爽子(南沙良)は、風早(鈴鹿央士)に「好き」と言われますが、爽子の思う“好き”と、風早の“好き”は違うと言われ、2人はお互い「フラれた」と思い込むように。
事情を知った周囲から言葉が足りないと言われた爽子は、自分はちゃんと気持ちを伝えたのかと考えるようになります。
そして迎えた学校祭。健人(鈴木仁)に応援され、帰り道に風早と初めて会った場所を通った爽子は、風早が自分に取ってくれた行動を全て思い返します。思いが溢れた爽子は風早の元に走り出します。
目次
ドラマ『君に届け』 前回振り返り
3学期。バレンタインを控えクラスはソワソワしていました。
爽子(南沙良)は、くるみ(香音)から風早(鈴鹿央士)は本命チョコは受け取らないと聞いてしまい、爽子は結局チョコを渡せないまま2年生を迎えてしまいました。
新しいクラスで隣の席になったのは、陽キャのイケメン・健人(鈴木仁)。健人が何かと爽子に絡むので、風早は苛立ちを隠せません。
風早は思い切って爽子に告白しますが、爽子が勇気を出せなかったせいで2人はすれ違ってしまいます。
【ネタバレあり】ドラマ『君に届け』第7話あらすじと感想
すれ違う2人
「俺の好きと黒沼の好きは違うね」
風早(鈴鹿央士)にそう告げられ、自分がフラれたと思った爽子(南沙良)は、失意の底にいました。
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心配して屋上まで爽子を探し出してくれたあやね(久間田琳加)と千鶴(中村里帆)。
爽子は、風早にフラれたことを明かし、自分がうぬぼれていたことが恥ずかしいと話します。
「風早くんは、私に気を遣って優しくしてくれただけなのに・・・」
すると、千鶴が「気に入らないな!」と怒り出しました。
爽子が自分たちに対しても、気を遣っていると思われていると思ったからです。
そのことについては、爽子はすぐに否定しました。
でも、それは風早も同じだと千鶴は言います。
「私たちだっているのに、あんたいつまで自分を下げて生きてくつもり!?」
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あやねは優しく爽子に語り掛けます。
自分たちが本当の爽子を知れたのは、爽子が勇気を出してくれたから。
そして、自分たちと爽子に違いなんてないのだと。
「爽子自身が違いを感じなければね」
一方、風早も龍(櫻井海音)に「フラれた」と話していました。
そのことを偶然耳にしたくるみ(香音)は、「風早を傷つけた」と爽子に怒りをぶつけます。
「爽子ちゃんなんかライバルじゃないよ!」
何故なら、爽子は闘っていないからです。
爽子は、風早に好きな人がいるのに迷惑をかけたと思い込んでいました。
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くるみは言います。親友のあやねと千鶴でさえ、一度は爽子を可哀想だと思ったことがあるのに、風早だけは一度も可哀想だと思わなかったのだと。
そして、自分はちゃんと恋愛感情で風早に気持ちを伝えたと。
「一緒にすんな!」
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放課後、爽子は千鶴の家で学校祭の衣装作りをすることになりました。
千鶴は不機嫌なままでしたが、一緒に衣装を作ってくれたこと、屋上で叱ってくれたことを「嬉しかった」と伝えると、千鶴は途端に機嫌を直しました。
その時、爽子は自分が本当に風早に気持ちを伝えているか考え始めます。
翌朝、学校で風早と会っても声をかけられない爽子。
風早は足早に爽子の前から去って行きます。
見かねた龍が爽子に「多分、言葉足らず」と声をかけました。
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廊下ですれ違っても、風早は何も言わずに爽子の横を通り過ぎていきました。
学校祭
2人はすれ違ったまま、学校祭が始まりました。
爽子が人生相談を請け負うクラスの『黒魔術カフェ』は大盛況。
爽子の休憩中、健人(鈴木仁)がテントに入ってきました。
そして、自分は爽子が風早を落とすのは無理だと思っていたことを正直に話します。
でも、今は爽子の気持ちを上げるのも下げるのも、風早なのだと実感しています。
以前、爽子は健人に「風早くんだけは壁を感じない」と話したことがありましたが、健人から見ると、爽子は「風早にだけ壁を作っているように見えた」と言います。
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健人は、爽子のことを「応援する」と言ってくれました。
その後、健人は風早にも自分が爽子を誤解させてしまったと謝ります。
でも、風早はそれを責めることはありませんでした。
自分が誤解されてきた以上に、爽子がこれまでたくさん誤解されてきていると思うからです。
爽子はそれでも諦めずにずっと1人で頑張ってきました。
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爽子はいつも「風早くんのおかげ」と言ってます。
だけど・・・。
「いつも1人で頑張って何とかしてしまう黒沼に、憧れてたのはきっと俺の方なんだ」
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爽子は、お守り代わりに大晦日に風早から貰った『大吉』のおみくじを持ってきていました。
恋愛の項目には「愛を捧げよ。幸福あり」と書かれています。
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テントの外から、風早の声が聞こえてきます。
風早は「貞子」と言った違うクラスの友達に「黒沼爽子だよ」と教えているのでした。
君に届け
学校祭が終わり、その帰り道。
爽子は風早と初めて会った桜の木の下を通ります。
その時、これまで風早が自分にしてくれた様々な行動が蘇ります。
風早への思いが溢れた爽子は「風早くんが誰が好きでも関係ない」と言って、自分が作った風早との壁を壊すため、風早の元へ走り出します。
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風早は教室に残っていました。
爽子の姿を見つけると、「泣かせてごめん、困らせてごめん」と謝ります。
「もし、俺に言いたいことがあったら言って。聞きたいんだ」
爽子は「風早くんに会いに来たの」と、自分の気持ちを話し始めます。
初めて会った時、笑ってくれたこと、自分の世界を変えてくれたこと、優しくしてくれたこと、今まで知らなかった気持ちをたくさん教えてくれたこと・・・爽子の感謝は尽きません。
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「違うの、好きなの!・・・好き」
爽子は、恋愛感情で好きなのだとはっきりと伝えました。
風早は、爽子の手を引っ張り、自分の元へ引き寄せ抱きしめます。
爽子も、恐る恐る風早の背中に手を回しました。
「黒沼、好きだよ。違わないよ。同じでしょ」
爽子が戸惑いながらも「全部欲しいんだよ」と伝えると、風早は爽子の手を握り「同じだよ」と微笑みました。
「やっと届いた!」
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新しい関係
ようやく、2人は付き合い始めました。
このニュースはたちまち学校中の噂になります。
爽子は、くるみに風早にちゃんと告白して、付き合い始めたと報告をします。
くるみは「おめでとうは言わない」と言いながらも、爽子がいたから告白が出来たと語ります。
「爽子ちゃんがライバルで良かった」
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風早と爽子の新しい関係が始まりました。
デートをしていても、爽子には自分ばかりが浮かれていて、風早はいつも通りに見えます。
風早は「いつも通り? 普通に見える?」と言って爽子の手を握り歩き始めました。
ドラマ『君に届け』 第7話 感想&まとめ
やっと届いてくれました。
ここのところもどかしい思いをしていたので、2人が付き合い始めたのはとても喜ばしいことです。ピュアなラブストーリーに心が洗われました。
新しい関係を始めた2人。これから色んなイベントが待っています。爽子はそれをクリアしていけるでしょうか? ワクワクドキドキです!
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