『この音とまれ!』第10話あらすじ・ネタバレ感想!筝曲部で初の合宿!しかし光太が自信を失って…

アニメ『この音とまれ!』第10話ネタバレ感想!

出典:『この音とまれ!』公式ページ

明陵高校での合同勉強会に参加した一同は、全国のレベルの高さを知ってしまいます。

その壁を1人では乗り越えられなかった部長の武蔵でしたが、愛とのぶつかり合い、そして副部長となった妃呂の支えがあり、再び全国を目指す決意をします。

今回その全国へ向けて、初となる合宿を決行することにした筝曲部。

全国に向けて課題もたくさん見えてきた中、新たな問題にもぶつかります。

果たして彼らは力を合わせて乗り越えられるのでしょうか。

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『この音とまれ!』第10話あらすじ

アニメ『この音とまれ!』第10話「近くて遠い距離」あらすじ①

アニメ『この音とまれ!』第10話「近くて遠い距離」あらすじ②

『目指せ全国一位!!』

――再び心を一つにした時瀬高校箏曲部。

日に日に暑くなる中、邦楽祭に向けてパートごとに分かれて練習を重ねる7人だが、それぞれ課題は山積みだ。

どうにかまとめて練習の時間が取れないかと考えた愛たちは、夏休みに皆で二泊三日の合宿をすることに。

しかし盛り上がるサネやみっつとは対照的に、コータの様子がおかしくて……。

アニメ『この音とまれ!』第10話「近くて遠い距離」あらすじ③出典:『この音とまれ!』公式ページ

【ネタバレ】『この音とまれ!』第10話の感想

全国へ向けて始動!それぞれが課題を見つけ取り組む

いつものように部室で練習をしている一同。

姫坂女学院の演奏を見たことで、自分たちには全国ではできて当たり前である「揃える、合わせる」が全くできていないことを痛感します。

ですから、「揃える、合わせる」に重点を置いて練習を始めることになります。

しかし、ここで愛はさとわに対し「絶対に俺たちのペースに合わせるな」とお願いをするのです。

今まではさとわが他の部員に合わせてくれていた形でした。

しかし、姫坂女学院との合同勉強会でも愛が宣言したように、これからはみんながさとわのレベルを目指していかないといけないのです。

そのことを念頭に置いているからこそ、愛はそう提案をしたのでした。

さとわもその提案には賛成の様で、愛にけんか腰になりながらもお互い練習していく姿勢を見せます。

そして各課題に合わせて、各人がそれぞれのパートに分かれて練習をすることにします。

光太は、箏経験者で副部長の妃呂と練習することになります。

なんだか妃呂は厳しそうで怖いですね。光太はとても楽しそうです。

ですがこのコンビが後にあるきっかけに繋がっていきます。

そして愛は武蔵と2人で練習することに。

さとわも自分の練習を終えると教える側に回るようです。

愛と武蔵は2人で合わせる練習を始めるも全くかみ合わず、すぐに喧嘩を始める始末です。

しかし、さとわの持ってきたメトロノームがそんな彼らを助けてくれます。

一方、光太の練習を見ていた妃呂はあまりのリズム感の無さに絶望している様子です。

あまりにリズム感が狂っていて青ざめるのですが、当の本人は全く気づいていません。

その状況を見て、さとわも言葉を失っています。

通孝も自身の箏の音が気に入らないらしく武蔵に相談を持ち掛けます。

他人とは違う自分の音に疑問を持っているようですが、それは単に通孝の弾き方に問題がありました。

「やる気がないなら顧問を止めてください。」

そして練習を終え、みんなで一緒に帰宅。

筝曲部のメンバーって本当に仲良いですよね。

そんな中、妃呂にみっちりしごかれてうなだれている光太。

その様子を見て武蔵は筝曲部の初となる合宿を提案するのです。

しかし、部費の少なさから場所は学校になるかもしれないとのことですが、ここで妃呂はおじさんが民宿をやっているので場所を借りられないか頼んでみてくれることに。

そして部長として、武蔵が顧問に合宿の件を伝えることになります。

今まで滝浪のことがずっと苦手だった武蔵ですが、第9話の件で一皮むけ、今は気持ちも全国へ向き、真っ向から顧問に気持ちをぶつけます。

案の定、その合宿の提案をめんどくさがる滝浪でした。

しかし、ここで武蔵は予想をひっくり返すような言葉を発します。

「やる気がないなら顧問を止めてください。」

その武蔵の変貌っぷりを認めた滝浪は合宿の件を認めてくれるのでした。

そしてついに筝曲部初の合宿がやってくるのです。

筝曲部初合宿スタート!

合宿初日当日、学校前に集まった一同は顧問の運転する車でさっそく会場に向かいます。

滝浪の提案によって、車中では今まで武蔵や愛たちが合わせて弾いた曲を聴いてみることになります。

しかし、自分たちの曲を客観的に聴いた愛たちは、全く音が合っておらず自分たちの演奏に絶望するのです。

さとわの演奏を自分たちの音でダメにしていたり、光太は自身がいつも出だしで、音を外していることに改めて気づきました。

「ここで自分がいなければと」と自分を責め始める光太。

この想いが大きくなっていき、後に大きな出来事に繋がっていきます。

しかし愛に至ってはめっちゃポジティブ思考で、この合宿中にこの弱点を埋めてパワーアップし、大会で優勝することまでイメージしているようです。

そして民宿に着き、武蔵とさっそく音を合わせるも、いまいちリズムが掴めずにもどかしさを感じている愛はさとわの部屋を訪れます!

