3年生に進級し、風早(鈴鹿央士)が18才を迎える頃、受験モードは本格的になっていました。爽子(南沙良)は、教師になる夢を叶えるために進学について真剣に考え始めます。
一方、あやね(久間田琳加)も自分の夢のために地元を離れるかどうかで悩んでいました。
健人(鈴木仁)はまだあやねの本心を知らなくて・・・。
そんな中、高校野球最後の大会に挑んでいる龍(櫻井海音)と千鶴(中村里帆)の関係にも進展が!?
目次
ドラマ『君に届け』 前回振り返り
2年生の3学期になり、地元での就職を考えていた爽子(南沙良)は、ピン(三浦翔平)から自分の将来への可能性をもっと考えるようにと言われますが、爽子はまだぼんやりしていました。
風早(鈴鹿央士)は「店を継ぎたい」と言ったことで父親と揉めています。風早の相談に乗りながら、爽子は自分の将来を見つめ直し、自分の心の底にある「教師になりたい」という目標を見つけます。しかし、ピンからは地元の大学より格上の札幌の大学を勧められ、迷い始めます。
【ネタバレあり】ドラマ『君に届け』第10話あらすじと感想
夢に向かって
爽子(南沙良)は3年生に進級し、風早(鈴鹿央士)が18才を迎えるころには学校は本格的に受験モードになっていました。
爽子が勉強しようと図書室に行くと、くるみ(香音)が一人で勉強をしていました。
机の上には『札幌教育大学』の赤本が置いてあります。
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くるみの家は教師一家で、くるみも必然的に教師を目指しているのだと言います。
くるみは同じく教師を目指す爽子も当然同じ大学に行くものと思っていましたが、爽子はまだ地元に残るつもりでいました。
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くるみは、かなり頑張らないと受からないため、爽子に一緒に勉強して欲しいと言ってきました。爽子は、復習にもなるからとそれを快諾します。
一方、風早は父親にスポーツトレーナーを目指して大学に進学する旨を話すと、激烈父は「甘い」「努力が足りない」とまともに話を聞いてくれませんでした。
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爽子と風早は二人で励ましあいます。
あやねの夢
あやねは「無理めだから超えたい。それで自分を認めたい」と努力をするくるみを見て感心していました。
そして、さらに自分の中で“東京に行きたい”という気持ちが大きくなっていきます。
けれど、それをまだ健人には話せていませんでした。
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ある日、あやねが思いつめたような顔をしているので、健人がいつものように励まそうとすると、あやねは初めて東京の大学に行きたいと打ち明けました。
健人は「あやねちゃんと離れるのは嫌だよ」と訴えます。
「だったら俺も東京に行く!」
あやねは、自主性のない健人の発言に腹が立ってしまいます。
「やりたいことはないの? それでうまく行かなかったら、私のせい?」
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一方、高校生活最後の大会で甲子園を目指す龍(櫻井海音)が、札幌の大学からスカウトが来ていると聞いた千鶴(中村里帆)は、龍と離れ離れになると思うと不安でたまりません。
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あやねは、健人とケンカをした時に初めて、東京行きのことを考える時に健人のことが浮かんでいなかったことに気がつきました。
「健人は本気で接してくれたのに、私は本気じゃなかった」
健人はいい奴なのに、またいつもと同じひどいことをしてしまったと落ち込むあやね。
千鶴は、「悪いと思っているなら、どんな気持ちでも本気で接するしかない」と言いました。
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あやねが勇気を出して健人に話を切り出すと、健人は自ら別れを切り出してきました。
「好きになれなくてごめん・・・」
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でも、あやねは健人と付き合ったことを後悔はしていません。健人にはとても大事にされていたから。
「忘れないでね。俺があやねちゃんを大好きだったこと」
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その日、あやねはピン(三浦翔平)に、推薦を取り消して東京の大学を受験すると告げました。
頑張れ!!
北幌高校は地区予選を順調に勝ち進んでいました。しかし、千鶴の心の中はモヤモヤでいっぱいです。
これまでの応援に感謝する龍に、千鶴は思わず「行くなよ」と言ってしまいます。
「大学なんて行くなよ! 頑張れなんて・・・応援なんて出来ない!」
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取り乱した千鶴を見て、その思いに気が付いた龍。
「好きなのか?・・・俺のこと」
「好きだよ、バカ!!」
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北幌高校が準決勝に挑んでいる日。千鶴の心は晴れません。
千鶴は風早に、爽子と離れても心から応援できるかと聞いてみました。
風早は「なめんなよ」と答えました。
心から応援できないと言いつつ、試合結果は気になる千鶴。
見ると、8回時点で4点差で負けていました。
千鶴はたまらず海に向かって叫びます。
「神様!ごめんなさい」
どんな時もここまでただ黙って、一途に努力を続けてきた龍。だから一つでも多く野球をやらせてあげたい・・・。
「龍!頑張れ!!」
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しかし、龍の高校野球生活は終止符が打たれました。
「終わったよ」と言う龍に、千鶴は「終わってない!大学がある!」と励まします。
「何があっても私がここにいるから。だから、安心して行っといで」
千鶴は、もし龍に今後何かあった場合、今まで龍に慰めてもらった分、自分が慰めると誓いました。
龍は千鶴にキスをして、「飛んで戻るよ」と言って抱きしめました。
「その時は家族になろう。店、一緒にやろうな」
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大丈夫
千鶴が心を決め、あやねも自分の夢に向かって走り始めました。
爽子は自分はどうかと振り返ります。
風早と付き合い始めてから、あっという間に時間が過ぎていきました。
爽子はまさか風早が自分を好きになるなんて思ってもみませんでしたが、風早はもし爽子が他の誰かを好きだったとしても、爽子を好きになったと胸を張ります。
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「教育大、決めたんでしょ?」
風早の言葉に爽子は驚きます。風早はくるみと共に勉強を頑張っている爽子を見て、爽子の気持ちに気がついたのでした。
爽子は「そういうわけじゃない」と返しますが、きっぱりと言い切ることは出来ませんでした。
風早は「黒沼は新しいところで大丈夫だよ」と微笑みました。
ドラマ『君に届け』 第10話 感想&まとめ
あやねは健人と別れ、千鶴と龍は結ばれました。爽子は本当の気持ちを風早に言い当てられ・・・カップルそれぞれに新展開がありました。
それにしても、あやねと健人の別れは切なかったですね・・・。健人の気持ちを思うと胸が締め付けられます。
ドラマもいよいよ終盤に差し掛かっていきます。爽子がどの道を選択するのか、見届けましょう!
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