ある日、“くるみ”と呼ばれるかわいらしい女子生徒が爽子(南沙良)に近づいてきました。
爽子は新しい友達が出来たと喜びますが、実はくるみは中学の時に『風早はみんなのもの協定』を作った張本人でした。そのことを秘かに心配するあやね(久間田琳加)と千鶴(中村里帆)。
体育祭の日、くるみから「もっと龍(櫻井海音)と話してみたら?」と言われ、爽子は龍に恋愛感情とは何かを聞いてみることに。
二人で話す様子を見た風早(鈴鹿央士)は・・・。
目次
ドラマ『君に届け』 前回振り返り
風早(鈴鹿央士)のおかげで、クラスメイトのあやね(久間田琳加)と千鶴(中村里帆)との距離が徐々に近づいてきた爽子(南沙良)は、憧れてきた光景を目の前にして感激ひとしお。
そんな中、あやねと千鶴についての悪い噂が校内中に広がっていました。爽子が広めたと聞いたあやねと千鶴は動揺するものの爽子を信じます。しかし、自分が近くにいるせいで2人に迷惑がかかると思った爽子は、2人を自ら遠ざけてしまいます。
しかし3人は話し合い、お互いを友達だと確認し合いました。
【ネタバレあり】ドラマ『君に届け』第3話あらすじと感想
違う空気
ある秋の休日、爽子(南沙良)、あやね(久間田琳加)、千鶴(中村里帆)は、龍の家が営むラーメン屋でラーメンを食べていました。
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食後龍の部屋に集まり、風早(鈴鹿央士)も呼んで、風早の中学時代の写真を見せてもらいながら楽しい時間を過ごします。
あやねと千鶴は、爽子を『貞子』ではなく『爽子』と呼ぶようになっていました。
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そのおしゃべりの中で、今度行われる体育祭でサッカーをやることになった爽子が自主練をしようと話すと、翌日風早が「一緒に練習しよう」と申し出てくれました。
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放課後。練習を待つ爽子の姿に見とれる風早。
それに気がついた爽子は、風早と自分の間に流れる空気が少し違うように感じました。
そんなある日、“くるみ”と呼ばれるかわいらしい女子生徒が爽子に声をかけてきました。
くるみは「爽子ちゃんと友達になりたい」と言い、爽子は可愛い友達が出来たと嬉しそうにしています。
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友達としての約束
爽子は、近頃風早と話すと緊張してしまうということをくるみに相談してみました。
すると、くるみは風早は誰にでも優しく接してくれるし、爽子のような人を放っておけない性格だから、意識することはないと答えます。
「クラスメートとして普通に接していればいいんだよ」
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体育祭の日。
自主練の甲斐あって、爽子のチームは試合に勝つことができました。
そのことを風早に報告すると、「やった!」と自分のことのように喜ぶ風早。
そこへ、くるみが二人の間に割って入ってきました。
その時、実はくるみが胡桃沢梅という名前だということが判明します。
爽子は可愛い名前だから“梅ちゃん”と呼ぼうとすると、くるみはそれを拒絶しました。
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くるみは突然「私たち、友達だよね?」と確認してきました。
「私、好きな人がいるの。協力して欲しい」
爽子が驚いて「私でいいの?」と聞くと、くるみは「爽子ちゃんがいいの」と言いました。
ところが、その相手は風早だといいます。
爽子は少し考えて、「やっぱり私には出来ない」と断ります。
「なんで?友達でしょ?」
「友達だと思ってるから・・・心から応援出来ないなら、協力できない」
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くるみは、爽子が身を引かずに自分と同じ土俵に立っていることに腹を立てます。
「ずるいと何もしなくても風早に構ってもらえて!」
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気まずい空気が流れる中、爽子はくるみを風早が出場するソフトボールの試合観戦に誘います。
ぶつぶつと文句を言いながらも、試合は見たいと爽子と一緒にグラウンドに来たくるみ。
爽子はくるみに風早が好きだと言われて、初めて恋愛感情というものを意識しました。
くるみにとってみれば、男子と話す機会がなく、優しくしてくれた風早を特別だと思いこんでいるだけで一緒にしてほしくないと思っています。
「もっと話したら?他の男子と」
その時、ボールが爽子の方に飛んできて、それを野球部の龍が素早くキャッチして守ってくれました。
くるみは絶好のチャンスだと思い、爽子を避けない龍ともっと話してみたらわかるかもしれないとアドバイスを送りました。
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特別って何?
