伊平次(玉置玲央)に鉄砲を分解してもらった折に、三好(山路和弘)と松永(吉田鋼太郎)が、主君である細川(国広富之)から命を狙われていることを聞きつけた光秀(長谷川博己)。
光秀は2人の命を救うために動き出します。
しかし、松永はすでに予定されていた連歌の会に向かって留守。
そこで光秀は三淵(谷原章介)に戦を辞めるように言ってくれと頼みます。
足利家が関わることではないと言い、見て見ぬ振りをしようとする三淵に対し、光秀は1人の武士として世の中を平和にするために声を上げます。
果たして、松永と三好の運命やいかに。
さらに光秀はここで東庵(堺正章)と駒(門脇麦)と再会を果たしますが、そこでまた美濃の戦の話を聞かされることとなるのでした。
目次
『麒麟がくる』前回第5話のあらすじと振り返り
鉄砲を戦で使えるようにするため、構造を知りたいと思った明智光秀(長谷川博己)は、美濃出身の鉄砲職人・伊平次(玉置玲央)を探し、近江や京都の本能寺へと駆けずり回ります。
しかし、どこに行っても伊平次はおらず。
光秀は本能寺の前で三淵(谷原章介)と再会し、その足で松永(吉田鋼太郎)とも再会を果たします。
各大名が鉄砲を集めていることを知った光秀は、松永から鉄砲を使った新たな戦の仕方を聞き、度肝を抜かれるのでした。
伊平次の居場所をしる松永に連れられて色町に光秀は足を運ぶのですが、伊平次は松永からの鉄砲づくりの懇願を断り続けます。
しかし、隣にいるのが光秀とわかるとその態度は一変。
光秀の願いはあっさりと聞き届けられました。
光秀から鉄砲を作るように言えという松永ですが、了承しかねない光秀。
果たしてこれからの戦はどうなっていくのでしょうか。
そしてこの松永の動きが、これから先の京都の勢力図に大きな影響を与えるようです。
【ネタバレ】『麒麟がくる』第6話あらすじ・感想
伊平次(玉置玲央)から奇襲の噂を聞き、いてもたってもいられない光秀(長谷川博己)は…
望み通り伊平次(玉置玲央)に鉄砲を分解してもらった光秀(長谷川博己)。
鉄砲の筒を覗いてみた時に向こう側がハッキリ見えることで、これを美しいと言います。
鉄砲の筒を見て美しいと言ったのは、伊平次の知るところで光秀と松永(吉田鋼太郎)だけだというのです。
ここで伊平次が「松永様が明日からも生きていれば」と、意味深なことを言いました。
色町で遊んでいる時に、隣の部屋から三好(山路和弘)と松永を連歌の会の最中に暗殺しようという話を聞いた伊平次がその話をすると、光秀はすぐさま松永の元へと飛び出していったのでした。
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関与したくないという三淵(谷原章介)に対し、光秀(長谷川博己)は1人の武士として物申す。するとあの方の耳にも…
光秀が松永の屋敷に足を運ぶも、すでに三好と共に出かけたあと。
時すでに遅しと思う光秀は、伊平次に三淵(谷原章介)を案内させこのことを伝えるのでした。
三淵は、ふたりを討とうとしているのが細川(国広富之)だとすぐに察するも、将軍家が関わることではないといい、目を背けます。
しかし、ちょうど居合わせた細川藤孝(眞島秀和)は、細川が過去に義輝(向井理)の前で鼻をかむという無礼をはたらいて以来、彼を嫌っているのです。
そのため、この襲撃を阻止することに賛成するも、やはり三淵は細川家の内輪もめに関わるなと言います。
これで話は終わるのかと思いきや、光秀は引き下がりません。
「足利家は武士の頭領であり鏡。」
「その足利家が戦をやめろと一声あげれば、世の中は平らになる。だから何卒!」
結局三淵を説得することができなかった光秀は単身で松永達がいるという連歌の会へ。
しかし、光秀と三淵の話を廊下で聞いていた義輝は、「あの者のあとを終え」と家臣に命じます。
「はじめての大がかりな立ち回りで緊張したけど、とても楽しかった。このシーンは長谷川さんをはじめ、顔なじみの役者が多かったので楽屋がおおいに盛り上がり『今度みんなで飲みに行きたいね』なんて、話していました(笑)」(吉田鋼太郎)#麒麟がくる pic.twitter.com/KbYlqhnzX7
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その結果、光秀を始め、細川、三淵達足利家の将は、松永と三好の危機を救うのでした。
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肩に傷を負った光秀(長谷川博己)は東庵(堺正章)、駒(門脇麦)と再会する。
無事に松永と三好を逃がし、細川の陰謀を阻止することに成功した光秀ですが、闘いの折に肩に深い刀傷を受けてしまいました。
三淵が医者を呼ぼうとしますが、光秀は東庵(堺正章)の元に行くと言い、案内をしてもらいました。
しかし、傷のせいで意識が朦朧とする光秀。
気づくと東庵の屋敷で横になり、駒(門脇麦)に看病をされていました。
2日も寝たきりになっていた光秀は、駒にずっと声をかけられ生死をさまよっていたようですが、熱も下がり、東庵からもう大丈夫と言われ、本人も駒も一安心です。
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絶対安静の光秀の元に、細川藤孝が松永からのお礼の水あめを持ってやってくると、彼は光秀に京に残らないかと言います。
光秀のあの言葉を義輝が聞いていたということを伝える藤孝。
そして自分も光秀と同じで、武士が一つにならなければ平和にならないと思っていたというのです。
ひとりでもそういうことが言える人が欲しい。
そう思って提案をしたのですが、光秀はこれを断ります。
国が一つにまとまっていないように、美濃でも斎藤家と土岐家の勢力関係が不安定すぎる。
だから自分はそちらを平らにしなくてはいけないと。
これを聞いた藤孝は光秀を京に留めることを諦めますが、いつかは共にと約束するのでした。
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天下泰平のため、藤孝(眞島秀和)に京に残らないかと誘われるも、美濃ではまた戦。
絶対安静の光秀、しかし東庵が美濃で戦がまた始まったと聞くなり、彼はすぐさま美濃へ急ぎます。
すると、なぜか駒が旅のお供に…。
東庵は絶対安静といったのだから何かあっては困る!だから私を使いに出させたのです!と豪語するのですが、光秀は直接聞いていないと返します。
それでもすでについてきている駒に帰れということもなく、光秀は先を急ぐのでした。
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『麒麟がくる』第6話まとめ
第6回、ご覧いただきありがとうございました!
よりドラマを楽しんでいただくための『トリセツ』を毎週投稿していきます。
・細川晴元が抱える、内部抗争とは?
・連歌とは?
・伊平次が組み分けした鉄砲#麒麟がくる #公式_麒麟トリセツ▼「第6回トリセツ」はこちら▼ pic.twitter.com/2wGOF7UgTo
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光秀様が京に行くと織田が攻めてくる…またそんなタイミングのようなのですね。
しかも次回はのちに第六天魔王と呼ばれ、光秀様の人生に一番関係するあの男も登場するようです!
また一つ歴史が動き出す。
その瞬間が今から楽しみです。
▼次回第7話も続けて読む▼