「週刊少年ジャンプ」で連載していた吾峠呼世晴先生の大人気マンガ「鬼滅の刃」の続編が待望のアニメ化!
劇場版「空の境界」や「Fate」シリーズなどを手掛ける、ufotable(ユーフォーテーブル)が制作しています。
作画や自然の表現、演出などクオリティの高さから絶大な支持を得ている、アニメーション制作会社です。
第1話では、「上弦の鬼・陸」妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)が倒され、上弦だけの会議が開かれました。
遊郭で重傷を負った炭治郎達も目覚め、復帰し始めます。
傷ついてしまった刀が戻ってきていないことに気づいた炭治郎は、許可を得て「刀鍛冶の里」へ向かいました。
そこで恋柱の甘露寺蜜璃と同期の不死川玄弥に出会います。
甘露寺にある秘密を教えてもらった炭治郎が森の中を探していると霞柱の時透無一郎を発見しました。
そのとき、一緒にいた人物に驚く炭治郎は――?
それではさっそく『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編の第1話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『鬼滅の刃』遊郭編のあらすじと振り返り
遊郭に潜入調査をしていた宇随天元(CV:小西克幸)の妻・まきを(CV:石上静香)、須磨(CV:東山奈央)、雛鶴(CV:種﨑敦美)と連絡が取れなくなります。
鬼殺隊・音柱の元忍である宇随は妻を探しに、竈門炭治郎(CV:花江夏樹)、妹の竈門禰豆子(CV:鬼頭明里)、我妻善逸(CV:下野紘)、嘴平伊之助(CV:松岡禎丞)と共に遊郭へ向かいました。
そこで「上弦の陸」妓夫太郎(ぎゅうたろう/CV:逢坂良太)と堕姫(だき/CV:沢城みゆき)との激闘が始まります。
禰豆子が覚醒し堕姫(だき)を追い詰めたり、人間を襲いそうになったりもしましたが、間一髪のところで炭治郎が止めました。
伊之助は心臓辺りを刺され、善逸は足を瓦礫に挟まれ、炭治郎は毒で呼吸をするのがやっとになりつつもなんとか倒すことができました。
ボロボロの体に技も出しすぎたせいで、炭治郎たちは気を失ってしまいます。
宇随も凄いダメージを負い片腕を失くしましたが、誰も欠けることなく任務は完了したのでした。
【ネタバレ】アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第1話あらすじ・感想
始まり
鬼殺隊の隠が「上弦の陸」妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)との戦闘で重傷を負っている炭治郎達を発見するところから始まります。
小さくなっている禰豆子が炭治郎、善逸、伊之助を支えていました。
保志メジェド
産屋敷耀哉(CV:森川智之)は吐血しながらも、上弦の鬼を倒したことに喜びを隠せません。
100年もの間、何も変わらなかった状況が変わったので、自分の代で全て終わらせることを改めて決意します。
産屋敷は
「鬼舞辻無惨(CV:関俊彦)、お前は私たちの代で倒す。我が一族の唯一の汚点」
と言っていたので、鬼舞辻は産屋敷の一族だったようです。
上弦の鬼の会議
無限城へ場所が変わり、猗窩座(あかざ/CV:石田彰)が立っていました。
猗窩座(あかざ)はなぜ異空間の無限城へ呼ばれたのか考え、上弦の鬼が殺られたのだと推測します。
怒りで拳を握ったあと、猗窩座(あかざ)は移動します。
保志メジェド
猗窩座(あかざ)が到着すると、壺に入っていた「上弦の伍」玉壺(ぎょっこ/CV:鳥海浩輔)が現れ、猗窩座(あかざ)が殺られたのではないかと本音がもれながらも、心配していたと言いました。
「恐ろしい、恐ろしい」と言って、次に現れた「上弦の肆」半天狗(はんてんぐ/CV:古川登志夫)です。
保志メジェド
姿が見えない上弦の壱はどこなのか気になっている猗窩座(あかざ)の元に、「上弦の弐」童磨(どうま/CV:宮野真守)が現れます。
みんなを心配していたと話す童磨(どうま)は、久しぶりに会う上弦の鬼たちに挨拶をしていました。