1人で練習していたさとわはビックリするも愛の手本を見せてくれとのお願いを受け入れます。

愛はさとわのリズムを肌でもっと感じ自分のものにしたいみたいです。

さとわの傍にグッと近づいていく愛。

さとわも少し照れているようです。

その愛の真剣さにさとわも本気で演奏を見せてあげます。

さとわの演奏をしっかりと聴くと、そのまま愛は何かを掴んだように自分の部屋に戻っていきました。

部員全員の本気の姿勢に、いつしかさとわも本気で彼らと向き合おうとしています。

自分に自信を失っていく光太

一方、徹底的に妃呂にしごかれ続けている光太。

この2人は学校での練習とあまり変わっておらず、自分の教え方が悪いのかと自信を無くしていく妃呂。

そして自分に才能がないからこんなに妃呂を困らせていると思い始める光太。

この2人の食い違いはどんどん深まっていきます。

合奏が始まっても光太ひとりが音ズレを起こしてしまいます。

そんな状況を気にした武蔵も気を使って練習パートを変えてみるも、他の部員の上達っぷり、そして愛の才能に光太はどんどん自信を失っていくばかりです。

周りは上達していく中で、自分だけは置いて行かれていくこの感覚。

光太はまさに今その孤独感を味わっているのです。

しかも、それにまだ誰も気づいてあげられていませんでした。

ここでとっておきのサービスシーンが入ります!

さとわと妃呂のお風呂シーンです。

合宿の疲れを取っている2人は、露天風呂でゆったりくつろいでいます。

さとわの胸が大きすぎて、たまりません!

これはほんとに観る価値ありますよ(笑)

しかしこの時、すでにさとわは光太のことを少し気になっている様子です。

妃呂は本人のためにきつく当たっているようですが、果たしてこれは光太にとっていい方向に進むのでしょうか。

その答えはすぐにやってきます。

突然いなくなった光太。しかし彼は逃げ出さない!

みんなが寝静まった頃、光太はひとり起き上がり、荷物も全部持って姿を消してしまいました。

今まではわいわい騒ぎながら一緒にいれればよかった。しかし、今は違います。

みんなは全国を目指し、練習を重ねて必死に前へ進んでいます。

そんな中、光太はなかなか上達しない自分を、ただの足手まといだと感じていました。

そして、そのままひとりで民宿を後にします。

しばらくしてそのことに気づいた男子一同は光太が合宿が嫌になって帰ってしまったと考え、必死に捜索を始めます。

その騒動を感じたさとわや妃呂も加わり、みんなで彼を捜索することに。

その状況を我慢できない愛は、一目散に外に飛び出して光太を探しに行きます。

続いて武蔵たちも外へ行き、男子部員全員で外を捜索することになります。

ここは田舎なので、彼が帰るために駅に向かったのではないかと推測するのですが、光太のことをよく知っている実康は違うことを考えます。

結局、愛が最初に彼を見つけるのですが、そこで見た光景は逃げ出した光太ではなく一人で必死に箏の練習をする光太の姿でした。

みんなに追いつくため、そしてもっとみんなと一緒に箏を楽しむために、必死に練習していたことを告げると、そこに武蔵たちも追いつき一同は一安心です。

実康は光太がそんなに簡単に物事を投げ出して逃げる人間ではないことを信じていたからこそ、駅には向かわずに光太を見つけることができました。

そこに妃呂たちも追いつき、筝曲部がそろいます。

妃呂に至っては自分のせいでこうなったしまったのではないかと心配して気が気ではなかったようです。

泣きながら光太がいたことに安心する妃呂は本当に責任感があっていい子ですね。

そして愛は「光太がいないのは嫌だ。」と伝えます。

この筝曲部のメンバーで誰ひとり欠けても筝曲部ではなくなってしまうのです。

それが分かっただけでも、光太は気持ちが救われたに違いありません。

翌日、実はずっとそのまま練習を続けていた武蔵たちは、光太が裏拍が苦手であることを見つけ出します。

この経験は彼らにとって非常に大きな出来事だったことでしょう。

彼らのこれからの成長が楽しみです!

『この音とまれ!』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

全国レベルの実力を知ってしまった筝曲部一同は、初となる合宿を決行します。

各々が課題に取り組む中で、光太だけは自分の成長の遅さを引け目に感じ、夜中に失踪してしまいます。

それを心配した一同でしたが、ひとりで必死に練習している光太の姿勢を見つけて改めて彼の存在を認め合います。

要点まとめ
  • 全国大会を目指して練習開始!
  • 筝曲部の初合宿!民宿でそれぞれ練習!
  • 失踪した光太!しかし彼は必死にひとりで猛特訓!

まるで青春の1ページのような素敵な回でした。

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