『鬼滅の刃』がついに新章・遊廓編に突入。宇随天元がド派手に登場です!
その前に、炭治郎は無限列車で作った傷が治りきっていない体で、とあるところへと足を運びました。
彼は一体どこへ?
無限列車編が終わっても消えないあの人の想い。素直になれないある人の涙にもらい泣きです。
目次
【ネタバレあり】アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』第1話あらすじと感想
煉獄杏寿郎の死をきっかけに動き出したもの
猗窩座との死闘で命を落とした煉獄杏寿郎を悼み、自分の無力さに嘆く竈門炭治郎。そして、杏寿郎の訃報は鎹鴉(かすがいがらす)を介して煉獄家にも伝えられました。
KAMUI
煉獄を討ち取った猗窩座は、少年の姿となった無惨の元へと足を運び、このことを報告します。しかし、無惨が探している青い彼岸花をまだ見つけていないことや、柱1人を葬ったことを得意げに報告する猗窩座に激怒。彼の命令は鬼狩りを1人残さず叩き殺すこと。しかも猗窩座は柱1人を殺しただけで、3人の鬼殺隊を残してきたことに失望します。
柱でもない剣士から一撃を受けたと呆れられると猗窩座は自身の胸に突き付けられた炭治郎の刀を粉々に。「卑怯者」と言われたことへの苛立ちが拭えない猗窩座は、次合ったときは脳髄をぶちまけてやると、怒り震えるのでした。
KAMUI
竈門炭治郎、煉獄家へ
蝶屋敷で療養する善逸は、アオイが作ったまんじゅうをこっそり盗み、落ち込む炭治郎に分け与えようとしますが、そこに彼の姿はありません。
傷がまだ治りきっておらず安静にしていなくてはいけない炭治郎ですが、彼はその足で煉獄家へと足を運びます。痛む傷を抑えながら向かうと、屋敷の前には杏寿郎によく似た少年が掃き掃除をしていました。彼がすぐに千寿郎だとわかると、炭治郎は杏寿郎からの伝言を伝えようとするのですが、酒を片手に苛立つ態度の煉獄槇寿郎が出てきてこういうのです。
「大した才能もないのに剣士などなるからだ。だから死ぬんだ、くだらない。愚かな息子だ杏寿郎は」
杏寿郎を愚弄する槇寿郎を制そうとする炭治郎。しかし槇寿郎は、炭治郎の耳飾りを見た途端「日の呼吸の使い手」だと気づくと急に襲い掛かってきます。何のことかわからない炭治郎。全ての呼吸は日の呼吸の派生。全ての呼吸は日の呼吸の派生でしかなく、それは劣化したものだというが、自分の家は炭屋であったことや「ヒノカミ神楽」のことしか炭治郎はしりません。
もし「ヒノカミ神楽」が日の呼吸ならば杏寿郎を助けられないんだ…感情が高ぶった炭治郎は、元柱である槇寿郎に頭突きをし、気絶をさせ、自分自身も気絶してしまいました。
KAMUI
炭治郎が目を覚ますと、千寿郎は兄・杏寿郎の最後を聞き届け、日の呼吸のヒントになるだろうと思われる「二十一代炎柱ノ書」を差し出します。千代の炎柱に受け継がれ日の呼吸の話のこともここに書かれているのではと思い差しだされたものでしたが、中はズタズタになっていて読むことが出来ません。槇寿郎や破いたと思われるが炭治郎は責めることなどしません。自分のやるべきことはわかっている、今はわからなくても鍛錬をし続けることが大事だと理解している炭治郎は、杏寿郎のように強くなると千寿郎に約束します。
槇寿郎の涙
どれだけ稽古をつけても日輪刀の色が変わらず、兄の継子となれなかったことを悔やむ千寿郎に対し、申し訳ないと思わず自分の道を進んでほしいと伝え、炭治郎は煉獄家を後に。帰り際に千寿郎は兄・杏寿郎の形見ともいえる彼の日輪刀の鍔を炭治郎に託します。
酒を買って屋敷に戻った槇寿郎に千寿郎は、炭治郎から伝えられた杏寿郎の最後の言葉を伝えます。
「体を大切にしてほしい」
「行ってまいります、父上」と、凛とした表情で出ていった杏寿郎の姿を思い出した槇寿郎は、人知れず涙をこぼすのでした。
KAMUI
炭治郎に殺意を抱くもう一人の存在が…
煉獄家から蝶屋敷へ戻る途中、短刀二振りを持ち、ただならぬ殺意で炭治郎を待受ける男が1人。それは彼の刀を作った男・鋼鐵塚でした。炭治郎が日輪刀をなくして帰って来たことに大激怒。万死に値するといって炭治郎を追いかけまわすのでした。
KAMUI
音柱・宇随天元。蝶屋敷でド派手に誘拐騒ぎ?
蝶屋敷で療養をしている炭治郎達。煉獄の死から4ヶ月が経つと、鍛錬に励みながらも指令が出れば鬼の討伐へと出ていました。
KAMUI
人さらいだと泣くなほ達を助けようと頭突きを試みる炭治郎。しかし、元忍の天元に当たるはずもありません。
KAMUI
人さらいと思われた天元を柱とは認めないと豪語する炭治郎は、善逸と伊之助と共に、アオイの代わりに天元の任務に加わることを決意。すると天元は自分の命令には絶対従うことを条件としてアオイを解放し、3人を連れていくのでした。
何処へ行くのかと伊之助が聞くと天元は答えます
「日本一色と欲にまみれたド派手な場所 鬼の棲む遊廓だよ」
KAMUI
アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』第1話まとめ
遊廓編と言えども、今回はまださわりの部分と言ってもいいでしょう。しかし、原作を読んでいる人間ならここからすでに面白いです。
何よりも私、この『鬼滅の刃』という作品では宇随天元様最推しです。無限列車編から原作を読んで、煉獄さんもいいけれど次の話のメインになるこの柱素敵すぎないか!と思ってずっと待っていた次第です。
そんなファンだからこそ!やっぱりこの第1回で注目せざるをえなかったのは主題歌でしょうAimerが歌う「残響散歌」
サビがとにかくイイ!ずっと聞いていたくなります!しかも面白いのはタイトルの構図です。無限列車編の構図は、炭治郎と煉獄さんが反対方向を向いている状態ですが、天元様は同じ方向を向いています。生と死という形で道を違えることになった煉獄さんに代わり、共に向かっていく天元様。しかもOPの一番初めは煉獄さんの鞘が映し出されていることから、煉獄さんの意思はどこまでも続いていくことを表してくれていた、そんな気がします。
煉獄杏寿郎という炎は、炭治郎という炭に火をつけた存在。だから終わりじゃなく、これからもっと強くなっていってくれることが期待できますよね。
第2話以降からはもっと派手派手な展開になっていくはず!そして遊廓の華やかさもアニメという舞台でどんな色付けをしてくれるのか非常に楽しみです。
正直一週間が待ち遠しいです!