柄本時生と今井隆文、初プロデュース作！
メインキャストを務めたのは、賀来賢人、柄本時生、落合モトキ…そして、岡田将生！
全12話で50人以上、俳優さんたちがわんさか見れる稀有なドラマ。
総監督は、テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」を撮った廣木隆一監督。
深夜ドラマ「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～(略して錦パラ)」は、テレビ東京がかつてない規模で制作した作品です。
過去の「汚れ」を掃除するそうじやの3人と、
過去の「過ち」を暴くルポライターが、
東京のディープな街・錦糸町で“過去”と向き合う物語。
描かれる人間模様に心つかまれ、生き方(人との関わり)を考えさせられます。
こうつながるか！と、思わず唸ってしまう展開も魅力です。
それでは、2024年夏に話題を呼んだドラマ「錦パラ」を紹介していきます。
・「オリジナル脚本」のおもしろいドラマ！
・なんかわかる…人間関係のあるあるが詰まっている。
目次
ドラマ『錦糸町パラダイス～渋谷から一本～』の主演・注目キャスト
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「ここにあの人が！」
観ているとうれしい発見があります。
“ハウスクリーニング整理整頓”を立ち上げた仲良し3人組
賀来賢人/役：大助
高校時代、将来を有望視されていたバスケ選手であったが…裕ちゃんの事故がきっかけで海外でプロバスケ選手になる夢を諦めた。
責任感おばけ…周囲の期待に応えようとしがち。
その後、実家の掃除屋を継いで社長となり、ハウスクリーニング整理整頓をはじめた。
柄本時生/役：裕ちゃん
大助とは幼馴染。
高校のときの事故で、車椅子生活になった。
運動は苦手。
物事をコツコツとこなす派。
大助たちと一緒に掃除屋の社員として働いている。
落合モトキ/役：一平
大助＆裕ちゃんの後輩。
掃除屋の営業と自負しており、日々営業活動に勤しんでいる。
コミュニケーションおばけ。
年上にかわいがられる人懐っこい性格の持ち主。
頑張り屋だが空回りしがち。
なんだかきな臭いふたり…
岡田将生/役：坂田 蒼(まっさんが見守る男)
表向きは観光客向けのフリーペーパーのライター。
だがしかし、裏の顔は錦糸町の闇を暴くルポライター！
星田英明/役：まっさん
錦糸町通。
駄菓子屋を営んでいるミステリアスな男。
大助と裕ちゃんと一平の“深い”人々
さとうほなみ/役：心音(大助の恋人)
矢野あゆみ/役：山岸ミカ(心音の親友)
MEGUMI/役：居酒屋「地元」女将(行きつけの居酒屋)
鈴木 杏/役：金子先生(大助たちの後輩)
綴るラップに物語のヒントが…“謎のラッパー”
MOROHA/役：アフロ
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発される単語が実に生々しくて…
ドラマの重みが増します。
主題歌であるMOROHA「燦美歌」も腹の底にずしっと響く名曲！
要所でいい仕事してくる“ラジオ番組 星降る錦糸町”
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要所でフラグを立ててくる、なみえ＆かおるの語りに注目！
濱田マリ/役：なみえ
光石 研/役：かおる
“おそうじ先”
浅香航大/役：能 光順(音楽アプリ会社Fabulous crew)
橋本 淳/役：牧田(音楽アプリ会社Fabulous crew)
猪塚健太/役：荒川(音楽アプリ会社Fabulous crew)
太田しずく/役：橘 美里(橘家)
板尾創路/役：美里の父(橘家)
菜葉菜/役：美里の母(橘家)
忍成修吾/役：東海林(東海林家)
志水季里子/役：東海林の母(東海林家)
清水くるみ/役：綾(自宅お片付け依頼)
音楽アプリ会社Fabulous crew関連
早乙女太一/役：平井(Fabulous crewを買収)
今井隆文/役：映像会社 リアルフィクションの社長(取引先)
松岡広大/役：映像会社 リアルフィクション社員の安住(取引先)
【ネタバレあり】ドラマ『錦糸町パラダイス～渋谷から一本～』あらすじ・感想
整理整頓の仲良し3人組
ハウスクリーニング整理整頓は、錦糸町で生まれ育ってきた3人が営むそうじ屋。
バスケのプロ選手の夢を諦めた大助(賀来賢人)が家業をついだのがはじまり。
高校時代、幼馴染の裕ちゃん(柄本時生)が不運な事故にあいました。
大助がパスしたバスケボールを掴みそこなって車と接触した裕ちゃん。
大助はいま、車椅子生活している裕ちゃんと毎日現場に行っています。
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ともに働く仲良しだけど…
時折なんとも言えない空気感になるふたり。
いつしかふたりの間には腹を割って話せないようになっていて。
「大助さんにどこまでもついていく！」
寄せ書きにこう書くほど大助を慕っている一平は、会社のムードメーカー的存在です。
大助と裕ちゃんと一平。
きょうも彼らは、依頼を受けて現場へ。
