『この音とまれ!』第3話あらすじ・ネタバレ感想!愛の友人3バカが加入?1ヶ月後の演奏披露に向けて特訓開始

アニメ『この音とまれ!』第3話ネタバレ感想!

出典:『この音とまれ!』公式ページ

やっとの思いで箏の修理にも終わりが見えてきた頃、3人の目の前には次なる課題が現れました。

今月終わりまでにあと部員を2人集めないと筝曲部は廃部となってしまうのです。

愛の友達3人が筝曲部に入ってくれるも彼らは基本的にやる気なし。

しかも都合の悪いことに、そんなやる気のない現場を教頭に見られてしまい、1ヶ月後に教頭を納得させるような演奏を披露しなければならない事態になってしまいます。

果たして筝曲部は廃部を免れることができるのか!

▼動画の無料視聴はこちら▼

『この音とまれ!』第3話あらすじ

『この音とまれ!』第3話あらすじ①

『この音とまれ!』第3話あらすじ②

このまま部員が5人集まらなければ、箏曲部は廃部になってしまう。

さとわは、なぜか愛を慕っている3バカこと、サネ・みっつ・コータを人数合わせのためだけに声をかける。

しかし裏目に出てしまい――。

箏曲部を潰そうとする教頭。

それを阻止しようと、さとわの出した提案に、武蔵は度肝を抜かれる。

そんな中、さとわはことあるごとに愛とぶつかって……。

『この音とまれ!』第3話あらすじ③出典:『この音とまれ!』公式ページ

【ネタバレ】『この音とまれ!』第3話の感想

新たなる問題「部員の確保」

長かった修理期間もようやく終わりが見えてきた頃、充実感に浸る武蔵に、さとわの「今月中に部員を2人確保しないと廃部になってしまう」という言葉が突き刺さります。

どうやら愛の不良としての評判が悪いので、新しく入部をする生徒どころか、見学希望者すら現れないみたいです。

悪い噂はすぐに広まると言いますが、まさに今その言葉が彼らに重くのしかかります。

終いにはこのまま新入部員が入らなかったら愛のせいだと言われる始末です。

実は結構気にしている模様で、傷ついているようにも見えます。

翌日、愛がさとわに言われたことについて愚痴を言いながら歩いていると、後ろから突然愛に飛びつく猛者が現れます!

どうやら彼ら3人組は愛と哲生たちと面識がありそうです。

彼らは愛が筝曲部に入ったということを聞きつけたようで、反応を見る限り、愛のことをよく知っているみたいです。

愛が筝曲部に入ったことを涙流して喜んでいる最中、後ろからさとわがひょっこり現れました。

愛の友達を見つけるや否や、さとわはさっそく猫かぶりモード全開で友達3人に接します。その豹変っぷりが彼女の持ち味です。

デレデレする友達3人に、愛は彼女の本性を暴露し目を覚まさせようとするも、時すでに遅し。

彼らは完全にさとわの魅力に翻弄されています。

そして1人がうっかり「俺もこんなかわいい子となら筝曲部に入ってもいいかな!」と漏らした瞬間、さとわは言葉巧みにこの3人を筝曲部に引き入れようとします。

完全にさとわのペースに乗せられている3人には呆れるしかありません。

適当に部員だけ集めても、すぐに辞めてしまうので愛はさとわを止めます。

しかし、そこは計算高いさとわ。

そのことも計算済みで彼らの名前さえ手に入れれば廃部は免れるというスタンスで誘っているようです。

結局、足立実康、水原光太、堺通孝の3人は名前だけのために捕らわれたとはいえ、入部することになります。

しかし、教頭先生はそんな事態を好ましく思っていません。

第1話での愛の不祥事をもみ消されたことを根に持っているみたいです。

箏の演奏に必要な「爪」の購入

さっそく一同は、箏の演奏には必須のアイテムである「爪」を買いに、修理でお世話になった仁科楽器へと足を運びました。

この爪は箏演奏者にとって欠かせないものです。

そして意図があってか、武蔵はさとわに愛の爪を選んであげるように頼みます。

2人とも嫌そうな顔を見せながらも、さとわは愛の手を取ると数ある爪から選んでいきます。

さとわもこうやって親に選んでもらったのでしょうか。

愛も気になって彼女の親のことを尋ねると、彼女は強い拒否反応を示します。

恐らく有名な家元だけあって、過去に親と何かあったのかもしれません。

さとわの手の感触が、普通の女の子の手と違うことに気づいた愛は言葉には出しませんでしたが、さとわのこの時の拒否反応と合わさって彼女の過去を何かを感じ取ったのかもしれないです。

自分の爪を指先につけ子供のようにはしゃぐ愛たちに対して、お構いなしに5,000円を請求するお婆ちゃん。

愛だけは手持ちの全財産を出し、残りは後で必ず払うと約束します。

やはり彼の本気度は他の生徒とは全く違いますね!

