炭治郎は刀鍛冶の里で「強くなるための秘密の武器」を探していると、言い争っている里の子供と霞柱の時透無一郎に出会います。
なんとかその場が収まりますが、里の子供は時透にギャフンと言わせたい様子。
ギャフンと言わせるため、炭治郎は里の子供と協力して特訓を始めたが――!
それではさっそく『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第2話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・前回第1話のあらすじと振り返り
上弦の鬼が倒されたことで、上弦の鬼のみが無限城へ呼ばれ、会議が始まります。
目を覚ました竈門炭治郎(CV:花江夏樹)は刀が戻ってきていないことに気づいて、妹の竈門禰豆子(CV:鬼頭明里)と一緒に刀鍛冶の里へ向かいました。
そこで恋柱の甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)と同期の不死川玄弥(CV:岡本信彦)、霞柱の時透無一郎(CV:河西健吾)と出会います。
甘露寺に教えてもらった「強くなるための秘密の武器」を探していると、里の子供(CV:村瀬歩)と時透が言い争っていました。
止めに行こうか悩んでいると、夢で見た人物に似た男性が立っていて、炭治郎はハッとします。
【ネタバレ】『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第2話あらすじ・感想
耳飾りの人物の正体
「鍵は渡さない!」と刀鍛冶の里の子供が霞柱の時透に大声を上げて、”鍵”を守っている様子です。
里の子供の後ろには、炭治郎と同じ耳飾りを付けた人物が立っています。
炭治郎が見た夢に出てきた人物に似ていましたが、片方の目がむき出しで出ていて腕も6本あり、つなぎ目があることから、人形のようです。
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炭治郎は、止めるかどうか悩んでいると、時透が里の子供を叩いたところで、炭治郎は止めに入りました。
里の子供の胸倉を掴んで持ち上げている、時透の手を放そうとする炭治郎ですが、自分より小さくて細い腕がびくともしません。
逆に、炭治郎の脇腹辺りに肘を入れられて、うずくまってしまいます。
「弱すぎ。それでよく鬼殺隊に入れたな」と時透に言われてしまいます。
変な感じがすると、時透は禰豆子が入っている箱に触れようとして、怒った炭治郎に手をはじかれてしまいました。
刀鍛冶と鬼殺隊の関係性
先ほどとは違い、里の子供を助けた炭治郎は心配しますが、素直に受け取ってもらえません。
里の子供は「絶対に渡さない!」と、耳飾りを付けた人形を見ます。
それを聞いた時透は「壊れたらまた作ればいい。グダグダ言っている間に、何人もの人が死んでいる」と、厳しいことを言います。
ですが、その言葉に里の子供と炭治郎はハッとしました。
しかし、時透の「刀を作ることしか能がない」という発言に、炭治郎はムッとした表情で時透の手を叩きます。
「刀を作ってもらえないと俺たちは何もできない。お互いが必要な存在」ということを炭治郎は言いました。
その言葉は時透には響かなかったようで、「くだらない話に付き合ってるヒマはない」と炭治郎を気絶させてしまいます。
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気絶している炭治郎の元に、鋼鐵塚が運ぼうとしましたが、炭治郎が目を覚まします。
逃げるように去っていき、炭治郎とは会いたくない様子。
炭治郎が気絶している間に、”鍵”と人形(からくり人形)を渡していて、炭治郎は申し訳ない顔をします。
からくり人形は108つの動きができて、戦闘訓練をするのに使うものでした。
“鍵”はからくり人形を動かすのに、大切なものだったのです。
時透が戦闘訓練を始めて、炭治郎たちはその様子を見に行くと、からくり人形は柱と互角に戦っています。
実在した剣士をもとにしていて、腕が6本あるのは「6本ないと動きを再現ができなかったから」と里の子供は説明しました。
里の子供に剣士のことを聞くと、「戦国の世の話で、300年以上も前」の人物でした。