その間ずっと肩に手を置かれていた猗窩座(あかざ)は、苛立った声で「腕を退かせ」と言って童磨(どうま)の顎を殴ります。
失くなった顎を再生し、前よりは強くなったかな? と挑発するように言いました。
怒る猗窩座(あかざ)に鳴女(なきめ/CV:井上麻里奈)が先ほどの質問に答えるような口調で、「上弦の壱」黒死牟(こくしぼう/CV:置鮎龍太郎)は初めに呼んだと言います。
別の場所に座っていた黒死牟(こくしぼう)は、「無惨様が、お見えだ」と知らせました。
鬼舞辻無惨の登場
逆さまで登場をした鬼舞辻は、何か研究をしているようです。
「上弦の陸」妓夫太郎(ぎゅうたろう)が殺られたことを伝え、妓夫太郎(ぎゅうたろう)を紹介した童磨(どうま)はお詫びとして、目玉を差し出そうかと提案しました。
鬼舞辻は、堕姫(だき)が足を引っ張り妓夫太郎(ぎゅうたろう)が負けると思っていたようです。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)1人なら、勝っていたと評価していました。
しかし、「どうでもいい」とその話を終わりにして、「産屋敷をいまだに葬っていない」「青い彼岸花がいまだに見つかっていない」ことに、鬼たちの存在理由がわからなくなってきたと話します。
上弦たちは、返す言葉がないと黙ってしまいます。
その中で、玉壺(ぎょっこ)は情報を掴んだことを報告します。
次の瞬間には玉壺(ぎょっこ)の頭が鬼舞辻の手に乗っていて、その状況に玉壺(ぎょっこ)は喜びを隠しきれません。
保志メジェド
不確かな情報を伝えるなと言われたあとに、頭を落とされました。
最後に情報が確定次第、玉壺(ぎょっこ)は半天狗(はんてんぐ)と一緒に行動することを命じられます。
「承知いたしました」と頭を下げた半天狗(はんてんぐ)とは違い、玉壺(ぎょっこ)は「わたくしが掴んだ情報なのに!」とバタつかせていました。
童磨(どうま)が興味を持ち玉壺(ぎょっこ)に詰め寄りますが、猗窩座(あかざ)が童磨(どうま)の頭を拳で消します。
その拳を黒死牟(こくしぼう)が切りつけ、序列を乱すなと忠告しました。
童磨(どうま)はこれも遊んでいるだけだと気にしていない様子ですが、黒死牟(こくしぼう)は許さないようです。
あとからやってきた童磨(どうま)は、猗窩座(あかざ)を追い抜いて「上弦の弐」になったことが明かされ、そのことに猗窩座(あかざ)は納得していないようでした。
保志メジェド
猗窩座(あかざ)は最後に黒死牟(こくしぼう)を殺すと言って、2人は別々に去っていきます。
残っているメンバーも鳴女(なきめ)の琵琶によって強制的に退場させられて、上弦の会議は終わりました。
夢
炭治郎の耳飾りと同じものをつけている男性(CV:井上和彦)が、赤ん坊を抱いて縁側に座っています。
そこに、炭治郎に似た男性(CV:野島裕史)がおにぎりやお茶などを持って現れました。
炭治郎似の男性は、耳飾りを付けている男性に
「あなたは命の恩人だ」
と言っていて、襲われたところを助けてもらったようです。
耳飾りを付けた男性に、跡取りがいないことを知った炭治郎似の男性は
「俺には無理でも誰かが継がなければ」と自分の家系で後世を伝えることを提案しますが、必要ないと断られてしまいます。
耳飾りを付けた男性は「炭」と炭治郎似の男性のことを呼びました。
「道を究めた者がたどり着く場所は同じで、自分は何も守れなかった価値のない男」だと言います。
それを聞いて、そんなことを言わないでほしいと願う声と共に、炭治郎は目覚めました。
どうやら、先ほどのやり取りは夢だったようです。
保志メジェド
炭治郎の目覚め
目が覚めたことに、部屋へ入ってきた栗花落カナヲ(CV:上田麗奈)は花の入った花瓶を落として驚きます。
「大丈夫? 戦いのあと、2か月間も意識が戻らなかったのよ」
とカナヲは驚きながらも、炭治郎の体を心配しました。
鬼殺隊事後処理部隊の後藤(CV:古川慎)は、今すぐ食べたい高級菓子のカステラを持ってやってくると、炭治郎が起きていることに気づきます。