しかし残りのお金の当てがない愛は爪を一旦諦めます。

でも、そんな愛の姿勢を見せられたお婆ちゃんは、手持ちのお金とこの間修理を手伝ってくれたことを合わせて代金をまけてくれました!

翌日、さっそく箏を弾くために部室に行った愛は驚かされます。

すでにやめたと思っていた足立実康、水原光太、堺通孝の三人が部室にいたからです。

なんでも箏には興味はないが、愛たちのために名前だけは貸してくれるとのことです。

これはさとわが最初に思い描いた作戦通り。なんと単純な3トリオなんでしょう。

でも、これでやっと箏で全校を目指せるようになったのです!

教頭との約束!1ヶ月後に演奏でギャフンと言わせる

箏をやる気がなく、3トリオが部室でカードゲームをやっていた時、不幸にも教頭先生がやってきました。

もともと愛が筝曲部に入ったことをよく思っていない教頭は、筝曲部の粗探しをするために視察に来たに違いありません。

そんな矢先にこの絶好のチャンス。

教頭は問答無用に、筝曲部の廃部をその場で提案します。

当然そのことに反対する愛たちでしたが、教頭からは「練習の成果として箏を弾いて見せろ」と言われます。

そんな教頭の無理難題に逆らったのは、さとわでした。

彼女は1ヶ月あれば、教頭のみではなく全校生徒に認めてもらえるような演奏をして見せると提案します。

それを面白おかしく承諾した教頭は去っていきました。

なぜさとわは簡単な曲ではなく、全校生徒が納得するような曲を弾くと宣言したのか。

彼女は、教頭1人にどんな曲を聞かせても納得しないが、全校生徒を感動させて味方につければ認めざるを得ない状況を作ることができるからとのこと。

その帰り道、3トリオは教頭たちが筝曲部を廃部にしたい思惑、そしてあわよくば愛を退学にしたい気持ちを聞いてしまいます。

それを聞いて、頭に血が上りそうになる実康。どうやら彼らと愛との間には深い絆があるようです。

中学時代に仲良くもなかった3トリオを愛が不良から助けてくれたのです。

その頃から仲が深まり今に至っています。だからこそ教頭たちの思惑を許せないのです。

そして、この教頭たちの思惑がこの3人の心を動かしたのです。

自身の貯金箱を叩き割ると、そこからなけなしのお金を取り出し一目散に仁科楽器に走ってきた実康ですが、店の前で他の2人とも合流する結果に!

やはり考えることは同じなのです。

「今度は自分たちが愛を助けたい!」

自分たちの「爪」を買った3人は、正式に筝曲部に加わります。

そしてここから新体制となった筝曲部が動き始めるのです。

正確には、さとわに練習でしごかれる日々の始まりです。

演奏する曲は「流星群」。しかしその壁は高く…

まずは、さとわが軽く琴の演奏の仕方、つまり楽譜や弦の説明をします。

そして「説明を聞くよりも実際に弾いた方が分かる」ということで、説明はほどほどに愛たちに演奏させ始めます。

しかし、その楽譜を目の当たりにした瞬間、まったく分からずに愛の時が止まってしまいます。

変な記号などもあり、素人目にはさっぱりな楽譜なのです。

さとわに教えを乞うのを嫌う愛は、見よう見真似で弦を弾き始めるも途中で記号が読めずに敗退。

その惨状に1ヶ月後の演奏には絶望しか感じないさとわ。

そんな絶望感が漂う中、愛だけはまだ諦めずに根性を見せます。

その愛を見てかどうかは分かりませんが、さとわが1ヶ月後に大逆転するための秘策を提案します。

それは基本練習をすっ飛ばして、当日演奏する曲をいきなり1ヶ月みっちり練習するというものです。

そしておもむろに彼女がポケットから取り出したのは、楽譜ではなくある音楽イベントのチラシです。

そのイベントで演奏される中から、当日演奏する曲を選ぶとのことなのです。

さとわに言われるがまま、当日会場に集まった一同。

そこには私服姿のさとわの姿もあります。

学校とはまた違った一面を見るのってドキッてしますよね(笑)

ついに、さとわの口から選曲が発表されます。

「流星群」

さとわが選んだ以上、そんな生易しい曲ではないように感じます。

そうこうしている内にイベントが始まり、この「流星群」が演奏されます。

演奏者はなんと鳳月会の面々のようです。

さとわの口から「本日演奏するのは鳳月会の精鋭たち」だと告げられると一同に緊張が走ります。

しかしそこに現れたのは、なんと小学生の一同!

