『麒麟がくる』第40話あらすじ・ネタバレ感想!松永久秀が信長を裏切る。松永の平蜘蛛を目にした光秀は?

『麒麟がくる』第40話

出典:U-NEXT

信長(染谷将太)の陣から突如離れた松永久秀(吉田鋼太郎)。

本願寺につくことを光秀(長谷川博己)に告げると共に、信長が欲していた大事な茶道具である「平蜘蛛の茶釜」を光秀に預けたいと言うため、伊呂波太夫(尾野真千子)を使って呼び寄せました。

久秀と戦をしたくない、茶釜もいらないと頑なに断りますが、松永は織田軍に攻められ、自ら死を選びます。

そして、信長から平蜘蛛の茶釜を知らないかと聞かれ…。

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『麒麟がくる』前回第39話のあらすじと振り返り

『麒麟がくる』第39話

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丹波攻略から時を待たずして、本願寺を落とそうと陣を引く織田軍。

しかし、雑賀衆の鉄砲隊も混ざっている本願寺を攻略するどころか、籠城をする羽目になってしまいます。

これに怒った信長(染谷将太)は、鎧も付けずに一人で出陣。

ここで足を撃たれると、光秀(長谷川博己)達に担がれて撤退。

すると、塞がっていない傷のせいで体力を奪われた上、疲労がたまっていた光秀は急に倒れて昏睡状態になってしまったのです。

京の屋敷に運ばれると、煕子(木村文乃)は夫を助けるべく、裸足で東庵(堺正章)を連れてきて診てもらい、雨の中光秀の回復を祈願。

無事に目を覚ました光秀の姿を見て喜ぶ煕子ですが、今度は彼女が胸の病で病床につくことに。

光秀達に看取られつつ、煕子はこの世を去ってしまうのでした。

また、信長が大和を筒井順慶(駿河太郎)に任せることを決めたことにより、新たな火種が…。

【ネタバレ】『麒麟がくる』第40話あらすじ・感想

煕子(木村文乃)を失くした今の光秀(長谷川博己)は…

煕子(木村文乃)を失くし、元気を失っていた光秀(長谷川博己)は、ときどき彼女の爪が入った小さな入れ物を振り、そこで奏でられる可愛らしい音を聞くことがあると、たま(芦田愛菜)から聞かされる駒(門脇麦)。

最近では色々と話しかけるようになった光秀は、ときどき駒の話もしますが、どんな話をするのかは教えてくれません。

駒から薬の調合を教えてもらったたまは、どんどん色々なことを覚え、その姿に光秀は笑顔を浮かべるのでした。

KAMUI

すっかり意気消沈。空元気な感じがしてなりません。

本願寺に就くことを決めた松永久秀(吉田鋼太郎)は平蜘蛛の茶釜を差し出す

駒からもらった伊呂波太夫(尾野真千子)の文を読んで外へと飛び出した光秀。

そこで出会った三条西実澄(石橋蓮司)から、御上が光秀に会いたいと言っていることを聞かされます。

彼と出会ったのは偶然。

光秀が会いに来たのは、本願寺攻略の最中に織田軍から突如撤退した松永久秀(吉田鋼太郎)なのです。

久しぶりだなと笑みを浮かべる松永。

伊呂波太夫から酒をすすめられると、光秀は積極的にこれを飲みます。

「今日は飲みます。飲まずにはいられん」といって注がれた酒を飲み干すと、2ヶ月前に秀吉(佐々木蔵之介)と柴田勝家(安藤政信)が衝突し、陣を抜けたものは切腹と言われ、これを必死に止めたということがあったにも関わらず、織田軍から逃げ出したとはどういうことだと言います。

松永としては、大和の守護を筒井順慶(駿河太郎)に任せたことが納得できず、自分は本願寺に就くと決めたと告げます。

寝返るならば松永と戦わなくてはいけないと告げると、松永は大事にしていた「平蜘蛛の茶釜」を差し出します。

大事にしている茶道具の一つなのだが、実は信長(染谷将太)はこれを欲しているのです。

「信長には意地でも渡さない。渡すならば光秀に渡す」と言ってきたのです。

お互いに戦いたくないと言う光秀と久秀。

信長を説得すると言いますが、「わしにも意地がある」と言って引きません。

自分は死んでも光秀の手元に茶釜があれば自分は生き続けられると言いますが、光秀はこれを受け入れられません。

しかし、これを受け入れなくてはいけない。

「平蜘蛛などほしくない!戦などしたくない!」

光秀は涙をこらえ、松永に訴えるのでした。

KAMUI

もうこれは避けられぬ戦か…嫌ですなぁ。

松永久秀(吉田鋼太郎)は茶道具と共に…

大和の松永久秀に向けて兵を送り込むことを決めた織田軍。

今の信長は安土城を作ることと茶道具を集めることにご執心。

松永に対し、許してほしければ平蜘蛛の茶釜を含めた茶道具の数々を無傷で渡すようにと言うのです。

天正5年。織田軍が松永の陣に攻め込むと、松永は茶道具に火をつけてしまいます。

短刀の鞘を捨て、家臣の前で切腹をする久秀。

彼は「南無三宝!」と叫び、命を絶つのでした。

久秀の城が火の海に包まれると、織田軍は勝鬨の声を上げますが、光秀に笑顔はありません。

そして信長は1人、泣き叫ぶのでした。

KAMUI

信長の涙は茶釜が手に入らないから?それとも松永を失ったから?どっちでしょう。

帰蝶(川口春奈)の心はすでに信長(染谷将太)から離れている?

