アニメ『後宮の烏』第10話あらすじ/ネタバレ感想!仮面の中に潜む幽鬼。鍵となるのは特別な琵琶

©白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会

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幽鬼が憑りついた面を手にした高峻は、寿雪なら興味を持つだろうと思って取り寄せ、彼女に見せます。幽鬼が特殊な琵琶の音色に惹かれ、振り向いて近づいてくると聞くと、高峻は宝物庫にあった琵琶を持ってきますが、この琵琶を持ってきた楽士が幽鬼に心あるようで…。

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アニメ『後宮の烏』第9話のあらすじと振り返り

新月の夜になると、烏漣娘娘を体の中にとどめておくことが出来ない烏妃・寿雪は、1人苦しみだし、烏漣娘娘の目から梟の存在を見つけます。

水の中から死んだ妃の声がすると訴える侍女・安蕙蘭(あんけいらん)の話を聞いた寿雪は炎帝が統治していた時代の鵲妃・西婉琳(さいえんりん)について調べていきます。しかし、彼女は既に楽土へ渡っていました。後宮に上がれるよう西婉琳を教育し、これを叶えた安蕙蘭が、彼女の愛した男を殺してしまいます。そして、婉琳が男の血がしみた土を大事に持っていることを知ると、蕙蘭はこれをぶちまけ、靴で地面に擦り付けたことで、婉琳が死を選んだという真実が明かされると、自ら聞こえる声は婉琳のものではなく、病で死んだ蕙蘭のものだと分かります。

自分が幽鬼になっていると自覚した蕙蘭は、彼女がおぼれた池に落ちていくと、寿雪は結界を張り、彼女が浮上しないようにしたのですが、何者かがこの結界を破ってしまいます。この時寿雪はまた、梟の気配を感じとります。

梟と言われる封宵月は、師・封一行に口添えしてもらい、後宮に入ろうと動き出します。

全ては烏妃・寿雪を殺すために…。

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アニメ『後宮の烏』第10話のあらすじと感想

花を愛でている時にやってくる政治のうんざり話し

高峻が学士承旨の何明允から幽鬼が憑りつく布作面の話を聞いていると、花娘の祖父であり、宰相の雲永徳がやってきます。花娘と一緒に花を見ればいいのに、今の妃が気に入らないなら自分の末の孫娘はどうかと薦めてきますが、高峻はこれを拒否。そして、飛燕宮の宦官が烏妃に呪われた、烏妃にあまり関わらない方が良いと言われると、高峻はその場から去っていくのでした。

KAMUI

あー、これは政治的なめんどくさい奴ですね。妃と子を設けて次期皇帝をみたいな。しかも友の悪口も言われるのは嫌ですよね。

「お主は邪険にされると通い詰める癖でもあるのか?」

高峻が宰相と話しているその時、寿雪は魚泳の元を訪れ、麗娘の話を聞かせてもらいます。麗娘の言いつけを破り、女官や宦官を側に置いていることを指摘されると寿雪は何も言い返せません。しかし、彼自身彼女を責めるいわれはないと言います。

そこで寿雪は想夫香の話を持ち出します。麗娘が好んで焚いていた香で、死んだときもその香りが漂っていたのですが、これは魚泳が送ったものでした。心に秘めておくべき恋心を香に託した魚泳は、彼女が亡くなった時、想夫香の香りを漂わせた麗娘の魂が自分の元にやってきてくれただけで満足だと、寿雪に告げます。

KAMUI

烏妃に恋をすることなど許されない。だから香りだけでも…そして麗娘もそれを焚いていたということは、魚泳のことを想っていたということなのでしょうね。切ない!でも素敵!

魚泳の元に寿雪が来ているころだろうと思った高峻は、彼女を訪ねてきます。「お主は邪険にされると通い詰める癖でもあるのか?」と、高峻は寿雪に言われます。花娘のところに行けばいいのにと続けて言われれば、「花娘は宰相の娘だから…」と浮かない顔をします。これに気づいた寿雪は、帰り際衛青に対し「高峻は元気がないな」と言い、彼を驚かせるのでした。

布作面に憑りつく幽鬼の手がかりは温螢にアリ

高峻が何明允から聞いた布作面を手に入れると、寿雪にこれを見せます。幽鬼が憑りついていると聞けば彼女が興味を持つだろうと思って取り寄せたのですが、幽鬼と関わることを好んでいないと、寿雪から言われてしまいます。しかし、出されたものをすぐにしまわれても釈然としないため、寿雪は、この不作面に着いた男のことを知ろうとします。

幽鬼はどんな琵琶の音色を聞けば振り向くと言われますが、宮廷に仕える楽士の音色では振り向くことはありません。しかし、「赤雀」といわれる遊芸人が弾いた琵琶の音色に反応すると聞いた寿雪は、かつて赤雀にいた温螢を呼び、何かしらないかと尋ねます。