もっとプロ中のプロのような面々を想像していたのですが、出てきたのは可愛い子供たちです。

一同は安堵から緊張感がどこかに行ってしまうのですが、しかし演奏が始まった瞬間、彼らはとんでもない現実を突きつけらてしまうのです。

魂のこもった迫力のある演奏。

少しの狂いもない様な完璧なタイミングに筝曲部の一同は開いた口が塞がらない状態です。

これを1ヶ月後に弾けるようになれと…一同そう思ったの違いありません。

そして演奏が終わると、さとわは実にあっさりとこの曲を弾けるようになれと命令。

一同涙目で訴えますが、男の演奏からくる迫力がこの曲は似合うので全校生徒と教頭の心を奪うにはこの曲の他にはないと伝え、上手く馬鹿ども(男ども)を言葉巧みに丸め込んでやる気にさせるあたり、さとわの悪女っぷりがドス黒く光ります。

先ほどの演奏していた子供たちの元に先生らしき人がいます。

武蔵たちもそのことに気づいたようで、さとわのお母さんではないかと尋ねるのですが、明らかに態度がおかしいさとわ。

やはり彼女と母の間に何かあったのではないかと思われます。

さとわのスパルタに一同は…?

そして後日、ここでさとわから衝撃的な事実が知らされます。

流星群は一人1パートずつ担当します。

なので、弾くフリをして誤魔化すことはできません。

しかも1パートあるので責任も重大です。

もはや逃げ出すこともできない状態になってます。

流星群の楽譜もまるで呪文のような状態で、それを見た愛も思わず心が折れそうに。

しかもそこにさとわの行き過ぎにも見えるスパルタ教育が降り注ぎます。

暴走気味のさとわに愛が苦情を入れますが、さとわからしてみれば、こんな訓練はまだ頑張った内にも入らないと返されます。

言い合いが熱くなるなか、思わずさとわの口から愛の存在を否定するようなセリフが飛び出してしまいます。

それは言ってはいけない…一同も心の中でそう思ったはず。

一瞬沈黙が走るも、武蔵の計らいで今日は解散することになります。

悩む愛に、哲生は「自分がスパルタで育ったから教え方もそれにちなんでいるのではないか。家元の令嬢だと相当厳しい環境で過ごしてきたのではないか。」との意見も。

一方で武蔵がさとわを気に掛けて話しかけると、昨日のことに責任を感じているということでした。

どうやらさとはは過去にも、同じように突っ走った結果、孤立してしまった経験があるようです。

さとわにとって、それはトラウマであり今の現状が重なっています。

それを思い出していた時、偶然通りがかった窓の外に愛たちが。

どうせくだらないことをしようとしていると思いながら様子を眺めるさとわ。

しかし、彼が持っていたのは段ボールで作った箏の弦です。

彼は少しでも練習するために、わざわざそれを作ってもらったのでした。

その箏に対して献身的な姿を見て、崩れ落ちる様に廊下に座るさとわ。

さとわの心は大きく揺れ動きます。

思わず窓から愛にアドバイスをしてしまう程です。

「段ボールでやるのは変な癖がつくからやめておいた方が良い。」

そうアドバイスを送るも、さとわは愛のその指の動きだけは認めます。

「教えてくれた人が良かったんだろう」と。

その言葉に爺ちゃんを思い出す愛でした。

そしてお互いにスッキリしたような、認め合えたような、そんな表情を残しています。

やはりお互いを尊敬できないと、協力して何かを成し遂げていくのは無理だということです。

今回のことでさとわと愛が協力し合えればいいのですが。

『この音とまれ!』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

筝曲部は部員不足から廃部の危機に立たされるも、愛の古い友人である新たなメンバーを迎え、危機を乗り切りました。

ですが、1ヶ月後に全校生徒と教頭を感動させるような演奏をしなければいけなくなったのです。

要点まとめ
  • 筝曲部が廃部の危機を脱出!新メンバー加わる!
  • 教頭との約束。1か月後に教頭と全校生徒にアッと言わせる演奏を!
  • 愛の頑張りにより、さとわと愛の溝が縮まる!

はたしてメンバーは無事に演奏をできるのでしょうか?

だんだん目が離せない展開になってきましたね!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第4話も続けて読む▼