柱稽古最後の場所、悲鳴嶼の稽古へやって来た炭治郎と善逸。
滝修行、丸太担ぎ、岩移動と内容は簡単でしたが、水の流れは強く太い丸太は重く、自分の身長以上ある岩は動かせません。
岩を動かせないことに悩む炭治郎に、玄弥が“反復動作”を使うアドバイスをしたことで、炭治郎はヒントを得ました。
それではさっそく『鬼滅の刃』柱稽古編・第6話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第5話のあらすじと振り返り
恋柱の甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)で柔軟の特訓、蛇柱の伊黒小芭内(CV:鈴村健一)で太刀筋の特訓、風柱の不死川実弥(CV:関智一)ではひたすら打ち込んでいく特訓をしていました。
しかし、不死川玄弥(CV:岡本信彦)と実弥の兄弟喧嘩に竈門炭治郎(CV:花江夏樹)が割って入ったことで事態は大事となり、炭治郎と実弥の喧嘩が始まってしまいます。
上から正式に怒られた炭治郎は実弥と接近禁止令が出たことで稽古は中断し、岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい/CV:杉田智和)のもとへ我妻善逸(CV:下野紘)と一緒に向かいました。
【ネタバレ】アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第6話あらすじ・感想
始まる前に心が折れかける
悲鳴嶼の稽古へやって来た炭治郎と善逸に、「重要なのは足腰」だと悲鳴嶼は言います。
「正確な攻撃と崩れない防御へと繋がる」と続け、まずは滝に打たれることから始まり、太い丸太三本を担き、最後に大きい岩を一丁先(約109メートル)まで押して運ぶという修行内容で、それを聞いた善逸は気絶しました。
焦る炭治郎に悲鳴嶼は「川につけなさい」と言い、炭治郎が善逸を川につけると冬の川の冷たさに善逸が飛び起きます。
内臓が痛い、凍死すると騒ぐ善逸の後ろには、先に来ていた村田(CV:宮田幸季)と他の隊士たちが倒れていました。
「久しぶりだな」と声をかけた村田が岩にくっつくと温かいことを伝えると、電光石火の如く素早い動きで岩に抱きついた善逸は、岩の温かさに涙を流します。
保志メジェド
悲鳴嶼行冥の稽古
炭治郎が滝修行を始めようとすると、「猪突猛進」と唱えながら滝に打たれる嘴平伊之助(CV:松岡禎丞)の姿があり、炭治郎は気合を入れるも突然、伊之助の念仏が聞こえなくなり焦ります。
炭治郎が急いで心臓マッサージをして伊之助を助けたあと、やっと炭治郎も滝修行を始めました。
上から落ちてくる水の勢いに炭治郎が負けそうになっていると、隣で修行をしていた村田が「念仏は意識があることを伝える合図でもある」と話します。
それを聞いた炭治郎は、“念仏”ではなく「念仏、念仏」と言葉を繰り返し、終えると震えながら岩に抱きついて暖を取りました。
保志メジェド
気を抜いたら首の骨が折れそうだと言う炭治郎に、村田は「滝に打たれるようになったのは初日の夕方だった」と話し、はじめから滝に打たれることができるのは凄いことだ、と炭治郎を褒めます。
鬼殺隊最強
お昼ご飯を食べる時間になり炭治郎たちは焼き魚を食べると、伊之助が「あいつすげーよ、玉じゃりじゃりおやじ」と悲鳴嶼の強さは鬼殺隊の中で最強だと語りました。
保志メジェド
納得する炭治郎に対し、隊士たちは会話がついていけないと思いながら魚を食べ続け、善逸は悲鳴嶼の強さを認めないと涙を流します。
「岩を一丁も動かせない」とメソメソ泣く善逸に「もっと大きい岩を動かしてるよ」と炭治郎が返すその後ろで、悲鳴嶼が自分の背の倍以上はある岩を動かしていて、善逸と隊士たちが顔を青ざめました。
炭治郎も気づき「俺もあんな風になれるかな!?」と言って尊敬の眼差しで見ている中、善逸は「悲鳴嶼のようになってたまるか!」と声を大にして叫びます。
嘆く善逸とは裏腹に伊之助は「丸太を担ぎながら岩を押してくる!」と悲鳴嶼に対抗心むき出しでした。
