玉壺(ぎょっこ)は本気になった真の姿を見せ、時透を追い詰めます。
しかし、時透は涼しい顔をして、逆に玉壺(ぎょっこ)のことを挑発しました。
真の姿を見せた玉壺(ぎょっこ)は本気だと言いましたが、それは時透も同じで本気で戦い始めます。
玉壺(ぎょっこ)の本気と時透の本気、果たしてどちらが勝つのか――?
目次
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第8話のあらすじと振り返り
小鉄(CV:村瀬歩)が体をはって助けたことで、失っていた記憶を取り戻した時透無一郎(CV:河西健吾)。
双子の兄・時透有一郎(CV:河西健吾)が鬼によって瀕死の状態になってしまい、無一郎は我を忘れて朝まで鬼と戦いました。
キツイ言葉を言われ続けた無一郎は、有一郎に嫌われていたと思っていましたが、それは、弟を守ろうとしていた不器用な優しさだったのです。
兄・有一郎の言葉を思い出した無一郎は、瞳に光が戻り、頬には雲のような模様が浮き出て、玉壺(ぎょっこ/CV:鳥海浩輔)と改めて戦います。
【ネタバレ】アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第9話あらすじ・感想
玉壺(ぎょっこ)の真の姿
玉壺(ぎょっこ)の挑発的な言葉に時透は涼しい顔をして言い返しましたが、玉壺(ぎょっこ)は時透の挑発的な言葉には余裕がある態度をとっていました。
しかし、時透の「壺が左右対称に見えないよ。へったくそだなぁ」という言葉で、玉壺(ぎょっこ)はついにキレてしまいます。
1万匹の魚を出し時透に襲いかかりますが、物凄い早さで魚を切り刻んでしまいました。
毒針で動きが鈍っているはずの時透の攻撃範囲と威力が凄いことに驚く玉壺(ぎょっこ)でしたが、切った魚の体液は毒であり皮膚からも吸収するため、回避はできないと笑います。
時透はそんなことはお構いなしに、自身の技ですべて吹き飛ばしてしまいました。
素早く玉壺(ぎょっこ)の頚を斬りに行きますが、今度は脱皮をしてそれを回避されてしまいます。
時透はイラつきながら木の上に逃げるなと言いますが、玉壺(ぎょっこ)が本気になったときに見せる真の姿で木の上から時透を見下ろしていました。
人魚の下半身をイメージするような体の魅力を語る玉壺(ぎょっこ)に、時透はなにも言わず黙って見ていて、玉壺(ぎょっこ)は「人の神経を逆撫でするやつだな!」と怒鳴って、今までよりも早い動きで時透に襲いかかります。
今度は時透が木の上へ逃げ、そのことに玉壺(ぎょっこ)が突っ込みましたが、触れたところが魚へ変わり、時透の洋服が破れてしまいます。
いろいろとしゃべり続ける玉壺(ぎょっこ)は、なにも言わなくなった時透に不思議に思っていると、ニンマリと時透が笑い「当たらなかったら意味ないでしょ」と言います。
保志メジェド
時透無一郎の本気
場面は変わり、時透は兄を失った日の記憶を思い出します。
最愛の兄・有一郎に蛆がわき、無一郎にも蛆がわき始めた頃に、産屋敷耀哉(CV:森川智之)の妻・あまね(CV:佐藤利奈)とその子供2人がやって来て、無一郎はなんとか助かりました。
その後、無一郎は回復はしてきたものの、万全ではない状態の中、鬼への怒りだけを頼りに木刀を振るいます。
その気持ちを胸に、玉壺(ぎょっこ)の頚を斬るため、時透は霞にまかれているような技を使い、玉壺(ぎょっこ)を翻弄(ほんろう)します。
「なんで自分だけが本気じゃないと思ったの?」と言って玉壺(ぎょっこ)の前に現れたときには、頚を斬ってしまいました。
玉壺(ぎょっこ)は頚を斬られたことに数秒気づきませんでしたが、斬られたとわかってからも人間を侮辱するような言葉を吐き続けます。
時透は刀を握りしめ、玉壺(ぎょっこ)の頭を粉々に切り刻み「もういいからさ、早く地獄にいってくれないかな」と言いました。
保志メジェド
時透は産屋敷の「確固たる自分を取り戻したとき、君はもっと強くなれる」という言葉を思いだし、その通りだと噛みしめます。
木の陰に隠れていた鉄穴森鋼蔵(かなもりこうぞう/CV:竹本英史)が時透を心配して駆けつけましたが、時透の体と声は震え、鼻息も荒くなっていました。
「大丈夫だ」という時透とは裏腹に、口から泡を吐いて倒れてしまい、鉄穴森はあたふたするばかり。
そこへ小鉄がやって来て、「横向きにした方がいいですよ」とアドバイスをします。
みぞおちを刺されて生きているはずがないと騒ぐ鉄穴森に、小鉄は炎柱の煉獄杏寿郎(CV:日野聡)の刀の鍔を入れていたから大丈夫だったことを話しました。
その鍔を見て、時透は涙を流します。
そこへ、時透の父親と母親、そして兄の有一郎が現れ「頑張ったな」と微笑みました。
保志メジェド
憎珀天(ぞうはくてん)と甘露寺蜜璃
憎珀天(ぞうはくてん/CV:山寺宏一)の攻撃を分析できてきた竈門炭治郎(CV:花江夏樹)でしたが、木でできた竜の口から超音波のような攻撃にやられ、耳の鼓膜が破れてしまいます。
妹の竈門禰豆子(CV:鬼頭明里)と不死川玄弥(CV:岡本信彦)も木の竜に苦戦していて、思うように戦えていません。
休む間もなく喜怒哀楽の鬼が使っていた攻撃を繰り出す憎珀天(ぞうはくてん)に、炭治郎は逃げることに精一杯になっていきます。
ある程度の距離をあければ大丈夫だと思われていた距離は、竜の口から次々と出てきた小さい竜に捕まり、炭治郎は食べられてしまいました。
すぐにでも助け出そうと、捕まってしまった禰豆子と玄弥が抜け出そうとしますが、なかなか抜け出すことができません。
竜の中で押し潰されそうになったとき、恋柱の甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)が炭治郎を助け出します。
甘露寺はしなる刀を柔らかい体で自由自在に操り、あっという間に憎珀天(ぞうはくてん)との距離を詰めていきました。
保志メジェド
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
記憶を取り戻した時透、かっこいいですね!
玉壺(ぎょっこ)との会話のやりとりもなんだか面白くて、笑ってしまいました(笑)
真面目な戦闘の最後に、泡を吐いて倒れてしまう時透はギャグなのかな? と思いましたが、煉獄さんのシーンと家族のシーンではうるっとしてしまいます。
そして、次は恋柱の甘露寺蜜璃の出番です!
あっという間にピンチだった炭治郎を助け出すなんて、柱の強さがわかりますね。
次回は甘露寺の出番で、楽しみです♪