ドラマ『君に届け』 第9話 進路相談の時期到来。爽子の心の底にあるものとは?

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京

2年生の3学期になり、爽子(南沙良)たちは進路について考え始めます。

地元での就職を考えていた爽子は、ピン(三浦翔平)から自分の将来への可能性をもっと考えるようにと言われますが、爽子はまだぼんやりしていました。

風早(鈴鹿央士)は「店を継ぎたい」と言ったことで父親と揉めています。風早の相談に乗りながら、爽子は自分の将来を見つめ直し、自分の心の底にあるものを見つけます。

ドラマ『君に届け』 前回振り返り

風早(鈴鹿央士)と付き合うことになった爽子(南沙良)。幸せな時間を過ごす2人でしたが、風早は自分の理性が抑えきれないことで悩み、爽子と距離を取るようになってしまいます。

迎えた2回目のクリスマスでは、爽子は意を決して自分の気持ちを風早に伝えると、風早は爽子を抱きしめました。

一方、龍(櫻井海音)と千鶴(中村里帆)、あやね(久間田琳加)と健人(鈴木仁)との関係にも、それぞれ変化が訪れます。

【ネタバレあり】ドラマ『君に届け』第9話あらすじと感想

それから

クリスマスパーティーの後、爽子(南沙良)は風早(鈴鹿央士)に自分の正直な気持ちを話し、思い合った2人は初めてキスをしました。

2人はさらに自分の思いを語り合います。
風早は、ずっと爽子を大事にしていきたいと思っていたけれど、時々理性が飛んでしまいそうになることを恐れていました。

「黒沼を傷つけるのは自分かもしれないって」

爽子は首を横に振ります。

「気づいてないの? 私を傷つけられるのは、きっと風早くんだけだよ」

moyoko

爽子の心を動かせるのは、風早くんだけなのです。

爽子は、これから先もギクシャクするのもケンカするのも、風早とがいいと伝えました。
親しくなったら、人との距離も悩まなくて済むと思っていた爽子。でも、好きな人だからこそ悩むのだと知りました。

自分の将来

年が明け、2年生の3学期になりました。
ピン(三浦翔平)は爽子に、進路相談が始まるまでの間「自分の可能性を一つでも多く考えろ」と告げます。

moyoko

爽子たちの将来は思っていたよりもすぐそこにあります。

ある日の放課後、爽子は風早の父(杉本哲太)に初めて会います。
千鶴(中村里帆)は風早父のことを『激烈父ちゃん』と呼び、かなりインパクトのある人でした。

moyoko

でも、爽子は気に入られたみたいです。

進路相談が始まりました。
爽子は地元での就職を考えていました。しかしピンは爽子に「自分の将来を考えたことはなかったのか?」と聞いてきました。
爽子はこれまで、目の前のことでいっぱいいっぱいだったため、将来のことについてほとんど考えたことがないことに気がつきます。

moyoko

現時点では、千鶴と爽子は地元に残り、あやねは札幌の大学進学を考えています。

あと1年で皆それぞれの道を行くことになります。爽子は少し寂しい気持ちがしました。

心の底にあるもの

爽子は、自分の将来についていまいち掴めていませんでした。
そんな時、さらにピンは爽子について、「お前の能力はお前が思っているよりも高い」「お前はどこに行ったって何をしたって頑張れる」と評価してくれました。

「自分には無理とか、向いてないとか、選択肢から抜いたことはなかったか?」

ピンは、心の底で何を強く思っていたかを見るようにと言いました。

moyoko

爽子はそのことで、自分の心に耳を傾けます。

風早の三者面談の日、爽子が終わるのを待っていると、風早が激烈父から殴られて教室から出てきました。
父の怒りの原因は、風早が進路について「店を継ぎたい」と言ったからです。

風早は小さい頃から自分のしたことで父に喜んでもらったことがないと言います。
特に、中3で野球を辞めた時は、これまでで一番怒られました。
風早としては体が弱い母のために、いつでも家にいられるようにと考えてのことだったのですが、父はそのことが気に入らなかったようです。

moyoko

お父さんは息子に好きなことをやらせてあげたいと思っているのでは?