信長に呼ばれ、築城中の安土城を訪れた光秀。

帰蝶(川口春奈)から、信長は最近1人で泣いていると聞かされます。

そして、今の信長が何を考えているのかわからないと帰蝶がつぶやくと、続けて彼女は「私は少々疲れた」と言葉をこぼします。

山を降り、小さな館に戻ることを考える帰蝶は、「戦が終わったら、穏やかになったら遊びにおいでなさい」と光秀に告げます。

光秀は微笑み、帰蝶もほほ笑むのでした。

信長が戻ってくると、帰蝶はさほど言葉も告げず、足早にその場から去っていってしまうのでした。

KAMUI

うわー、これは帰蝶様辛い!結局彼女にとって最後まで光秀様が心のよりどころなのでは?という気がしますね。

茶釜の行方を知らぬかと聞かれ、光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)に嘘を言う

信長が光秀を呼び出して問うことは、「松永の遺品の名から平蜘蛛の茶釜が見つからないので、誰かにこれを預けたか聞いておらぬか」ということです。

「そのようなことは…」とはぐらかすのですが、信長は久秀と京に忍びを出して見張らせていたのです。

つまり信長は、光秀と久秀が密会をしていたことも知っていたのです。

すると光秀は、その小屋には行ったが茶釜の話はしていないと言います。

上杉や本願寺に寝返らないように言ったことと、昔話をしたとしか告げませんでした。

「そうか」と言い引き下がる信長。

松永を死なせたくなかったと語る信長は、自身の思いを光秀にぶちまけます。

「帝は蘭奢待をあげれば喜ぶと思ったが喜ばなかった。帰蝶も離れる。なぜみんな…。」

KAMUI

なんかこう聞くと、ちょっとかわいそうな気もするんですが、なんだかなぁ。

そして、娘のたま(芦田愛菜)を藤孝(眞島秀和)の息子の忠興(望月歩)に嫁がせろと言い、光秀を帰します。

1人になると信長はこう言います。

「光秀が初めて嘘をついた。このわしに嘘をつきおった」

KAMUI

この情報を持ってきたのは秀吉だとか。知っててわざと揺さぶりをかけたと。そういうことをやるからみんな周りからいなくなるのでは?そして秀吉にはとっても都合がいいようですね。

平蜘蛛の茶釜を手にした光秀(長谷川博己)は、松永(吉田鋼太郎)の意図に気づく

伊呂波太夫は平蜘蛛の茶釜を持って光秀の元を訪れます。

そして、茶釜を目にしたとき、これは松永久秀の罠だと気づくのです。

自分はどうして平蜘蛛の茶釜の行方を信長に言わなかったのかと気づくと、彼は茶釜から松永の笑い声が聞こえてくるようだと言い、高らかに笑いだします。

「これほどの名物を持つには覚悟がいる。そして、自分はその覚悟をどこかに置き忘れてしまった」と久秀の遺言を太夫から聞いた光秀は、今一度帝に謁見し、今の信長をどう思っているか尋ねたいと言い出すのです。

KAMUI

少しずつ、少しずつ…光秀が信長を討つ理由が生まれてきたように見えますね。

『麒麟がくる』第40話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

信長がどんどん変わって来たと誰もが口をそろえて言うのですが、確かに初めて出てきたときは釣りをしていたような…しかも、ちゃんとした格好なんて嫌いだという感じでしたね。

誰かに愛されたいという気持ちがとことんこじれてしまった、そんな気がしてなりません。

そして、平蜘蛛の茶釜があんな使われ方になるとは…。

松永が離れ、帰蝶が離れ、これで帝までもが離れれば、将軍を追放したように信長も追放しなくてはという流れになっていくのでしょう。

さらに、もう一人明らかに顔が変わった男。それが秀吉なんです。

見るからに猿!って感じでしたのに、今の佐々木蔵之介さんの表情は何かを含んでいるという感じがしてなりません。

こうした人たちに「信長を討て」と言われて『本能寺の変』へと続いていくのかなぁって思うのですが、光秀だって本当は信長を討ちたくない!そんな気持ちも出てきそうな気がします。

今回で第40話。そろそろ終わりが見えてきたかもしれません。

だいぶ苦しい展開が続く中、この先はどうなっていくのでしょう。

見届けないといけないなという謎の使命感に駆られています。

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