ドラマ『金田一少年の事件簿』 第2話 聖恋島殺人事件 前編! 海の怪物の鳴き声が聞こえる島で起こった新たな事件!

金田一少年の事件簿

出典:金田一少年の事件簿公式ページ

剣持警部(沢村一樹)が趣味のフィッシングツアーに行くということで、着いて行った金田一一(道枝駿佑)と美雪(上白石萌歌)と佐木(岩崎大昇)。
向かった先は不気味な音が鳴り響く聖恋島。その音は、ギリシャ神話に登場する海の怪物『セイレーン』の鳴き声だと言われていると言います。

その夜、ツアー客全員が参加者の1人である寒野医師(高橋ユウ)から呼び出しの手紙を受け取ります。

全員が指定の集合場所に向かうと、その瞬間、寒野医師は海から飛んできた矢が眉間に刺さって絶命してしまいます。

島にはツアー客以外は人がいないと言われていますが、一体誰が殺したのでしょうか?

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ドラマ『金田一少年の事件簿』 前回振り返り

金田一一(道枝駿佑)が通う不動高校には、学園七不思議と呼ばれる七つの謎がありました。

中でも、詳細不明の七つ目の謎について真相を知った者は、旧校舎に潜んでいると言われる『放課後の魔術師』に呪い殺されてしまうといいます。

ミステリー研究会の七瀬美雪(上白石萌歌)は、部活としてその謎を探る事に。

ある夜、美雪は部長の桜樹(大友花恋)から呼び出され、一と旧校舎に駆けつけます。

しかしそこで目撃したのは、『開かずの生物室』で首を吊る桜樹の姿だったのです!

これは放課後の魔術師の仕業なのでしょうか?

いつもはとぼけている一ですが、”じっちゃんの名にかけて”真犯人を見つけると誓った一は、見事事件を解決したのでした。

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【ネタバレ】ドラマ『金田一少年の事件簿』第2話あらすじ・感想


聖恋島

金田一一(道枝駿佑)、美雪(上白石萌歌)、佐木(岩崎大昇)は、剣持警部(沢村一樹)の趣味であるというフィッシングツアーについて行くことになりました。

向かった先は『聖恋島』という孤島です。

島に着くと、あたりに不気味な音が鳴り響いています。

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一応『リゾートアイランド』と謳っていますが、少し不気味な雰囲気がします。

参加者の1人で記者の右竜あかね(生田絵梨花)は、この音がギリシャ神話に登場する海の怪物『セイレーン』の鳴き声だと言います。

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セイレーンはその声に惑わされた人間を海に引きずり込んで殺すと言われています。でも、ギリシャの怪物が何故日本の海に?

「セイレーンは島におりますよ」

コテージの管理人、霧声昼子(余貴美子)は静かに言います。

この日は夕食をとり、明日の釣りに向けて皆早めに部屋に入りました。

一通の手紙

一たちがそろそろ寝ようと思っていると、ドアの外から手紙が差し出されます。
それはツアー客の1人寒野医師(高橋ユウ)からのもので、話したいことがあるから指定の場所に来て欲しいと書かれていました。

一たちが指定の時間に集合場所に行くと、ツアー客全員が集まっていました。
寒野医師は窓に向かって座っています。一たちが声をかけるた瞬間、窓の外から水中銃の矢が飛んできて、寒野医師の眉間を貫きました。

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今回もなかなかヘビーな殺され方です!

剣持警部と一が外に出てあたりを見回しますが、海にボートが浮かんでいるのが見えるものの、霧で視界が悪く良く見えません。

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潮が引いているので、ボートが流されたと思われます。

コテージにいる人間は皆、この現場におり、島には他に住人はいないとのこと。

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では誰が寒野医師を殺したのでしょうか?

あかねは、寒野医師は何か秘密を打ち明けようとしたために、セイレーンに殺されたのではないかと言います。

剣持警部は警察等に応援を呼びましたが、海が荒れていて船が出せないということがわかりました。

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つまり、皆、島に閉じ込められてしまったのです。

さらなる犠牲者

翌日、コテージの食糧庫が何者かに荒らされ、食べ物が無くなってしまいました。
接待のためにツアーに参加していた伊豆丸(小市慢太郎)は、この辺りは海が荒れるほど魚が釣れると知っていたため、魚を釣って来ると言いました。

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しかし、管理人の昼子は「今は釣れない」と言いました。何故でしょう?