KAMUI

宦官は自身の身の上話を語りたがらないもの。温螢が寿雪にこれを話したというのは信頼の証拠なのですが…ちょっと衛青がなんかもの言いたげな顔をしたような…

五弦の琵琶の音に惹かれた幽鬼は…

高峻は、後宮内にあった五弦の琵琶を鴇耳坊(ほうじぼう)の琵琶弾き・左丘 曜に用意させました。すると彼は、面に潜む幽鬼に心当たりがあるといい、語り始めました。

男の名前は乞伏士畢(きっぷくしひつ)。五弦琵琶の名手だった楽人なのですが、だんだんと人から距離を置かれてしまい、人前で引く機会が奪われて行ってしまいました。それでも彼は部屋に籠って琵琶を弾き続け、その腕を磨いていたのですが、昼夜問わず音色が収まらないため、気になった左丘曜は彼の部屋を訪れました。やせ細り、指から血を流してもなお琵琶を爪弾くという常軌を逸した彼の行動を見ていられなかった左丘曜は、士畢から琵琶を奪い取ってしまいました。士畢が琵琶を弾かなくなったことで少しばかり優越感を抱いた左丘曜でしたが、翌日彼が自害したため、後悔の念が沸き上がってくるようになりました。そして、士畢の弔いが終わってから琵琶の音色が聞こえてくるようになりました。彼が楽土に行けず彷徨っているのだと思った左丘曜は、取り上げた琵琶を燃やしてしまいます。琵琶の音が鳴りやんだため、士畢は楽土に渡ったのだろうと、左丘曜は思っていたのです。

士畢から琵琶を奪ったことを後悔している左丘曜ですが、寿雪は責めません。琵琶を奪わなければ、士畢は鬼になっていたかもしれない。左丘曜は士畢を人のまま死なせてやったのだと言って、悔いる彼の心を軽くします。

寿雪は、左丘曜に再び琵琶を弾かせ、止めて良いというまで泊めるなと言います。面に術を書けると、目の穴から士畢の手が大きく飛び出し、左丘曜へと延びていきます。怯える左丘曜に演奏をとめるなという寿雪。すると士畢は吸い込まれるように琵琶の中へと入っていきました。左丘曜の手から琵琶を取った寿雪は、これと面を燃やして士畢を楽土へと渡らせてやるのでした。

KAMUI

彼の願いは五弦の琵琶と共にあることだったんですね。面の中にいるよりも、彼にとってはその方がずっといいのかもしれませんね。しかしその琵琶…国宝ですよ。容赦ない。

烏妃に慣れ合うなと釘をさすとき、血の匂いが衛青たちの鼻をつく

いつでも幽鬼のことを考える寿雪。いつの間にか彼女は自分のことを話すようになっていました。高峻に言われて寿雪は衛青に夜明宮に送られるのですが、ここでも高峻の顔色の話になります。後継者を作らない、次期皇太子となる子を作らないように振る舞いながらも、宰相の話に神経をすり減らしていることに気づく寿雪は、自分の元へと来ている場合ではないのにと漏らします。すると衛青もそれに同意。彼女を夜明宮へと遅らせた後、護衛役である温螢と淡海を呼び出し、自分達の本分を忘れるなと釘を刺します。

寿雪の護衛役は表向きの任務。温螢は衛青から、彼女を監視するよう言い渡されていたのです。しかし、高峻に害がないように思うと進言すると、それこそが危険だと衛青は言います。

飛燕宮の宦官の1人は、寿雪の目の中に化け物を見たことで呪われたと言って大騒ぎ。慣れ合いをするなと釘をさそうとします。…が、ここで血の匂いに気づいた衛青たちは、においの元へと急ぎます。するとそこには一人の女官が息絶えていたのでした。

KAMUI

昼間彼女は宵月と共に何かを運んでいた女官。確実に宵月が殺したと思われるのですが、一体何のために?

アニメ『後宮の烏』第8話まとめ

政治の面倒事から現実逃避するように、高峻は寿雪の元を訪れているように見えます。それは彼にとって心安らぐ場所だから一見いいのですが、周囲のものからすると深入りしてほしくないと思われても無理はなさそうです。

このままだと国は高峻の代で終わってしまうかもしれない。だからこそ妃と子を成してほしいと動き出すのでしょう。しかし、高峻は今までまずあの皇太后を倒すことに全力を注ぎ、今度は国を整えることに神経をすり減らしているため、色々と心が大変なんだろうなと思えてしまいます。

そして、最初に幽鬼を振り返らせた琵琶を弾いた楽士の女性。あとから見返すとかつて温螢が助けた女性だったようです。何気に話は繋がっている。小さい演出も見れば見るほど出てきて本当に面白いです。

10話を越えたということはいよいよクライマックス。どうしてあの女官は殺されたのか、宵月は何を想い、烏妃を殺そうとしているのか。ここからの展開はまた大変なものになっていきそうなので見逃したくないですね!

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