遊郭で「上弦の陸」妓夫太郎（ぎゅうたろう）の、頚を斬った感覚を掴んだ炭治郎。
積怒（せきど）、可楽（からく）、空喜（うろき）をなんとか相手をしつつ、積怒（せきど）たち以外に、5体目の存在をニオイで察知します。
炭治郎は援護にまわり、玄弥に5体目を任せましたが、なかなか見つかりません。
やっと見つけた5体目は、野ネズミほどの大きさでした。
仕留めようとする玄弥の背後から、積怒（せきど）がやってきて、死を悟り、過去の後悔を思い出します。
それではさっそく『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第6話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第5話のあらすじと振り返り
恋柱の甘露寺蜜璃（CV:花澤香菜）が里へ到着し、無事に救うことができた一方で、竈門炭治郎（CV:花江夏樹）と妹の竈門禰豆子（CV:鬼頭明里）、不死川玄弥（CV:岡本信彦）の方は苦戦していました。
禰豆子が瓦礫に埋もれながらも、炭治郎の刀を血鬼術で燃やし、「爆血刀（ばっけつとう）」へと刀を変えました。
赫色へ変わった刀は鬼舞辻無惨（CV:関俊彦）をも追い詰めた刀の色で、積怒（せきど/CV: 梅原裕一郎）たちは一瞬の間に頚を切られてしまうのでした。
玉壺（ぎょっこ/CV:鳥海浩輔）と戦っていた霞柱の時透無一郎（CV:河西健吾）は、小鉄（CV:村瀬歩）と鉄穴森鋼蔵（かなもりこうぞう/CV:竹本英史）を庇ってケガを負い、玉壺（ぎょっこ）の血鬼術で、壺の形をした水の中に閉じ込められて大ピンチになってしまいます。
【ネタバレ】アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第6話あらすじ・感想
5体目の鬼
「爆血刀（ばっけつとう）」で頸を斬りましたが、鬼は殺られず、ゆっくりですが再生していました。
炭治郎はその間に、時々感じていた違和感の正体に気づき、5体目の鬼探すことにします。
玄弥に5体目の鬼を任せ、炭治郎と禰豆子は援護にまわります。
保志メジェド
5体目の位置を確認するため、炭治郎が探していると、可楽（からく/CV:石川界人）があおいだ草のうちわで、温泉の硫黄のニオイがなくなり、5体目の鬼がいる方角がわかりました。
積怒（せきど）の焦り
玄弥に5体目の鬼の方角を教えると、積怒（せきど）、可楽（からく）、空喜（うろき/CV:武内駿輔）は明らかに焦った様子です。
哀絶（あいぜつ/CV:斉藤壮馬）も加わり、禰豆子が串刺しになってしまいますが、すかさず炭治郎が助けに行きます。
禰豆子の血鬼術に哀絶（あいぜつ）が苦しみ、可楽（からく）は炭治郎に押されていました。
その様子を見て、積怒（せきど）は鬼舞辻から事前に聞いていた話と全く違うことに焦ります。
炭治郎のどたんばでの成長、機転、なにもかも、話と違っていたのです。
保志メジェド
5体目の鬼の正体
炭治郎は戦いながらも、玄弥に鬼の位置を伝えます。
「低い」と言われ、玄弥が下の方を見ると、野ネズミくらいの大きさの半天狗（はんてんぐ/CV:古川登志夫）がいました。
思わず「ちっさぁ！」と、突っ込みを入れしまう玄弥。
保志メジェド
文句を言いながらも倒そうとしますが、刀が折れて、銃も効かないほど頑丈です。
その頑丈さに焦っていると、その隙に、積怒（せきど）が後ろから攻撃を仕掛けてきました。
不死川玄弥の過去
玄弥は攻撃を避けられないことを悟り、兄であり鬼殺隊の風柱でもある不死川実弥（CV:関智一）に謝りたかったと、涙を流します。
玄弥の父親は暴力的で、それが原因で他人から恨まれ、刺されてしまいました。
父親がいなくなったあとも、母親が遅くまで働き、支えていましたが、ある日、夜遅くになっても帰ってきませんでした。
まだ幼かった玄弥と実弥ですが、玄弥に5人のきょうだいを任せて、実弥は1人で外へ探しに出ていきました。
保志メジェド
夜も遅く、寝ていたと思っていたきょうだいたちは起きていて、一緒に待っていると、玄関の戸を叩く音が聞こえます。
「おかあちゃんだ！」と喜んだきょうだいたちでしたが、戸を開けるよりも先に、何者かに切られてしまいました。
ついていた電気も消え、真っ暗になった部屋で、玄弥はオオカミなのかと考えていると、戻ってきた実弥がオオカミらしきものを外へ連れ出します。
血を流して倒れているきょうだいを助けようと、玄弥は医者を呼びに走り出し、その途中で血に染まりながら立っている実弥に会いました。
足元には母親が倒れていて、朝日をあびて体が崩れ始めています。
オオカミではなく、鬼になった母親が玄弥たちを襲っていたのです。
玄弥は呆然と立ち尽くす実弥に「人殺し！」と、泣きながら言うのでした。
保志メジェド
不死川玄弥の後悔
必死に守ってくれた兄に「人殺し」と言ってしまった後悔と、「一緒に家族を守る」という約束も守れないまま終わってしまったことを、後悔していました。
呼吸が使えず、才能がなかったと涙を溜めて、柱になって会って謝りたかったけど、できそうにないことを、謝ります。
そこへ、炭治郎の「諦めるな！」という言葉にハッと我に返りました。
保志メジェド
炭治郎が積怒（せきど）の腕を切り落とし、首をかすめながらも攻撃をまぬがれます。
玄弥の折れかけている心に、炭治郎は言葉をかけていると、炭治郎の後ろから哀絶（あいぜつ）がやってきて、攻撃をされてしまいます。
庇うこともできず、炭治郎は攻撃をもろに食らったと思っていましたが、思っていた痛みはやってきません。
後ろを見ると、体中穴だらけになった玄弥が立っていて、炭治郎に半天狗（はんてんぐ）の頚を斬ることを譲るのでした。
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
1体の鬼から、4体に分裂しただけでも厄介で大変なのに、実は5体だったなんて、驚きです！
ニオイで存在から方向までわかってしまう炭治郎の鼻の良さは、改めて凄いものなんだと思いました。
しかも、やっと見つけることが出来たと思ったら、予想外の小ささで、玄弥が突っ込んでしまうのも納得です（笑）
玄弥の悲しい過去がわかり、風柱との関係もわかりましたね。
まだまだハラハラする戦いは終わりません。
次回も楽しみです♪