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一切無駄ないおそうじ連携プレーがすがすがしい。
4年ぶりの錦糸町フェス開催危うし！？
錦糸町で、4年ぶりに音楽フェスが行われることになりました。
今回のフェスは、音楽アプリ会社Fabulous crewの青山育ちで才能豊かな社長・能 光順(浅香航大)がプロデュースしています。
フェス直前、能の会社が立ち行かなくなります。
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平井(早乙女太一)に買収され、3人は会社から退きます。
能のオフィスの片づけ依頼を受けたのが、大助たちでした。
雑務をふたりに任せきりだった能はこのとき、はじめて気づきます…
会社の備品はレンタルでした。
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ショックを受ける能にかける言葉が見つからない大助たち。
能はフェスのオープニングで流すドキュメンタリーを、映像会社リアルフィクションに発注します。
そして、社長は独りになった…
「あなたにとって錦糸町はなんですか？」
フェス案件を任された安住(松岡広大)は、錦糸町の住人たちにこの質問を投げかけて動画におさめていきます。
映像会社リアルフィクションもまた…会社存続の危機に陥っていました。
社長(今井隆文)がヤバすぎて、社員たちがごっそり辞職。
社長は、家族を失ってから人が変わってしまったらしい。
と最後の1人まで残ってくれていた安住も、社長の不真面目さに耐えられず…飛びます！
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安住のデスクを見た一平が言ったひとことが印象的。
「このひと、辞めてないと思いますよ」
独りになって、一から出直します。
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錦糸町で話題沸騰中！謎の告発QRコードポスター！！
最近、街中にQRコード付きのポスターがやたらと貼られています。
コードを読み取るとそこには“告発記事”…
それを作って貼っているのはライターの坂田蒼(岡田将生)。
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錦糸町の闇を暴き、拡散！
自殺した学生・橘美里(太田しずく)を虐めていた首謀者を突き止めたり。
蒼が次々と“錦糸町のおそうじ”をしていきます。
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謎の“不死身おっさん”現る！
ひとりぼっちで闇と戦う蒼を、小学生のころから見守ってきた男がいます。
それは神出鬼没な駄菓子屋・まっさん(星田英明)。
母親からネグレクトに遭っている蒼を気にかけ、ちょいちょいおせっかいを焼いてきました。
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まっさん＆蒼の姿は癒し。
駄菓子屋の掃除(終活)を、大助たちに依頼します。
まっさん曰く、大好きな歌手MOROHA(アフロ)が出演する錦糸町フェスの日が“命尽きる日”らしい。
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大助と裕ちゃんの“わだかまり”を見抜き、まっさんがふたりにアドバイスします。
迎えたフェスの日、刺されそうになった蒼をかばい…
まっさんは刺されてしまいます。
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まっさんの運命はいかに…！！
「ごめん」と「ありがとう」が言えないふたり。
他人の責任ばかりを背負って生きてきた大助。
歯がゆい気持ちでそんな大助に寄り添ってきた恋人・心音(さとうほなみ)に悲しい別れが訪れます。
親友のミカ(矢野あゆみ)が国外強制退去処分に…
その生い立ちゆえ(不法滞在だったため)、錦糸町から一歩も出られなかったミカ。
抱えてきた思いを知り、心音は自分も錦糸町から一歩飛び出すことを決断します。
時を同じくして、裕ちゃんもまた大助のもとから羽ばたこうと決めます。
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裕ちゃんは掃除屋を辞めることに。
そして、裕ちゃんは大助に「ありがとう」を言えずにきました。
長らく心の距離が離れてしまっていたふたりに、ようやく腹を割って話す機会がやってきます。
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それぞれが新しい居場所を見つけて…
ドラマ『錦糸町パラダイス～渋谷から一本～』まとめ
さまざまな訳あり人と出会い、思いに触れて、
自分たちの“いま”を見つめなおすことができた4人。
日常に追われすぎて、仲良しで深い人にこそ疎かにしている所があるかもしれません。
大切にすべき繋がりについて考えさせられました。
ドラマ「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」を紹介しました。