は、さとわのソロパートへ入っていきます。

「孤独な龍の鳴き声。」

お婆ちゃんがそう評するほどに圧倒的な存在感を放つさとわの演奏。

しかし演奏が進むにつれて、ついに光太がミスをしてしまい、一同が一瞬焦ります。

しかも最悪なことに、それに釣られて他のメンバーを徐々にリズムを乱していったのです。

この状況を打破してくれたのが、やはりさとわでした!

大きく弦を弾ませると、みんなに合わせやすい音を作ってくれます。

それに気づいた一同は、彼女のリズムに合わせて一気に体勢を立て直すのです!

ついに愛のソロパートがやってきます。

今まであった出来事、出会った仲間、お世話になった人、そして爺ちゃん、いろいろな想いが愛の頭を駆け巡ります。

その想いを指に乗せて、ゆっくりと優しく音を奏でていくのです。

あまりの美しい音色に、全校生徒、筝曲部のメンバー、教頭、哲生、さとわまでがその音に聴き入ってしまいました。

普段の愛からは想像つかないような優しく、芯のある音。

そんな音を聴いて、感動しない人はいないと思います。

そして今までのみんなと共に過ごした練習、想いを乗せて全員のパートに入り、ラストパートを迎えます。

その迫力はこちらまで伝わってくるようなものです!

正直、この文章で書き表せないほどの迫力と感動がそこにありました!

演奏し終えた彼らの表情は本当にすっきりしていて、全てを出しきった気持ちの良さが全面に表れているのでした。

『この音とまれ!』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

愛の過去を知ったさとわは、さらに愛との絆を強め、ついに本番当日を迎えます。

これまで彼らの練習を見てきた視聴者には「どんな演奏が観れるのだろう?」という期待感でいっぱいだったと思います。

その期待を全く裏切らないような演奏で、文字ではとても表せられないほどに素晴らしく感動的でした。

要点まとめ
  • 愛の過去を知ってしまったさとわ。そしてお互い認め合う!
  • お婆ちゃんの最後のアドバイス。
  • 想像を絶する感動!ついに筝曲部が演奏を披露!

正直この感動を言葉で語ることはできません。

彼らのこれまでの努力を観ているからこそ、より感動が強くなります。

ぜひ感動的な演奏をその目でご覧ください。

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第6話も続けて読む▼