ドラマ『金田一少年の事件簿』 第9話 オペラ座館 ファントムの殺人事件! 事件は劇場で起こる!

金田一少年の事件簿

出典:金田一少年の事件簿公式ページ

一(道枝駿佑)が、舞台『オペラ座の怪人』を観るため、音楽かの響(霧島れいか)がオーナーを務めるオペラ座館へとやってきました。

やがてリハーサルが始まり、演出家の指示で劇団員のいずみがステージの中央に立ちます。

しかしその瞬間、シャンデリアが落下し、いずみが下敷きになって死んでしまったのです。

ライターの白神(戸塚純貴)は、館に潜む“ファントム”の仕業だと言います。

その影は、剣持警部(沢村一樹)らの前にも現れ、次々と惨劇が起こって行きます。

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ドラマ『金田一少年の事件簿』 前回振り返り

剣持警部(沢村一樹)の幼馴染で、由緒ある家に嫁いだ柴乃(仙道敦子)の元に脅迫状が届きました。

剣持警部は一(道枝駿佑)と美雪(上白石萌歌)を連れて、柴乃のいる巽家のあるくちなし村に向かいますが、そこは鎧武者の男たちで溢れた不気味な村でした。

脅迫状は”首狩り武者”からのもので、巽家に恨みを持つものからと思われました。

そんな中、亡き夫の友人だと名乗る頭巾姿の赤沼が、からくり部屋で首無し死体となって発見されます。

事件は、柴乃が巽家に長男として育ってきた実の息子に、確実に後を継がせるために企てられたものでした。一に犯行を指摘された柴乃は、毒を飲んで死んでしまいました。

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【ネタバレ】ドラマ『金田一少年の事件簿』第9話あらすじ・感想

オペラ座館

一(道枝駿佑)たちは、剣持警部(沢村一樹)の計らいで、山の中にある有名な劇場『オペラ座館』に行くことになりました。

美雪(上白石萌歌)と佐木(岩崎大昇)は、有名な女優・湖月レオナ(山本舞香)に会えると大喜び。
劇場のある山の頂上まで向かうロープウェーには、元劇団員の氷森(七瀬公)と、週刊誌記者の白神(戸塚純貴)が乗り合わせていました。

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事件は山で起きるものですよね。

オペラ座館には、レオナを含めた4人の劇団員と、オーナーの静歌(霧島れいか)と演出家の影島(コング桑田)が滞在していました。

その日の夜、公演の関係者によるレセプションが行われました。
館からは、古い塔が見え、その窓からはろうそくの光が揺れて幻想的な光景を作り出していました。

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レオナは、ろうそくの火を見るのを嫌がっています。どうしたのでしょうか?

皆で塔の明かりを見ていると、ろうそくの光がどんどん消えていきます。

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静歌は、こんなことは今までにないと戸惑っています。

リハーサルの惨劇

翌日、舞台『オペラ座の怪人』のリハーサルが行われました。
ステージには大きなシャンデリアがかかっています。

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原作では、そのシャンデリアは客席に落ちて来ることになっているそうです。

一たちが鬼気迫るリハーサルを息を飲んで見ていると、突然シャンデリアが落下して、劇団員のいずみが下敷きになって死んでしまいました。

当初は事故かと思われましたが、一がシャンデリアを吊るすワイヤーが切られているのを発見し、殺人事件が起きたと確信します。

記者の白神は、前オーナーが密かにオペラ座館に住まわせていたという、“ファントム”の仕業だと言います。

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白神は、このファントムを追って劇場までやってきたのです。

劇場の鍵は、静歌が持っている一つだけで、複製は出来ない特別なものとなっているため、誰かがこっそり入ってワイヤーを細工をすることは不可能です。

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そうなると、劇場内にいる誰かの仕業ということになりますが・・・。

一方で、劇団員たちは事件が起きたことで激しく動揺していました。

「あいつが生きている!?」

「そんなわけないだろう!」

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何か心当たりがありそうですね。

塔の中へ

そんな中、唯一の移動手段であるロープウェーの操作盤が何者かに壊され、復旧するまでに2日はかかるということがわかりました。

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つまり、密室状態にされてしまったのです。

一と剣持警部らは、前日の夜塔の中に誰かが潜んでいたのかもしれないと思い、調べてみることにしました。

いつも静歌が火をつけているという階段のろうそくは、特に仕掛けがあるようには見えませんでした。

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ということは、明りが消えたのは誰かが吹き消したから?

