『麒麟がくる』第44話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!信長討伐を決めた光秀の悲しき戦。そして麒麟は…

『麒麟がくる』第44話(最終回)

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天正15年5月。

饗応役を解かれた光秀(長谷川博己)は、信長(染谷将太)から新たな任を任されます。

それは「鞆にいる足利義昭(滝藤賢一)を討て」というものでした。

「将軍は討てませぬ」と言って拒絶するも、通るはずもありません。ならば、もう…。

明智光秀の人生でもっとも悲しき戦となった本能寺の変。

優しき男が起こした歴史上最大の事件がこんなにも優しく描かれるなんて…そして、麒麟は来るのか…。

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『麒麟がくる』前回第43話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』第43話

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細川藤孝(眞島秀和)と共に丹波攻略を成し遂げ、天下統一を目指す信長(染谷将太)に大きく貢献した光秀(長谷川博己)。

間もなくして本願寺も降参すると、ずっと信長の側で力を尽くしてきたはずの佐久間信盛(金子ノブアキ)が追放。

納得がいかない信長の行いに頭を悩ませる光秀は、高い木を切り倒す夢を見るようになります。

木の上にはきっと信長がいる。切り倒せば信長は死んでしまう。

しかし、それでも斧を振り下ろす夢は光秀にとって悪夢。

こんな時、かつての主君である斉藤道三(本木雅弘)ならどうするだろうかと考えるようになった光秀は、その答えを彼の実の娘である帰蝶(川口春奈)に問いかけます。

その答えは「毒を盛る」というもの。

信長という魔物を生み出したのは光秀であり、道三。

作り出したものが始末をつけるべきだと道三なら言うだろうと帰蝶は答え、光秀もこれに同意します。

家康(風間俊介)が武田軍を滅ぼした祝いの席の饗応役を任されることになった光秀。

未だ信長を警戒する家康の願いでもあるがゆえに快く受け入れたのですが、信長の指示と違うお膳の出し方をしたうえ、これを下げようとしたときに誤って汁物を信長にこぼしてしまった光秀は、彼を激怒させ、蹴飛ばされてしまいます。

そして光秀は、グッと信長をに睨みつけるのでした。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第44話(最終回)あらすじ・感想

信長(染谷将太)からの新たな命は将軍を殺せ。この命令に光秀(長谷川博己)は…

信長(染谷将太)を怒らせ、饗応役を解かれた光秀(長谷川博己)。

しかし、信長が激怒したのは、家康(風間俊介)がどんな表情をするのかを見るためだったと言い出すのです。

秀吉(佐々木蔵之介)と共に西国の毛利を攻めるよう言っていた信長ですが、それは息子に行かせ、光秀には別の所へ進軍するように言います。

その先とは備後。鞆にいる足利義昭(滝藤賢一)を殺せと命じる信長。

「足利義昭がいる限り、信長の戦は終わらない。だから将軍を殺せ、それが光秀の役目だ」と言い出すのです。

鯛を釣っていれば殺されることはないと言っていた義昭の言葉を思い返す光秀。

「私には将軍は討てませぬ」と言うも、信長がこれを許してくれることはありません。

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よりにもよって、光秀にこれを命じますか!これは決定的なのでは!?

戦のない世を作りたいと語り合ったのはもう10〜15年前のこと。

しかし、戦は一向に終わらない。

「将軍を殺して戦を終わらせ、ゆっくりと茶を飲もう。明日の戦のことを考えず、長く眠りたい」と信長は言い、光秀に将軍殺しを拒否させないのです。

光秀(長谷川博己)の覚悟。それぞれの想いとは…

信長が、光秀に対して「足利義昭を討て」と命令した話は、すぐにあちこちに広まります。

藤孝(眞島秀和)と加わる蹴鞠の会に近衛前久(本郷奏多)がやってくると、光秀が信長を切り捨てることになることを考える場合、お前はどちらにつくのかと問うてきたのです。

藤孝の答えはそうならないことを願うというもの。

しかし、これを聞いていた伊呂波太夫(尾野真千子)は、「そむけばいい」と一言。

むしろ光秀にそむいてほしい、そして信長に勝ってほしいと言い出すのです。

信長と光秀、ふたりの間に隙間風が通るように関係がこじれているのは確か。

藤孝が直接光秀から信長を止める時にはどれほどの覚悟があるかを聞かれると「どれほどの覚悟でしょうか?」と返します。

「覚悟に果てはありませぬ」

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え?まさか中国大返しをして山崎の戦いに発展したのは…藤孝お前が関係しているのか!?

