有名ノンフィクション作家の橘五柳のパーティーで、隠してある新作原稿のありかを示す暗号問題が出されました。
原稿には、とある出席者の犯罪が実名で書かれていると言い、出版されれば大ヒットは間違いなしと、パーティー参加者は暗号を解こうと必死になります。
ところが、肝心の橘が書斎で倒れて死んでいるのが発見されます。現場には、凶器を持った一(道枝駿佑)の姿が!
一は、殺人事件の容疑者として、警察に追われることとなってしまったのです。
目次
ドラマ『金田一少年の事件簿』 前回振り返り
”じっちゃん”の影響で、卓球が好きな一(道枝駿佑)。佐木(岩崎大昇)に誘われ、美雪(上白石萌歌)も交えて卓球台が置いてある民宿を訪れると、そこで居合わせた美大生たちと肝試しをすることに。
肝試しの会場となった廃病院のトイレには、『花子さん』の霊がいるといいます。
翌日、その肝試しのメンバーの一人が死体となって発見されます。
遺留品を見た一は、美大生たちの中に犯人がいると考えます。犯人は復讐を目的に、花子さんの怪談を利用し、巧妙なトリックを使っていましたが、ほんの少しだけミスをしたせいで、一に犯行を見抜かれてしまいました。
【ネタバレ】ドラマ『金田一少年の事件簿』第6話あらすじ・感想
暗号パーティー
剣持警部(沢村一樹)は、編集者のいつき(渡辺大)と共に、有名ノンフィクション作家橘五柳のパーティーに参加していました。
橘は、参加者に原稿の隠し場所を示す暗号問題を出し、見つけた者が出版権を得られると発表しました。
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原稿の中にはパーティー参加者の名前が実名で書かれており、その内容は確実に罪に問われるものだと言います。
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大きなスクリーンに暗号が映し出されます。
「裏川辺奇々なる藻」
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事件発生
皆が必死になって原稿を探している中、一はゲストであるグラビアアイドルの桂木優里奈(ゆきぽよ)が酒に酔った橘に絡まれているところを助けます。
すると橘は激怒。剣持警部に促されて一は橘の書斎に謝りに行きます。
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ところが、20分以上経っても一が戻って来ないので、心配した佐木たちが書斎に様子を見に行くと、目にしたのは、橘の死体の横で血の付いた凶器を持った一の姿でした。
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無罪を主張する一でしたが、いつきら参加者たちに追い詰められ、編集者の野中ともみ(宮澤エマ)に通報され警察が駆けつけた時、既に一の姿はありませんでした。
「容疑者は金田一一、17歳!」
容疑者となってしまった一は、真犯人を突き止めるべく、逃亡を図りました。
連続殺人
まず、一は出版社社長の大村(山西惇)に電話をかけ、暗号を解かせます。
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暗号の答えは「大村に聞けばわかる」というもの。
一は、大村に橘から何か言われていないかと尋ねると、大村はパーティーの前に橘から「誰かに妙なことを聞かれたら、時任(今井隆文)に聞けばわかる」と言われたことを思い出します。
その時、大村の背後から何者かが忍び寄り、大村はゴルフクラブで殴り殺されてしまいました。
一が大村の事務所に駆けつけた時、既に大村は息絶えていました。
その時パトカーのサイレンの音が聞こえます。一は、時任の名刺を持ち出し、再び逃亡します。
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一は時任を待ち伏せして後をつけます。
時任は、誰かに呼び出されたようで、工事現場に入っていきました。
一が声をかけると、時任はパニックになります。
しかし、橘から何か聞いていないかと尋ねると、彼は「桂木に聞けばわかる」と言われたと答えました。
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それを一が聞いた直後、時任は鉄パイプの下敷きになって死んでしまいました。
その直後パトカーが到着したため、一は逃げ出しました。
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タブレット受け渡し作戦
こうして、連続殺人犯として追われることになった一は、佐木の映像を確認しようと佐木に連絡をします。
しかし、自分は指名手配中です。そこで、一は一計を案じます。
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警察が見守る中、佐木はスマホに連絡を受けた後、自転車で走り出します。
そして、後ろから走って来たバイクの男に、タブレットを入れたナップサックを渡しました。
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一は、佐木たちが警察の目を引いているうちに、佐木が隠したコインロッカーの鍵を手に入れ、タブレットを受け取りました。
その時、編集者の都築(戸塚祥太)が迎えに来てくれ、自宅に匿ってくれたのです。
一は、自分に罪を着せているのは真犯人だと確信していました。
その犯人は実名を書かれた人物に間違いないと思われます。
しかし、今捕まってしまっては相手の思う壺です。いつきと都築は、情報集めに協力してくれると言ってくれました。
そして、佐木の映像を確認した一は、あの時偶然橘の部屋に行ったはずの一をどうやって犯人に仕立て上げたのかを考えます。
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じっちゃんの名にかけて!
翌朝、一はグラビアアイドルの桂木のイベントが行われているショッピングモールに向かいます。
桂木は、「野中に聞け」と言われていました。
その瞬間、警察が現れます。
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一が逃げ出したのを見計らって、犯人は桂木をナイフで殺害しました。
一はトラックの荷台に隠れ、通用口から外に出ます。
しかしそのトラックが途中で検問に引っかかってしまいます。
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一は、隠れていた段ボール箱から飛び出し、引きずられる警察官を荷台に引き上げます。
しかし、トラックが急に曲がったので、警察官は放り出されてしまいました。
その時、荷台に拳銃が残されていました。一は、その拳銃をバッグに入れます。
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再びトラックが止められ、追い詰められた一は必死で走って逃げます。
そしてようやく用水路で追っ手をまいた時は、既にボロボロの状態でした。
なんとか人のいない倉庫に辿り着いた一は、その場に倒れ込んでしまいます。
「待ってろよ、真犯人。必ず俺が・・・じっちゃんの名に・・・」
一は、気を失ってしまいました。
ドラマ『金田一少年の事件簿』第6話 感想&まとめ
今回は、金田一少年が容疑者になるという大人気原作の2度目のドラマ化エピソードでした。
殺人事件の容疑者となり、真相を突き止めるべく警察から必死で逃げた一は、初めて「じっちゃんの名にかけて!」と言えませんでした。
残る事情を知る人物は、野中ともみです。しかし、実はいつきと都築も橘から何か言われている可能性もあります。
一は真相に辿り着けるでしょうか?次回の解決編に続きます!