4人で塔の中を調べていると、佐木が転んで怪我をしてしまいました。
剣持警部は一と美雪に佐木を連れて先に本館に戻るように言いつけ、1人で捜査を続けることにしました。

ところが、1人になった剣持警部は、何者かに背後から襲われてしまいます。

レオナの移籍

その頃、本館では氷森がレオナに引き抜きの話を持ち掛けていました。
レオナにその気はありませんでしたが、その話を聞いた劇団員の三木谷(六角慎司)から激しく拒まれ、2人は喧嘩になってしまいます。

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劇団員たちはレオナの引き抜きを異様に警戒して見えます。

氷森は、「レオナが早くここから抜け出せば、“ファントム事件”に巻き込まれることはなかった」と言いました。

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ファントム事件とは何でしょうか?劇団員たちは一たちには教えてくれませんでした。

ファントムの部屋

翌朝、一は剣持警部が戻ってきていないと知らされ、急いで塔へ向かいます。
そこで、一は静歌も知らない謎の部屋を見つけ、無理やり扉を開いてみると、壁一面に仮面がかかっている部屋が現れました。
そこで一は鍵のかかった日記を見つけ、そっとポケットにしまいます。

一方、本館ではレオナは怯えた顔で事件が起きたのは自分のせいだと美雪に語っていました。

塔では、一が部屋の外にある電話で、レオナから「窓の外に誰かがいる」と助けを求められたため、急いで皆で引き返します。

その時一緒に着ていた三木谷は塔の中で転んでしまいますが、「俺に構うな」と一たちを先に行かせます。
次に、本館へと続く道の途中で静歌が転んだので、そこは影島に任せ、一と佐木2人で本館に急ぎました。

霧生鋭治

レオナは、「窓の外にファントムがいた」とパニックになっています。

劇団員の城(増田昇太)は、「それは霧生鋭治(きりゅうえいじ)じゃなかったか?」とレオナに尋ねます。
レオナはその名を聞いた途端、激しく拒否反応を示しました。

そして、三木谷が塔に残されていると知ったレオナは、「これ以上私のせいで人が死ぬのは嫌」と言って、塔に走って行きました。

すると、そこにはなんと三木谷の手首が転がっていました。

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辺りに血はありません。ということは、別の場所から持ち込まれた?

ファントム事件

一は、心当たりがありそうな劇団員たちに、“ファントム事件”について改めて尋ねます。
「おっさんの命がかかっている」と言われた城は、渋々事件について語り始めます。

劇団にはかつて霧生鋭治という一番期待されていた役者がいました。

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彼は、まさに芝居の神様に選ばれたような人だったそうです。

ところが、ある日劇団の合宿所で火事が起こり、レオナを助け出した霧生は顔に大やけどを負ってしまいます。

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それ以来、レオナは火を怖がるようになったのです。

役者人生は終わったかに見えた霧生ですが、影島は霧生に仮面をつけさせ、正真正銘のファントムとして舞台に立たせました。
霧生は、その相手役としてレオナを指名し、舞台は大成功を収めました。

レオナや周りの役者たちも評価が高まる中、霧生は突然姿を消します。

しばらくして、レオナが出演する外部の舞台に不気味な仮面をつけた男が現れるという噂が広がり、劇団はストーカーとして警戒していましたが、ある日レオナは男に誘拐・監禁されてしまいます。
劇団は騒ぎになる前に劇団員たちにレオナを救出させました。
その後、霧生は再び姿を消したのです。

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だから劇団員たちは怯えているのですね。

ファントムの行動

一たちは、剣持警部を探すために森の中を歩きます。
佐木によれば、『オペラ座の怪人』の原作には手首を切り落とすという描写はないと言います。

その時、美雪が人の足を発見しました。
覆われているシートを取ると、そこには三木谷の死体が。

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三木谷はここで殺されて手首だけ持ち出されたのかもしれません。

一は、ファントムの行動が気になっていました。
自分の存在を知らしめようと、あまりにもこれ見よがしすぎると思ったのです。

一はファントムの部屋から持ち出した日記を確認してみました。
中には、詩のようなものが書き込まれています。

「先生は本当に素晴らしいものを作った」

どうやら、これは霧生の日記のようです。
霧生は、自分とオペラ座の舞台の地下迷宮で暮らしていたファントムを重ね合わせていました。

オペラ座館の地下迷宮

一は、オペラ座館にも地下迷宮があるかもしれないと思い、劇場に向かいます。

舞台の下を調べると、血のついたロッカーが置かれていました。
それをどかすと、地下へと続く入口を発見しました。

下に降りて行くと、乾電池とまだ新しい懐中電灯が落ちていました。

「もしかして、最近ここに誰かが来た?」

その時佐木が鍵がついたドアを見つけます。
開けてみると、通路の向こうに人影が見えます。

危険を感じた一は、佐木と美雪に「逃げろ!」と叫びます。
しかし、一は転んでしまい、誰かに足を掴まれて引きずり込まれてしまいました。

「じっちゃん、助けて~!」

ドラマ『金田一少年の事件簿』 第9話 感想&まとめ

一ピンチ!「じっちゃん、助けて~!」とは、初めて聞きました(笑)
一を引きずり込んだのは一体誰だったのでしょうか?剣持警部であれと思いますが・・・。
ファントムは復讐のためにオペラ座館に潜んでいるのでしょうか?

次回は解決編。一はじっちゃんの名にかけて事件を解決できるのでしょうか!?
次回の最終回は必見です!

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