お昼を食べ終えて炭治郎と善逸が滝修行をしていたら、滝の勢いに負け始めた善逸が流されていき、炭治郎が慌てて助けに行きます。
無事に滝修行を終えた炭治郎は、丸太三本を持ち上げることに成功し、あとは岩の修行のみとなりました。
竈門禰豆子を探す鬼舞辻無惨
ある日の夜、町を見回る鬼殺隊を“肆”と書かれた目が見つめていました。
無限城で琵琶を弾きながら「これで六割ほどの鬼狩りを把握」と、“肆”と書かれた一つ目の女が呟きます。
「それでも太陽を克服した禰豆子の居場所は見つからない」と続ける女の目の前には、鬼舞辻無惨(CV:関俊彦)の姿があり、琵琶を弾く女は上弦の肆で鬼舞辻に「鳴女」と呼ばれ、思った以上の成長をして素晴らしいと鬼舞辻は褒めました。
そして、鬼舞辻は手に持っている紙の右上の方を指差して、鳴女(CV:井上麻里奈)の能力で見るよう指示をし、見回りをする鬼殺隊の姿を捉えると尾行を始めます。
朝になると炭治郎は岩の修行を始めますが、岩に押し負けてしまい足が下がっていきました。
草履の鼻緒の部分が切れてしまった炭治郎は、結ぶために小屋へ場所を移動すると「脱落する」という隊士たちがいて、後方支援へ回ることを伝えます。
隊士たちから「頼んだぞ」と頼まれた炭治郎も「頼みます」と頭を下げ、「後方支援をしてくれたら安心して戦える」ことも続けると、暗かった隊士たちの顔は明るくなり、「任せろ!」と言って去って行きました。
保志メジェド
その後、休憩を取る隊士たちと一緒におにぎりを食べ、柱に継ぐ子がいない理由がわかった、と柱稽古を通して“ついていける者がいない”のだと悟ったのです。
反復動作で岩を動かす
六日経っても岩を動かせていないことに焦りを見せる炭治郎は、なにか呼吸法があるのか?痣を出し続けられないことと関係があるのかどうか考えました。
そこへ「前より痣が濃くなってねぇか?」と玄弥が現れ、実弥との一件後大丈夫だったのかと炭治郎は心配します。
玄弥は謹慎していたと話し、庇ってくれたことのお礼を言うと鏡で痣の濃さを教えました。
保志メジェド
痣が濃くなっていることに安心した炭治郎に、岩を動かすコツとして反復動作をしているかどうか玄弥が問うと、新しく聞いた言葉に期待の眼差しで見つめる炭治郎。
集中を極限まで高めるために、あらかじめ決めておいた動作をすることが大事だと言って、玄弥の場合は“念仏を唱える”ことで集中を高めていると話しました。
悲鳴嶼や玄弥は怒りや痛みの記憶を思い出すことで、心拍数を上げて反復動作を使っているようで、炭治郎も試してみるも上手くいかず、隊士たちに炭治郎の作る美味しいご飯が食べたいとお願いをされ、夕飯を作ることになります。
炭治郎が夕飯の用意をしていると、玄弥もやって来て「反復動作はできたか?」と聞き、「全集中とは違うみたい」と話す炭治郎に「感情を爆発させる感じ」とアドバイスしました。
玄弥は「痣と感情は連動しているのでは?」と推測するも、悲鳴嶼や玄弥に痣は出ていないと不思議に思う炭治郎。
そこで玄弥は「感情が高ぶるときはどんなときだ?」と質問をしますが、炭治郎は黙り込んでしまいます。
夜が明けいない時間から岩の修行をする炭治郎は、反復動作をするためにまず家族を思い浮かべ、炎柱の煉獄杏寿郎の言葉「心を燃やせ」を思い出て集中力を高めると、岩が少し動きました。
保志メジェド
その姿を見た伊之助はもう始めていると怒り、善逸は1日もたないと心配する中、炭治郎は反復動作を繰り返し、動作に体が覚えてくると痣が浮かんできて岩を動かすことに成功し、善逸と伊之助が驚きます。
炭治郎が岩を押して進み続ける中、無限城にいる鬼舞辻は産屋敷耀哉はなにを考えているのか?どんな顔をしているのか?と思考を巡らせていました。
アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
善逸がいると叫ぶシーンが多い回ですね(笑)
修行を始める前になにかと慌ただしくて笑ってしまいます!
その中で鬼舞辻が本格的に動き出していて、見つかってしまうのではないかとハラハラしてしまいますね……
次回も楽しみです!