すぐに報告しなかったカナヲに怒りつつ、少しヤケになりながら大声をあげて、治療をしている神崎アオイ(CV:江原裕理)たちを呼びました。
目が覚めたことに泣いて喜び、アオイは自分の代わりに任務へ行ったことを気にしていたようです。
善逸は戦いの翌日には目が覚め、伊之助は炭治郎が起きる7日前に目が覚めて、早い回復を見せました。
音柱の宇随は歩ける状態ではないケガをしながら、妻3人に支えられながらも自力で歩いていて、隠全員に引かれていました。
天井に張り付いていた伊之助に気づき、部屋は騒がしくなります。
しかし、カナヲの「炭治郎が寝たから静かにして!」といつもより大きな声を出して静かになりました。
保志メジェド
刀鍛冶の里へ
炭治郎は目覚めてから1週間後には元気になり、回復の訓練を行います。
なかなか体の調子が戻らないことに悔しいと言いながら、毎日訓練を欠かせません。
ふと炭治郎は、寝ている間に刀が戻ってきていないか聞きます。
聞かれたくないことを聞かれたようで、きよ(CV:山下七海)となほ(CV:桑原由気)はドキリとします。
手紙があると炭治郎に渡した手紙には「お前にやる刀はない」「許さない」「呪う」など、恨みがこもった内容が書いてありました。
これはまずいと、炭次郎は焦ります。
保志メジェド
どうしようと悩む炭治郎に、刀鍛冶の里へ行ってみてはどうかとなほは提案しました。
親方様こと産屋敷輝哉からの許可が下りて、炭治郎は刀鍛冶の里へ向かいます。
鬼と戦ううえで重要な刀ですが、その刀を作る里は鬼殺隊にとってとても大切な場所です。
その里が鬼に襲撃されると困るので、刀鍛冶の里は厳重に隠されていて、リレー方式で運ばれて行きました。
炭治郎は鼻がいいため鼻栓をされ、目隠しもされました。
無事に着いた炭治郎は、連れて来てくれた隠に大きな声で「ありがとうございましたぁ!」と挨拶をします。
その声がこだまして、温泉に入っていた恋柱の甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)の耳に届き、甘露寺はドキドキしました。
刀鍛冶の里の長との挨拶
炭治郎は里の長がいる部屋へ行くと、長の鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん/CV:屋良有作)が自己紹介をしました。
鉄地河は、里で1番偉いのはワシだと言って「畳におでこがつくくらいに、頭を下げたってや~」と言葉を続けます。
炭治郎は畳におでこをつけて、挨拶をしました。
保志メジェド
その姿に鉄地河は「ええ子やな」と言って、炭治郎にかりんとうを器いっぱいにあげました。
お礼を言って食べ始めた炭治郎に、刀を作っている鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる/CV: 浪川大輔)が行方不明になり、捜索中であることを伝えます。
癇癪(かんしゃく)を起こすとすぐにどこかへ行ってしまうようで、特に焦った様子はありません。
炭治郎は刀を折ったり、刃こぼれさせた自分が悪いと言いましたが、鉄地河は「折れるようなナマクラを作ったあの子が悪い」と厳しい言葉で返しました。
探している間、万全でない体をゆっくり休むことをススメられて、炭治郎はゆっくりすることにしました。
恋柱・甘露寺蜜璃と再会
切り傷から失恋の痛みにまで効く温泉の入口まで案内してもらっていると、炭治郎の名前を呼びながら階段から降りてくる甘露寺がやってきました。
目に涙を溜めて走る甘露寺に、炭治郎は「危ない!」と走り出します。
「乳房がこぼれる!」と、胸元をしっかり整えてあげました。
まったく気にしていない甘露寺は、炭治郎より先に会った人物に無視されたことを話します。
落ち込む甘露寺に炭治郎は松茸ご飯が夕食に出ることを伝えると、甘露寺は嬉しそうな顔をして元気になりました。
嬉しそうに去ってく甘露寺を見送って、炭治郎も温泉に向かいます。
保志メジェド
同期の不死川玄弥と再会
温泉の前まで行くと、炭治郎の頭に前歯が飛んできました。
