甘露寺の柔軟稽古を早々に終わらせた炭治郎は、伊黒との稽古へ向かいました。
出迎えた伊黒が用意していた特別稽古に、炭治郎は今までにない緊張感を覚えます。
なんとか伊黒との稽古も終えた炭治郎が待っていたのは、気絶するまで休憩のない鬼のような稽古でした。
それではさっそく『鬼滅の刃』柱稽古編・第5話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第4話のあらすじと振り返り
霞柱の時透無一郎(CV:河西健吾)との稽古で、注意するところを素直に直していくことができた竈門炭治郎(CV:花江夏樹)。
数日で稽古が終わった炭治郎は、自分と他の隊士の態度の違いを少しでも和らげようと、無一郎の好きな紙飛行機で飛ばし合い競争をしよう、と提案します。
突然のことに驚く無一郎でしたが、余裕で勝負に勝ってしまいました。
【ネタバレ】アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第5話あらすじ・感想
甘露寺蜜璃の稽古
無一郎との稽古を終えた炭治郎が次の柱の場所へ着くと、恋柱の甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)が笑顔で出迎えてくれました。
挨拶をしたあと甘露寺は3時に紅茶やパンケーキをご馳走すると言いながら、屋敷の中へ案内をします。
「バターをたっぷり塗って〜」と楽しそうに話す甘露寺に、炭治郎は“バター”と“パンケーキ”という知らない単語に「?」を浮かべながらついて行くと、甘露寺お手製のバターたっぷりのパンケーキと紅茶が用意されました。
炭治郎は目を輝かせながらも食べ方がわからないでいると、甘露寺が「あーん」と口元まで持ってきてくれます。
ぱくりと食べた炭治郎は「ほっぺたが落ちそうです〜!」と笑顔になり、そんな炭治郎に甘露寺は食べたあと、着替えるようピンク色の何かを見せました。
保志メジェド
パンケーキを食べ終えると、バレエの練習着のような服に着替えた炭治郎は、蓄音機から流れる音楽をBGMに隊士たちと一緒に並んでいました。
音楽に合わせて体を伸ばしたり、足を伸ばしたりリボンを回したりし、柔軟はとっても大事だと話す甘露寺。
そして二人一組になって柔軟をしていると、炭治郎のもとへやってきた甘露寺がお手本を見せると隊士の腕を掴み、無理やり足を180度開かせます。
悲鳴を上げる隊士に力技だと怯えた炭治郎に、甘露寺が次は炭治郎の番だと言って同じことをやると、炭治郎も悲鳴を上げました。
伊黒小芭内の稽古
無事に甘露寺の柔軟稽古が終わると、蛇柱の伊黒小芭内(CV:鈴村健一)が目を釣り上げて稽古場で待っていました。
甘露寺と手紙のやり取りをしていた伊黒は、手紙に炭治郎と一緒にお茶をしたこと、パンケーキを食べているとき可愛かったことが書かれていて、怒りで震えていたのです。
そのため炭治郎には特別稽古が用意され、迷路のように木が立ち、その木に隊士たちがくくりつけられていました。
太刀筋矯正をするために障害物を避けろ、と言う伊黒に炭治郎は「処刑場?」と思わずにはいられません。
隊士たちに何か罪があるのか?と質問をした炭治郎に、“弱い罪”、“覚えない罪”、“手間をとらせる罪”、“苛つかせる罪”と答える伊黒。
そのあと伊黒は一度だけ見本を見せると言って、くくりつけられた隊士たちの間を器用に木刀を振るいます。
保志メジェド
素早い動きでも当てることなく木刀を振るった伊黒に感心していると、炭治郎もやるよう渡された木刀を構えました。
隊士たちは炭治郎に「(当てないで〜!)」と必死に祈り、プレッシャーに手が震えて当てないよう慎重に狙いを定めてから木刀を振るっていると、伊黒から「それで稽古と言えるのか」と怒られてしまいます。
相手をしてやると伊黒は隊士たちの後ろへ行き、炭治郎が隊士たちの間から攻撃をしようとすると当ててほしくないと祈る隊士に、炭治郎の動きが止まってしまいます。
その隙に伊黒は隊士たちの間から攻撃をしていき、炭治郎は隊士たちが気になりすぎて思うように木刀が振れず、伊黒のヘビのような太刀筋で攻撃がくることで上手く避けれません。
