アニメ『後宮の烏』第5話あらすじ/ネタバレ感想!幽鬼が現れ憔悴する高峻。そして衛青は1人、烏妃の元へ

©白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会

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銀髪の幽鬼が現れる話を聞いた高峻は、これが何者か突き止めてほしいと烏妃に依頼。欒冰月なのではないかと思う寿雪ですが、それとは違う幽鬼の様子。全貌を調べるために動き出す中、衛青は高峻が憔悴する姿を見て胸を痛めます。原因は夜な夜な彼の母と丁藍の幽鬼が現れ出したため。これを烏妃に相談したいが、高峻は口止めをします。

烏妃とは他の妃とは違う特別な妃。それゆえに、衛青は寿雪と衝突してしまいます。そして、隠された彼の過去が明らかに…。

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アニメ『後宮の烏』第3話のあらすじと振り返り

楽土に渡れず彷徨っている雲雀の幽鬼を導くことになった寿雪は、雲雀公主の話を九九から聞かされます。宮女や侍女から話を聞いているうちに、妃は自身に仕えている者に何かしら贈り物をするべきなのかと知り、九九に簪をあげようとしましたが、彼女は苛立ちを覚え、その想いを寿雪にぶつけてしまいました。何が行けなかったのかと高峻に相談すると、物が欲しくて仕えていたと勘違いされたことに腹を立てたのだろうと見解を話したうえで、自分があげた簪を勝手に人にあげようとした寿雪に少し腹を立てます。

雲雀公主の侍女・羊十娘は体が弱く、季節の変わり目には咳をしていました。とあることで公主と喧嘩をしてしまった翌日、彼女が命を落としてしまったと深く後悔していました。しかも公主は、彼女の咳を鎮めるため、水辺にあった花を取ろうとして転落。お互いに相手を思いやっていたことを木彫りのつばめに込め、寿雪はこれを呪術で天高く飛ばし、雲雀を楽土にいる公主の元へと連れて行くのでした。

ある日突然丁藍を皇太后の手で奪われた高峻に、意地を張らずに仲直りした方が良いと言われた寿雪は九九と和解。自身が髪を染めていることを知っていた九九と紅翹に見守られ、寿雪は少しほっと胸をなでおろすのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『後宮の烏』第5話あらすじと感想

柳の下に出る幽鬼は欒冰月?

いつものように食べ物を持ってやって来た高峻は、後宮の柳の元に銀髪の幽鬼が出るから調べてほしいと依頼をします。花が咲くころに現れ、綿毛が飛ぶ頃に消えていくは、欒冰月ではないのかと寿雪は勘ぐります。すると高峻は、欒冰月について知っていることを口にし始めます。

KAMUI

食べ物を持ってくるときは必ず依頼も持ってきますね。

欒冰月は欒家の帝の孫で巫術に長けており、巫術師の家へと入るはずだった男。高峻は寿雪に代わり、欒冰月のことを詳しく調べる代わりに、柳の幽鬼のことを寿雪に調べてもらうようにと言います。

憔悴する高峻。原因は2人の幽鬼。危惧した衛青は寿雪の元へ

枕元に母と丁藍がの幽鬼が立つようになってからというもの、高峻はゆっくりと眠ることが出来なくなっていました。衛青はこれを烏妃に相談した方が良いのではと進言しますが、むしろ黙っているようにと口止めされてしまいます。

高峻のことが心配な衛青は、問題を一つでも解消したいと思い、単身で夜明宮へと足を運びます。高峻に黙っているようにと言われた幽鬼の話をするのかと思いきや、彼は烏妃に忠告に来たと言います。烏妃の存在は、後々皇帝である高峻の災いの種となりかねない。だから今の内から高峻に対して礼儀を尽くし、言葉を改めろと言います。しかし、寿雪はこれを拒否。妃だから宦官にこんなことを言われないのは大間違いだと言い、衛青は去っていきました。

KAMUI

まぁ、仲はあまり良くなさそうとは思っていましたが…って、衛青さん、それいうために言ったの?幽鬼の話をするんじゃなくて!?

