『麒麟がくる』第1話あらすじ・ネタバレ感想!天下の反逆者と呼ばれた男の愛に満ちた物語

大河ドラマ『麒麟がくる』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:U-NEXT

世間を騒がせる大きな問題によって、放送スタートが2週も遅れた今回の大河ドラマ『麒麟がくる』。

2020年大河ドラマの主人公は、君主織田信長を裏切ったことで有名な明智光秀

天下の反逆者と聞くと、悪そうなイメージを持つ方もいるでしょうが、この明智光秀という人がどれだけ人のためを思って闘ってきたのかがよく伝わります。

KAMUI

私、歴史上の人物の中で実はこの明智光秀が一番好きなのです。だからこそ、今年の大河ドラマは発表されたときから待ち望んでいました。

光秀役の長谷川博己さんのまっすぐで純粋な姿が、もうありがたいとしか言えません。

そのほかにも個性的なキャストが多すぎますし、歴史をよく知る人、俳優さんをよく知る人から見れば面白いところ満載です。

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【ネタバレ】『麒麟がくる』第1話あらすじと感想

国境にある緑の田畑を守るため、いつまで闘えばいいとぼやく明智光秀(長谷川博己)

明智十兵衛光秀(長谷川博己)が住む明智荘では、美濃の国境にあるため、野盗に襲われることもあり、この年ですでに3度あったと言います。

その度に、緑の田畑は踏みにじられ、火を付けられ、民たちは家に隠れ、怯えながら息をひそめるのでした。

そんな民たちを守るため、光秀は刀を手に闘い、野盗たちを追い払い勝利をおさめます。

しかし、色あざやな緑が炎で燃えるのを見て言うのです。

「野盗はまたくる、その度にこのありさまだ。何度戦えばここを守れる。何度戦えば」

しかも、野盗は見たことのない武器で家臣に熱い痛みを与えました。

野盗に捕まっていた男の1人・菊丸(岡村隆史)から、それが南蛮から持ち込まれた「鉄砲」であることを光秀は知るのです。

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青い空と緑の草原の色鮮やかなこと。そこを歩く光秀様の着物の色もとても色鮮やか。そこに土煙を上げてやってくる野盗。平穏を脅かす炎と負傷して倒れる兵と流れる血。平穏と混乱が入り混じるスタートがとても印象深いです。

しかもこの時、美濃では鉄砲の存在など知られていないので、そりゃ驚きますよね。謎の武器を野盗が持ち、しかもドヤ顔で攻撃してくるとなれば、何度守っても平和が訪れることがなく、次が怖いと思うのは当たり前。それでも民を守ろうとする光秀様がかっこいいわけです!

そしてサラッと登場した菊丸。「このご恩はいつか」と言って去っていきましたが、彼が今後どんな登場の仕方をするのかが楽しみです。

美濃の守護代・斎藤道三(本木雅弘)を説得し、明智光秀(長谷川博己)は西の都へ

美濃の国境にある明智荘が幾度となく野盗に襲われ、しかも知らない武器まで用いられたとなれば、この先守り抜くのは難しいと判断した光秀は西へと向かい、色々なことを学びたいと思うようになります。

しかし、叔父である光安(西村まさ彦)はこれを許さず、君主・斉藤道三(本木雅弘)にそんなことを言えるかと怒られます。

KAMUI

逆らい続けると、大河ドラマ『真田丸』での名言「黙れこわっぱ!」が出てきそうな雰囲気。言いたくて仕方がないかもしれません。

叔父に言っても無駄だとわかった光秀は、稲葉城の前で道三が通りかかるのを待ち伏せようとしていると、長男・斉藤高政(伊藤英明)に言われ、城の中で待つことに。

やっとの想いで道三と話す機会を得た光秀。

しかし道三は、光秀が知識を得たところで自分にはなんの得にもならないと言って、旅に出ることを許可してはくれません。

そこで光秀は、堺で鉄砲を入手してくることと、京の名医を連れてきて奥方の病を治させると誓い、道三の心を動かしたのでした。

KAMUI

国境にある明智荘を守ることは美濃を守ることにつながる。賢く謙虚な光秀に対し、自分の得のことしか考えない道三。だから信長と自身の娘にエライ目に後々遭わされるんよーって思いました。