昼子の言う通り、魚は一匹も釣れませんでした。
しばらく経ち、今度は剣持警部と一、潮医師(コサカマサミ)が釣りに行くことになりました。

雨の中釣りをしていると、潮医師の竿が突然大きくしなり、潮医師は海に引きずり込まれてしまいました。
一が急いで飛び込んで助けようとしますが、潮の流れが速く見失ってしまいました。

しばらくして、海に浮かんでいる潮医師の遺体が発見されます。

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あかねはサメにやられた様子はない潮医師を見て、彼も何か秘密を抱えていたのではないかと勘ぐります。

潮医師が海に落ちた時、一は潮医師が竿を離さなかったのが不思議でした。
もしかすると、離したくても離せなかったのかもしれません。

特攻の島

あかねによると、この聖恋島の不気味な声は戦後アメリカ兵が上陸してから聞こえるようになったということです。あかねはその声の正体を知るためにツアーに参加しました。

昼子は、戦中にこの島が魚雷『回天』で特攻を仕掛ける作戦の訓練所になっていたと言います。この島から若い軍人が次々と突撃していったのです。

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『墓標の島』というのは、その若い軍人たちに向けて名づけられたようですね。

その時、島の声の響きが変わりました。それを聞いた昼子はさ「魚をとってくる」と出かけて行きました。

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一はそこで、潮の満ち引きによって声が変わることに気がつきます。セイレーンが潮の流れを教えてくれるのです。

海に潜った昼子は、海底にある『回天』の残骸に向けて手を合わせました。

ツアーコンダクター

その夜、ツアーコンダクターの凪田夏見(吉谷彩子)が、帝王大学医学部教授の影尾教授(佃典彦)に襲われるというトラブルが起きました。

夏見の悲鳴に気づいた一たちが、部屋に入り事なきを得ましたが、影尾教授は自分達に恨みのある凪田が、2人を殺したと主張していました。

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医師たちと夏見は、顔見知りのようで、夏見はずっと気まずそうでした。

実は、夏見はかつて帝王大学病院の看護師でした。
そして、影尾教授の恋人だったと言います。

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「あんなおっさんと!?」と思わず口にして、美雪に怒られる一。

夏見から別れを告げたのですが、そのことに腹を立てた教授は、寒野と潮両医師を通じて嫌がらせをしてくるようになりました。

ある日、潮医師の指示通りに夏見が投薬をすると、患者が死亡してしまうという事故が起きます。
医師たちはもちろん、教授も夏見をかばってくれず、夏見は責任を取って病院を辞めることになったのです。

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その後ツアーコンダクターに転職したのでした。

動機だけで考えれば、夏見が一番怪しいことになります。
一は、改めて潮医師の遺体を調べてみました。
すると、彼がはめていた釣り用の手袋がないことに気が付きます。
手袋はマジックテープ式で、簡単には取れません。
一は、もしかしたら竿に細工がされていて、接着剤などが手袋とくっつき、潮は竿が離せなかったのかもしれないと推理しました。

セイレーンの住処

翌日、影尾教授は伊豆丸達に命じて殺人鬼を探しに行かせました。
剣持警部も念のためについていくと、裏山の奥からセイレーンの声が聞こえてきます。

声のする方に行くと、大きな洞窟の穴が開いていました。
セイレーンの声はそこから聞こえてきます。

「セイレーンは本当にいたんだ!」

伊豆丸達は恐れおののいてコテージに逃げ帰ります。

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一体、どんなカラクリがあるのでしょう?

そのことを聞いた一は、剣持警部に洞窟の場所を案内してもらいます。

一が入ってみると、洞窟の中は下り坂になっており、そこを降りていくとトンネルの先に光が見えて来ました。

セイレーンの正体

光の方に向かっていくと、海に出ました。

そこは入江になっており、真ん中に魚雷の『回天』の残骸が天に向かって刺さるような形で立っていました。

波が来るたびに海水が回天の中に流れ込み、笛のように音を立てています。

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これこそがセイレーンの声の正体でした!

この島にセイレーンは存在しませんでしたが、この怪物の名をかたり、殺人を犯している人間は存在します。

一は必ずこの謎を解いて見せると宣言しました。

「じっちゃんの名にかけて!」

ドラマ『金田一少年の事件簿』 第2話 感想&まとめ

今回は、原作でも人気のエピソード「聖恋島殺人事件」が初めてドラマ化されたものです。

金田一くんがいるところに死体あり。
ということで、前後編の前編だけで既に2人殺されてしまいました。
やはり、恐ろしきは怪物などではなく人間・・・。
果たして、誰が『セイレーン』なのでしょうか?
来週の後編が待たれます!

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