その後も毎日同じ稽古を続けていた炭治郎は、実戦でも障害物を避けながら戦うことを思い出し、その状況と同じだと気付きます。
森での戦闘をイメージし、伊黒の攻撃を受け止めて動けるようになり、そのまま狙いを定めて斬り込み、伊黒の羽織を切ることに成功しました。
次の柱へ行くよう言われますが、最後に「馴れ馴れしく甘露寺と喋るな」と釘をさされてしまいます。
保志メジェド
不死川実弥の稽古
次の稽古は風柱の不死川実弥(CV:関智一)のところで、炭治郎が屋敷へ向かって歩いていると上から我妻善逸(CV:下野紘)が降ってきました。
ヤモリのように逃げてきたと話す善逸の頭を、後を追ってきた実弥が掴み「戻るか殺されるか選べ」と言い、騒ぐ善逸の首筋にチョップをして気絶させた実弥は、炭治郎に運ぶよう言い放ちます。
先を歩く実弥に炭治郎が挨拶をすると「認めてない」と睨んだ実弥に、「禰豆子を刺したから認めてない」と言い返しました。
保志メジェド
実弥の稽古が始まると容赦なく木刀で打ち込まれていき、善逸が逃げ出すのも頷ける厳しさだと感じた炭治郎は、ただ実弥に打ち込んでいくだけのことなのに、気絶するまで休憩がなく、伊黒でさえ休憩はあったと思い返します。
炭治郎にだけあたりが強く初日で治療に逆戻り寸前の中、なんとか耐えぬいて休憩中に心が折れかけていると、屋敷の廊下から不死川玄弥(CV:岡本信彦)が実弥に話しかけている声が聞こえました。
兄弟喧嘩
炭治郎が聞き耳を立てていると「俺には弟なんていねぇ。いい加減にしねぇとぶちのめすぞ」と言う実弥の声がし、くすぐるのが兄弟喧嘩だった炭治郎が衝撃を受けていると、謝りたいと言う玄弥に「失せろ」と言って去っていきます。
鬼を食べてまで戦ってきたのに、と悲しそうに言った玄弥に、実弥は驚きと怒りが隠しきれません。
玄弥の目でも追いつけないほどの素早い動きで目を潰しにかかった実弥に、間一髪で炭治郎が助け、その勢いのまま屋敷から飛び出してくると、外で休憩をしていた善逸がビビって失神したふりをします。
怒りで震える実弥は、玄弥が鬼殺隊を辞めるなら何もしない、と話し炭治郎は「弟はいないって言っただろうが!」と言い返しました。
命をかけて鬼と戦っている玄弥の邪魔はさせない、玄弥がいなかったら上弦の鬼に勝てなかった、と炭治郎はかばいます。
再起不能にしてやる、と炭治郎に殴りかかる実弥の拳を受け止てから蹴りを一発決めたことに善逸と隊士たちが驚く中、玄弥を逃がすよう善逸に言ってからウインクで合図をする炭治郎に、善逸は怒りました。
保志メジェド
その間にも実弥の蹴りがやってきてギリギリで避けるも、風圧だけで耳が少し切れてしまい、「炭治郎は関係ない!」と玄弥が叫ぶも善逸が腕を掴み走り出し、初対面の善逸に「誰だお前!?」と困惑する玄弥。
実弥のことを「完全に異常者じゃん?!」と言った善逸を「侮辱するなぁ!」と玄弥は殴ります。
接近禁止令
夕方まで殴り合った炭治郎と実弥に、上から怒られて実弥との稽古は中止となり、接近も禁止されてしまいました。
玄弥と実弥の仲を取り持つことができず炭治郎は落ち込みますが、善逸と一緒に次の柱稽古へ向かいます。
山奥にある次の稽古場に善逸が文句を言っていると、何かの音に気づき音のする方へ行ってみると、滝に打たれながらお教を唱える嘴平伊之助と隊士たちの姿がありました。
驚く炭治郎と善逸の後ろに、岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい/CV:杉田智和)が涙を流しながら座っていて更に驚き叫びます。
保志メジェド
アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編・第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
甘露寺と伊黒、実弥の稽古とたくさん詰まった回でした!
優しいかと思いきや容赦なく柔軟をする甘露寺には笑ってしまいます(笑)
伊黒が甘露寺と手紙のやり取りをしているのも可愛く、炭治郎に嫉妬心むき出しなのにしっかり稽古しているのはさすが柱ですね!
玄弥が謝りたい理由は刀鍛冶の里編での回想シーンだと思うので、切ないです。
次回の悲鳴嶼の稽古も楽しみですね!