『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』は、西尾維新の人気小説「物語」シリーズの時系列上の発端となるストーリを映画化したもので、三部作から構成されるうちの第一部にあたる作品です。
すべての始まりの物語といっても過言ではない本作は、シリーズファンのみでなく新規の視聴者にも楽しんで観ていただけると思います。
- 作画が凄い!恐ろしさの中に美しさを感じさせる映像に目を奪われます。
- 声優の本気!主人公・阿良々木暦を演じた神谷浩史さんの絶叫が半端じゃない!
- かわいいは正義!ヒロインのキスショットと羽川翼がめちゃめちゃ可愛かったです。
今まで語られることのなかった主人公・阿良々木暦と最強の吸血鬼・キスショットとの出会いのエピソードが描かれています。
刺激の強いシーンが多いので苦手な方には少し注意が必要です。
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目次
『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』作品情報
作品名 | 傷物語<Ⅰ鉄血篇> |
公開日 | 2016年1月8日 |
上映時間 | 64分 |
監督 | 新房昭之 尾石達也 |
原作 | 西尾維新 |
出演者(声優) | 神谷浩史 堀江由衣 坂本真綾 江原正士 入野自由 大塚芳忠 櫻井孝宏 |
音楽 | 神前暁 |
『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』あらすじ・感想【ネタバレなし】
映像の滑らかさとリアリティーがすごい
アニメ版の頃から作画に定評のある作品でしたが『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』では、その映像美にさらに拍車がかかっていました。
製作会社「シャフト」の今作にかける意気込みのようなものをひしひしと感じました。
登場人物のキャラクターデザインはアニメ版に比べるとリアリティーが増して、より洗練されていました。
また背景の作りこみも素晴らしく、作画に関してはほとんど文句のつけようがありませんでした。
作品の上映時間の短さに対して否定的な意見もありますが、映像のクオリティから製作に一切の妥協がなかったことはハッキリと感じます。
むしろ短い時間に作品の良さがギュッと凝縮されていると考えるのが妥当なのではないかと個人的には思います。
神谷浩史さんが神だった!迫真の絶叫シーンは鳥肌もの
『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』で主人公・阿良々木暦の声優を務めた神谷浩史さんの演技が本当にすごかったです。
今まで神谷さんの出演する作品を多く観てきましたが、演技の熱量はどの作品よりも感じることができました。
特に凄かったのが主人公の絶叫シーンです。
映画の舞台挨拶で絶叫シーンについて聞かれた神谷さんは「肺がつぶれてもいいと思いながら必死にやりました」と語っていました。
その言葉通り、本作の絶叫シーンは神谷さんの魂を感じる最高の出来映えだったと思います。
何度見てもあのシーンには鳥肌が立ってしまいます。
声優の本気を観られるのも『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』の大きな見どころです。
かわいいヒロインに注目。私は断然キスショット派
本作のもうひとつの大きな見どころが、魅力的なダブルヒロインの存在です。
1人目は、主人公・阿良々木暦に命を救われる吸血鬼・キスショット。
2人目は、主人公のクラスメイトの羽川翼です、
こちらの二人ですが、どちらも非常に可愛く甲乙つけがたしとはまさにこのことだと思いました。
個人的にはキスショットの透き通った美しさに目を奪われてしまいました。
どちらも物語で非常に重要な役を担っているので注目して観ていただきたいキャラクター達です。
『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』あらすじ・感想まとめ
以上、ここまで『傷物語<Ⅰ鉄血篇>』について紹介させていただきました。
- 美しさを追求した素晴らしい作画
- 魂のこもった声優の熱演
- 超可愛い魅力的なダブルヒロイン。
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