衛青が高峻を慕うのは彼の悲惨な生い立ちが…

烏妃のことを知ろうとする高峻。すると淡海が都の西で巫術師の話を聞いたという情報を手にしてきました。巫術師は沢山いる。しかしこれ以上問題を長引かせるわけにはいかないと考えた衛青は、自分がこれを調査すると言って外へと足を運びます。

単身で西の都へと調査に向かった衛青は、自分が育った街へと足を運ぶこととなりました。巫術師のことを聞こうと思っても知らないの一点張り。それどころか彼は、昔の悲惨な思い出を蘇らせてしまい、苦しみだすのでした。

KAMUI

このアニメの一番困るところは、漢字が難しい!言葉を言われても漢字変換が出来ないことです。作品を知らない初見には辛いです。

店一番の美貌を持った母は、父に身請けされることなく自害。街を離れた幼い衛青は、宦官になって後宮に入るか、男娼になる道しか残されてはいませんでした。宦官になることを選んだ衛青でしたが、扱いは男娼と変わらない。屈辱に耐えられなくなって逃げ出し、怯えていた衛青は幼き高峻に拾われ、今は彼の宦官となったのでした。

KAMUI

高峻は高峻で辛い過去がありましたが、衛青も辛い。だからこそ手を差し伸べたし、だからこそ今真摯にお仕えする仲になったわけですね。

彼を守る宦官として生まれ変わったのに、今も過去の名前で苦しめられる衛青。ふと懐から落ちた刀を見て、彼は正気を取り戻します。

巫術師の行方を掴めぬまま帰って来た衛青は、自室で2人の幽鬼と向き合う高峻の姿を目にし、またも具合を悪くしてしまいます。そんな彼に対して高峻は「茶を入れてほしい」と頼みごとをします。些細な頼み事ではありますが、彼の茶を気に入っている高峻は、明日も茶を入れてほしいといい、彼を安らがせるのでした。

KAMUI

辛い状況なのに、衛青のことを察する高峻の器の広さを感じます。衛青はここにいるべきですね。

後日、衛青は寿雪の元を再び訪れると、悪いことを言ってしまったと謝ります。寿雪も、普段は礼儀などどうでも良いと思いながら、宦官だから変なことを言ってくることなど思い込んでいたと謝ります。和解をしたところで、衛青はついに高峻の前に母と丁藍の幽鬼が現れ、彼が憔悴し始めていることを告げます。

意地の悪い言葉が返ってくるのかと思うも、「なぜどうして話さなかった」と真摯に向き合います。高峻から口止めされていたもののこれを話してしまったことを後悔するかもしれない。しかし衛青は高峻を救いたいがために言ったと寿雪に伝え、彼女もこれを受け入れるのでした。

幽鬼を知る手がかりは倉に。そこで寿雪が目にしたものは…

柳の下に出る幽鬼を調べているうちに、寿雪はこれを目にします。幽鬼は欒冰月ではなく女。腰からは瑪瑙の玉を下げていました。これについて心当たりはないかと高峻に聞くと「倉で見た」と言われます。倉を改めたいと寿雪が言うと、高峻はこれをあっさり了承しました。

KAMUI

「烏妃が望めばすべてが得られる」という冰月の言葉がここにも出てきました。どういう意味なのか…謎が深まります。

羽衣が管理する倉へとやって来た寿雪は、とある部屋で待つように言われます。その部屋にあったのは、地図のようなもの。それを見た寿雪は1人ハッとするのでした。

KAMUI

ここからPOに繋がるですって!?どういうこと?

アニメ『後宮の烏』第5話まとめ

衛青の過去がまたすさまじい…。甘くないなぁっと思わされます。
またこの作品、難しい言葉がたんまり出てくるのでちょっと困ったりもしているのですが、それでも面白いのです。しかも最後に出てきた地図は、いつもOPで出てくるもの。あれは一体なんだろうと思ったら、後宮の倉にありました。どうやら寿雪はこれを知っているようなのですが、初見な私にはわかりません。これは一体!?
しかもここからOPを流すという演出は何かあるのではと思わせてくれるので余計にワクワクします!柳の幽鬼の正体は未だわからず。果たしてこの先どうなっていくのか楽しみです。

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