当時の技術が凄すぎて、壊れたら直すことはできないと、里の子供は声を震わせます。
そこに、時透のカラス(CV: 釘宮理恵)がやってきて「あの子は日の呼吸の子孫なんだから」と自慢するように言います。
日の呼吸は「はじまりの呼吸」とも言われていますが、時透は「霞の呼吸」を使うので、「日の呼吸」は使えない様子。
炭治郎の突っ込みに、時透のカラスは頬に噛みついて引っ張りました。
その拍子でからくり人形の人物を夢で見たことを思い出しますが、時透のカラスに「非現実的すぎて笑えるわ!」とバカにされてしまいます。
「俺、おかしいよね……」と落ち込んだ炭治郎に、里の子供は「ご先祖様の記憶の遺伝だ」と励ましました。
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打ち解けてきた炭治郎と里の子供は、ここで初めて自己紹介をして、里の子供は”小鉄”と名乗りました。
「意地の悪いメスガラスなんて相手にしなくていいですよ」と衝撃的なことを言って、炭治郎と時透のカラスは驚きます。
小鉄の決心
炭治郎は、からくり人形が壊れる瞬間を見たくないと去っていった小鉄を追いかけ「諦めちゃダメだ」ということを伝えます。
時透の修行は夜までかかると思われていましたが、あっという間に終わらせた時透とすれ違い、炭治郎と小鉄は驚きました。
時透がからくり人形の1本の腕を持ち、「刀が折れたから代わりに貰う」と言って去っていきました。
慌ててからくり人形を見に行く小鉄に炭治郎はついていくと、そこには初めて見たときよりもボロボロになって倒れているからくり人形。
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しかし、壊れていると思っていたからくり人形は、壊れていませんでした。
そのことに小鉄はなにか決心がついたのか、隠しきれない怒りを出して、炭治郎に「あのすましたクソガキ(時透のこと)よりも強くなってくださいね……!」と頼みます。
無知ゆえの純粋なる暴挙な小鉄との特訓
からくり人形は太い木の棒を持ち、炭治郎に殴りかかります。
間一髪のところで転がって避ける姿は、ついていけていない様子です。
小鉄は「考えながら戦うな。基礎がなってない!」と厳しい言葉で炭治郎にアドバイスをしていきました。
「できるよになるまで、ご飯は抜き!」と小鉄に言われて5日が経ち、炭治郎は「人間の限界を知らないんだ」と悟ります。
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ついに炭治郎は白目を向いて、三途の川を渡ってしまいました。
ですが、なにかの”におい”を感じて、目を覚まします。
その”におい”を頼りに、からくり人形の攻撃をスムーズに避けていきました。
5日以上ぶりにご飯と飲み物を貰うことができた炭治郎は、先ほどより元気な姿で特訓に戻ります。
“におい”で攻撃がどこからくるかわかるようになったので、苦戦することなく渾身の一撃を入れられる瞬間ができました。
その瞬間、炭治郎は「これで壊れてしまうかもしれない」と考えましたが、小鉄は「壊れてもいい!俺が直す!」と前向きな言葉をかけます。
「人が良すぎるからこそ、強くなってほしい」と願う小鉄。
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結局、炭治郎はからくり人形に渾身の一撃はできませんでしたが、からくり人形の首は壊れて、頭は地面に落ちてしまいます。
頭があったところから、刀が現れて炭治郎と小鉄は抱き合って驚きました。
からくり人形の中にあったということで、300年以上も前の刀だと小鉄は推測します。
『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
からくり人形の顔が、目玉むき出しで少しホラーでした(笑)
そして、炭治郎が見た夢は300年以上も前の記憶で、ご先祖様だったんですね。
炭治郎に似ていて納得です!
悪意のない眼差しや言葉って、ときには残酷ですね……
生死をさまよった炭治郎は、無事に新たな「におい」がわかるようになりましたが、上弦の鬼にも通用するのでしょうか?
次回、第3話も楽しみです!