お昼になり、くるみに言われて体育用具室に行くと、龍が待っていました。
龍は、爽子から手紙を貰ったので待っていたといいます。
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爽子はせっかくなので、恋愛感情とはどういうものか龍に尋ねてみました。
すると、龍は臆面もなく「俺は千鶴一筋。内緒な」と答えてくれました。
テンションが上がった爽子は、いつから千鶴が好きなのか、どこで特別だと感じたのかと質問をします。
「理屈じゃねぇよ。気づいたら特別だった」
そんな話をしていると、用具を片づけにくるみと風早がやってきました。
風早はくるみから「今日は爽子はずっと真田を見ていた」と聞かされていたため、爽子と龍が二人でいるのを見ておおいに焦ります。
そして、気がつけば風早は爽子の腕をつかんで連れ出していました。
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「龍のこと・・・好きなの?」
風早にそう聞かれた爽子。しかし、自分の感情が恋愛感情だと気がついた爽子は、すぐに「真田くんへの気持ちは恋愛感情じゃない」ときっぱり伝えることが出来ました。
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その頃、あやねと千鶴は爽子を探していました。
龍に聞くと、爽子から体育用具室に手紙で呼び出されたとの情報が。
その手紙を見ると爽子の文字ではありません。聞けば近くにくるみもいたとのこと。
二人は爽子ではなくくるみを探し始めました。
実は、二人に関する悪い噂を流していたのはくるみでした。
本人にそれを追及すると、くるみは自分は聞いただけだと否定します。
そこへ、爽子がやってきました。
爽子はあやねから、くるみが風早と近づくため、爽子との仲を裂くために利用されていたことを聞かされます。
しかし、爽子はにわかに信じられません。
「誤解じゃないよ!全部私がやったの!」
自分がくるみに嫌われていることを知り、泣き出す爽子。
千鶴は「爽子を泣かせるな」と怒りだし、あやねと爽子と共にその場を去ろうとしました。
しかし、爽子はその場に残っていました。
ライバル
「私は風早くんが好き!」
爽子は、友達に初めてこのような告白をしたので、胸がドキドキしていました。
「友達に言うって、こんなに緊張するんだね」
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くるみは、爽子が相手なら勝てると思っていたと言います。自分の方が風早を好きだという自負もあります。
でも、本当はわかっているのです。どんなに好きが多くても、風早が自分を好きになってくれなければ意味がないことを。
泣き出すくるみに、爽子は「汚くないし、呪われないよ」と言ってハンカチを渡します。
「思ってないよそんなことは!・・・あんたなんか大嫌い」
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片づけに戻ったくるみは、風早に告白をします。
でも、風早は「好きな子がいる」と答えました。
くるみは、自分に告白されて少しでも嬉しかったかと尋ねると、風早は微笑んで「うん。ありがとな」と返してくれました。
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翌日、くるみは泣き腫らした目を隠すためにサングラスをかけて登校しました。
そして、爽子に「もし風早と上手く行っても応援しないから」と改めて宣戦布告をします。
爽子は「友達にはなれないんだよね?」と聞きます。
するとくるみは振り向かずにこう言いました。
「友達?・・・ライバルでしょ」
爽子は、いつから風早に恋をしていたのだろうと考えます。
自分が名前を呼ばれるようになってわかったこと。それは、あの時風早に「爽子。黒沼爽子でしょ」と言われた瞬間。
あの時から爽子はもう恋に落ちていたのです。
ドラマ『君に届け』 第3話 感想&まとめ
ついに爽子が自分の恋心に気がつきました。それは、くるみというライバルの出現によるものです。
くるみは一見意地の悪い子に見えますが、爽子のことを最初から『爽子』と呼び、若干下に見ていたものの、きちんと爽子の存在を認めていました。
そのうち良い友達関係になれるかもしれませんね。
さて、いよいよ爽子と風早の恋が始まります。後の展開が楽しみです!
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