驚きつつ周りを見渡すと、同期の不死川玄弥(CV:岡本信彦)が温泉に入っていて、歯を抜いています。
炭治郎が名前を呼ぶと、玄弥は「死ね!」と一言。
しかし、炭治郎はめげずに話しかけます。
保志メジェド
そのとき、風柱と名字が一緒だと言われて、玄弥は「話しかけんじゃねぇ!」と炭治郎を温泉に沈めてしまいました。
裸の付き合いで仲良くなれると思っていた炭治郎は、しょんぼりしてしまいます。
強くなるための秘密の武器
炭治郎はたくさん食べる甘露寺に驚きつつ、甘露寺が温泉で会った人物の名前を教えてあげる炭治郎。
風柱・不死川実弥(CV:関智一)の弟だとわかりましたが、実弥は「弟はいない」と言っていたようです。
心配そうな表情をする甘露寺に、小さい姿の禰豆子は近寄りました。
甘露寺は禰豆子をくすぐったりしながら、自分は5人きょうだいで仲がいいことを話します。
保志メジェド
炭治郎は夕食を食べに来ない玄弥のことを心配しましたが、刀鍛冶の里に来てからあまり食事をしていない様子。
気になった炭治郎は、おにぎりを持って玄弥がいる部屋へ行くことにしました。
おにぎりを届ける途中で、炭治郎はどうして鬼殺隊に入ったのか甘露寺に聞きます。
甘露寺は恥ずかしくなりながらも、「自分より強い殿方を探すため」と言いました。
「女の子なら守ってもらいたい。それには自分より強くなくては!」
という強い思いで鬼殺隊に入り、柱にまでなったそうです。
保志メジェド
玄弥の部屋の前に着きましたが、留守でいませんでした。
そこに隠の女性がやってきて、甘露寺に刀の調整のために来てほしいと頼みます。
深夜に出発することになるだろうと、甘露寺はお見送りをすると言った炭治郎に断りました。
しょんぼりする炭治郎に、甘露寺は「今度生きて会えるかわからないけど」と言って、上弦の鬼と戦って生き残った経験は価値があり、10年分の修行に匹敵することを話します。
最後に、「竈門兄妹を応援してるよ!」と笑顔で伝え、炭治郎と禰豆子は嬉しそうな表情をしました。
炭治郎は鬼舞辻を倒すことを固く決意して、そのことを甘露寺に言うと、甘露寺と隠の女性は「きゅんっ」とトキメキます。
トキメいた甘露寺は炭治郎の耳元で「強くなるための秘密の武器がある」とささやきました。
去って行ったあと、炭治郎は鼻血を勢いよく出しました。
保志メジェド
霞柱・時透無一郎
刀鍛冶の里へ来ていても、呼吸の鍛錬を忘れない炭治郎。
炭治郎は「強くなるための秘密の武器」を、探しに行くことを禰豆子に言います。
ワクワクしながら里の森の中を歩いていると、少し離れた場所で「いい加減にしろ!」と声が聞こえました。
炭治郎が目を向けると、そこには霞柱の時透無一郎(CV:河西健吾)と刀鍛冶の里の子供(CV: 村瀬歩)がいます。
なにやら揉めている様子で、里の子供は声を荒げています。
炭治郎は木の陰から覗いて様子を見ていると、他にも人がいることに気づきました。
その人物をよく見ると、炭治郎と同じ耳飾りをしています。
誰だろうと考えていた炭治郎ですが、その人物のことを知っていることに気づき、ハッとしました。
保志メジェド
アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編・第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
待望の続編ということで、始まりからとてもワクワクしました!
無限城の移動の演出は、さすがufotable(ユーフォーテーブル)だなぁと思います。
無限城を移動しているときにかかった音楽は、タイミングも雰囲気も凄く合っていました。
鬼たちの会議は、無限列車編でも思いましたがハラハラしますね。
第1話から柱が2人も登場し、炭治郎の同期も登場したり、いろんなキャラクターが登場した回でした。
初回は1時間スペシャルと言うだけあって、とてもボリュームがありましたね!
炭治郎に似た男性「炭吉」はどんな人物なのか?
炭治郎と同じ耳飾りを付けた男性はいったい何者なのか?
強くなるための秘密の武器はなんなのか?
気になることがたくさんあったので、第2話が待ち遠しいです!