藤孝の息子・忠興(望月歩)と共にやって来たたま(芦田愛菜)は、嫁ぐ前は父が亡くなれば後を追って死のうと思っていたことを光秀に告白。

命が二つあれば良かったと言うと「命は一つでいい。そなたは忠興と長く生きよ。そのために私はここで戦っている」といった父の言葉に胸騒ぎを覚えます。

「父上も長う生きてください」と残し、彼女は細川家へと戻っていきました。

そして、丹波の愛宕山に入った光秀は佐馬助(間宮祥太郎)、伝吾(松重聡)、斎藤利三(須賀貴匡)を呼んで心中を語り出します。

「殿は多くの間違いを犯している。帝の譲位、家臣の扱い。かつては海で魚を獲り、それを浜辺て安く売って喜び、名もなき若者たちを集めて家臣都市、大事にしていた心優しき人であったのに、戦の度に変わってしまった。そして信長は、そうさせたのは光秀だ」と言うのです。

「光秀が足利義昭を討たないのならば自分が討つ。帝もひれ伏す国を作る」と信長が言ったことで、光秀は京へ向かうことを告げます。

「我が敵は本能寺にある。その名は織田信長と申す。信長様を討ち、心あるものと手を携え、世を平らかにする」

3人の前で刀を抜いた光秀は、間違っているならばこの太刀で自分の首を今すぐはねるように言います。

しかし、3人は「同意でございます」と口をそろえて答えます。

西国にいた秀吉が藤孝からの文を受け取ると、「こりゃ毛利など相手にしてる場合じゃない」と言い、黒田官兵衛(濱田岳)に命じ、急ぎ帰り支度をさせますが、彼が浮かべた表情は信長が討たれるという焦りではなく不気味な笑顔。

「やればよいのじゃ。明智様が上様を…やれば面白い。明智様が天下をグルリと回してくれるわい」と、喜ぶのでした。

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最終回にして濱田岳さん登場!?しかもセリフがほぼない!なんだこの贅沢な使い方はと驚きます。

主君を討った歴史的戦は、もっとも悲しい戦だった

京の本能寺では、信長は僧侶と楽しそうに碁を打ち、夜になれば何も警戒することもなく眠りにつきます。

一方その頃、亀山城にいる光秀の元には、堺にいる家康から光秀を守るように言われて菊丸(岡村隆史)が参上するのです。

しかし、光秀は文を渡し、三河に戻るよう家康に伝えるように言います。

この戦は所詮己1人の戦だと言う光秀。

ただ、「この戦に勝った後はなんとしてでも家康の力を借りて天下を取りたい。200年も300年穏やかな世が続く政をしてほしい」と言い、菊丸を逃がします。

そして6月1日の夜、亀山城を出発し早朝に本能寺へと到着する光秀。

本能寺を取り囲むと、刀を抜き「かかれ~!」の合図を出し、本能寺へと進軍を始めるのです。

外の騒がしさに目を覚ました信長は蘭丸(板垣瑞生)を呼び、いずこの軍勢かと声を上げます。

塀の上から見えたのは水色の帰郷の旗印。

明智光秀が謀反を起こし、自分に牙を向いたことに気づいた信長は、肩に矢を受けながら笑い出します。

「十兵衛…そなたが…そうか…十兵衛か。であれば、是非もなし!」

蘭丸と共に撃って出る信長、多勢に無勢。

家臣たちが次々と斬られる中、信長は堂々と出向いて大立ち回り。

広場に出ては弓で次々と明智軍の兵を射抜き、近づけば槍を振るう。

槍が折れれば太刀を振うのですが、腕を斬られて刀も持てないようになってしまいます。

それでも笑う信長が銃弾を受けると、蘭丸を連れて奥へと逃げ込みます。そして…。

「わしはここで死ぬ。火をつけよ。誰にも首は渡さぬ!火をつけよ!」と蘭丸に命じ、本能寺に火をつけさせるのです。

信長がこもった億書院から火の手が上がると、光秀の脳裏には波の音が…そして、初めて信長と出会った瞬間を思い出します。

信長は燃え盛る炎の中、桶狭間の戦の帰り道に「今川を倒し、次は何をなされます?」という光秀の言葉を思い返します。

「大きな国です」

「大きな国か」

と、笑いあったこともありました。

信長との数々の記憶を振り返りながら、光秀は涙をこらえ、燃え盛る炎を見つめ、信長の死を見届けるのでした。

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歴史的には主君殺しのひどい戦と思われがちな「本能寺の変」。これほど悲しく描かれたことなど今までなかったでしょう。涙なくして見られません。