爽子は、風早の話を聞いて、風早親子は真剣にお互いのことを見ているのだと思いました。
風早は、これまで考えたこともなかった意見に感心しました。

そして、爽子は自分の将来について「教師になりたい」ということを風早に打ち明けます。
風早は、これまで爽子が周りに“どうしたら伝わるんだろう”と考えてきただけに、きっと教師が向いていると言ってくれました。

一方、千鶴は龍(櫻井海音)の家のラーメン屋でバイト後、ラストイヤーのためにトレーニングに励む龍に会います。
千鶴がもう勉強したくないから進学はしないと言うと、龍は千鶴が一番頑張ったのは高校受験の時だったと言いました。

moyoko

龍は千鶴が頑張ったのは、兄が卒業した学校に入りたいからだと思っていました。

千鶴が受験を頑張ったのは、龍の兄が卒業したからではありません。龍が入る学校だったからです。
もし自分が違う学校に入って、試合で当たってしまったら龍を応援することが出来ないのが嫌だったのです。

「私が一番応援したいの!」

moyoko

健気~!

そしてあやね(久間田琳加)は、三者面談で無難な学校選びをしていることを見抜かれていました。

moyoko

どうやら、他に行ってみたい学校があるようです。

あやねは派手な見た目とは違い、いつも慎重で無難な答えしか出してきませんでした。
「これまで好きなことだけをやってきた」というあやねの母は、もう少し考えてみるようにと言います。

三者面談の後、風早は改めて考え、店を継ぐための勉強をするために大学に進学することを決めました。
それは、爽子が希望している大学と同じ大学でした。

moyoko

受かったら、また同じ学校に通えるということですね。

風早は、一生地元にいるだろうと思っています。
でも、爽子は地元を離れてもっと良い大学に進学すると思っていました。

「絶対離れちゃうんだと思ってた」

爽子は、そんなことを考えたこともなかったので驚きます。

「どうか、ずっと一緒にいられますように」

もっと上へ

実は、あやねには心に秘めた夢がありました。
それは、外国に行って新しいものをたくさん見て、色んな経験をすること。1人で何でもできるようになること。

「だから、ここを出たいんだ」

あやねは、東京の国際大学を検討し始めます。
ピンは今のあやねだとかなり頑張らないといけないけれど、幸いあやねはまだ子供なので、無茶なことが出来ると言ってくれました。

moyoko

健人(鈴木仁)はあやねと一緒に札幌に行くつもりでいます。どうしましょう?

次の進路相談。
ピンは爽子が地元の大学のみを希望していることに疑問を感じていました。

moyoko

地元の大学でも教職は取れますが・・・。

「お前はもっと上を目指せる」

ピンはそう言って、札幌の国立大学を勧めました。
爽子に、地元を離れる選択肢が提示されたのです。

ドラマ『君に届け』 第9話 感想&まとめ

高校2年の3学期。それぞれが大人になる準備に入りました。

これまで自分の将来のことを考えて来なかった爽子は、目まぐるしく変わる周囲の環境に素押し戸惑いを感じます。

教師になりたいと思ったまでは良いですが、優秀ゆえにもっと上を目指せと言われてしまいました。地元に残る風早と離れ離れになってしまうかもしれない・・・爽子はどんな選択をするのでしょうか?

\\『君に届け』を見るならここ!!//

Netflixで見る


Netflixを楽しむなら「eo光ネット Netflixパック」がおすすめ! こちらはeo光ネットとNetflixのスタンダードプランがセットになったプランです。新規・乗り換えお申し込みでNetflix最大1年分プレゼント

\\「eo光ネット Netflixパック」を詳しく見る//

eo光ネット Netflixパック