しかし、得になることをすぐさま見つけ出して納得させた光秀様。賢いですわぁ~。

家に戻った光秀は、母・牧(石川さゆり)にこのことを報告。

亡き父もそんな人だったと言われ、光秀は美濃を旅立ったのでした。

KAMUI

悪いことをしたら尻を叩くので、家に入る時は頭からではなく尻から入れと教えられ、背中を向けて帰って来た光秀様。か、可愛いか!そんな光秀に対して優しい牧お母様、最高です!

国を守るためにキリッとする光秀様は母の前では子供のよう。それだけお母様が菩薩のよう。この親子好きです!

堺・京を目指す光秀(長谷川博己)は国の実態を知る

美濃を出発した光秀は、鉄砲はどこで売っているのかなどの情報を探しつつ、堺を目指します。

道中では琵琶湖を渡るために船に乗ったりなどして旅を満喫するのですが、その一方で荒廃した国の姿も目にすることになりました。

人が当たり前のように綱で繋がれて連れて行かれたり、比叡山の僧兵は通行料として15文を要求。払えなくては棒で叩かれます。

山賊に遭えば身ぐるみ全部置いて行けと言われますが、光秀は難なくこれを撃退していくのでした。

KAMUI

この中で明らかな伏線はズバリ比叡山ですね。比叡山と言えば、延暦寺。織田信長は延暦寺を焼き払いますから。

つまり、信長もただ坊主が憎くて攻撃を仕掛けたわけじゃないということをここで知らしめてくれた気がするのです。

堺に到着すると、そこは人や物で賑わいとても華やかですが、京の都は幾年も続く戦によって荒廃し、物乞いや炊き出しをする僧侶ばかりとなっていました。

KAMUI

政治の中心と思われる京都よりも、南蛮から珍しいものが流れてくることで堺の方がにぎわう。明らかなる貧富の差が見えた気がしました。

この時代と言えば地位のあるものが力のあるものに倒される「下剋上」が当たり前です。京都・足利家が地に落ちるのも時間の問題だということがよくわかります。

鉄砲を求めて堺の辻屋へ。そこで出会う三淵藤英(谷原章介)と松永久秀(吉田鋼太郎)

鉄砲を求め、堺にある辻屋を訪ねると、光秀は足利家奉公衆の1人・三淵藤英(谷原章介)に出会います。

三淵はちょうど辻屋の店主である宗次郎(大塚明夫)から鉄砲を一丁購入し、試し打ちをするのですが、弓矢と違って連続して使うことができないと判断。鉄砲は戦には向かないと言って去るのでした。

この時、光秀は美濃でタヌキを狩るのにはちょうどいいかもしれんと皮肉を言われますが、怒りを抑える光秀。

そこに現れたのは、三淵と犬猿の仲である松永久秀(吉田鋼太郎)でした。

三淵と違い美濃が大好きな松永は、宗次郎から鉄砲を調達することを約束し、一晩飲み明かすことに。

そこで光秀は、すでに幕府は腑抜けであるなどを言われるのでした。

KAMUI

この時の光秀様、酒を飲んでベロベロに酔っ払い、松永に悪絡み(笑)なんですか?新しい『おっさんずラブ』ですか?なんて思った人もいるでしょう。吉田鋼太郎さんですし。

しかしこの時、松永は光秀様の懐の財布ばかり見ていました。なんか嫌な予感。

翌朝、光秀は懐の財布がないことに気づいて焦りますが、隣には赤い布に包まれた鉄砲が一丁。

約束通り松永に手配をしてもらったことで、光秀は飛び上がって喜ぶのでした。

KAMUI

この松永久秀という人物は、これからまだまだ光秀様と関わってくる人物。その最期はまぁなんとも悲しいわけですが、そこも描かれることを期待して待ちます。

それにしても、吉田鋼太郎さんと大塚明夫さんが同じ画面に出てくるなんて貴重すぎるシーン。最高でした!