焼け跡の灰を拾い上げる光秀。

髪の毛一本も見つかることはなかったが、光秀は引き上げることに。

「麒麟はこの明智十兵衛が呼んでみせる」という言葉を残して…

本能寺の変から数日後、そして数年後…明智光秀(長谷川博己)は…

本能寺の変で信長を討った明智光秀は天下を取り、事態を一変させた。信長の家臣たちは身動きが取れず成す術なし、そして有力な味方だと思っていた兵たちは沈黙し、家康は次の事態に備えるべくして三河へ。

6月13日、秀吉が立ち塞がたことで光秀は敗北。世の動きは一気に早まるのでした。

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「伊賀越え」や「山崎の戦」がナレーションで終了!本能寺を色濃くため、他の戦はカット!徹底している感が…

本能寺の変から3年が経った1585年。

帝(坂東玉三郎)は東庵(堺正章)と共に双六を楽しみ、秀吉が世を制して関白になったことを驚き、武家の棟梁が立ち上がっては世を動かしていくこの世が平らかになるのはいつのことだろうと語らいます。

そして、駒(門脇麦)は釣りに明け暮れる義昭の元へ。

これから小早川と茶を飲むと話せば、「あんな男と茶を飲むのか?」と言われます。

さらに、光秀が生きているという噂話を義昭に話す駒。

丹波の山奥に住み、いつかまた立ち上がる日に備えているとか…という話をして義昭と別れます。

賑やかな京の町中を歩く駒。

そこで子供に施しをする者が1人。その背中が明智光秀ではないだろうかと感じると、駒はその背中を必死に追いかけます。

しかし、人ごみをかき分けているうちに、結局駒は見失ってしまうのでした。

青空の元、明智光秀は馬に乗って拾い大地を1人かけていき、物語は幕を閉じるのでした。

KAMUIKAMUI

なんとも素敵な終わり方。討死エンドではなく生存エンドで締めてくれたことはとっても嬉しいです。

『麒麟がくる』第44話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

嗚呼、レビューを書き上げてしまいました。

途中放送中止などのトラブルもありましたが、光秀様の優しさが最後まで詰まった作品になったように思います。

最期は本能寺の変となるのはわかっていたのですが、山崎の戦で悲しいエンドにせず、明智光秀は生きているかもしれないという説を選んでくれたのはとっても嬉しかったです。

果たしてあれは生きてると受け取って良いのかも定かではありませんが…。

そして、命題にある「麒麟」は結局こなかったのでは?みたいにも感じましたが、よくよく考えたら光秀様は結局「麒麟」を連れてきたのではないかという考えに至りました。

「麒麟」という空想の生き物の姿がCGとかでふわっと出てくるのでは?と思いもしたのですが、この平和をもたらす「麒麟」とは風間俊介さん演じる徳川家康だったのでは?と思うのです。

結局家康が天下を統一し、江戸幕府を開くと、何百年も太平の世が続いていたわけですから。

家康を幾度も生かしたのは、この作品の中で紛れもなく光秀様。

幼い頃織田家で人質になっていた頃から、信長との衝突から、伊賀越えまで、しかもそこにはオリジナルキャラクターである重役の「菊丸」の繋がりがあってです。

まさに光秀様は麒麟を連れてきた…そしてそのために怪物と化してしまった信長を討たなくてはいけなかった悲しい最後。

しかし、その信長も光秀に討たれるならと嬉しそうだった気がします。

「おのれ光秀裏切ったなー!」ではなく、非常に温かい。こんなふうに描かれた本能寺の変はなかったでしょう。

それは今まで織田信長や豊臣秀吉の目線で描かれ、明智光秀という優しい男の目線で描かれなかったからでしょう。

だからこそ、今回のこのドラマには本当に感謝したいです。

明智光秀が大好きなのですが、より好きになりました。

1年間お疲れさまでした。本当にありがとうございます。

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