名医を求めて京都へ。しかし、望月東庵(堺正章)は公家大名を嫌う

堺で鉄砲を手に入れた光秀は、京へ向かい、名医を探し始めるのですが、そこで元名医・望月東庵(堺正章)の噂を耳にします。

訪ねてみると、どうやら借金があり、そのカタに薬を持っていかれてまともな治療ができないと、東庵の助手の駒(門脇麦)に言われます。

しかし、美濃へ来てくれればそれ相応の額を出すというと、駒は東庵に相談。

蚊帳を売ったお金30文も惜しい状況ではあるものの、東庵はもう公家大名の脈は取らないと言い、美濃に行くことを断ります。

東庵が頑なに断る理由、それは過去に重病人がいると言われて城へと向かうと、なんと犬の治療をしろと言われたそうです。

犬に刺す針はないと言って断ると、それからもう東庵は呼ばれることもなく、こっちからもお断りということになったのでした。

KAMUI

エライ人を救ってお金をもらうよりも、貧しい人達を救いたいんだという想い、東庵の中にも光秀様の中にもあるように思えました。通じるものがあるからこそ、光秀様も無理にとは言えないのでしょう。正直、損得勘定で物事を決める道三にちょっとオコなところもありますし。

そういえば、名医なら他にも出会っていましたね。辻屋の宗次郎役の大塚明夫さんと言えば『ブラックジャック』の声優さんですから。SNSのトレンドにも入った大塚明夫さんの登場は、それほどまでに衝撃だったと言えます。

炎の中から少女を救いだした光秀(長谷川博己)は麒麟の話を聞く

東庵と話をしていると、何やら外が騒がしい。

すると、盗賊が家に火をつけて歩いているではないですか。

東庵の家にも火がつけられると、駒は薬を持ち出して家を出ます。

2人に大事はありませんでしたが、東庵の博打遊び仲間である酒屋の娘のウメが家に取り残されてしまったと言います。

駒が意を決して酒屋に飛び込もうとすると、光秀はそれを制し、自ら水をかぶって火の中に飛び込んでいったのです。

ウメはすでに意識がなく、柱に足を挟んだ状態で倒れていましたが、光秀がそれを必死にどかして救助に成功。

東庵の見立てでは、体のどこにも大きな異常はなく、ウメは救われたのでした。

駒も昔、戦で家が燃えた時、どこかのお武家様に助けられた経験があり「戦は怖い、戦は怖い」と言っていたそうな。

その時、駒はこう言われました。

「いつか戦は終わる。戦のない世の中を作る人が、そういう人が出てくる。その人は、麒麟を連れてくるんだ。麒麟というのは、穏やかな国にやってくる不思議な生き物だよ。それを呼べる人物が必ず現れる。だから、もう少しの辛抱だよ」

これを聞いた光秀は、こう言ったのです。

「旅をしてよくわかりました。どこにも麒麟はいない。何かを変えなければ、誰かが。美濃にも京にも、麒麟は来ない」

KAMUI

明智光秀の物語『麒麟がくる』は、全てはここから始まったと言っていいでしょう。結局、東庵は光秀様と共に美濃へ。これで光秀様は心置きなく美濃に帰れるわけです。

しかしこの時、美濃には織田の軍が攻め込んでいるとか…。美濃にも明智の行く末には切っても切り離せない織田。この先の展開がもう気になります!

『麒麟がくる』第1話まとめ

沢尻エリカの緊急代役となった帰蝶(川口春奈)の出番は最後にちょっとだけ。

本当はもっと出番があったかもしれませんね。

しかし、75分まで拡大して放送された『麒麟がくる』の第1回は、光秀様の人への愛情や、国を想う気持ちが前面に出されたような気がしました。

これで世の中が明智光秀という男の見方を変えてくれればいいなと願います。

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